2006.06.06

■ 原書に挑戦(438)~ いまだにスリムな体型

Clive Cussler の "DEEP SIX" です。

In his late fifties and an exercise addict, he still cut a trim figure. He was short and muscular, and his red hair and beard had yet to show a trace of gray.

cut a figure: (自分の姿・行動について)ある印象を与える、(人の)注意を引く

これは、Dirk Pitt の直属の上司である、Admiral Sandecker に関する記述です。50台後半にしていまだにスリムな体型を維持しているようです。

6月 6, 2006 →Clive Cussler, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.06.04

■ 原書に挑戦(433)~ 痛い所をつかれる

Clive Cussler の "DEEP SIX" です。

Dirk Pitt は、EPA (Environmental Protection Agency) の Julie Mendoza と顔を合わせますが、緊急事態を確認すべく、色々と探りを入れます。しかし、それに業を煮やした Julie は、次のように言い放ちます。

"So much for small talk, Mr. Pitt. While we stand here, people are dying. You couldn't know that. But take my word for it. If you're half the man you're reported to be, you'll stop screwing around and get on the plane--now!"
"You really go for the jugular, don't you, lady?"
"If I have to."

go for the jugular: (口論などで)急所を突く.

6月 4, 2006 →Clive Cussler, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(432)~ 生き物にとっての慰め?

Clive Cussler の "DEEP SIX" です。

Admiral Sandecker の手配により、EPA (Environmental Protection Agency) の Julie Mendoza が、Dirk Pitt と Giordino を迎えにやってきます。Dirk Pitt は、Civil War 時代に沈んだ船を調べる Cumberland プロジェクトで潜水中です。Julie は、Pittが浮上してくるまで待つ、と言った所で次の文につながります。

Giordino shrugged. "Suit yourself." He broke into a friendly smile. "We don't stock much in the way of creature comforts but we do have cold beer."

冷たいビールがある、という所は分かりますが、その前が判然としません。creature comforts って一体何だろう?と思って調べてみると・・・。

créature cómforts: (飲食物,暖かさ,家屋など)肉体的慰安となるもの、衣食住、(特に)飲食物

と言うことで、あまり大したものはないが、ビールならある、という位の意味だろうと推察できます。

6月 4, 2006 →Clive Cussler, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.06.02

■ 原書に挑戦(425)~ 往診

Clive Cussler の "DEEP SIX" です。

Amos Dover は Amie Marie という漁船から distress call を受け、現場に急行しますが、既に全員が死亡していました。船医である Lieutenant Commander Isaac Thayer は次のように言います。

"What do you make of it, Doc?" Dover asked.
Thayer shrugged and smiled. "Looks as though I better make a house call."

hóuse càll: (医者の)往診

この騒動のさなかに、30マイルほど北東の方向から別の緊急連絡が入ります。無人の火山島である Augustine Island を調べている研究者に物資を運ぶ船からの救難信号ですが、研究者が全員死亡しているという連絡でした。

Amie Marie に往診に向かった Doc も、船内の状況を無線で伝えながら死んでいきます。空気感染の伝染病か何かのようです。

6月 2, 2006 →Clive Cussler, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(424)~ Loran 位置

Clive Cussler の "DEEP SIX" です。

話は1989年に変わります。Coast Guard cutter である Cattawba に乗船している Lieutenant Commander の Amos Dover はアラスカの近くにいます。

A distress call had been received by a vessel calling herself the Amie Marie. One quick SOS followed by a Loran position and the words "...think all dying."

ここで、SOS信号は分かりますが、Loran position とは何でしょうか?

loran: {時に L-}ロラン,自位置測定装置:航空機や船が地表2か所の送信局[ロラン局]からの電波の到着時間差を測定して、自位置を割り出す位置測定装置

6月 2, 2006 →Clive Cussler, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.02.12

■ 原書に挑戦(392)~ 「深い6?」再び

Clive Cussler の "DEEP SIX" です。

Clive Cussler はこれで6冊目になります。この Dirk Pitt シリーズは軽い読み物ながら、アッと言わせる展開の妙に引き込まれて、ついつい手にとってしまいます。しかし、英語的表現に興味深いものが多いので、とても参考になります。

まずタイトルですが・・・「原書に挑戦(343)~ 深い6?」でご紹介した通り、次のような意味があります。
"We deep-six the warheads in the ocean," Bass replied without hesitation.
deep-six: {米俗} 水葬;海中[水中]に捨てること.おそらく水深6ファゾム(fathoms)を表すが、死体を埋める深さが最低6フィートであることからともいう

