2006.01.04

■ 原書に挑戦(377)~ 人を出し抜く

Jean M. Auel の "The Clan of the Cave Bear" です。

挫折本になりかけていましたが、キリのいい所でストップさせていたので、何とか復帰できそうです。

This was supposed to be his night, he was supposed to be the center of attention, he was supposed to be the object of the clan's admiration and awe, but Ayla had stolen his thunder.
steal a person's thunder: {話}人の言葉[行為]の先を越す,人を出し抜く

これは、バイソンを倒し、次期リーダーを自認しているネアンデルタール人 Broud が成人の儀式 (rite of passage) を見事に済ませた直後に、クロマニヨン人の娘 Ayla のトーテムが、女であるにもかかわらず、部族で最強とも言われる Cave Lion である事が明らかになり、部族員全員の度肝を抜いた事によります。Broud の優秀さなど、簡単に部族員の頭の中から吹っ飛んでしまったからです。

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2005.02.12

■ 原書に挑戦(145)~ 火を手に入れる

Jean M. Auel の "The Clan of the Cave Bear" です。

Controlled fire was a device of man, essential to life in a cold climate.

この "controlled fire" という言い方が絶妙ですね。ネアンデルタール人が自分たちの洞窟に火を灯し、火を絶やさないようにする事ができるようになって初めて、control できると言えます。

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2005.02.04

■ 原書に挑戦(117)~ 獲物を仕留める

Jean M. Auel の "The Clan of the Cave Bear" です。

新しい洞窟を発見し、そこに住むことになり、最初の狩りが行われました。これがうまく行く事が、これからの洞窟での安定した生活を約束する象徴的なものになります。したがって、何が何でもうまく獲物を仕留める必要がある訳です。

He would have to make at least the first telling wound to be credited with the kill.

"telling wound" は何だろうと思いますね。獲物を仕留めるために、まず効果的な痛手を負わせる必要がある、というような意味です。最初の一撃が大事と言うことです。相手は巨大なバイソンであり、この He とは族長 Brun の息子 Broud であり、しかも Broud のハンターとしての最初の狩りという大事な場面でもありました。

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2005.01.31

■ 原書に挑戦(98)~ パンパース?

Jean M. Auel の "The Clan of the Cave Bear" です。

まさか、ネアンデルタール人とクロマニヨン人の話に紙おむつなんて話は出てきません。次の文章がパンパースを思い出させました。きっと、語源はこうなんでしょうね。

Babies were pampered by women and men alike, young children rebuked most often by simply being ignored.

赤ん坊を大切にするのは男も女も同じ、程度の意味なんでしょうが、それがパンパースという言葉の語感として確立されているように思います。

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2005.01.30

■ 原書に挑戦(96)~ 野生植物

Jean M. Auel の "The Clan of the Cave Bear" です。

少女を助けてくれた Clan の一族(変な言い方ですが)は、定住する cave を探して、まだ放浪しています。

The ancient Clan had always lived by hunting and gathering, and generations of using wild plantlife had, by experiment or accident, built up a store of information.

野生動物の事は、wildlife と言いますね。この言い方には最初、野生植物はどうなるんだと思い、抵抗があったのですが、何度も聞いていると仕方なく思えてきました。カナダに行った際に wildlife を目の当たりにして、実感がわきました。野生植物は、wild plant とか言うように思えますが、ここでは、wild plantlife という言い方をしています。こっちの方が wildlife と関連していて分かりやすいですね。

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2005.01.29

■ 原書に挑戦(91)~ 渇きと落ち着き

Jean M. Auel の "The Clan of the Cave Bear" です。

この本の最初の所は、ネアンデルタール人の儀式なんかが書いてあり、少し、物語の進展が遅いかなぁなんて思っている所です。しかし、ここであきらめると挫折本入りです。(65) で書いたのですが、この本は、29か国で 3500万部売れたという空前のベストセラーらしいので、もう少しがんばるかな、と思っています。

地震で生活の基盤が崩れ去ったネアンデルタール人の一族と、家族から何から何まで失ってしまったクロマニヨン人の少女との出会いから話が始まっています。1人で荒野?をさまよい、ライオンの爪にひっかかれて死にかかっている所をネアンデルタール人に助けられるのですが、長い間飲まず食わずであったため、相当にお腹がすいています。

The smell of cooking food brought pangs of hungar.

pang というのはこういう使い方をしますね。分かっていても実際に使うのは難しいでしょう。この後、奇形があり祈祷師?のような存在になっている Creb を初めて見たときの少女の反応がまた、stereotype になっています。

Creb's good right eye sparkled with interest at this strange child's fearless appraisal of him.

部族の者達からは恐れられる存在である Creb も、fearless appraisal で Creb を眺めてくる少女に興味をそそられていきます。こういう文章をすらすらと書けるようになりたいと思いながら本を読んでいます。

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2005.01.05

■ 原書に挑戦(71)~ The Clan of the Cave Bear -スタート

Jean M. Auel の "The Clan of the Cave Bear" です。遙か昔、ネアンデルタールやクロマニヨン人の世界の話だと聞いていたので、最初に本のページを開いてみてびっくりしました。ヨーロッパの古地図が載っていたのです。しかも "Cave" の位置までも書いてあります。トルコの北の黒海の真北のウクライナ共和国の辺りを指しています。なんとも現実的な話に思えてきました。

The girl という出だしで始まります。まだ5才なのですが、地震で世界が一変する恐怖をいきなり体験します。そんな始まり方をする話ですね。

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2004.11.28

■ 原書に挑戦(65)~ 新たなる挑戦!?

本日(2004.11.28)の朝日新聞朝刊の書評欄に面白そうな本の紹介がありました。

ジーン M アウル著 「ケープ・ベアの一族」

29か国で 3500万部という空前のベストセラーらしいです。知りませんでした。早速、この原書を調べた所、全6冊のシリーズものらしく、実に「読み心」をそそられる本です。内容的には「天変地異で一人になったクロマニオンの少女エイラが、重傷を負ってネアンデルタールの一族に救われ、葛藤の中で育っていくという異色の設定」らしいです。この本は「認知考古学」(こんな言葉があるんですね)的にきわめて忠実に書かれているということです。

amazon で調べた所、以下の5冊しか見つかりませんでした。6冊目はまだ書かれていないのかも知れません。

(1) The Clan of the Cave Bear (Earth's Children (Paperback)) 528ページ
(2) Valley of Horses (Earth's Children (Paperback)) 576ページ
(3) The Mammoth Hunters (Earth's Children (Paperback)) 723ページ
(4) Plains of Passage (Earth's Children (Paperback)) 896ページ
(5) The Shelters of Stone: Earth's Children (Auel, Jean M. Earth's Children,) 753ページ

これも Harry Potterシリーズと同様に、巻を重ねるごとにページ数が多くなっていきます。まことに読み応えもありそうです。

11月 28, 2004 →Jean M. Auel , ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)