2006.09.24

■ 英語への挑戦(34)~ 本日TOEICを受験

125回の TOEIC を受験しました。リニューアルされてから2回目の挑戦です。満点を目標に掲げていますが、American Englishオンリーから種々雑多な英語の発音が混じるようになり、突然に何を言ったのか?とキョトンとしてしまう場面もあったりして、どんどん満点から遠ざかるばかりのようです。Listeningは、私は Short Conversations が苦手です。二人の会話が誰が誰に対して何を言っているか?それぞれの役割を理解して、状況を瞬時に把握する作業が年齢の増加と共にだんだん苦痛になってきました。その後の Short Talksになるとほっとします。1人がしゃべっているだけですから、とても気楽です。 Short Conversationsにしても、ぼ~っと聞いているだけなら、何と言うこともない会話なんですが、テストであり、設問があると思うと、とても緊張してしまい、分かるものも分からなくなってしまうのは仕方ないことでしょうか。満点なんて夢のまた夢ですね。

Readingの方は、というと、読解問題が40問から48問に増えて、読む量が格段に増えている気がします。ただ、量が増えた分、1回読むと大体頭に入り、何度も何度も読み返す必要がなくなる形式になってきたようにも思えます。旧形式の場合は、問題文を2~3回読まないと設問に答えられないような問題があり、時間がかかっていました。

今回も必死で問題を解いていきましたが、やはり途中で詰まったりして、結局、あまった時間はたったの15分でした。前回(英語への挑戦(33))にも書きましたが、以前は軽く30~40分は時間があまったので、全部見直すだけの時間がありましたが、今回は15分しか無かったので短文穴埋め問題しか見直す事はできませんでした。

9月 24, 2006 ■英語への挑戦 | | コメント (2) | トラックバック (0)

2005.11.27

■ 英語への挑戦(33)~ 本日TOEICを受験

119回の TOEIC を受験しました。歩いていくと30分以上かかるので、駅前まで車で行ってそこから歩いて会場に向かうのがいつものパターンです。最近は年に1回程度のペースなので、行くたびに様子が変わっていて面白いですね。今回は会場の窓に紙が張ってあって、外が見えないようになっていました。distraction を減らそうという配慮なのでしょうか。また、試験官から面白いコメントがありました。「飲食は禁止になっていますが、喉が痛い人は、のど飴をなめて構いません」これにはガクッとなりました。

最近は年齢のせいもあり、Reading Part を完了してあまる時間が次第に少なくなってきました。10年ほど前は Reading Part を完了しても30分~40分は余っていましたが、最近は15分程度しか余りません。それだけしっかりと問題を読んでいるという見方もありますが、長文問題の解答要領が悪くなっているようにも思います。昔は長文問題は、設問を読んで必要な箇所に目星を付けて、そこらあたりを読んで解答していたように記憶しています。最近は頭から問題文を読んで設問を読み、何を聞かれているかを理解し、もう一度問題文を読み直してから解答していますね。それで一番いやなのが、「この問題文に書かれていない事は何か?」という設問です。書かれていない事を知るには、隅から隅まで問題文をなめ回さないといけないので時間がかかります。

それで、昔はなぜ時間がそんなに余ったかと言いますと、やはり長文問題を読むスピードでしょうね。私の場合は最近は「多読」と言っていますが、昔は完全に「速読」でした。1時間に40~60ページのスピードで平気でペーパーバックを読み進んでいました。内容もしっかり理解していました。でも最近は文章を味わいながらかなりゆっくり読むようになりました。気になるフレーズを探しながら読んでいると、それほどスピードは出ません。「速読のための速読」から「勉強のための多読」へと方向転換しているからでしょう。この影響を受けて、TOEIC の解答速度も低下してきています。しかし、TOEIC の点数は昔よりは高くなっています。

Reading Part で時間が足りないという人は、やはり読む速度をアップさせる練習をした方が手っ取り早く点数を上げられると思います。ただ、ある程度で頭打ちになるので、その時はまた、別の工夫が必要となります。

11月 27, 2005 ■英語への挑戦 | | コメント (2) | トラックバック (1)

2005.07.04

■ 英語への挑戦(32)~ Bill Gates vs. Steve Jobs

これは挑戦、というほどの事ではないのですが、リスニングの練習ということで、Microsoft の Bill Gates が 2005年4月25日に WinHEC の会場で行った、 "Bill Gates Keynote from WinHEC 2005" (1時間43分)と、Apple の開発者向けコンファレンスで行われた "Apple WWDC 2005 Keynote Address" (約1時間)を聞き比べてみました。Bill Gates の話は、Microsoft の HP の中にあり、当分は消えそうにありませんが、Steve Jobs の話は Apple の HP の中にあっても、何となくいつかは無くなりそうです。

Bill Gates のしゃべり方ははっきりしているようですが、文脈依存型なので、しっかり見て聞いていないと、何にをしゃべったのか良く聞き取れないもごもごした部分が少しあるだけでなく、発表のOHPが良く読めません。一方、Steve Jobs の方はしっかりと話していて、完全に聞き取れるだけでなく、発表のOHPは字も大きく完璧な作りでした。両方を聞き比べ、見比べると、両社の文化の違いが良く分かります。Microsoft はアップルを意識しておらず、自分の世界をいかにしっかりと作り上げるかということに専念して、Longhorn とその後のサーバーの計画を提示しています。アップルの方は、相手(Microsoft)を揶揄しながらもインテルとの協調による売上げの伸びに自信があるようで、かなり余裕があるしゃべり方です。両方とも会場に来ているディーラーやデベロッパーの人達を安心させる発言を繰り返していました。

たいして意味のない事をしたように思えましたが、一流の人のしゃべり方を見て聞く事にはそれなりに学ぶべき点を見いだす事ができると思います。

7月 4, 2005 ■英語への挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.03.28

■ 英語への挑戦(31)~ 音楽療法

のんさんにモーツアルト療法について教えて頂いたので、早速実践してみました。すると思わぬ効果があったようです。その前に何を目標としたか・・・について簡単に書きます。

mozart1ビューティフル・クラシック

これは、頭が良くなる曲(2台のピアノのためのソナタ ニ長調K.448(375a)~第2楽章)というのが入っていて安いCDを選択。これを暫く聞いていましたが、曲数が少なく飽きてきたので、次のCDを追加。

mozart2モーツァルト療法

このタイトルは「モーツァルト療法 ~音の最先端セラピー ~1.もっと頭の良くなるモーツァルト ~脳にエネルギーを充電する音」ですね。これにも頭の良くなる曲(2台のピアノのためのソナタ ニ長調K.448~第1楽章)が入っていました。また、昔から大好きだった「交響曲第40番ト短調K.550~第1楽章」も入っていたので、ず~っと聞いていました。しかし、やはりCD2枚でも飽きてきたため、次の病気予防のCD3枚組を追加

mozart3最新・健康モーツァルト音楽

これは、以下のような症状を予防するというものです。

ディスク1:「PART:1 脳神経系疾患の予防 <パーキンソン病、難聴など>」
ディスク2:「PART:2 血液循環系疾患の予防 <高血圧、心筋梗塞、動脈硬化、脳梗塞など>」
ディスク3:「PART:3 免疫系疾患の予防 <がん、感染症、膠原病、アトピーなど>

本当かどうかは別にして、気休めになるからということで、この5枚のCDをすべて、iTunes でハードディスクにコピーして、すべてを選択すると、42曲、4.9時間演奏というロングランになります。これをず~っとバックグラウンドミュージックで聞いていました。さすがに1回聞くのに5時間かかると、飽きるのには暫く時間がかかりそうです。

これでどのような効果があったかというと・・・確かにどこかには書いてあったと思うのですが・・・英語が実にクリアに聞こえるようになったのです。

実感したのは昨日です。アメリカの大リーグの中継(録画)も始まったので、例のごとく英語だけにして聞いてみました。びっくりしたのは昨年までとはうってかわって、実にはっきり聞こえるのです。きれいに聞こえるようになったのは英語だけではありません。数日前から中国語も実にはっきりと聞き取る事ができるなぁと思っていました(意味は分かりませんが)。何年か前に「聴覚革命」を使って鍛えてあったので、相当に耳は良くなっていると思うのですが、更に磨きがかかった気がします。

モーツアルトの音楽は耳にも良いと実感できました。駄目もとでやってみても悪い事は何もないでしょう。いろんな事を試している方は、これも試して見てください。

3月 28, 2005 ■英語への挑戦 | | コメント (4) | トラックバック (0)

