2004.11.05

■ 原書に挑戦(54)~ 最後はロンドン

John Grisham "The King of Torts" を読み終わりました。Clay が最後に向かった先は、何とロンドンでした。私の身の回りでいろんなものがロンドンへ収束していくのは単なる偶然の一致でしょう。これを考え過ぎといいます。

11月 5, 2004 →John Grisham, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.11.03

■ 原書に挑戦(53)~ 不幸の手紙

John Grisham "The King of Torts" です。後50ページほどで読み終わる所まできました。King of Tort と呼ばれて寵児となった、Clay に次第に暗い影がつきまとい始めます。

"Any idea who's behind this?" Clay asked.
"No. They're faxed around the city, sort of like a chain letter."

まるで不幸の手紙のように、Fax がどんどん送りつけられてきます。 chain letter というようです。まさにぴったりの言葉ですね。

11月 3, 2004 →John Grisham, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.10.16

■原書に挑戦(45)~ 夜討ち朝駆け

John Grisham "The King of Torts" です。まさか、こんな言葉が英語でもあろうとは思っていませんでした。多少、シチュエーションは違いますが、狙いは似ています。とにかく相手を不安にさせようというのが狙いです。Clay は自分では気付いていない潜在的な薬害患者に不安感を与えて自覚を持たせ、Clayの事務所に相談の電話をかけさせるためのキャンペーンCMをテレビで放映します。その時間帯が「夜討ち朝駆け」の時間帯なのです。

"Hit 'em fast late at night, early in the morning. A quick message to scare them, then a phone number where they can get help."

こんな所には文化に差がないのだなぁと不思議な感じがします。人間の心理は普遍的ということでしょうか。

10月 16, 2004 →John Grisham, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.10.08

■原書に挑戦(39)~ iced conversation

John Grisham "The King of Torts" です。"mass tort" lawyer となった Clay は、そういった弁護士が集まる会場で、どれ位のケースを抱えているか?と聞かれます。一つの大きな山が終わったばかりで、実際には何のケースも抱えていなかったのですが、場にふさわしくない回答をするのも変かなと思って、次のように嘘をつきます。

"Couple of dozen," he lied. The guy frowned, as if this was completely unacceptable, and the conversation was iced, at least for a few minutes.

この結果、会話は固まり、話は途切れます。

10月 8, 2004 →John Grisham, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.10.07

■原書に挑戦(38)~ New Orleans

John Grisham "The King of Torts" です。ここにも出てきました。ニューオリンズが・・・。

NEW ORLEANS was warm and humid as always, especially in the Quarter.

Clay の第2の仕事に必要だったので、New Orleans に出かけることになったのです。the Quarter とは言わずと知れた、French Quarter ですね。自分が行った事が一度でもあれば、とても親近感がわくものですが、これだけ良く出てくる場所だと、何だかとてもうれしいですね。この町がどれだけアメリカ人の心に響いているかということも言えるでしょう。

10月 7, 2004 →John Grisham, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.10.06

■原書に挑戦(37)~ birdbath

John Grisham "The King of Torts" です。父親の所に相談に来ていますが、豪放磊落な海の男の生活に引き込まれて、話を切り出すチャンスがありません。ボートで寝泊まりする生活ですが、今日も朝早くからたたき起こされて、出かけるぞ、と言われて、あわててシャワーを浴びるシーンです。

Breakfast was never discussed. Clay managed a quick, cold birdbath in the tiny space called the shower.

birdbath は小鳥の水浴びのことでしょう。小学館のランダムハウス英語辞典では、「小鳥の水浴び場」と場所の事になっていますが、こういう使い方もあると柔軟に考えればいいですね。時間がないので、冷たい水のシャワーでちゃっちゃっと済ませる雰囲気が良く出ています。

10月 6, 2004 →John Grisham, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.09.01

■原書に挑戦(35)~ 言葉の響きは良いのですが

John Grisham "The King of Torts" です。Clay は、とうとう、悪魔のささやきを聞きます。悪に見方すれば報酬は何と 3 million dollars なのです。どうすべきか分からず、父親に相談に行きます。父親の Jarrett Carter は以前は敏腕弁護士だったのですが、歯車が狂い、今は見る影もありません。

He made his biggest mistake when he and his accountant began cooking the books -- hiding income and overstating expenses.

cook the books は、響きがいいですね。平易な言葉を組み合わせて、最悪の料理ができます。料理研究家がこんな事をしたら・・・単なるだじゃれにしかなりませんね。ここの所は hiding income... と、後ろに解説が付いているので、特に辞書を引かなくても分かります。私が John Grisham を好きな理由の一つは、こういう感じで、英語のイディオムを普通に学んで行ける所です。Grisham の The Street Lawyer もいろいろな英語表現を学ばせてくれる本だと思います。読んで損はありません。

9月 1, 2004 →John Grisham, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.07.31

■原書に挑戦(28)~ 典型的パターン

John Grisham "The King of Torts" です。Clay が弁護することになった Tequila Watson の少年時代の話です。これはテレビドラマなんかに良く出てくる最悪に不幸なパターンです。

No family to speak of. Never knew his father. Mother died of AIDS when he was three. Raised by an aunt or two, passed around the family, foster homes here and there, in and out of court and juvenile homes. Dropped out of school. Typical case for us.

