2005.11.28

○ 驚くべき発明品

Time誌 November 28, 2005 の特集は、"The most amazing INVENTIONS of 2005" です。いろいろと載っていますが、一番可能性を感じたのは、フランスのタイヤメーカーの Michelin の発明品で、これは "reinvention of the wheel" ですね。一番やってはいけない事の代名詞だったのに、果敢に挑戦しています。Michelin のページに写真入りで載っています。

以下は Time誌の記事です。


A shock-absorbing rubber tread band distributes pressure to dozens of flexible polyurethane spokes. The spokes in turn are supported by an aluminum center. Because the Tweel is airless, it is more rugged than a pneumatic tire and never goes flat.

このタイヤは Tweel と呼ばれているようです。最外装はゴムですが、単なる表面でしかなく、その下に柔軟なポリウレタンがあって、ぐにゃりと曲がるようです。更に内側はアルミホイールです。このタイヤの「売り」は、何と言っても "never goes flat" ですね。

But you won't see it on your Honda anytime soon. Michelin says it is still too noisy for automobile applications.

ホンダの技術陣を刺激するような事が書かれていますが、やはりまだ乗り心地も良くないのでしょうか。

11月 28, 2005 ■ TIMEの英語 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.01.15

○ カレーがアルツハイマー予防に効果あり

これは英語学習帳さんネタのような気もしますが、Time 誌 January 17,2005 号に載っていたタイトルは、

Food for the brain

です。書き出しの所を少し引用します。

Fans of Indian cuisine know a spicy curry can go straight to the head--and now medical science backs them up.

とあります。カリフォルニア大学ロサンゼルス校の研究者によれば、カレーを黄色くしているクルクミン (curcumin) という物質がアルツハイマー病予防に効果があるとの事です。事実、インドの老人が神経系の病気にかかる率は米国に比べて considerably lower らしいです。

さあ、皆さん、カレーを食べましょう!! 何とマネーなやつ(「現金なやつ」と「真似するやつ」をかけ合わせた絶妙なダジャレ、と自画自賛)

1月 15, 2005 ■ TIMEの英語 | | コメント (0) | トラックバック (0)

○ Time誌も筆の誤り

弘法も筆の誤りではなくて、Time 誌もレイアウトの誤り(何の韻も踏んでいない・・・)ですか。January 17,2005 号にアフリカの大統領 Nelson Mandela がタブーを破り、自分の息子 Makgatho がAIDSで死んだことを発表した、という記事があります。

Mandela broke taboos by saying that his son Makgatho, below, died from AIDS.

という記事なのですが、問題なのは、"below" という言葉です。この記事のすぐ右に息子の顔写真だけが載っているのです。どう考えても、どう好意的に解釈しても下に続いているようには見えない・・・。

あまり関係ないのですが、"taboos" と複数形になっています。別に複数のタブーを破ったのではないと思うのですが、Time誌の英語を信じると、やはりここは複数形にするべきなんでしょう。それで気になったのは、ISO会議でドイツ人が書いた英語を良く見るのですが、どうも複数形にすべき所がかなり単数形になっていて、私のレベルでも非常に気になります。ドイツ語を学んで行けば分かるかと思うのですが、ドイツではあまり単数と複数を気にしないのでしょうか??

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2005.01.07

○ TSUNAMI

TIME 誌、January 10, 2005 のタイトルはずばり、"TSUNAMI" です。special report なので、スマトラ沖地震の影響による津波の話がほぼ全ページにわたって展開されています。

これを読んでいると、ヨーロッパにも津波が押し寄せた事があるようです。

The worst European tsunami in recorded history occurred in 1755, when an earthquake off Portugal's Atlantic coast sent gigantic waves crashing into Lisbon. Together, the quake, the waves and fire took 60,000 lives in the city at a time when it was the capital of an empire.

ポルトガル沖の地震による津波がリスボンの町を襲って火災も発生したようです。エッチングの版画がそのものすごさを描いています。

Similar death tolls were recorded in towns along Italy's Strait of Messina in the wake of the tsunami of 1908.