2005.01.23

■ 英語への挑戦(30)~ 久しぶりのTOEIC

約1年ぶりに受けてきました。いつから書式が変わったのか分かりませんが、誕生日の西暦の欄の先頭が 1 と 2 に増えていました。2000年以降に生まれた人がTOEICを受験できるようにという配慮だと思います。そんなに低年齢化するとは思えないのですが・・・。

Listening でとんでもない失敗をしてしまいましたね。Part IIIの会話を聞いて良くあてはまる文章を選ぶ所ですね。会話は分かったんですが、当てはまる選択肢がなくて、おかしいなと思っていたら、一つ先の問題を読んでしまっていることに気付いてあわててしまいました。こんなへまをしたのは初めてなんですが、それを2回もやってしまいました。もったいないことをしました。

トータルで満点の夢がついえたため、Reading の方はもうあまり力が入りませんでした。あわてずゆっくりと問題を読んで回答していき、20分程度時間があまったので、読解問題をすべて見直しておきました。たぶん、あまり間違っていないと思うのですが・・・(勝手な思いこみ?)。

1月 23, 2005 ■英語への挑戦 | | コメント (4) | トラックバック (0)

2005.01.22

■ 英語への挑戦(29)~ amazon ランキングの日米比較(2)

米国のamazon.com の方への投稿をしていて気が付いたことがあります。それは日米システムの「差」です。日本のamazon.co.jp の方では、痛い失敗をした事があります。それは書評記事を編集した際に発生しました。あるDVDに関して投稿し、「参考になった」票を10票ほど頂いた時に、私が書いた記事に少し正確さを欠いた所があったので修正しました。すると、獲得した票がすべてクリアされてしまったのです。投票して頂いた方々には大変申し訳無いことをしたのですが、まさか、そんなことになるとは夢にも思っていませんでした。厳密に考えれば、投票した人は修正前の記事に投稿したのであって、修正後の記事に投稿したのではないので、当然と言えば当然なのですが、この痛い失敗をしてから暫く呆然自失でした。

最近、米国のamazon.comに投稿をしていて、書き方が悪いのか、不賛成の票ばかり入るものがありました。あまり情報を提供せずに批判したためだと思われましたので、記事を全面的に書き換えて不賛成票をクリアしようとしました。ところが米国のシステムでは記事を修正しても票がクリアされないのです。これは使い勝手に大きな差があることを意味します。

また、両方のシステムを使っていて気になるのは、米国のシステムでは投稿後にすぐにオンライン処理されるのに対し、日本のシステムに投稿すると、数日間、検閲?を受けているようで、なかなか掲載されません。amazonを通じて本を購入しました、というような文章を入れてあった投稿があったのですが、実際に掲載された場合には、その辺りの表現が修正されていました。人の文章に手を入れて掲載するシステムなんだと分かりました。一方、米国側システムはそんなことはなく、瞬時に掲載されます。日本のシステムは日本人の悪い所が出て、あまり気持ちが良くありません。それに投稿しても本当に何ヶ月も掲載されないので、繰り返して投稿したら、半年ほどたってから、同じ記事が何通も掲載された事もあります。人の文章に手を加えるのでなく、こういう単純ミスを修正してくれないと、投稿している方がばかばかしくなります。

でもこういうシステムがある事は励みになるので、積極的に利用しています。また、ある書籍等に初めての書評を付けた人の中から3000円のアマゾンギフト券を抽選で頂けるシステムがあります。私はこれを4~5回ももらってしまいました。結構、うまみがあるシステムです。こういう仕組みがあることにより、書評が全く付いていない本等にもどんどん書評が付いていくのですから、なかなか考えていると思います。米国の方にはそんな仕掛けはないように思います。

また、面白く思ったのは、米国のシステムには書評投稿時に、"I am over the age of 13" というチェックボックスがあります。13歳(14歳?)以上でないと投稿してはいけない、という仕組みですね。別にそんなにこだわる必要はないと思うのですが、何か問題でも起きたからこんな仕組みができたのでしょうか?昔は無かったように記憶しています。

1月 22, 2005 ■英語への挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.01.18

■ 英語への挑戦(28)~ amazon ランキングの日米比較

日本の amazon.co.jp には、書評や製品コメントなどを書いている人が約97500名います。私は259のレビューを書き、「参考になった:782票」を頂き、現在、ベスト500レビュアーに入れて頂いています(この1年ほど240~250位を行ったり来たりしています)。自分の書いたコメントを他の方から評価して頂き、参考になったということは非常にうれしいことであり、励みにもなります。

一方アメリカの amazon.com には、推定ですが、レビュアーは約50万人以上いると思われます。無謀にもその仲間入りをした最初の頃にランキングが300,000位ほどをうろうろしていて、なかなか上に上がる事ができませんでした。amazon.com では、"helpful votes"という呼び方の票が入ります。書評を9点書き、helpful votes が10票になった時点で突然に120,000位となり、約180,000人をごぼう抜きしました。これはとても気持ち良かったですね。ちょうど一年前の事です。それ以来、何も書評を書かず、ココログばかり書いていました。ずるずると160,000位まで後退しましたが、最近、英語版のブログを立ち上げた事もあり、amzaon.com のアフィリエイトメンバーにもなったので、書評も書いてみるか、と書いた所、票がどどっと10票ほど入りました。今は68,000位程度となり、わずか10日ほどで、またも100,000人のごぼう抜きです。いかにこの辺りに人が集中しているかが分かります。

上位の人を見ると、そのすごさが分かります。圧倒されますが、見てみると・・・

日本では、「街道を行く」というニックネームの方が1447のレビューを書き、「参考になった:13610」ですね。これだけのレビューを書くのは並大抵の事ではありません。米国で1位の人は Harriet Klausner と言う人で8382のレビューを書き、50717 helpful votes を集めています。このクラスの人になると信じられないスーパーマンですが、50位の人で1277のレビューを書いていて、100位の人は332のレビュー数です。最上位の人が恐ろしく突出しているだけで、必死でがんばれば100位あたりまで行くのは不可能ではないかも?しれません。

いずれにしても、何でもかんでもレビューすれば良いというものではなく、他の人の賛同を得る必要がありますので、なかなか思うようにはいきません。

1月 18, 2005 ■英語への挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.10.21

■ 英語への挑戦(27)~ 英語サイトに書き込みました

サーバーが不調なので、下記の記事は、いったん削除しましたが、再度掲載します。

左の欄にある英語サイトの以下のものに書き込みを行いました。

CUBE290's World Wide Why? (English)
  アラスカで感じた凍り付いた文化の話
CUBE290's Usability World (English)
  HCI International への論文投稿の話
CUBE290's Diary (English)
  台風に呪われた出張の総括

これはこの日本語サイトの内容を翻訳している訳ではなく、ほぼオリジナルな内容ですので、英語でも構わないという方はご覧になってください。

10月 21, 2004 ■英語への挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.04.12

■ 英語への挑戦(26)~クロスワードパズル

■ Word Play~ 華麗なる言葉の遊び(6/13)

(5) "Contained-word" or hidden clues

前回から少し時間があいてしまいましたが続けます。これは答えそのものが Clue の中に含まれているものの事を指しています。それを示すヒントとしては、in, out of, from, part of, partially, falls into, some of などがあります。

Clue: Poet falls into the lake at Salerno (5)
Answer: KEATS

"lake at Salerno" の所に隠れているのがお分かりですね。

Clue: Delay one's departure from Berlin, Germany (6)
Answer: LINGER

Clue: In this particular case, it's some of the star players at Chelsea (7)
Answer: SATCHEL

Clue: Used by a teacher as eruditely as possible (6)
Answer: ERASER

ここでは、黒板消しは教師が使うものであるという連想が働いています。
("The Penguin Book of SUNDAY TIMES Crosswords"より翻訳引用あり)

4月 12, 2004 ■英語への挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.03.31

▲CUBEe (英文版)を更新

CUBEe (英文版 CUBE ) を更新しました
[TITLE] Vienna meeting #1: Preparation

英文版とはいっても、この CUBE の翻訳版ではありません。内容も基本的に異なります。

ISOの国際会議に出席している際の顛末記とか旅行記も含めて、書いていく予定です。次回の会議が来月下旬にありますので、それに向けて、英文版の方で英語を使う感覚を取り戻していこうと考えています。

まずは、来月に開催予定のウィーン会議の準備の話から始めて、徐々に過去の話題に触れていくという、こちらのCUBEとは逆のパターンの展開とします。その中で、コンピュータの事、ユーザビリティの事、本の事、英語の事に言及していくつもりです。

3月 31, 2004 ■英語への挑戦 | | コメント (4) | トラックバック (0)