今回の物語は、すべての Dirk Pitt 物語と同じく、過去の出来事からスタートします。今回は 1966年7月の話からスタートです。Los Angeles のバスの中で自分とそっくりな顔写真が付いたパスポートを拾った若い女性の Arta Casilighio は、自分の人生を変えるために働いていた銀行から$128,000のお金を持ち出し、髪型を変え、パスポート中の人物である Estelle Wallace に生まれ変わるために、New Zealand の Auckland 向けの貨物船 San Marino 号に乗り込みます。通常は人は乗せない貨物船なので、乗組員達から熱烈な歓迎を受けます。そしてこの貨物船の荷物はというと、8億ドル相当のチタンのインゴットです。ここまでのストーリーからすれば、この船が沈んでしまい、それを数十年後に Dirk Pitt が引き上げるというパターンが予想できます。しかし、そういう話はなくて、Estelle Wallace は乗組員達に眠り薬のようなものを飲まされて、足におもりを付けられ、海に放り込まれてしまいます。この後、話は現代に戻るのですが、例によって、今回の話を説明する図が付いています。この図を見ると、 Pilottown という船を横から見た見取り図があり、しかもこの船は火山灰に埋まっている図になっています。どういう話の展開になっていくのだろう?と思わせるスタートです。またまた、話に引き込まれて行きます。

2月 12, 2006 →Clive Cussler, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.01.04

■ 原書に挑戦(385)~ VIXEN 03 読了

Clive Cussler の "VIXEN 03" です。

この本は読み応えがありました。爆弾を積んだ飛行機が30数年前に行方不明になって、太平洋のもくずになったと信じられていたのですが、何とアメリカ本土の湖に沈んでいた、という始まりから物騒な話です。しかし、アフリカのテロリストグループの話が並行して進み、一家を虐殺された男の復讐物語と Dirk Pitt の活躍とが入り乱れて、最後はアメリカの大統領官邸が戦艦の砲撃を受けて、死の町になりかねないという所まで発展していきます。大した話ではないと思って読んでいったのですが、話のスケールが大きく、最後の最後に必ずアッと言わされる展開になるのはさすが Clive Cussler です。英語的にも面白い表現が多々あるため、1冊読む度に全作品を読破したいという気にさせられます。

例によって、語数と冊数をカウントアップします。少な目のページで数えて 381語/ページでした。また、ページ数は 362 ページですが、61章あって、章の切れ目の空白ページが半分の30ページあると換算して、330ページとします。従って、381語×330 ページ = 125730 なので、125,000語とカウントします。

ということで、次のようになります。

総冊数: 623 冊
総語数: 57,319,000 語

2006.1.1 からの累計
冊数: 2 冊
語数: 285,000 語

2005年の実績:
21 冊、3,034,000 語

1月 4, 2006 →Clive Cussler, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(384)~ 早まった事を・・・

Clive Cussler の "VIXEN 03" です。
"My God!" Fergus exclaimed. "The Marines have jumped the gun. They're going in ahead of schedules."
jump the gun: フライングを犯す;早まる

結果的に The Marines ではなく、Dirk Pitt 達の NUMA 部隊のヘリコプターが現地に先に飛んで行ったのを見て、叫んだので、意味的には良く分かりましたが、辞書にもちゃんと載っていました。

1月 4, 2006 →Clive Cussler, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(383)~ make の熟語

Clive Cussler の "VIXEN 03" です。
Finally his eyes focused and he made a casual gesture at the road ahead. "I make the next town to be Lexington Park."
感覚的には意味が分かるのですが、ここに説明を書くためには、辞書で確かめる必要があり、make の熟語を探す事になりました。あまりにも多数の熟語があるので探すのは嫌でしたが・・・見つけました。

make:〈物・事を〉(…だと)判断する{to be…}

何らかの手がかりを元にして、次の町が Lexington Park だと判断した訳です。これ以外に言い方が無いとは思いませんが、Clive Cussler を読んでいると、色々と勉強になります。

1月 4, 2006 →Clive Cussler, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.01.03

■ 原書に挑戦(375)~ 折り目の内側?

Clive Cussler の "VIXEN 03" です。

"So you two poked your heads above the slime to see if I was still in the fold," Loren said bitterly.
Loren は女性議員です。車の中で2人から脅迫まがいの脅しを受けます。問題は in the fold の所ですが、above fold というと、インターネットの世界では、ブラウザの1画面に収まる範囲内の事を言います。つまり、折り目(fold)の上にある大事な部分に入っている事を示していますので、in the fold も同じく、まだ政治的影響力がある議員である事を意味しているように思えます。

1月 3, 2006 →Clive Cussler, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(374)~ ダイエットを気にしない

Clive Cussler の "VIXEN 03" です。

It was a difficult choice. Dale Jarvis wavered between the Dutch apple pie and the calorie-laden lemon meringue. Throwing diet to the winds, he took both and set them on his tray along with a cup of tea.
throw …to the winds: …を吹き飛ばす;…をすっかり忘れる[気にしない]

Dale Jarvis は米国政府高官です。Dutch アップルパイが普通のアップルパイとどう違うのかさっぱり分かりませんし、レモンメレンゲのカロリーが高いのかも判断できませんが、とにかくダイエットを忘れて両方を食べるようです。
あまり解説になっていませんが、throw ... to the winds という熟語の感覚だけは素直に理解できます。

1月 3, 2006 →Clive Cussler, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.11.21

■ 原書に挑戦(343)~ 深い6?

