2008.11.24

■原書に挑戦(601)~ flip a person the bird

■原書に挑戦(601)~ flip a person the bird

Nelson DeMilleの "The Gold Coast"です。

P588
"I suppose. Am I still an honorary Italian?" He laughed. "Sure. Hey, better yet, I'm making you an honorary Napoletano. You know why? Because you stood there and flip the guy the bird when he was thinking about putting you away."

flip a person the bird: {学生俗}〈人に〉軽蔑のしるしに中指を突き出す. Fuck you! の意.

何か意味はあるだろう、と思いましたが、何が bird なのでしょう?今年前半は私の人生で一番ビジーだった関係で、この本をいつ読み終えたのかも定かではありません。今頃、この本を読んだと申告するのもかなりのずれがあります。

この本は、amazon.com の情報により、語数が 204,517 と分かっています。累計は以下のようになります。

2008年の実績:
1冊、 204,517語

これまでの累計:
649 冊、62,334,822語

11月 24, 2008 →Nelson DeMille, ■原書に挑戦 | | コメント (28) | トラックバック (0)

■原書に挑戦(600)~ know you および know about you

Nelson DeMilleの "The Gold Coast"です。

P360
He regarded me a moment, then said, "I don't know you, but I know a lot about you...."

この微妙な言い回しの違いはわかりますが、とっさに使い分けられるかどうか疑問ですね。

11月 24, 2008 →Nelson DeMille, ■原書に挑戦 | | コメント (1) | トラックバック (0)

■原書に挑戦(599)~ cause a drop in the noise level

Nelson DeMilleの "The Gold Coast"です。

P283
I became aware that something had caused a drop in the noise level. I looked toward the door and saw Susan coming, Anna Bellarosa in tow.

周りの会話レベルが下がって、何か変化があることに気づく時に使えます。この場合は、妻のSusanがマフィアのボスの妻である Anna と一緒に入ってきたことを意味しています。周りの人が気づいたんですね。

11月 24, 2008 →Nelson DeMille, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■原書に挑戦(598)~ evade taxes および avoid taxes

Nelson DeMilleの "The Gold Coast"です。

John は attorney なので、やばいことには手を出しません。一番良く法律をわかっているからでしょう。

P260
It's all legal, of course, and I wouldn't be involved with it if it weren't. The motto around here is this: to evade taxes is illegal, and to avoid taxes is legal.

evadeとavoidが韻をなしているので、いい感じです。税金がかかるのにそれを逃れることはまずいが、税金がかからないようにしていくことは問題ない、というような感じでしょうか。

11月 24, 2008 →Nelson DeMille, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■原書に挑戦(597)~ 分からない pun (2)

Nelson DeMilleの "The Gold Coast"です。

P252
Susan also brought tomato seedlings and zucchini plants to add to her garden of radicchio, basil, green peppers, and eggplant. She never mentioned this to me, but I saw the new plants while one day I was out walking. Also, all the vegetables were marked, correctly, I think, so we knew what we were rooting for (pardon the pun).

これは想像ですが、plant と rooting のあたりにpunが潜んでいるのでは?と思われます。ただ、かなり遠いpunのようにも思います。

11月 24, 2008 →Nelson DeMille, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■原書に挑戦(596)~ pay dirt

Nelson DeMilleの "The Gold Coast"です。

料理が得意であるとは決して言えない妻のSusanなのですが、Susanが家庭菜園で取れる野菜類をほぼ毎晩、家に持ち帰ってくれるようになったのを受けて、主人公のJohnは次のように言います。

P252
I had really struck pay dirt here, and I actually looked forward to dinner at home for the first time in twenty years.

strike pay dirt: {話}金づる,金のなる木;利益,報酬,成功に行き着くとかつかむといった意味合い

なぜか、うれしかったのでしょう。

11月 24, 2008 →Nelson DeMille, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■原書に挑戦(595)~ break one's tail

Nelson DeMilleの "The Gold Coast"です。

P208
I thought my uncle was a hero. He always had money, cars, clothes, women. My father had nothing. Kids look for what you call role models. Right? I think back now, and my father was the hero. He broke his tail six days a week to put food on the table.

この break his tail という言い方を辞書で見つけることができませんでした。身を粉にして働いた?(しっぽが折れるぐらいということで)というような意味合いが感じられますが、定かではありません。

11月 24, 2008 →Nelson DeMille, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■原書に挑戦(594)~ 分からない pun

Nelson DeMilleの "The Gold Coast"です。

この本の中で、Nelson DeMilleは3回、pun を述べています。これはその中の一つですが、どこが pun なんだかさっぱり分かりません。

P176
Anyway, it was May, and everything was in bloom. Susan's vegetable garden had survived the early planting, the cold rains, and the wildflowers that still considered the terraced garden their turf, if you'll pardon the pun.