2004.03.30

■ 英語への挑戦(25)~クロスワードパズル

■ Word Play~ 華麗なる言葉の遊び(5/13)

(4) Anagrams

これは言わずと知れたアナグラムのことです。文字を並べ替えて違う単語にするもので、以前に Tea Break(2) で説明した Scrabble(スクラブル)は、このアナグラム能力が秀でていると夢中になれます。

[第 1 のパターン] 単純な並べ替え
Clue: When a male is mangled no wonder you have a feeling of sickness! (7)
Answer: MALAISE

"a male is" を "mangle" すると、答えが得られるというものです。これは比較的簡単なアナグラムです。

[第 2 のパターン] 言葉を連結して並べ替え
第 1 のパターンが進化すると、言葉を結びつけたもの( and や with で暗示します)を並べ替えてアナグラムとする形になります。

Clue: Bit of the plumbing that gives both pride and pain (9)
Answer: DRAINPIPE

これは "pride" と "pain" をつなげて順序を変えて、"plumbing" の世界で通用する言葉にしたものです。

[第 3 のパターン] 部分的にアナグラム
アナグラムが部分的に使われるパターンです。

Clue: Ride at medium pace and forget the least variety of Eng. Lit.! (10,5)
Answer: CANTERBURY TALES - CANTER/BURY TALES

"Ride at medium pace = CANTER で、"forget = BURY で、"least variety" が TALES に相当します。

[第 4 のパターン] ヒント付き
文字を取り除いたり置き換えたりするヒントが付いているものです。この例を 3 つ示します。

Clue: A pound perhaps with a substitute for love from Italy (6)
Answer: PADUAN

"perhaps" という言葉がアナグラムの存在を暗示していますので、アナグラム語は "a pound" となります。しかし、ここから少しひねっている所があります。それは "a substitute for love" の所で、love はテニスで o となり、ここは「o を a に置き換える」という意味になります。したがって、アナグラム語は "a paund" となります。これをイタリアから来た誰かに代えると、PADUAN という言葉が得られます。

Clue: Disorder makes one sell out - and left out too! (6)
Answer: TOUSEL

この場合には、"sell out" を "make one" としますが、答えの TOUSEL と比較すると、"l" が1つ多くなっています。従って、"left" の略語である "l" を取り除くという意味の "left out" を実行して、答えを導くことになります。

Clue: Pillar constructed to order with endlessly varied skill (7)
Answer: OBELISK - O.B.E/LISK

答えは、"Pillar" の中に隠されています。命令 "order" を実行することで "construct" できます。したがって、大英帝国の命令である、O.B.E (the Order of the British Empire) という言葉が出てきます。これに "endlessly varied skill" が付いていますので、"skill" の変化形を付ける訳ですが、"endlessly" ということから1つ "l" を取り去って、"skil" から LISK を導き出します。

[第 5 のパターン] 同義語
アナグラムそのものではなく、アナグラムの同義語が与えられるケース。これは以前のものより格段に難しくなります。

Clue: But is it material to prohibit a strange, intense dislike? (8)
Answer: BARATHEA - BAR/A/THEA

答えそのものは "material" から来ます。これは次のようにして構成されます。BAR ("prohibit") + A + THEA ("intense dislike")。ここで、 "intense dislike" は hate を意味し、これに "strange" というアナグラムのサインが出ていますので、THEA が導かれます。

[最も親切なパターン]

Clue: Spread with speed, sir (8)
Answer: DISPERSE

"Spread" という言葉が "speed, sir" という文字を並べ替えることを暗示しています("The Penguin Book of SUNDAY TIMES Crosswords"より翻訳引用あり)。

3月 30, 2004 ■英語への挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.03.25

英語版のサイトを作りました

まだ、何も書いていませんが、自宅のサーバー上に Movable Type を導入し、英語版のブログを立ち上げてみました。まだ、設定上おかしな所もありますが、実行してから対処を考えるという方針で開設してみました。

プロフィールのすぐ下の所にリンクを作りました。

英語の好きな方は英語でコメントを書いてもらってかまいません。日本語を使えるようにしていないので、そうするしかありませんが・・・私も下手なりに英語でコメントするよう努力します。英語は使わないと進歩しないと思いますので・・・。

3月 25, 2004 ■英語への挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.03.22

■ 英語への挑戦(24)~クロスワードパズル

■ Word Play~ 華麗なる言葉の遊び(4/13)

(3) Inversions of words or parts of words

最終的な答えはいくつかに分割できることが分かってみると、クロスワードパズルの編集者の意図を見抜けるようになってきます。次の例を見てください。

Clue: I'm reversing to run at top speed, or is that literally wrong? (8)
Answer: MISPRINT - MI/SPRINT
 
"I'm reversing" の所から I'm をひっくり返して MI が導かれます。"to run at top speed" からは SPRINT が導かれて答えが出てきます。これが "literally wrong" というわけです。この例に類したものに対しては、Clue の中で、次のような言葉を探せば良い訳です。overturned, upset, return, going back, set back, climbing(縦のカギ), reverse.

この仕掛けとも言うべきものは、まだ素直な部類に入ります。以下のようなバリエーションを見ていくと、一筋縄では行かないものの、おもしろみが出てくると思います。

Clue: Opening your mouth and losing your head in the shelter (6)
Answer: AWING - (Y)AWING

"Opening your mouth" は yawning であり、この頭がなくなる(losing your head)と、AWING (shelter) となります。

Clue: He lost his head, then ran with long strides and escaped with the girl (6)
Answer: ELOPED - (H)E/LOPED

"He lost his head" は E を意味し、"ran with long strides" は lope の過去形で LOPED であり、これをつなげて、"escaped with the girl" を意味する ELOPED が導かれます。

Clue: Speaking acidly, as it were, when giving can back to unvigorous Richard (6)
Answer: NITRIC - NIT/RIC(HARD)

これは少し日本人的には分かりにくいですね。"can back" は can と同義語の tin をひっくり返して NIT を導き、"unvigorous Richard" は、Richard の中の vigorous な部分である hard を取り去って RIC を導き、"Speaking acidly" が答えの NITRIC となります。NIT の所はこれだけのヒントでは難しいですが、実際にはクロスワードパズルなので、縦横のカギがありますから、さらにヒントは得られるはずです。

Clue: Apportions great quantities to Alabama first (6)
Answer: ALLOTS - AL/LOTS

"great quantities" は LOTS を導き、"Alabama" は AL を導きます。そして "first" という言葉が Alabama に続いて出てくるので、AL が最初に来ることが推察されます。これで "apportion" を意味する ALLOTS が得られます。

clue の見つけ方としては、un-, headless, beheaded, doesn't start, doesn't begin のような言葉に注意すると良いと思われます。また、I leave, I omitted と来れば、"I" が省略される事を暗示しています("The Penguin Book of SUNDAY TIMES Crosswords"より翻訳引用あり)。

3月 22, 2004 ■英語への挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.03.19

■ 英語への挑戦(23)~クロスワードパズル

■ Word Play~ 華麗なる言葉の遊び(3/13)

次は句読点などをわざと省いて、分かりにくくしているものです。

(2) Liberties with punctuation

前回の最後から2つ目のClue("Was still adopting an assumed attitude in revolutionary surroundings (7)")などは、Was still の後に句読点が付いていれば、まだ分かりやすいのですが、分かりやすくしてはパズルにならないということです。パズルとユーザビリティは両立しないですね。パズルは頭脳の回転を高め、ユーザビリティは静かな頭脳に訴えかけるものでしょうか。動的と静的の両極端だとすると、これらを交互に繰り返すと、頭の刺激にはいいかも知れませんね。

本題に戻って、
 Clue: A heavyweight goes to Alabama for an unusual kind of music (6)
 Answer: ATONAL - A/TON/AL
heavy weight とは TON の事であり、Alabama の略称が AL ですね。次の例は難しいです。
 Clue: Tom following Diana - indeed devoted! (9)
 Answer: DE(DICAT)ED
Diana は DI であり、この後に Tom(CAT) が続き、それら全体が in DEED となります。indeed と来れば、十中八九 de - ed という形になります。inside の場合には、side の中に含まれる形態になるということです。これは覚えておいて損はありません("The Penguin Book of SUNDAY TIMES Crosswords"より翻訳引用あり)。

3月 19, 2004 ■英語への挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.03.18

■ 英語への挑戦(22)~クロスワードパズル

■ Word Play~ 華麗なる言葉の遊び(2/13)