今回の一連の津波の記事を読んでいて、この "wake" という単語が頻繁に登場します。wake up! の目覚めるという使い方ではなく、「波の跡」のような意味の方です。辞書では、"in the wake of" で「~の結果として」のような訳が載っていますが、とてもそんな生やさしい訳では収まりません。辞書の限界を感じます。もっと生きた語感を伝えないといけません。

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2004.07.08

○ Secrets of the RINGS

今週のTIMEには、土星関連記事が8ページもあります。写真や図解が豊富で、こういう記事を読んでいると、(TIMEを若者が読むのかどうか、わかりませんが) 天文学を志そうという若者も出てくるかもしれませんね。

Cassini がもたらした写真からはいろんな新発見があったようです。私は天文学は素人なので詳しいことは解説できませんが、Timeの記事では、リングの構造が次第に明らかになっていくような表現になっています。

As the pictures from Cassini reveal, the interaction of this orbiting material can create bizarre effects. The edge of one ring shows elegant scalloping, presumably caused by the gravitational wake of a moon cruising alongside it. As the moon sails by at predictable intervals, the random collisions of ring particles become more rhythmic, forming tidy peaks and troughs.

リングの側を衛星が通過すると、その重力の影響がリングにも現れているようです。Encke ギャップの内側のリングの端のところが波打っている写真が載っています。

Other images show that the moving moons cause equally graceful formations within the rings by tugging on particles and causing them to pile up and thin out, pile up and thin out, rippling outward in what ring scientists call a density wave.

"ring scientist" なんていう人達がいるんですね。"density wave" は専門用語でしょうか。そうかと思うと別の「波」もあるようです。

Another kind of wave known as a bending wave is caused by a moon that orbits at an angle inclined to the ring plane, warping or corrugating the ring's edge.

リング平面と平行ではなく、傾きを持って通過していく衛星が及ぼす影響が、"bending wave" となって現れるようです。

リングの厚さに関しては次のような表現があります。

On a planetary scale they are paper thin, perhaps half a mile thick

それと、私だけが知らないのかも知れませんが、次のような記事は、"secrets" だったのかもしれません。

Rotation: Inside rings orbit faster than outside ones, causing more collisions and finer particles

内側のリングの方が速く回転しているそうです。土星の輪のイメージが変わってしまいます。

Spokes: Dark lines can appear in rings, grow 6,000 km in five minutes, then disappear. Magnetic fields and charged particles may be responsible

リングって複雑な動きをしているんですね。

7月 8, 2004 ■ TIMEの英語 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.06.29

○ Tetsujin 28-go

June 28, 2004 の Time 誌には、もう一つ興味深い記事がありました。実写版「キューティ・ハニー」の佐藤江梨子の写真が左側ページに大きく載っており、右側ページにはデビルマン、キャシャーン、忍者ハットリくんがそろっていました。

タイトルは、"ANIME GOES LIVE" です。

忍者ハットリくんの所には、スマップの香取慎吾の写真がありますが、"Shingo Katori, of the popular boy band SMAP" と紹介されており、スマップは "boy band" なんだろうかと首をひねりました。

写真はないのですが、昔懐かしい「鉄人28号」も紹介されています。

The title character is a remote-controlled robot who looks like the Wizard of Oz's Tin Man on growth hormones.
というように紹介されています。最初の "The title character" は、「鉄人28号」という題名に出てくるキャラクターという意味ですね。オズの魔法使いのブリキのきこり?が成長ホルモンで大きくなったような、という珍妙な紹介となっています。鉄人28号はもっと強いイメージなんですが、どうしてこのように感じるのでしょうか?

感覚の違いだけではすまされないようなギャップを感じました。

6月 29, 2004 ■ TIMEの英語 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.06.26

○ 宇宙版 LORD OF THE RINGS

これもTimeの記事で、中つ国ではなく、宇宙空間の話です。タイトルに続く記事は、

A $1.4 billion spacecraft is closing in on Saturn, preparing to surf its rings and moons--especially mysterious Titan

ということで、土星に近づいている Cassini-Huygens 宇宙船の近況を伝えるものです。この宇宙船は今年(2004年)6月30日に土星に到達します。また、その頃に話題となるのでしょう。この宇宙船は土星に到着後(着陸ではない)、4年間動作し続け、土星の回りを76回も周回し、12台のカメラから驚異的な映像を送ってくるものと思われます。

この宇宙船のもう1つの目的は、今まで厚いガスに覆われていて観測できなかった、土星最大の惑星Titanを観測することです。Titanには、この宇宙船の下部に取り付けられているprobeである Huygens(宇宙船の名前の後半分)が送り込まれます。このあたりは以下のように書かれています。

The 320-kg Huygens probe will be released by Cassini on Christmas Eve 2004 and will reach Titan three weeks later. It carries a camera and five sensors, all of which must work fast. Three hours after entering Titan's airspace, the prove will run out of power.

