2005.08.17

■ 原書に挑戦(310)~ 4冊追加

3冊読み終わったので、4冊追加しました。何か単純な理由です。

Robert Jordan "New Spring"
  ついに Robert Jordan は、prequel に手を出しました。
  マンネリ化の打開策としてはいいかも知れません。

James Patterson "Jack & Jill"
  Alex Cross シリーズをどんどん読み進んでいきます。
  たぶん、これが #3 だと思います。#4 を先に読みましたが。

Robert Ludlum "The Prometheus Deception"
  Robert Ludlum の禁断症状ですね。
  Jason Bourne の3作目にはまだ進みません。

Richard K. Morgan "Broken Angels"
  Takeshi Kovacs シリーズの2作目です。
  このシリーズもどんどん読み進んでいきます。

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2005.08.11

■ 原書に挑戦(305)~ Altered Carbon 読了

Richard Morgan の "Altered Carbon" です。

久しぶりに SF 用語が頻出する本を読みました。自分の記憶を他人の体に埋め込む事が日常的に行われている世界で、クローンを育てて記憶のバックアップも定期的に取る事ができる金持ちは、どうやっても実際には殺す事ができなず、このような人の事を meth と呼んでいます。自分の体を新しい体に交換する事を re-sleeve と呼んでいます。こういった特殊な用語が出てくる世界の主人公は Takeshi Kovacs という日本人で、天狗とか鬼子母神といった単語が出てくる奇妙な世界でもあります。

この本が評判が良いのは、恐らく独自の世界の構築に成功していて、独自の価値観をうまく作りだし、その価値観の破壊につながる主人公の行動が、完璧にも見える社会システムの「すき」を衝く小気味良さであることが功を奏しているのでしょう。

この本には第二作、第三作がありますので、引き続き読んでみる事にします。

例によって、語数と冊数をカウントアップします。平均的なページで 304語/ページでした。300語×534ページ = 160200 なので、160,000語とカウントします。

ということで、次のようになります。

総冊数: 616 冊
総語数: 55,984,000 語

2005.1.5 からの累計
冊数: 16 冊
語数: 1,984,000 語

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2005.06.26

■ 原書に挑戦(293)~ 私を殺した犯人を捜して欲しいという依頼

Richard Morgan の "Altered Carbon" です。

このブログで取り上げる初めてのSF小説です。その昔、原書を読み始めた時に、英語のフィーリングを身につけるため、なるべく難しいジャンルを選びたいと思い、まずはSF小説に取り組みました。状況設定把握に時間がかかり、想像力をたくましくする上で最適かな?という単純な発想でした。そういう意味でファンタジー小説は避けました。かなり状況が限定されてしまうからです。SF小説の原書は、大学にいた4年ほどで約300冊読みました。これでやたらとSF用語に強い人間になることができました。

その後、IT関係の会社に就職したため、実用的な英語の必要性を痛感し、ミステリ・サスペンス系に転向しました。この本は何となく評判が良さそうなのと、trilogy なので話が長いと分かっていたから選んでいます。

'Yes.' Bancroft joined me at the door. 'Someone got in here and took my head off with a particle blaster. You can see the blast mark on the wall down there. Over by the desk.'

Bancroft というのは、今回の仕事の依頼主です。particle blaster というのは具体的にどのようなものかはあまり重要ではありませんが、物質を particle に分解して切断できる光線銃のようなものだと思われます。SFで良く出てくる disintegrator のように物質を分解・消失させてしまう銃の一種と思えます。ただ、ここの文章だけ見ていると、何かおかしい事に気付きます。そうです、Bancroft がしゃべっているのに「私の頭を切り取って持って行ったやつがいる」と言っているのです。Bancroft が幽霊か何かという設定でも、過去から時を超えてやってきた訳でもありません。

このSF小説では、人間の記憶を storage に保存できる技術が開発されていて、このメモリを別の体にダウンロードする事で生き返る事ができるという設定になっています。この Bancroft はとんでもないお金持ちで、48時間ごとに自分のメモリを自動的にバックアップしているだけでなく、自分のクローン・ボディを常に何体か育てて?いて、今回のように自分が殺されるような事があれば、直ちにクローン・ボディに48時間前の記憶をダウンロードして生き返ることができます。

今回の事件の依頼のポイントは、Bancroft のようなお金持ちなら、当然、こういう生き返る仕組みを持っているので、particle blaster で頭を切り取って殺してもすぐにクローン人間としてよみがえってくるため、そもそも殺す意味が無い、という事を知っているはずなのに、なぜ、こんな無駄?な事を誰がしたのかを調べて欲しい、というものです。

SF小説では、このような異常な状況設定を作り出すイマジネーション力が問われますが、取り上げるテーマはそれほど複雑なものではありません。状況設定の方がはるかに複雑です。そういう意味で歴史も文化もライフスタイルも現実世界のものとのアナロジーで把握する必要があります。この意味が理解できれば、日本の高名なSF作家の1人である眉村卓氏がいみじくもおっしゃられた言葉「SF小説はすべての本を読み尽くした人が読むものだ」も理解できます。現実世界のベースを踏まえていないとSF小説の真意は理解できないという事も言えます。

6月 26, 2005 →Richard Morgan, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.05.05

■ 原書に挑戦(267)~ 2冊追加

Daniel Silva の "A Death in Vienna" を追加。これはウィーンに出張した昨年の5月に見つけた本で、これを読もうとしたのですが、暗殺者の Gabriel Allon を主人公とするシリーズものの最新作であったため、以下の順序の本を多読(読む順序を多少間違えましたが)。

1. the Kill Artist
2. the English Assasin
3. The Confessor

やっと最新作に追いついた、と思ったのですが、何と、最近になって最新作の "Prince of Fire" が発表され、また追いつかないといけなくなりました。うれしい悲鳴です。ペーパーバックがまだ出ていないので、しばらくは買いませんけど・・・。

もう1冊は、Richard Morgan の "Altered Carbon" です。これもシリーズものです。2411年の設定のSFですね。最近はあまりSFを読まなくなっています。理由は簡単です。「歴史と文化とライフスタイル」から少し外れてしまうからですね。この物語は人間が死の世界から解放され、お金さえ持っていれば、パーソナリティを cortical stack に埋め込んで、次々と新しい体に移動?できるという話らしいです。このシリーズには現在、次の2冊があるようです。

2. Broken Angels
3. Woken Furies

話が面白ければ、この2冊も続けて読むことにします。

5月 5, 2005 →Daniel Silva , →Richard Morgan, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)