これからご紹介するクロスワードパズルは、一般に Cryptic Crossword と呼ばれるものです。

(1) Word divisions

この例として最もシンプルなものをまず示します。
Clue: Revolutionary innovation by a bird (8)
Answer: Redstart
まず、revolutionary の同義語が red で、innovation の同義語が start であり、さらに bird であると言っていますので、答えが redstart(ジョウビタキという鳥) となります。また、このカギが言葉の分割となっていることを示すのに、added to とか receiving という言葉が含まれている事があります。この例を示します。
 Clue: The embassy receives a sign from heaven: must be religious types! (12)
 Answer: MISSIONARIES
ここで、MISSION が embassy にあたり、ARIES が a sign from heaven であり、これらを結合して、MISSIONARIES となって、これと直接に結びつくのが、religious types です。

こういう直接的な語分割だけでなく、もっと複雑なものもあります。
 Clue: They don't attack delays without consequence (9)
 Answer: DEFENDERS
delays から同義語の DEFERS が導かれ、consequence が END を導き、この中間にある without は outside 的意味にとらえ、END の外側に DEFERS がある、すなわち、DEF(END)ERS という構造が見つかります。この without 的な使い方をする言葉(give-away words)としては、outside、inside、among、holding、surrounding、interrupting などがあります。このような例をいくつか示します。
 Clue: French noblemen among the offspring led astray (7)
 Answer: SEDUCED - SE(DUC)ED
 
 Clue: Attack the stupid creature who's holding one back (8)
 Answer: DENOUNCE - D(ENO)UNCE
この例では、ONE が逆転しています
 
 Clue: Was still adopting an assumed attitude in revolutionary surroundings (7)
 Answer: REPOSED - RE(POSE)D
 
 Clue: Famous naturalist and doctor interrupted by a triumph (6)
 Answer: DARWIN - D(A)R/WIN
これは少し難しいですね。DR - doctor が a により interrupt され、これに triumph を示す WIN がプラスされています("The Penguin Book of SUNDAY TIMES Crosswords"より翻訳引用)。

クロスワードパズルのカギもこういった見方をすると、まともには考えられなくなりますが、そこがまた、醍醐味と言えると思います。

3月 18, 2004 ■英語への挑戦 | | コメント (6) | トラックバック (0)

2004.03.17

■ 英語への挑戦(21)~クロスワードパズル

■ Word Play~ 華麗なる言葉の遊び(1/13)

英語を少しかじると、誰でもやって見たくなるのがクロスワードパズルです。日本語なら何とかなるのですが、英語のクロスワードパズルは難しいです。私も正直言って、英語のクロスワードパズルが解けるなんて口が裂けても言えません。こんなに英米文化に裏打ちされた遊びはないからです。クロスワードパズルが解けるようになりたい、というのが私を英語の勉強に駆り立てた強い動機の一つでした。

単に英語が出来ればクロスワードパズルが出来るというものではないようです。この世界には厳然とした技(テクニック)があり、それを知っていると知らないとでは、天と地の差があります。これには主に以下のようなものがあるようです。
 (1) Word divisions
 (2) Liberties with punctuation
 (3) Inversions of words or parts of words
 (4) Anagrams
 (5) "Contained-word" or hidden clues
 (6) "Sound-word" clues
 (7) Use of abbreviations
 (8) Disguise of verbs as nouns, nouns as verbs
 (9) Puns and double meanings
 (10) Overt or disguised references to literature, etc.
 (11) Special crossword conventions
 (12) Quotations
("The Penguin Book of SUNDAY TIMES Crosswords"より引用)
 
次回より、これらを1つずつ詳しく紹介していきます。英語が好きな人ならたまらないほど魅力的なテクニックです。これをお読み頂ければ、あっと言う間にクロスワードパズルの魅力に取り付かれる人と、とても付いていけないと言う人に二分されるかも知れません。しかし、言葉の遊びの世界を知るのは無駄にはならないと思います。是非とも、このようなテクニックを身に付けて英語のクロスワードパズルにチャレンジして頂ければと思います。

それでは次回以降をご期待ください。

3月 17, 2004 ■英語への挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.03.14

■ 英語への挑戦(20)~amazon の密林

■ 現在編(1)~レビュアーランキング

あまり昔の事ばかり書いていて、なかなか現在にたどり着かないので、番外編?として、現在の話も少しずつ混ぜていきます。そのうちに混乱するかも知れませんが・・・

世界最大の本屋?amazonにはすっかり囲い込まれています。そうです、amazonで販売しているもののレビュアーになっているのです。元々、本しか販売していなかったはずですが、どんどん増えて、今では「ホーム&キッチン」まで登場しました。英語の勉強をするにしても、やはり何らかの動機付けが必要で、私はいろんなチャレンジをしてきています。この話は過去編も含めて、徐々に紹介していきます。今やっている動機付けの一つが、このレビュアーのランクアップです。

日本の amzaon.co.jp では約6万人弱のレビュアーがいます。私は1年前の4月からレビュアーを始めて、そこにレビューを載せたいためにまた、どんどん本を読むようになりました。これが動機付けですね。しかし、英語の本を読むのは仕事が忙しいとなかなか進まず、レビュアーのランクはちっとも上がらないので、ソフトウェアとかDVDとか手軽なもののレビューも載せ始めました。このおかげか皆様のvotingを頂いて、昨年の10月に「ベスト500レビュアー」となり、今では270位あたりをうろうろしています。

この勢いをさらなる動機付けに役立てようと、amazon.comのレビュアーにもなりました。しかし、本場は約65万人のレビュアーがいて、まだ9件のレビューしか載せていなくて、約130000位あたりに止まっています。あちらは見ている人も書いている人も多いため、ものによっては一気に数百票も入ることがあるようです。まだ、amazon.comではランクアップを狙う余裕はなく、自分が気に入った本をできるだけ詳しく説明して載せるようにしています。こういうチャレンジをしていると、いろんなものに興味が展開していくため、楽しみが増えます。amazonにはアクセスカウンターはありませんが、あるとすごいでしょうね。何百億というカウントでは済まないだろうと思います。なぜかといって、レビュアーになると、ものすごい勢いでアクセスしてしまいますからね。毎日何回アクセスしているだろうか・・・

3月 14, 2004 ■英語への挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.03.13

■ 英語への挑戦(19)~スーパートリビア

■ Tea Break(3)~ Never, Never Land

世界一周旅行をした際に買った本のことを思い出しました。今でも流行っている(?)「トリビアの泉」というテレビ番組がありますが、私が買った本は "Super Trivia" なんです。頭に "The Complete Unabridged" 後には "Encyclopedia" が付いている、破天荒に面白い本です(発行年は本当に古い 1977年!!)。サンフランシスコで買ったと思うのですが、内容はアメリカのテレビや映画や日常生活をテーマにしていて、アメリカ! という文化が全面に押し出されています。中には "Ultra-Man" なんて項目があり、日本のウルトラマンなんですが、早田隊員(だったですよね)が、なぜか Iyata になって登場しています。昔懐かしいスパイの 0011 ナポレオンソロのU.N.C.L.E(知っている人の方が少ない?)が何の略かも書いてあります。United Network Command for Law and Enforcement らしいです。そんな活動だったんですかね。

そんな中でとても意外だったのが、ピーターパンのネバーランドです。ディズニーがネバーランドと言ったからか、それが広まっています。しかし、元は Never, Never Land らしいです。よ~く考えてみると、ああいう実在しない世界だから Never Land なのではなく、Never ということはない (Never で二重否定)所で、何でも可能な世界という意味に解釈できます。ネバーネバーランドでは、ねばねばしてしまうので、ネバーランドと親しみ深い名前にしたのでしょうか。

3月 13, 2004 ■英語への挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.03.12

■ 英語への挑戦(18)~ドイツ人に英語で講義!!

■ ノンネイティブが使う英語は国際英語?