3.5 billion km の旅を経て到着した Cassini から、 今年のクリスマスイブに Titanに向けて発射されるHuygens probe は、3週間かけて Titanに着陸しますが、土星の大気へ突入後わずか3時間の命のようです。夏のセミを思い出します。Huygensの切り離しから着陸まではもっと詳しく説明されています。

1) The probe pops out of the ship and spins at seven revolutions a minute for stability 2) Striking the atmosphere at 19,956 km/h, Huygens generates heat reaching 11982 Celsius 3) Two minutes after entry, the probe slows to 1,440 km/h, and the first of two parachutes deploys 4) The probe's cameras and instruments operate both during descent and on the ground

ということなので、クリスマスイブにはまた、すばらしい映像を見られると思いますが、電波が地球に到着するのにざっと計算して84分(2004.7.8訂正。前回は32時間程度と書いていました。これは単純にCassiniが35億kmを旅したと書いてあったのでそこから計算してしまいました)かかるので、リアルタイム画像という訳にはいきませんね。

もう一つ Cassiniという名前の由来ですが、はっきりとは分かりませんが、土星の「輪」の構造を見ていたら推測がつきました。

輪の構造を外側から記すと次のようになります。

G ring 9,656 km wide
F ring 48 km wide
A ring 14,613 km wide

Encke division (ここは切れ目です)

E ring 302,557 km wide

Cassini division (天文学者 Gian Cassiniが発見) 8,000 km gap

B ring 25,572 km wide
C ring 17,494 km wide
D ring 7,548 km wide

ということで、どうやら、Cassini division から、この宇宙船の名前が採用されているようです(私の推測)。

最後に、なぜ Titan が注目されているのかという理由が書いてあります。Titan の大きさは、地球(12,754km)と月(3,476km) の中間の5,150kmもありますから、かなり大きな「月」ですが、土星自体が 120,536km もありますので、土星からすると小さな「月」ですね。

Its dense atmosphere is made of organic materials like methane and ethane, strikingly similar to our own atmosphere before life emerged.

ということで、どうやらTitan の大気は、有史以前の地球の大気に酷似しているらしいです。何やら期待させるのですが、次の言葉で締めくくっています。

Titan's surface temperature approaches -184 Celsius, the moon almost certainly does not sustain life, but studying it can give scientists a peek at a sort of cryopreserved version of Earth long ago.

cryopreserve: 低温保存する

6月 26, 2004 ■ TIMEの英語 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.06.24

○ Bill Clinton

今週のTIMEの表紙は Bill Clinton です。中を見ると、インタビュー記事があるのですが、Bill Clinton の写真はすべてモノクロ(表紙以外)でした。やはりまだ明るい記事にはならないのでしょうか。

6月 24, 2004 ■ TIMEの英語 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.06.02

■ 現在進行形の英語(7)~ 女子十二楽坊

Time誌を見ていると、女子十二楽坊の写真入り記事が載っていました(May 31, 2004)。タイトルは "A Dozen Roses" バラは赤いという単純発想かと思いましたが、皆さんは純白の服装ですね。副題の中にもおもしろい表現があったので、引用してみます。"Meet China's first exportable supergroup, the 12 Girls Band" この "exportable" という表現は一体なんだろう・・・。モノでもあるまいし、しかし、"the 12 Girls Band" という言い方はなるほどね、という感じです。

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2004.05.16

■原書に挑戦(9)~ 死ぬまでに行きたい1000の場所

これは、自薦ではなく、他薦となります。去年だったと思いますが、Time誌の書評欄に載っていた本です。原文タイトルは、"1,000 Places to See Before You Die"です。タイトルそのままの内容だと思います。私自身は買ってもそこに行ける訳でもなし、バーチャルツアーとなることは明白なので、amazonのカートには入れましたが、実物は手に取ってはいません。内容は白黒写真らしいです。読みたい方がいらっしゃいましたら、是非とも購入して、感想を聞かせてください。

こういう本が存在すること自体がおもしろいので、紹介させて頂きました。

5月 16, 2004 ■ TIMEの英語 | | コメント (2) | トラックバック (0)