11月 24, 2008 →Nelson DeMille, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.01.19

■原書に挑戦(593)~ the clothes tree

Nelson DeMilleの "The Gold Coast"です。

Johnが休みの日にオフィスにでかけて、仕事をしていると、物音がして誰かが入ってきました。隣人のマフィアのボス Frank Bellarosa が訪ねて来たのです。わざわざ雨の中を休みの日にわざわざオフィスにやってくるとは?という所です。

P131
"Yeah? Hey, you got a fire. Mind if I sit?"
I sure did, but I motioned to the wooden rocker facing my chair across the hearth, and Mr. Bellarosa took off his wet hat and coat and hung them on the clothes tree near the door.

clóthes trèe: (柱形の)外套(がいとう)・帽子掛け

オフィスの中にある、あれですね。まさか、こんな描写的というかユーモラスな言い方をするものだとは思っても見ませんでした。

1月 19, 2008 →Nelson DeMille, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■原書に挑戦(592)~ beta blocker

Nelson DeMilleの "The Gold Coast"です。

Johnが隣のマフィアのボス Frank Bellarosa の敷地内に入り込んでしまい、偶然にFrankの妻のAnnaに遭遇し、とっさに野獣のまねをしてAnnaを脅かしたところ、Annaは悲鳴をあげて逃げだします。それを聞いたFrankの部下達が猟犬を放ち散弾銃を持ってJohnを追いかけて来たのです。何とか池の中を走り抜けて臭いを消したりして逃げおおせるのですが、後から、車でその場所にでかけてみて、散弾銃のシェルを拾って、夢ではなく本当にそんな事が自分の家のすぐ近くで起きたのだと理解する所です。

P105
Satisfied that I hadn't been hallucinating on beta blockers, I got back into the Bronco and proceeded down the road toward the service gate in order to avoid Susan and the Allards if they were coming home from church.

Bronco は Johnの愛車です。beta blockerとは何だろう?と思って調べたら辞書に載っていました。

blocker: [生化学]断剤:ある物質が引き起こす生理的反応を遮断する物質
álpha blòcker: [薬学]α遮断剤:α受容体の活動を干渉する物質の総称
béta blòcker: [薬学]β遮断剤:主に狭心症,高血圧,不整脈の防止などに用いる

1月 19, 2008 →Nelson DeMille, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■原書に挑戦(591)~ pay a sick call

Nelson DeMilleの "The Gold Coast"です。

P56
Also, the Allards both had the flu, and I paid them a sick call.

George Allardと Ethel Allardは、Johnの使用人夫妻で、敷地内に建ててあるgatehouse に住んでいます。Johnは見舞いに訪れたのですが、こういう言い方は簡潔で分かりやすいと思いました。

1月 19, 2008 →Nelson DeMille, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■原書に挑戦(590)~ How many of me do you see?

Nelson DeMilleの "The Gold Coast"です。

P54
I stood and steadied myself against the wall. I smiled at Susan. "Good to see you."
"How many of me do you see?" she asked.

Johnが酔っぱらっているので、Susan は「私が何人に見える?」と聞いていますが、そのような言い方を英語ではこのように言うのですね。なかなか面白いです。

1月 19, 2008 →Nelson DeMille, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■原書に挑戦(589)~ borrowed time

Nelson DeMilleの "The Gold Coast"です。

主人公の John Sutterは、広大な敷地を持つ屋敷に住んでいます。裕福なようで、そうでも無いようですが、敷地内に馬は飼っているし、クルーザーも所有しています。上流階級の生活の実態を垣間見る雰囲気がする小説です。

P52
I said to Lester, "We're on borrowed time here. You know that."

現在の生活はいつまでも続くことがなく一時的なものでしかない、と言いたげなのですが、実際には、借り物の時間、にはどのような感慨が込められているのでしょう?前後を読んでも、Johnが本当に何を言いたいのか、いまいちはっきりしません。ただ、このような表現があることがなかなか面白いですね。

1月 19, 2008 →Nelson DeMille, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■原書に挑戦(588)~ break ground

Nelson DeMilleの "The Gold Coast"です。

主人公は John Sutter。Manhattanに勤める弁護士です。妻は Susan。この物語は隣に引っ越してきたマフィアのボス Frank Bellarosa が Johnに近づいて来る所から始まります。主人公の Johnは弁護士ですが、けだるい感じのジョークを連発し、真面目だか不真面目だか分からない態度で、回りの人を煙に巻くのが得意なようです。そういう意味では、くだけた英語が参考にはなり、英語の使い方の実態をうかがい知る事ができますが、あまり実用的では無いかも知れません。