これは18年ほど前の事だったでしょうか。ドイツの会社を傘下に入れた私の会社では、ドイツ人技術者に我々の製品を教育する機会ができました。たった2時間ほどの講義でしたが、引き受けて欲しいと言う依頼が来たのです。準備期間は半年ほどありました。しかし、教える内容について、私は全く知識を持ち合わせておらず、その勉強から始めました。やがて、本番となって50人ほどを相手にした講義はできたものの、教育を受けている人はどういう気持ちだったのだろうと、今ごろになって私の方が不思議な気持ちになっています。見知らぬ国でへたな英語をしゃべるやつから教育を受けるなんて、どう考えてもうれしいとは思えませんからね。

その時、ドイツ側の責任者の方とお話しする機会がありました。お世辞だとは思いますが、私の英語は文法的に正確だと言っていました。その当時はお世辞であっても、うれしかったですね。でも今になってみると、私の机の上に置かれている "Grammatically Correct" という本を見ていると、文法的に正しいというのは非常にまれな事であり、主流ではないように思えてきます。なぜなら、ここ数年、ISO (International Organization for Standardization) の国際会議に出席する機会がありますが、ノンネイティブの欧州の人が書いてくる文書は文法的な誤りが散見し、私でも指摘できる位だからです。このため、会議中に ISO 規格の文章の修正を行う場面が多々あり、convenor の英国人の方は必ず、ネイティブの人の意見を求めています。そのような会議でいろんな国のなまりがある英語をず~っと聞いていると、それが自然であり、ネイティブの人は少数派となり、いずれは少し変化したノンネイティブ English が国際英語という位置付けになるのではないかという気がしてきます。

3月 12, 2004 ■英語への挑戦 | | コメント (2) | トラックバック (0)

2004.03.11

■ 英語への挑戦(17)~外国人の同僚

これも20年程前のことになりますが、私の職場に外国人がやってきました。少し年配の男性でした。私があまり英語をしゃべれないのと、仕事自体は一緒にしなかったので、それほど親しくなった訳ではないのですが、よく私に話しかけてくれたのです。このため、相づちを打つのはうまくなったですね。しかし、その人は異常な悪筆で、いろいろと書いて提案してくれるのですが、他の人はさっぱり読めないのです。私は豊富な読書量を誇るだけあって、単語力もあり、何よりも類推能力がありました。このため、前後関係や文章の構成から読めない文字が多少あっても解読!!することは簡単でした。この能力は他にも役立ち、アメリカから送られてくるファックスの解読役という仕事も仰せつかりました。20年ほど前のファックスはなぜあんなだったのか分かりませんが、とにかく行がぐちゃっとずれたりしてまるで暗号のようでした。下半分が切れたようになっている行もあり、なかなか骨が折れましたがちゃんと解読できました。

この頃はあまり英語力を高めようという意欲もなく、適当に本を読んでいる時代でした。そのうち、TOEICを受けて衝撃を受けると、変わってくるのですが、それまではだいぶ前に書いた英会話クラスの卒業テストの成績があまりひどいものではなかっただけにあまり刺激がありませんでした。その卒業テストは、S、A、B、Cかなんかの成績分けがされたのですが、本来高くならないといけない会話力はBで、これはどうしようもありません。しかし、Readingの方は100点満点で98点という驚異的?な点数でもちろんSでした。英会話の授業(Readingの授業ではない)を受けたのに、これだけアンバランスな成績を取る人も珍しいようでした。それに少し変な安心(?を)してしまっていたという訳です。

3月 11, 2004 ■英語への挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.03.10

■ 英語への挑戦(16)~初めての海外出張

■ 初めての海外出張(6)~日本に帰国

私が乗る予定の飛行機が既に出発していた理由とは?当時、特定の航空会社に飛行機事故が頻発していて、その航空会社のチケットを持っていた私はとても不安でした。このため、アメリカに滞在中に航空会社を代えて変えてもらったことがありました。この時にミスが発生し、日時の間違ったチケットが発行されていたのです。私はそれをきちんと確認しなかったのでした。ただ、ビジネスクラスの切符であったため、すぐに再発行して頂くことができ、難を逃れました。

帰りのフライトはゆっくり寝て帰ろうかと思っていたのですが、隣の席にいたイギリス人と話し込んでしまい、とうとうそんな小さな願いは吹き飛んでしまいました。その時にイギリス人が "impulse buying" とか言っていたのを覚えています。英語でも同じような表現をするのだと不思議に感じたものです。あと、ロンドンから成田に戻る途中で給油のためにアラスカに降りた記憶があります。今ではそんなことはせずに反対方向からロシア上空を飛んでいると思いますが当時はそうだったようです。アラスカの空港の売店では、日系人風のおばさん達が働いていました。その人達は日本語で会話しているのですが、レジの事を指さして「ミシン」「ミシン」と言っていました。そう言えば、日本のミシンもマシンからなまった言葉だったように思います。その一言の中に日本人の移民の歴史を感じてしまいました。

長い旅になりましたが、いろんなことがあり、少しやせる思いもしましたがあまりやせなかった記憶があります。英語はさっぱり上達しなかったようですが、いろんな国の歴史と文化を垣間見ることができ、貴重な体験をすることができました。25年たってもしっかりと覚えているもので、いかに強烈な印象だったかを物語っています。この後、相当長い期間、海外出張はありませんでした。この次の海外出張は天安門事件発生直前の中国でした。これについては、また、後の方で書きます。これもエピソード満載の出張でした。どうしていつもこうなるんだろう・・・

3月 10, 2004 ■英語への挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.03.09

■ 英語への挑戦(15)~初めての海外出張

■ 初めての海外出張(5)~ロンドンでのトラブル

シャルルドゴール空港でロンドンへ向かうフライトを確認すると、飛行時間は1時間で時差が1時間あるため、出発時刻と到着時刻が同じです。これはなかなか面白いと思いました。ロンドンのヒースロー空港に着いて、両替をした時のことです。視界の隅に男が見えました。少し気にはなったのですが、両替手続きをしていると、突然にその男が私のトランクを持って走っていくのです。ええ~っ、泥棒かぁと思ってあわてて追いかけました。どこまでも逃げていくその男は駐車場に入り、自分の車のトランクに私のトランクを入れているではないですか。その男は不法タクシードライバーでした。どうせタクシーに乗らないといけないので、抵抗せずに乗っていくことにしました。まあ、運転途中の愛想の良いこと。着いてから要求された料金は法外なものでしたが支払いました。しかし、許せなかったのは、運転途中の会話の中で、私の英語は変だ(確か queer と言ったと思います)と言うのです。高いお金を払ったのだから、ヨイショしてくれても良さそうに思ったのですが・・・よっぽどひどい英語だったのでしょうか??

ロンドンで訪問先に出かけるのに Intercity125 に乗りました。なんとそれは125マイル/hourで走っているのです。そうですね、日本の新幹線並みです。向かい合わせのシートの真ん中に大きなテーブルがあり、なかなか快適だったのですが、降りる時に焦りました。車両間のドアは自動だったので、当然、外に出るドアも自動だと思ったのですが、駅に着いて止まっても開く気配がありません。後ろから来た人がやおら窓を下げて、手を外に出し、外からドアを開けているのを見て、なるほど、そうやって開けるのかと思いました。何ともちぐはぐな感じです。この時以来、イギリスには行っていないので、今はどうなのか知りませんが、イギリス人の事だから、今でもそのままかも知れないと思っています。パリの地下鉄は大きなボタンやラッチが付いていて中から開けることができました。オランダの電車は自動で開きます。外からしか開けられないというのはやはり伝統を重んじる国なんでしょうか。

Didcot という所まで行ったのですが、そこまでは1時間もかからなかったと思うのですが、随分と田舎に来た感じで、駅のホームを歩いていると、異様な視線を感じました。みんなが私の方を見ているのです。その見方は独特だったのでピンと来ました。日本人が外人を見るあの目つきです。イギリスに行けば私は外人です。とても珍しいものを見るような目つきは何とも言えない不思議なものでした。日本に来た外人はみんな、こういう風に感じているんだなぁと実感できました。駅の外に出てから訪問先に電話をかけました。何と、今日は休みで来ていない、と言うのです。何のために1か月も前からアポを取ったんだろうと思いました。行くところがないのでロンドンの市内に戻り、ぶらぶらと散策を楽しみました。次の日は再び飛行機に乗り、マンチェスターに向かいました。ここが最後の訪問地だったのです。ここは特に問題がなく、仕事を終えてロンドンのホテルに帰還。しかし、ホテルの自室の鏡に映った自分の顔をまじまじと見つめて「変な顔」とつぶやいてしまいました。暫くの間、自分の回りには東洋人など全くいなくて、西洋人の顔だけを見続けてきましたので、自分の顔が変に見えたのです。何とも順応性のある目だなぁ。

帰りのヒースロー空港で最後の大トラブル発生。これで日本に帰れると思い、チェックインしようとしたのですが、係員の人に言われました、「あなたの飛行機は昨日出発しました」と。あまりのショックに開いた口がふさがりませんでした。この続きはまた明日。