家族らしい家族はいない。父親は知らない。母親は3才の時にAIDSで死亡。おばさんに育てられ、親戚中をたらい回しとなり、孤児院を転々とし、裁判所と少年院を行ったり来たり。学校は落ちこぼれ。典型的パターンである。

訳すほどのことはなかったのですが、簡潔な表現に感嘆。特に "Raised by an aunt or two" のような表現はなかなかできないと思われます。

7月 31, 2004 →John Grisham, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.07.26

■原書に挑戦(24)~ 変な形のバンドエイド

John Grisham "The King of Torts" の最初の方をうろうろしています。

主人公の Jarett Clay Carter II は、80人の弁護士を擁する Office of the Public Defender (OPD) に勤めています。日本で言えば国選弁護人の集まりのようなもんでしょうか。Clay は殺人の罪で刑務所に入れられたばかりの20才の黒人 Tequila Watson の弁護をするように命じられます。ついていない、というのが第一印象のようでしたが、まず、最初の接見に行きます。良くテレビでやっている、ガラス越しの対面というやつですね。

昨夜、いきなり同室の仲間と問題を起こしたようで、顔が腫れ上がっています。

His left eye was swollen shut, with dried blood in both corners. The right one was open and the pupil was bright red. There was tape, and gauze in the center of his forehead, and a butterfly Band-Aid on his chin. Both lips and both jaws were puffy and oversized to the point that Clay wasn't sure he had the right client.

ここで気になったのは、"butterfly Band-Aid" です。バンドエイドの一種のようですが、なんだろうと思った訳です。インターネットで調べて見ると、特定の商品の呼称のようです。バンドエイドに興味があった訳ではないのですが、いろんな形があるのが面白かったですね。ここでいうバタフライ型のやつは次のものを指しているようです。

butterfly_closure.jpg
< butterfly Band-Aid >

7月 26, 2004 →John Grisham, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.07.06

■原書に挑戦(17)~ 法律用語

John Grisham の "The King of Torts" を読み始めました。題名から分からなかったのも久しぶりです。

tort: 不法行為

法律ものは何冊か読んでいます。素直にイントロから読んでいったのですが、犯人とおぼしき若者が逮捕され、息子を殺された母親 (Adelfa) が法廷で、初めて我が子を殺したかもしれない若者に会うという所です。いきなり、見慣れない単語が出てきました。ネイティブ向けのボキャブラリ本でテストしてみると、above average と出てきますし、TOEIC のテスト問題では、見慣れない単語/熟語が出てくることはまずありません。数回受験して1個出てくるか出てこないかといった感じなのですが、John Grisham ではいきなりです。TOEIC のレベルが実用的レベルではないのかも知れませんが・・・。

Adelfa went to court to watch the arraignment. The police told her the punk who'd killed her son was scheduled to make his first appearance, a quick and routine matter in which he would plead not guity and ask for a lawyer.

arraignment: 罪状認否手続き

日本の法廷ものでも良く出てくる言葉ですが、さすがに英語でどういうかは知らなかったです。「あなたは罪を犯しましたか?」と尋ねられて「無罪です。弁護士を呼んでください」という筋書きのようですが、何か日本の裁判の手順と違うような気もしますね。まあ、ここではそこまで進んでいません。これからですね。

ついでに "go to court" と法廷には a/the は付かないことをチェック。かなり基本的なものですが、こういうものを1つずつ、順に確認しながら見ていくことにします。正しい英語を書けるようになるためにも、基本を抑えていく必要があるからです。

7月 6, 2004 →John Grisham, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.04.13

■原書に挑戦(6)~ John Grisham(2)

原書に挑戦していると、次第に作家にも興味が湧いてきます。John Grisham も以下のオフィシャル サイトがありますので、思わずメーリングリストに登録してしまいました。

http://www.randomhouse.com/features/grisham/

すると、ある日、"Ask John Grisham" contest に参加しませんか?というお誘いが・・・。優秀な質問をしてくれた人にはノートパソコンを進呈とありました。少し食指が動いたのですが、いくら何でも選ばれることはないだろうと思って参加しませんでした。後から当選者が決まったという次のようなメールが来ました。

THE OFFICIAL JOHN GRISHAM WEBSITE February 19, 2004

Congratulations to our winner of the "Ask John Grisham" contest, Sarah Hirsch of West Bloomfield, Michigan! She is now the proud owner of an HP zd7000 notebook. In addition, her questions were answered by John Grisham!

The Q&A is now live on John Grisham's site. Thanks to everyone who participated. To read John Grisham's responses to Sarah's inquiries please visit:
http://info.randomhouse.com/cgi-bin21/DM/y/mdQc0DUw6Z0W20SXO0BV

こんなイベントの当選率はどれ位なんだろう?と、ふと考えてしまいました。また、作家生活も大変だなぁと思った次第です。

4月 13, 2004 →John Grisham, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.04.11

■原書に挑戦(5)~ John Grisham(1)

この作家も多作です。Grisham とくれば、法廷もので決まりです。読んだ本の写真を右側の欄に並べておきます。クリックすればamazonのサイトで内容を確認することもできます。

映画化されているものも多数ありますね、というか、私が読んだものはほとんど映画化されています。"Pelican Brief" はタイトルが奇妙ですが、ジュリア ロバーツとデンゼル ワシントンが共演していました。"The Firm"はトム クルーズが若き弁護士として活躍しています。"The Client" は子供が証言できるかどうかが鍵でした。"The Rainmaker" は映画を見ていませんし、内容もあまり記憶に残っていませんが、読後感はさわやかだったように思います。この5冊の中で最も印象に残っているのが、"The Street Lawyer" です。一流の弁護士事務所から、町中の小さな事務所に移って、庶民のために戦うという流れの中で離婚され、ホームレスの生活までも経験するという、リーガルものとしては少し変わり種ですね。後、読んでいてとても普段の生活で役立つような英語表現が随所に出てきて、とても参考になった事を覚えています。John Grisham に初めて挑戦される方は、この "The Street Lawyer" を読まれてみてはどうでしょうか。

4月 11, 2004 →John Grisham, ■原書に挑戦 | | コメント (5) | トラックバック (0)