Clive Cussler の "VIXEN 03" です。

次の文章を読んでください。ミサイル/爆弾を海にどうすると言うのでしょうか?

"We deep-six the warheads in the ocean," Bass replied without hesitation.

deep-six: {米俗} 水葬;海中[水中]に捨てること.
おそらく水深6ファゾム(fathoms)を表すが
死体を埋める深さが最低6フィートであることからともいう

こんな意味があるとは? 英語って難しいです。

11月 21, 2005 →Clive Cussler, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(342)~ 本を作る?

Clive Cussler の "VIXEN 03" です。

次の話がどんな内容か想像できるでしょうか?

"I'll make book she never sees port," said Metz. "By the time we're through ripping her bowels out, she'll be so unstable she'll go belly up before she leaves Chesapeake Bay."

make (a) book: {俗}(競馬などの)賭け金を集める,(…に)賭ける;請け合う(bet){on…}

この she とは船の事で、船を徹底的に軽量化せよ、という命令を受けたのですが、そんなに軽くしてしまうと、船としてのバランスが崩れてとんでもないことになる、と Metz は言っているのです。she が人間であると間違えると、とんでもない誤訳が完成するでしょうね。そんな間違いをする人はいないとは思いますが。

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■ 原書に挑戦(341)~ 若い女性と年取った男性の恋愛

Clive Cussler の "VIXEN 03" です。

ロッキー山中の湖に沈んだ大型輸送機の謎をめぐって、Dark Pitt は調べ続け、事故?当時の関係者である Walter Bass 提督の存在にたどり着きます。この老提督が経営する宿屋に泊まる事にした Dark Pitt に、Heidi Milligan という30代の女性が話しかけてきます。この女性が she です。

She made no bones about the fact that she and Bass had a May-December affair going. Just when it was getting interesting, she stopped and peered at her watch.

make no bones about…: …を率直に認める:
Máy-Decémber àffair: 若い女性と年取った男性の恋愛

すごく年が離れていますが、Bass 提督とそういう関係であることを Heidi が認めて、話が面白くなってきた所で、彼女は時計を見て、行ってしまいます。

11月 21, 2005 →Clive Cussler, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(340)~ アップルパイと区別できません

Clive Cussler の "VIXEN 03" です。

Dirk Pitt の今回のお相手は、国会議員の Loren Smith です。3年前に謎の死を遂げた彼女の父親の別荘がロッキー山中にあり、そのガレージで Dirk Pitt は大型航空機の残骸の一部を見つけます。過去に大惨事があったのかどうかを調べるため、Loren Smith の別送の近くに住んでいる、海軍退役軍人の Raferty 夫妻の所を訪れます。そこでごちそうになって、このアップル ターンオーバーを食します。

"Some dessert, Mr. Pitt?" asked Maxine. "I made some apple turnovers."

Maxine とは、Lee Raferty の妻の Maxine Raferty の事です。アップル ターンオーバーを google で検索してみましたが、普通に言うアップルパイとどう違うのか、いまいち良く分かりません。本当に食べ物の話には弱いですね。

11月 21, 2005 →Clive Cussler, ■原書に挑戦 | | コメント (3) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(339)~ ガーデン バラエティとは?

Clive Cussler の "VIXEN 03" です。

この話も過去の悲劇から始まります。今回は 1954年1月に大型輸送機 Boeing C-97 Stratocruiser が謎の積荷を積んだまま、ロッキー山脈の山中に墜落するのです。

"Lifting a heavy plane with a full fuel load and a cargo weighing seventy thousand pounds in the middle of a blizzard with a thirty-knot crosswind from a ground altitude of five thousand feet isn't exactly a garden-variety takeoff."

garden-variety: ありふれた,普通の,特にどうということのない

ガーデン バラエティが「ありふれている」というのは少し腑に落ちない気がします。庭にはバラエティがあるのが当然という感覚なのでしょうか?

11月 21, 2005 →Clive Cussler, ■原書に挑戦 | | コメント (2) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(337)~ Raise the Titanic! 読了

Clive Cussler の "Raise the Titanic!" です。

あのタイタニック号を引き上げるなんて、何とも荒唐無稽な話と思って読んでいましたが、話はロシアとアメリカの一触即発の危機がからんだ、相当にリアルな話でした。その結末にしても話の始まりから予測された結末とは大きく異なり、アッと言わされます。何とも Clive Cussler らしいエンディングです。読んで損はなかったという物語でした。この後の Dirk Pitt の話は、あのタイタニック号を引き上げた Dirk Pitt という形容詞が付いて語られる事になります。

例によって、語数と冊数をカウントアップします。平均的なページで 310語/ページでした。310語×373 ページ = 115630 なので、少なめにして 110,000語とカウントします。

ということで、次のようになります。

総冊数: 619 冊
総語数: 56,504,000 語

2005.1.5 からの累計
冊数: 19 冊
語数: 2,504,000 語

11月 21, 2005 →Clive Cussler, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(333)~ 5時の影?