3月 9, 2004 ■英語への挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.03.08

■ 英語への挑戦(14)~初めての海外出張

■ 初めての海外出張(4)~パリで大トラブル2件発生

パリのホテルから歩いていける所にルーブルがありました。枯葉の舞い散るパリを満喫しながら、古い建物に目を奪われて感激に浸っていても、近くで日本人の若い女の子がキャッキャッ騒いでいて、ふと現実に戻ってしまいます。そんな風に歩いていたので心にすきがあったのでしょう。ルーブルの目の前に来た時です。カメラを堂々と下げて歩いていたのでフランス人の親切そうな人が声をかけてくれたか、身振りで示してくれたのか(もう細かくは覚えていませんが)、カメラを貸してくれれば撮ってあげます、という状況になりました。OKしたのがまずかったのです。今までどこに隠れていたのか分からないのですが、5~6人出てきて、一斉にポラロイドカメラで私の写真を撮り始めたではありませんか。制止するまもなく、撮られてしまいました。その後、私の回りを取り囲み、今撮った写真を出して、明らかにお金を要求している仕草をするのです。英語でいやだといっても聞こえないふりをしているようでした。

恐怖感は感じませんでしたが、お金を渡さないと何をされるか分からないので、仕方なくお金を支払いました。サッといなくなり、私の手に残ったのは私が写っている白黒のポラロイド写真です。ヨーロッパは一人旅だったもので、私が写っている写真はこれしかなく、記念にはなったのですが、高い授業料でした。

もう一つのトラブルは、パリからツールーズへ日帰りで往復した時でした。朝早く出発し、ツールーズまでエールフランスの国内便で飛びました。ツールーズの空港で訪問先にどうやって行けば良いかを空港の案内所の女性に尋ねました。英語で尋ねたので、露骨にいやな顔をされ、私の訪問先は空港のすぐそばだ、と教えられたのです。そうなのか?と思い、タクシーをつかまえて乗ったのですが、タクシーの運転手は親切で、陽気な運転でした。空港を出てからすぐだと聞いていたのですが、しばらく走った後、やおら高速道路に上がり、ガンガン飛ばし始めるではないですか。どこに連れて行かれるのかと思いましたが、空港の女性が適当な事を教えてくれたということが分かりました。やはり、コミュニケーションはお国の言葉をがんばって使わないとまずいなぁと実感させられた次第です。

ツールーズでの訪問相手はもちろんフランス人でしたが、英語で応対してくれました。お互いに母国語ではない親しみもあり、どうやって英語を勉強したのかとか聞いてみると、ラジオで勉強したとの事。その人は後に国際会議で日本にやってきて、私を呼び出して、パチンコがしたい、と言ってパチンコ店に入っていったのです。う~ん、日本の文化を満喫しているなぁと感心させられました。帰りは空港まで車で送ってくれましたが、フランス人の運転というのは短気の固まりのようなものですね。お国柄を感じさせられます。ツールーズの空港に着くと、何と飛行機が飛んでいません。何でも管制塔がストライキに入ったとの事。え~~っと絶句。ニュースとか新聞とか何もチェックできなかったので、この有様です。空港内でぼ~っと立っていると、時々、アナウンスが入ります。それがフランス語なのですが、最後に英語に切り替わりました。しかし、フランス語なまりの英語との切れ目が分からず、いつも肝心な事を聞き逃します。必死に聞いているのに分からないのです。こんなに情けない思いを何度もするのかと嘆きとぼやきが出るばかり。もうなりふりかまわず、英語をしゃべりそうなパイロットを捕まえて強引に事情を聞き出すという勇気ある?行動に出るしまつ。幸いなことにその日のうちにストライキは終わり、無事にパリに戻ることができましたが、ホテルに着くともう夜中でした。ヤレヤレ。

3月 8, 2004 ■英語への挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.03.07

■ 英語への挑戦(13)~初めての海外出張

■ 初めての海外出張(3)~大西洋を越えてパリの灯が・・・

ニューヨークからパリへは大西洋を越えて行く事になります。当初、出張を計画している時にニューヨークからパリに行くのにコンコルドが飛んでいるのに気付き、乗ってみたいと言ってみました。すると、自分で20万円を追加して出す気があればいいですよ、と言われたのです。25年前の20万円ですからとてもとてもということで一件落着。しかし、今となってはコンコルドには乗りたくても飛んでいないので乗れませんね。大西洋上空では特に変わったことはありませんでしたが、フライトが異常に混んでいて、うるさくて隣の人の声も聞き取れない状況でした。もっとも静かでも聞き取れなかったとは思いますが。このヒアリング能力の未成熟さのためにフランスに行ってからも大変な苦労をすることになります。

大学時代に第2外国語でフランス語を学んでいたこともあり、多少はフランス語を理解できるかなぁと思っていたのですが、無惨にもその淡い期待は打ち砕かれます。両替所に行って"Changer, s'il vous plait"と言っても理解してもらえなかったのです。情けなくて惨めな気持ちでした。仕方ないので英語をしゃべって見ましたが、当時のフランス人は英語を無視すると言われていたのですが、その通りで私の言う事を聞いてくれません。知らんぷりです。昔はそうで、今は違うのかというと、そんな風にも思えません。2か月前に再度パリを訪れましたが、帰りのシャルルドゴール空港で、職員に英語で質問したら、フランス語で答えが返ってきました。やはり英語は嫌いなんでしょうか。

3月 7, 2004 ■英語への挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.03.06

■ 英語への挑戦(12)~初めての海外出張

■ 初めての海外出張(2)~アメリカ西海岸-東海岸

サンフランシスコに何とか到着して、空港を出た所でさてこれからどうしたものかと思案していると、私の会社の米国駐在員の方が出迎えにきてくれていました。向こうから声をかけてくれたのです。これで暫く英語は使わないなぁと感じました。駐在員事務所がある場合の欠点は、日本人社会ができあがってしまうことで、英語力のアップにはなかなかつながらないとも言えます。とにかく異国の地の旅は始まったのです。アメリカは西海岸から順に内陸部を飛行機でジャンプしながら東海岸へと向かっていきました。一番最初に向かったのかの有名なスタンフォード大学です。アポを取ってある人の所に行ってみると、何と今日は休みで来ていないとのこと。トラブルの始まりです。連絡を取ってもらい、急遽、家から駆けつけてもらうことで何とか仕事は終えることができました。オリンピックで有名なソルトレークシティーにも行きましたが、Great Salt Lakeの回りを歩いているうちにいつしか、気が付くとモルモン教のお寺の中に入っているではありませんか。やばい、と思い、あわてず騒がず退散したのは言うまでもありません。

アメリカの国内線の飛行機の中では、たいした事ではなかったのですが、人種差別的な言動に見舞われるのを感じました。自分が黄色人種であることを意識させられたのです。事実は変えようがありませんから。デトロイトの町中では、あちこちの街角に立っている大きな黒人が不気味でした。ホテルからフロントに電話したり、チェックイン、チェックアウトなど、決まりきったパターンの英語では不便を感じませんでしたが、圧倒的な英語力のなさは一緒に行動してくれた駐在員の方に救われてばかりで、何とも頼りない旅でした。

ニューヨークまではトラブルもなく、そこで駐在員の方と別れて、1人となってヨーロッパに向かったのです。それからがトラブルの嵐でした。

3月 6, 2004 ■英語への挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.03.05

■ 英語への挑戦(11)~初めての海外出張

■ 初めての海外出張(1)~いきなりの世界一周

初めての海外出張は今から25年も前の事ですが、これがいきなりすごいことになりました。とある団体から派遣されて、データフローマシンの調査に1人で出かけることになったのです。ついでなのでデータフローマシンとは何かを少し説明します。こんな事を知っている人は世界でももう、そんなに多くないと思いますので。コンピュータの歴史を学んだ人はご存じと思いますが、現在のほぼすべてのコンピュータは、フォン ノイマンという人が発明した原理に基づいて作られているノイマン型コンピュータとして分類されます。CPU、メモリ、入出力装置などがバスでつながれているタイプのものですが、そういう分類に入らない、量子コンピュータ、ニューロコンピュータなどが非ノイマン型コンピュータとなります。その非ノイマン型コンピュータに分類されるもので、データがループを流れていき、処理すべきデータがそろった所で計算が行われ、結果が再びループに送出されて計算が進んでいくというデータフローマシンなるものの調査に向かった訳です。

その頃にはインターネットなんて便利なものが無かったので、図書館の文献を調べ、データフローマシンの研究者が世界のどこにいるかを調べ、英語で手紙を書いてアポを取り、回るルートを決めて、航空券やらホテルを予約しました。成田->アメリカ(サンフランシスコ->ソルトレークシティ->デトロイト->ピッツバーグ->ニューヨーク)->フランス(パリ<-->ツールーズ)->イギリス(ロンドン->ディドコット->マンチェスター->ロンドン)->成田を回る3週間の出張となりました。こういう回り方をして帰ってくると、Around the world tripとなり、世界一周料金というものを徴収されます。13枚もの航空券を渡されて、トランクを2つ転がして成田を後にしました。