Clive Cussler の "Raise the Titanic!" です。

タイタニック号を無事にアメリカに運んできた Dirk Pitt は、やはり疲れているのでしょう。以下のような表現があります。

He didn't need a mirror to see the bloodshot eyes and five o'clock shadow.

five o'clock shadow: the dark colour on a man's chin
where the hair has grown during the day

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■ 原書に挑戦(332)~ 色が飛んでいく?

Clive Cussler の "Raise the Titanic!" です。

タイタニック号を引き上げる事に成功しますが、ハリケーンがやってきて、努力が水の泡となりそうなので、タグボートで曳航しようとしています。

"As long as the tugs can keep her bow into the wind and sea, she's an odds-on favorite to come through with flying colors."

the odds-on favorite: 本命
with flying colors: 大勝利で、大成功で、ものの見事に

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2005.10.22

■ 原書に挑戦(318)~ Sherlock Holmes ひっぱりだこ

Clive Cussler の "Raise the Titanic!" です。

Woodson shrugged. "You'll have to call in Sherlock Holmes. I only know what I saw."

Dark Pitt はタイタニック号を引き上げる作業を行っていますが、別の潜水作業船で殺人事件が発生します。その船に乗っていた Woodson に尋ねているのですが要領を得ません。誰が殺人犯なのか?サッパリ分からないので、Sherlock Holmes の手を借りないといけない、と言っています。

10月 22, 2005 →Clive Cussler, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.10.15

■ 原書に挑戦(313)~ yard と hair の関係?

Clive Cussler の "Raise the Titanic!" です。

"Only twelve hundred yards, give or take a hair, bearing zero-five-nine, southwest that is."

Dirk Pitt はタイタニック号を引き上げる!!作業に取りかかっていて、潜水艦の中にいます。その作業中の表現ですが・・・give or take a hair と言っていて、yard と hair を比較しているように思えます。それ位正確だと言いたいのでしょうか?

10月 15, 2005 →Clive Cussler, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.06.11

★ サハラ

Clive Cussler の本を3冊読み終わり、さらに今、2冊並行して読んでいますが、Dirk Pitt が主人公の映画サハラが今日から公開されているなんて全く知りませんでした。そう言えば、パリのRERの駅の売店でサハラが山積みになっていて、何でだろうなんて思ったのですが、やっと納得がいきました。Dirk Pitt の小説はすべて読破する予定ですが、研究不足で書かれた順序が分からず、慎重に読んでいます。サハラは当分読む予定がなかったのですが、少し昇格させようかとも考えています。

6月 11, 2005 →Clive Cussler, 日記・コラム・つぶやき | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.05.17

■ 原書に挑戦(284)~ タイタニック号はどこに?

Clive Cussler の "Raise the Titanic!" です。

確かに始まりは Titanic 号の沈没シーンでした。しかし、本文に入ってからは ゼムリア (Zemlya) 島の地図が出てきて、そこで 70~80 年も昔に行われた秘密の採掘作業にまつわる話ばかり出てきます。この話自体はとても興味深く、ロシア北方の北極海の島であるにもかかわらず、採掘した人はどうもアメリカのコロラドから連れてこられた人達らしいのです。誰が何のために何を採掘していたのか?なぜ秘密にする必要があったのか?などと、本当にとても興味深いのですが、この本のタイトルはそんな話ではないのです。あのタイタニック号を引き上げるというとてつもない話なのです。ちなみに Dirk Pitt シリーズの先の方の話を読むと、あのタイタニック号を引き上げた Dirk Pitt という形容詞が必ず付いています。

そのうちに話がつながるのでしょう・・・。

5月 17, 2005 →Clive Cussler, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(283)~ タイタニック号に潜むバグ

Clive Cussler の "Raise the Titanic!" です。

沈没した Titanic 号が再発見されるよりも前に書かれた小説のようです。Copyright は 1976年となっています。この話も例によって、昔の話からスタートします。1912年4月、タイタニック号が沈んだ時の様子からです。タイタニック号が浸水して沈んでしまう直前に、狂人が Gデッキの奥底にある vault に入り込んで自らを封印します。こんな始まり方をしています。

次の話は、狂人に Gデッキまで案内させられたスチュワードがエンジンが停止した理由を説明している所です。もちろん、これは嘘ですが・・・。

"Probably for a minor adjustment, sir," the steward replied. "A new ship on her maiden voyage and all. There's bound to be a few bugs to iron out. Nothing to worry about. She's unsinkable, you know."

船にバグがあるというのは、不思議な感じがします。ソフトウェアの世界ではもう当たり前の表現ですが、処女航海中の「船」にも使っても良い言葉なんでしょうか?

unsinkable という言葉が出てきたので思いだしましたが、ブルース ウィリス主演の unbreakble という映画が連想されました。unbreakable と言えば、どこかの著名なシステムソフトウェア会社のセミナーのパンフレットに、unbreakable というキーワードを使っていました。しかしながら、セミナーなので、休憩時間があり、そこには break と書いてあったのです。しゃれの積もりなんだろうか?と思った次第です。

5月 17, 2005 →Clive Cussler, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(282)~ The Pacific Vortex 読了

Clive Cussler の "The Pacific Vortex" です。

Dirk Pitt シリーズはこれで 3 冊目です。読むべき順番が良く分かりませんが、この本が一番最初であることは、作者が前書きの所に書いていますので確かでしょう。Dirk Pitt の超人的なスタミナに基づく行動力と論理的思考で難解なパズルを解きほぐし、毎回、アッと驚く展開となり、しかもジェームスポンド並に女性にモテモテというパターンで、ず~っとシリーズをつなげていくようです。単純と言えば単純ですが、これほど面白くてしかも安心して読める本は娯楽としては一級品でしょう。暗さがなく、スカッとしている所も「売り」なのでしょう。

語数と冊数をカウントアップします。これも概算になりますが、かなり語数が少ない所をカウントして 269語/ページでした。269語×270ページ = 72,630 なので、70,000語とカウントします。

ということで、

総冊数: 612 冊
総語数: 55,450,000 語

2005.1.5 からの累計
冊数: 12 冊
語数: 1,450,000 語

とします。

5月 17, 2005 →Clive Cussler, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.05.15

■ 原書に挑戦(281)~ ドリンクに突っ込む?

Clive Cussler の "The Pacific Vortex" です。

"I've been meaning to ask you, Ace. Have you ever ditched an airplane in the drink?" This from a short, barrel-chested man in the co-pilot's seat.
"Not lately," Pitt replied.

これは Pitt と相棒の Al Giordino との間の会話です。ditch...in the drink の所が謎です。こういう成句も見つからないのですが、drink には、海とか湖とか、水が大量にある場所を指す場合もありますので、「飛行機を海に突っ込ませた事があるかい?」と聞いているようです。これに対して、Pitt は「最近はないね」と切り返しているので、冗談を言い合っているのかと思いましたが・・・この後、本当に飛行機を海の上に着水させます。この飛行機が沈む前に、乗組員全員で海に潜るというのが計画だったようです。水上飛行機でもないのに無茶をしますね。

5月 15, 2005 →Clive Cussler, ■原書に挑戦 | | コメント (2) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(280)~ クラスがどうした?

Clive Cussler の "The Pacific Vortex" です。

"Did she identify the victim?"
Pitt took a deep breath. "Captain Orl Cinana."
Hunter had class. Pitt couldn't take that away from him.

最初に話しているのは Admiral Hunter で、she とは彼の娘の Adrian の事です。Hunter の部下の Orl Cinana と Adrian の部屋に一緒にいて襲われて、Cinana が死んでしまった事を Pitt は話しにくそうに打ち明けます。その際の Hunter の表情というか反応が、"Hunter had class." と表現されています。Hunter は本当はショックを受けて取り乱しそうな所なのですが、相も変わらず気品を保っていた、程度の意味ではないかと推察されます。

5月 15, 2005 →Clive Cussler, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(279)~ 火鉢と酒

Clive Cussler の "The Pacific Vortex" です。

He longingly recalled the charcoal smell of hibachis and the laughter as the saki bottles were passed from sampan to sampan when the fleet met and tied up together for the night.

sampan: サンパン:中国・東南アジアで用いられる小型の木造の平底舟
通例,船尾の1本櫓(ろ)でこぎ,屋根にはむしろが掛けてある

日系人の話で、火鉢と酒が出てくる割に、船は中国・東南アジア製のもののようです。情報が少し錯綜しているのかも知れません。

5月 15, 2005 →Clive Cussler, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.05.10

■ 原書に挑戦(278)~ 3冊まとめて読んでいます

Clive Cussler の "The Pacific Vortex" です。

この本が Dirk Pittシリーズの最初の本であることは以前に紹介しましたが、この本の次に読むべき本は "Vixen 03" かと思い、並列に読み始めました。しかし、その中に過去の Dirk Pitt の逸話として、タイタニック号を引き上げた話が引用されている事に気付きました。"Raise the Titanic!" です。したがって、この本もついでに読み始めました。これで Dirk Pitt シリーズを 3 冊まとめて読んでいる事になります。しかし、これらの本について交互にコメントしていくと、話がぐちゃぐちゃになるので、ここに載せる際には serialize します。

とりあえず、読んでいる本は右の欄に載せておきます。

5月 10, 2005 →Clive Cussler, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.05.08

■ 原書に挑戦(277)~ デンマークの腐ったものとは?

Clive Cussler の "The Pacific Vortex" です。

"We dive on the submarine. Instruments and TV cameras can only tell us so much. A firsthand eyeball inspection is imperative. It'll be dark soon and if there's something rotten in Denmark, we've got to find out damned quick."