ここまでは使った英語は、アポ取りの英文作成だけででした。それ以外は業者の方に頼みましたので特に電話で英語を話すということはありませんでした。今の時代なら、もっと話さずに済みますね。大体、e-mailで事足りますから。この英文レター作成のために本を買い、正しいレターの作成方法、封筒への宛名書きの方法などを学びました。また、FAXを外国へ送ったりもして、こういった実用的な知識も身に付けました。

3月 5, 2004 ■英語への挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.03.04

■ 英語への挑戦(10)

■ ヒアリングへの挑戦(1)~二カ国語放送を聞く

今では当たり前のように二カ国語放送をテレビで聞くことができるようになりましたが、この二カ国語放送が始まった当時は、画期的と感じたものでした。ただ、ニュースを英語音声に切り替えると、日本人のしゃべりと同期しておらず、とても違和感がありました。日本語のアナウンスに英語のアナウンスが追い付かず、最後の方はとんでもない早口になっていた記憶があります。映画の二カ国語放送は、とても興味深いものがありました。吹き替えではなく、生の英語を聞くことが出来るからです。古い時代のアメリカ映画の発音はとてもクリアで聞きやすいものですが、時代が現代に近づくに連れて、はっきりしない発音になっていくように感じられます。

二カ国語放送でヒアリングの練習は相当な時間をかけました。慣れるには古い時代のアメリカ映画か、イギリス映画、あるいはスラングが比較的少ないSFのようなアメリカ映画が適しているように思います。米語と英語の発音の違いは気になり出すときりがありませんが、最初の頃はそんな違いなどが気になる以前の問題で、何をしゃべっているのかをつかみ取る練習の方が大事なように思いました。習うより慣れろですね。これは学習の目安があまりありませんが、私の場合には浴びるようにとにかく聞き続ける事に終始しました。時にはテープに録音して車の中に持ち込んで運転しながら聞いたりしました。電車の中とか飛行機の中は回りがうるさいので、他人に迷惑をかけない範囲で聞いていると、よく聞き取れません。その方が聞き取りの練習にはなるような気もしますが・・・。

3月 4, 2004 ■英語への挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.03.03

■ 英語への挑戦(9)

■ Tea Break (2) ~ Scrabble: 英単語力を発揮できるゲーム

ボードゲームの1種で、7個の駒を持ち、その駒の組み合わせで単語を作り、15X15の升目に縦、横、斜めに並べていくことができます。既に置かれている駒につなげることや、間に既存の駒を挟むこともでき、駒自体が持っている点数(A:1点、F:4点、Z:10点等)の合計と、升目の属性(そこに置かれた駒の点数を2倍(double letter score)、3倍とする、そこに置かれる単語の点数を2倍、3倍(triple word score)とする)による点数とを組み合わせて、劇的な高得点を狙う楽しみがあります。単語力があるほど、容易に高い点数を狙うことができ、楽しさも増えます。2~4人でプレイできますので、このゲームには何かしら特別の魅力があり、参加者で楽しい一時が過ごせます。

ルール等については、http://www.toride.com/~yamazaki/scrabbleなどに詳しく書かれています。このボードゲームはパソコン用のゲームにもなっているので、手軽に遊ぶことができますが、Windows XPなどに対応したものがあるかどうかは分かりません。私も探しています。ご存じの方がいらっしゃったら、教えて頂ければ幸いです。

このゲームを本格的に始めると、クロスワード用の辞書などが欲しくなると思います。この世界にはまると、ADやUSAなどの短い略語や、文字を並べ替えるanagramを追求するようになり、site という文字が、sit、tie、ties、it、set、its、ie、es、is といった単語に見えるようになってきます。

3月 3, 2004 ■英語への挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.03.02

■ 英語への挑戦(8)~英会話クラスへの参加

■ 新たなる刺激~英会話クラスへの参加

社内で開催される英会話クラスの募集がありました。通常は1年半かけて週2回のペースで授業を行い、半年毎の進級試験に合格して、順に進級していくスタイルでした。ふっと思ったのが1年半は長い、でした。目に付いたのが短期集中コースでした。これなら半年で終わるのです。これはいいと思い、申し込みました。集中的にやれば、それだけ効果があると思ったのでした。ただ、スケジュールはかなりきついものでした。終業後の夜に行われるのですが、月、火、木、金の週4回あり、隔週で土曜日もあるというコースで、始めてみると、なかなかヘビーでした。入ってみて失敗だとすぐに分かりました。通常のクラスですと、成績別に振り分けられていて、バランスが取れていて、授業もスムースに進むのですが、この短期集中クラスというのは、急に海外に転勤となり、どうしても短期で英語をマスターしないといけない人も混じっていて、できる人とできない人の差が極端にありました。先生もこれにはあきれて困っていました。

社外の英会話スクールには通ったことはありませんが、ネイティブスピーカーの英語の授業は、喉の構造というか、英語の発音方法を教えてもらっても、それなりにもっともらしくて、そういうものなのか!と頭では理解できました。その意味では大変、役にたった訳ですが、半年もヘビーな授業を続けてみて、聞き取り力や会話力が向上したかというと、そうでもなく、頭の中で考える英語から脱皮することができませんでした。つまり、体で覚えるような英語教育ではなかったということになります。いずれにしても、これで会社からの英語サポートとは暫く縁がなくなりました。何年か後になって、英語の重要性が更に高まり、ディベートやらTOEIC対策コースのようなものが出来てきましたが、その頃には受講資格がなくなっていました(独力ではるか上に行ってしまった、という意味です)。これから、どうやってTOEIC 900点の高い壁を超える事ができたか、という本論に入っていきますが、その前に一休みします。

3月 2, 2004 ■英語への挑戦 | | コメント (6) | トラックバック (0)

2004.03.01

■ 英語への挑戦(7)~会社員になって

■ 新たなる衝撃~会社で必要とされる英語力とは?

IT系の会社に入社しました。当然、英語の仕様書やらマニュアルは、どんどん渡されました。乱読と速読を活かして対処しようと思いましたが、そうは問屋がおろさない、ということに気が付きました。仕様書やマニュアルというものは、ほとんど冗長性がなく、読み流すものではないのです。これが分かって愕然としましたが、幸いな事に読解力はあります。単語も分野が違うだけで、少し単語に慣れればどうということはありませんでした。しかし、何かリズムが合いませんでした。技術系文書を読むという事の難しさに直面しましたが、別に英語ばかりで仕事をしていた訳でもないので、特に問題があるということもありませんでした。この生ぬるい環境が私の英語力の発展にブレーキをかける結果になりました。

会社に入ってから暫くした頃、「英語への挑戦(2)~大学生時代」の最後の所で書いた、Perry Rhodanシリーズの英訳を担当したアメリカ人が来日するので、講演会があるから、参加しませんかというはがきが下宿に届きました。はがきをくれた日本人の名前を見て、SF界の有名人だったので驚きましたが、ともかく行って見ることにしました。講演会だったので、そのアメリカ人の講演もあり、その人を囲んだパネル討論会のようなものもありました。そこに行って私が受けた衝撃はすさまじいものでした。「しゃべっている事が聞き取れない」「みんなが笑っているのに何がおかしいのか分からない」という自分の相当のレベルの低さに恥じ入りました。その日から、英語を聞き取る勉強をスタートさせたのは言うまでもありません。

3月 1, 2004 ■英語への挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.02.29

■ 英語への挑戦(6)~大学時代のまとめ

■ 大学時代のまとめ

大学4年間で約300冊の本を読みました。今から考えると驚異的な数字ですが、乱読の習慣と速読の練習により、達成できたような気がします。曲がりなりにも翻訳者となるには、約100冊の本を読むべしというのが良く言われている事ですが、数字だけは軽くクリアしています。ただ、緻密な読み方をしていないので、翻訳者になるのはまだ無理だと思いました。ただし、このような大量の本を読むことにより、英語のフィーリングが分かるようになりました。雑誌Time(も既に購読していました)を読むと、その文体のすばらしさに感動できるようになったのもこの頃です。

この頃の英語力は全く不完全でしたが、ただ読む力だけを突出させる事に努力しました。高い山さえできれば、その回りにいつか木も生えてきて、しっかりしたものになっていくだろうという考え方でした。この山が低いとどうがんばっても全体が高まることはないのです。そういった信念がありましたが、英語で日記を書いてもどうも表現が画一的であまり読めたものではないし、聞き取る力など皆無でした。身に付いたのはいい加減に読み飛ばして、大体の内容を把握する力だけでした。これが会社に勤めるようになってから、英語を使う上でかなりのギャップを感じる原因ともなったのですが・・・これについては、また、後で書くことになります。