Pitt が言うには、沈んでいる原子力潜水艦をカメラで見る限り、何かおかしい所があるというのです。まるで昨日沈んだばかりのように見えるので、潜って肉眼で確かめる (eyeball inspection) 必要があると主張します。そして、その後に "something rotten in Denmark" と来ます。辞書では何も発見できなかったので、何か成句か有名な言葉なんだろうと思い、google で "rotten Denmark" と入力して検索しました。ありましたね。

THE TRAGEDY OF HAMLET, PRINCE OF DENMARK
by William Shakespeare

ACT I. Scene IV.

Hor. He waxes desperate with imagination.
Mar. Let's follow. 'Tis not fit thus to obey him.
Hor. Have after. To what issue wail this come?
Mar. Something is rotten in the state of Denmark.
Hor. Heaven will direct it.
Mar. Nay, let's follow him.

Horatio (Hor.) はハムレットの友人で、Marcellus (Mar.) は王宮の護衛官です。亡くなった王の幽霊が現れた後のシーンのようです。Pitt は、もうすぐ暗くなるので、何かおかしいことがあるのかどうかを早く調べたいようです。

5月 8, 2005 →Clive Cussler, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(276)~ away marker

Clive Cussler の "The Pacific Vortex" です。

"Away marker," Borland snapped.
"Marker?" Pitt questioned.
"A low frequency electronic beeper," Borland answered. "In case we're forced to leave the area, we have a waterproof transmitter sitting on the seabed giving out periodic signals. That way we can pinpoint the position without a search when we return."

Borland と Pitt は、Pacific Vortex に巻き込まれて姿を消したと言われている(真相はまだ不明)最新鋭原子力潜水艦 Starbuck の姿を海底に発見します。やっと見つけたので、引き返して再度戻ってきた時に場所がすぐ分かるように away marker を設置するように、と Borland が命じています。

しかし、この沈んだ原子力潜水艦を敵?のロシアも探していると書いてあったので、こんな事をすると、相手にも分かってしまうのでは?・・・と思いました。

5月 8, 2005 →Clive Cussler, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(275)~ passing acquaintance

Clive Cussler の "The Pacific Vortex" です。

"You know your electronics," Borland said slowly. His face had a mixture of a strange mixture of suspicion and respect.
"You might say I have a passing acquaintance with most of the equipment you have on board."

Borland は Admiral Hunter の部下で、秘密行動が多いため古い船に偽装している最新鋭サルベージ船のコンピュータ設備を自慢している所です。しかし、Dirk Pitt は一歩上を行っているのです。そういった最新鋭機器の passing acquaintance を持っていると言っているのです。一通りザッと知っているという意味だと思います。私の読書経験から言えば、passing knowledge などとも書かれた文章を見た事がありますが、私の持っている辞書には何も載っていません。

5月 8, 2005 →Clive Cussler, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.05.04

■ 原書に挑戦(263)~ 雲の切れ端との関係

Clive Cussler の "The Pacific Vortex" です。

今回の Dirk Pitt の彼女は、何と、下記 Admiral Hunter の娘です。その娘に父親のことを気軽に尋ねる Dirk Pitt の考えている事は良く分かりません。

"How about Dad?"
"Dad was a will-o'-the-wisp. He was never home, always chasing after some smelly old derelict barge or a forgotten shipwreck.

will-o'-the-wisp: 雲をつかむような目標,人をだます[迷わす]もの,幻影.

この表現も良く出てきます。こんな意味だろうとは思っていたのですが、辞書を引いたのは始めてです。

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■ 原書に挑戦(262)~ へこみと仕事の関係

Clive Cussler の "The Pacific Vortex" です。

試運転に出航し、太平洋に消えた原子力潜水艦 Starbuck からの最後のメッセージを偶然に回収した Dirk Pitt は、近くの海軍基地にそのメッセージを届けます。メッセージの宛先は、101st Salvage Fleet の Admiral Leigh Hunter その人でした。そのメッセージの内容の異常さと解決方法の困難さに落ち込んでしまいそうになりながら、宿泊先のホテルのバーで偶然に出会った Hunter 提督の部下に向かって次のように言いました。

Pitt held up a full glass. "Thanks, but I haven't made a dent in the one I've got."

make a dent: {通例否定文}(仕事・問題解決などに)取りかかる,手をつける{in…}:

これは辞書を引かないと分かりませんね。

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2005.04.10

■ 原書に挑戦(229)~ 艦長から更に昇進するための資質とは

Clive Cussler の "The Pacific Vortex" です。

潜水艦の艦長としての資質や昇進条件が述べられている箇所がありました。

Dupree's skills and talent were well-known among submariners, but personality, influence, and a flair for public relations were the necessary ingredients for advancement in the Navy. Since Dupree possessed none of these traits, hehad recently been passed over for promotion.

pass over for promotion: (通常受身で) 昇進を見送る

Dupree とは、初のオール コンピュータ設計の原子力潜水艦 Starbuck の船長の Commander Felix Dupree です。知識や経験だけでなく、人物、影響力、社交性なども資質として問われるようです。

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2005.04.03

■ 原書に挑戦(220)~ Dirk Pitt 初登場作品

Clive Cussler の "The Pacific Vortex" です。

買い貯めてあった、Dirk Pitt シリーズの中から、次に選んだ本がこれです。しかし、FOREWORD を読んで分かった事が・・・。

Not that it really matters, but this is the first Dirk Pitt story.

ヒーローを作ろうとして、シークレットエージェントでも警察官でも探偵でもないヒーローを模索したとあります。また、最初の話なので、あまり込み入ったストーリーにはなっていない、という謙遜の言葉もこの後に出てきています。しかし、最後の言葉からはかなりの入れ込みようを見て取れると思います。

May it be looked upon as a few hours of entertainment and, perhaps, even a historic artifact of sorts.

数多くの冒険がこれからスタートしていくのです。

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■ 原書に挑戦(217)~ The Mediterranean Caper 読了

Clive Cussler の "The Mediterranean Caper" です。

Dirk Pitt シリーズの読むべき順序がさっぱり分かりませんが、特に順番は問題ないような気がします。読みたい所から読んでいってみます。

この物語は第二次大戦のナチの生き残りのような軍人が出てきます。話としては古いのですが、あふれるようなユーモアと驚くべき展開に飽きる事がありません。Dirk Pitt はスーパーヒーローかと思いましたが、結構痛めつけられて、満身創痍となるようなので、割と現実的な味付けがされていると思います。

語数と冊数をカウントアップします。これも概算になりますが、平均して約 300語/ページですね。少なく見積もって、約 270語×248ページ = 66,960 なので、60,000語とカウントします。

ということで、

総冊数: 607 冊
総語数: 54,820,000 語

2005.1.5 からの累計
冊数: 7 冊
語数: 820,000 語

とします。

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■ 原書に挑戦(216)~ ジャックと豆の木

Clive Cussler の "The Mediterranean Caper" です。

Dirk Pitt は全くしっぽを出さない密輸団の謎を暴こうとしています。麻薬捜査官達が何年かかって調べても全くボロを出さないという船に単身乗り込んだ Dirk Pitt は意外な事実に気づきます。

Pitt grabbed the chain, looking up at the seemingly endless links that vanished into the darkness, and felt like Jack climbing the beanstalk.

以前、人間が出てくる(アニメではない)「ジャックと豆の木」を見た事がありますが、漫画にしろ、何にしろ、豆の木という言い方は非常に控えめだなぁと思っていました。天界につながる道ですから、単なる「木」ではありません。「豆の茎」というのが正しいのかも知れません。

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2005.04.02

■ 原書に挑戦(215)~ 誤植?

Clive Cussler の "The Mediterranean Caper" です。

文意を取りにくい所があります。恐らく誤植ではないかと思いますが・・・。

Dirk Pitt は山の上にある円形劇場 (amphitheater) からコースを外れて、地下のトンネルに通じる入口を発見し、そこへの穴をふさいでいたゲートのバーをずらして地下トンネルに入り、戻ってきた所をこのツアーガイド風の役人につかまってしまいます。

You were nowhere to be found. Then I spied the broken bar in the gate ... no great feat I assure you; I know ever stone and crack on the site.

単なるツアーガイドだと思っていた男が実はとんでもない男だったのです。その男が Dirk Pitt に向かってしゃべっているシーンです。少しでも変化や異常があると見つけられると豪語しています。問題は、"ever" という言葉です。たぶん、"every" の間違いではないかと思います。

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2005.03.27

■ 原書に挑戦(212)~ Dirk Pitt は登録商標?

Clive Cussler の Dirk Pitt シリーズを最近、読み直そうと思ったのですが、本箱を整理していて、昔読もうとして買っていた本があったのを見つけてしまいました。しまい込むと忘れてしまう悪い癖です。それで、出てきた本が以下の本です。これはすべて Dirk Pitt シリーズです。

Vixen 03
Deep Six
Pacific Vortex
Cyclops
Raise the Titanic!

なぜ、こんなにもまとめて買ったのか?覚えていない(^o^;)のですが、一番最後の本などはとても面白そうです。この際、まとめて一緒に読むことにします。そのうち、1冊ずつ「並列多読本」のリストに入れていきます。

これだけまとめて並べてみるとある事に気がつきました。Dirk Pitt の名称に、(R) やら、TM というマークが付いています。登録商標になっているんですね。本当に登録したのかどうかは知りませんが、当時(数年前)買った本の売り文句として、"90,000,000 Clive Cussler Novels in Print!" と書いてあるので、登録商標にしたくなっても無理はありませんね。

また、一緒に Robert Ludlum の "The Sigma Protocol" という本まで見つけてしまいました。700ページ近くあり読みがいがあるスパイ物です。これで今読んでいる本と併せると、半年位は不自由なく多読生活を過ごせそうですが・・・どんどん買い足していくでしょう、間違いなく。