2月 29, 2004 ■英語への挑戦 | | コメント (3) | トラックバック (0)

2004.02.28

■英語への挑戦(5)

■ Tea Break (1) ~英語を軸とした新たな挑戦

英語を楽しく学んでいくために、別のスキルも開拓しました。まずはタイプライターのスキルです。昔はタイプライターというと、キーを打つたびにバーが飛び出してぱたぱた打っていくものがありました。それを購入して本格的に練習しました。独学でしたが、きちんと指の配置を覚え、小指に力を入れたり力をコントロールしないときれいに仕上がらないので随分練習しました。そのうち、電動タイプライターにすることでだいぶ楽になりました。そのころはパソコンとか無かったので、タイプライターの教本とかを買ってきて、基本的なタイプライティング技術を基礎から本格的に身に付けました。これは大きな財産となりました。タッチタイピングもすぐに習得しましたから、英語による自己表現ツールの基礎スキルは身に付いたことになります。

タッチタイピングをマスターしただけでなく、スピード入力にもチャレンジし、1分間に200-300ストローク程度まで打てるように練習しました。このおかげで、人生の大多数の時間を過ごすことになるキーボード入力に要する時間を大幅に減らすことができたので、このような努力は無駄ではなく、本来は推奨すべきことなのではないかと思います。

2月 28, 2004 ■英語への挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.02.27

■ 英語への挑戦(4)

■ 乱読の中に整理心現る~まだまだ大学生

本屋で注文しながら、欲しい本を読んでいく中で、2つの工夫をしました。1つは読書ノートを書くこと。これが実に効果的でした。自分の読んだ本のあらすじをノートに記入していくのです。これは大意をつかむ練習という事になります。また、自分の読書の履歴として残ります。こういうものを書くという習慣を付けると、そういう意識で本を読むようになります。それほど文学的ではありませんが、登場人物を整理し、その人物がどのように行動し、どのようなストーリが生まれているかを記録していく作業は次第に楽しくなっていきました。もう1つの工夫は速読の練習です。特に厳密に翻訳する訳でもなく、多数の英文に慣れていくという事が面白くなってきたら、更に速く読んでしかも内容を把握するという事に熱中し始めました。読む本は山のように買ってありますので、ただ、面白いものからどんどん読んでいくだけでした。1ページあたりのワード数とかによってかなり違いますが、最終的には平均的な本で1時間に40~60ページもの量を読めるようになっていきました。これだけのスピードで読んでも内容を把握するという技を身に付けて、どんどん読んでいったのです。

英語の単語帳なんかも作ってみました。しかし、これは私には合いませんでした。単語帳を作っても頭に入っていかないのです。やはり、原文のシチュエーション/文脈の中で使われる生きた英語そのものを頭の中にたたき込んでいく方が身に付くと思いました。頭の中にたたき込むとはいっても、丸暗記するとかそういう無理な事ではありません。英語のフィーリングというものを自然と身に付ける方法だということが、この頃になって、やっと分かってきました。この頃の多読/乱読の経験と英語のフィーリングの理解力は、後に大いに役立つことになりました。こんな恐ろしい作業は、年を取るとできるものではないことも身にしみて分かってきました。やはり「鉄は熱いうちに打て」ですかね。

2月 27, 2004 ■英語への挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.02.26

■ 英語への挑戦(3)

■ 手当たり次第乱読~まだ大学生時代

国内で翻訳されているSF小説の原題を調べ、その原書を紀伊国屋書店経由で取り寄せて、手当たり次第読み始めました。大学2年の頃にはこういう状態になっていました。そのころは書店の店頭にあるBooks in Printとかいう辞書のような本で在庫を調べ注文するというスタイルで、注文書をまとめて50枚ほど書いて注文してみても、数か月後に品切れとか絶版とかでほとんど戻ってくるような状態でした。めげずにがんばって注文し、届いた本を片っ端から読んでいきました。今はamazonなんかですぐに注文できてしまうのですが・・・。

その頃に自分が読んだ本をどれだけきちんと理解できているか、確かめたくなり、E.E.Doc SmithのTriplanetary (邦訳:三惑星連合)という本を本屋で立ち読みしたことがあります。私の読解力によれば、アトランティス大陸はその昔の核戦争(!)のロケット弾により地層にずれが生じて沈んだという、どちらかというと荒唐無稽に近いものですが、その沈没の原因の訳出に問題がありました。翻訳本を見た所、当時の本では、その地層のずれという肝心な理由が書いてないのです。何か訳の分からないことが書いてありました。ん?と思い、原書を見てみました。fault が生じて大陸が沈んだと書いてあります。普通の翻訳者であれば、fault のような基本的な単語を辞書で調べる人は、まず、いませんね。「断層」以外の意味を知っているのが当たり前です。たまたま、私は辞書が好きで見ていたら、fault の所に断層の図が付いていて、それを覚えていたので、あっ、これは断層ができて沈んだのだと分かったのです。こういう基本的な単語に潜む落とし穴というのは怖いですね。これは自戒の言葉です。

2月 26, 2004 ■英語への挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.02.25

■英語への挑戦(2)~大学生時代

■ 英英辞書を使う

実は無謀にも高校1年生の時から英英辞書を使っていました。何を引いても分からない単語が出てきて、単に振り回されていただけでした。大学に入ってから素直に本を読むようになり、意味が分からなくても読み続ける習慣を続けていると、この単語の意味さえ分かれば回りのつながりが見えてくるという、本当の意味での「keyword」が見えてくるようになりました。それを英英辞書を使って意味を調べることにしました。次第に英和辞書から遠ざかるようになり、このような読書習慣を続けていきました。1~2年すると、単語の意味がシチュエーションの中で刻み込まれていくようになりました。つまり、単語は知っていて、意味もなんとなく分かるが、日本語の訳が出てこないという状態です。このような状態が暫く続きました。辞書を引きたくなったり、引きたくなくなったり、そんな事を繰り返していき、次第にactiveな語彙が増えていくのが実感できるようになりました。

これも大学生の頃の話ですが(遠い昔)、Perry Rhodanシリーズというドイツで超ロングシリーズのSF小説が目にとまりました。1960年頃に始まり、確か週刊?のペースで複数の作者が連作するというスタイルのものでした。この本の英訳本を読んでみることにしました。このPerry Rhodanシリーズは恐ろしいことに、2004年の現在でも連載が続いているらしいです(はっきりしたことは分かりませんが)。この英訳本を読んでいったのですが、そのシリーズが発刊され次第、郵送してもらうサービスを受けていた所、たまたま、抽選か何かで半年分だったかが無料でもらえることになりました。その事がこの英訳本の後ろの所に掲載されたのです。しかも私の名前も印刷されているではないですか。これにはびっくりしました。しかし、この出来事が数年後に私の英語へのアプローチに衝撃を与えることになろうとは、その時は思ってもみませんでした。

英語への挑戦(3) へ続く。

2月 25, 2004 ■英語への挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.02.24

■英語への挑戦(1)~大学生時代

■ 意味が分からなくても読み通す

受験勉強に明け暮れた日々が過ぎ去り、英語の構文解釈の参考書が不要になった時、英語に一番遠ざかるようになった時、英語の本が読めないことに気が付きました。大学に入ってから一番最初に読もうとした本は H.G. Wells の"War of the Worlds"でした。読めないばかりか単語力もなく、ペーパーバックの本の行間に単語の意味を書き連ねていくと・・・本が真っ黒になってしまいました。その状態を数ページ続けると、もう嫌になってしまいました。そこで、アプローチを変えました。本を読むにはとにかく読み続けるしかないと考えました。我々だって子供の頃に辞書を片手に本を読んでいた訳ではないのですから。

次に読んだのは、同じくSF(Science Fiction)で、Theodore Sturgeonの"More than Human"という本でした。なぜ、SFを選んだかというと、シチュエーションの設定が難しいので、読みがいがあるだろうと考えたからでした。確か200ページほどの本だったと思いますが、何日かかけて、意味が分からなくなっても我慢して辞書を引かずにひたすら読み続けました。何がどうなったのか、ストーリーすらまともに把握できなかったのですが、とにかく最後まで読みました。これが自信となりました。確かに「読んだ」とは言い難い面がありますが、「やればできる」ということが自信となったのです。次に読んだのはAlfred Bester の"Tiger! Tiger!"でした。この本を読んだ時にはかなり内容をしっかり把握できました。次第に慣れてきたのです。

以降、私の勉強法や努力を順に紹介していきます。

2月 24, 2004 ■英語への挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)