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■ 原書に挑戦(211)~ 分かりにくいビジネス

Clive Cussler の "The Mediterranean Caper" です。

Dirk Pitt の体力は本物なんでしょう。危機を脱出しますが、血まみれのぼろぼろ状態となってもまだユーモアを忘れない所が魅力とも言えます。次の所も傷の手当てをしてもらいながら、戦いの先頭に立っているシーンでお医者さんに話しかけています。

"Sorry, Doc," Pitt said without taking his eyes from the sky. "But there was no time for a formal office call. You better get below now. If my little battle tactic doesn't work, you're going to do a land office business in about ten minutes."

land office business: {米・カナダ話}(…での)急成長の[大はやりの,ぼろもうけの]商売
(西部の国有地管理事務所が民間に払い下げた土地に応募が殺到したことから)

formal office call とは、医者に診てもらいに行く事を指していて、そんな時間はない、と言っています。my little tactic というのは Pitt の作戦であり、これが失敗すると、味方にかなりの怪我人が出るので、医者は大忙しとなる、という意味ですね。しかし、land office business なんて急に言われても、それは何だ?と聞き返すしかないでしょう。

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2005.03.23

■ 原書に挑戦(206)~ 「丘」の定義

Clive Cussler の "The Mediterranean Caper" です。

Pitt が海岸で Teri なる女性に出会い、冗談を交わしているシーンです。

"In California, where I come from, we call anything under three thousand feet of elevation hills." "You Yanks are always bragging." "It's a great American pastime."

どんな辞書を引いても、こんな「丘」の定義は出てきませんね。わがカリフォルニアでは・・・という所が「みそ」なんでしょうね。

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2005.03.21

■ 原書に挑戦(204)~ 国際信号書

Clive Cussler の "The Mediterranean Caper" です。

これは Clive Cussler の多くの作品の中でも、Dirk Pitt Adventure シリーズと呼ばれるものに含まれる1冊です。Dirk Pitt という主人公は、NUMA (U.S. National Underwater and Marine Agency) で働く、元空軍少佐で、次のように記述されているように古き良き時代のヒーローです。

He is cool, courageous, and resourceful--a man of complete honor at all times and of absolute ruthlessness whenever necessary. With a taste for fast cars, beautiful women, and tequila on the rocks with lime, he lives as passionately as he works.

このシリーズは1970年前後に書かれている本が多いと思いますので、時代がかっている本だろう、と思っていましたが、何年か前に、この Dark Pitt シリーズの "Night Prove!" という本を読んで、あまりの面白さにすっかりとりこになってしまいました。何が面白いかと言いますと、時代設定は古くても、横溝正史のように人を引き込んでしまう仕掛けが随所に散りばめられている点ですね。例をあげると、まずありえない不思議な事件というか現象が起きて、それが徐々に解明されていく中で今まで明らかにされてこなかった興味深い歴史的事実が浮かび上がってきたりして、飽きる事がありません。

この本も1973年ごろの設定なのですが、いきなり、現代の米軍所有の空港に突然、第一次世界大戦でしか見たことがないようなドイツ軍の複葉機が飛来し、奇襲攻撃をかけてきます。このシリーズはSFではないので、過去からタイムスリップしてきた、とかいうような所には進まず、誰かの何らかの意図があって、こういう事件が起き、それが徐々に解明されていくという流れになると思います。

まずはその奇襲攻撃を受けた管制官の悲鳴から・・・。

"To all who can hear my voice. MAY DAY! MAY DAY! This is Brady Field. We are under attack by an unidentified aircraft. This is not a drill. I repeat, Brady Field is under attack..."

ここで、Brady Field というのはギリシャにある米軍基地の名前です。ここで気になった表現は2つあります。MAY DAY! と This is not a drill です。後の方はテストや演習ではない、という良くみかける表現です。久しぶりに見たので、載せておきました。そして問題なのは MAY DAY! の方です。

これはご存じの通り、emergency distress call として使われているもので、SOS と並んで有名なものです。これを調べて見ると、奥が深くてまだ調べ切れていません。インターネットで調べると、こういう言葉の起源を調べている人の多いこと、多いこと。一体、誰が最初に言い出して、どうやって正式に採用されて、どこに明記されているのかがまだはっきりしません。

分かったのは、May Day という言葉が、フランス語の m'aider (= help me) から来ていて発音が似ていると言うことと、国際信号書に明記されているということです。国際信号書の方を探しているのですが、まだ見つかっていません。これが International Code of Signal と呼ばれているものであることは分かりましたが、ネット上では、そのシグナルを表す「」ばかりが見つかります。この旗を見ていても面白いですね。不思議ではないのですが国際信号旗セットの販売もされているようです。

私は国際的な取り決めがどのような表現(英語表記)で記載されているのかに興味があります。引き続いて調べる事にします。

3月 21, 2005 →Clive Cussler, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)