P30
I said to Lester, "I'll get the volunteers out, and we'll tag the rare trees with their names and so forth. How long before they break the ground?"

break ground: (建設工事などを)始める,着工する

言葉の意味そのままの言い方ですが、いかにも地面を割る感じがぴったりです。

1月 19, 2008 →Nelson DeMille, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.12.29

■ 原書に挑戦(587)~ sky is falling

Sidney Sheldon の "The Sky is Falling" です。

この本も、mixiの「一緒に読もうよ!洋書倶楽部」コミュニティで読んだ本です。Sidney Sheldonは久しぶりでした。相変わらず、最後まで本を置けなくなるスピード感で話が展開します。

この本は語数が 70,808 と分かっています。今までの2冊と併せて3冊まとめて、158,413語なので、累計は以下のようになります。

2007年の実績:
13冊、 2,042,741語

これまでの累計:
648 冊、62,130,305 語

12月 29, 2007 →Sidney Sheldon, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(586)~ five people

Mitch Albom の "the five people you meet in heaven" です。

この本も、mixiの「一緒に読もうよ!洋書倶楽部」コミュニティで読んだ本です。Mitch Albomは2冊目ですが、この本も感動的な本です。

この本は語数が 41,018 と分かっていますが、累積結果は次の1冊と併せて計算します。

12月 29, 2007 →Mitch Albom, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(585)~ Holes

Louis Sachar の "Holes" です。

この本も、mixiの「一緒に読もうよ!洋書倶楽部」コミュニティで読んだ本です。アメリカの小学校高学年向きの本らしく、この本の状況も普通ではあり得ません。子供達が集められて、ひたすら穴ばかり掘らされるという話ですからね。最後の方でタマネギをひたすら食べて食いつなぐというシーンがあります。タマネギばかり食べていて、体に良いのだろうか?と思いましたが、たぶんそうなんでしょう。

この本は語数が 46,587 と分かっていますが、累積結果は次の2冊と併せて計算します。

12月 29, 2007 →Louis Sachar, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(584)~ lord of the flies

この本は、mixiの「一緒に読もうよ!洋書倶楽部」コミュニティで読んだ本です。なかなかあり得ない状況に置かれる子供達の極限状況下における狂気の物語です。最初はなぜ女の子がいないのか?と不思議でしたが、そういう設定なのでしょう。多感な年齢の子供達だけが生活する環境で心理的に追い詰められていくと、どのような事が起きるのか?という事を思い知らされました。最後のエンディングはあまりにあっけない幕切れで拍子抜けしましたが、とりあえずは、このような終わり方にするのでしょうね。

この本は語数が 60,636 と分かっていますので、以下のような累積結果となります。

2007年の実績:
10冊、 1,884,328語

これまでの累計:
645 冊、61,971,892 語

12月 29, 2007 →William Golding, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(583)~ true name

これは映画化されるというので、急遽読むことにしたものです。もう小説の表紙や内部には映画の場面が挿入されていて、映画化が小説に忠実に行われている事を示しています。これはファンタジー小説の最たるものですが、やはり最初の小説の出だしは少し分かりにくい感じがしました。読み進むにつれて、最初のシーンの意味が分かるようになるので、少し我慢が必要な書き出しとなっています。

続編の評判が良い?ようなので、期待はしますが、ドラゴンを操る少年の成長物語と言ってしまうしか、ない本です。じっくり読むような本でも、英語力を高められるようになる本でもありません。この物語でも、true name を知られる事がまずい、という記述があって、ファンタジーの世界の共通点の一つを見つけた気分になれましたが、娯楽よりに振った作品でしょう。

例によって、語数と冊数をカウントアップします。標準的なページを数えて 239語/ページでした。ページ数は754 ページなので、239語×754ページ = 180,206なので、180,000語とカウントします。

ということで、次のようになります。

2007年の実績:
9 冊、 1,823,692語

これまでの累計:
644 冊、61,911,256 語

12月 29, 2007 →Christopher Paolini, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(582)~ Naked Empire 読了

Terry Goodkind の "Naked Empire"(The Sword of Truth #8) です。

このシリーズは、本来のストーリーとは離れた所で展開されています。#7 の The Pillars of the Creation でも、the Imperial Orderの厳しい侵攻に、Richardの帝国が押しつぶされる寸前で踏みとどまっていたのですが、更に脇道にそれて、この話が展開されています。

Jennsenがつれていた山羊のBettyが、Nicholasを倒す鍵になるなどとは、全く考えもしませんでした。何のためにこんなにBetty の記述が多いのか?とず~っと、不思議でしたが、意外な活用方法を作者は考えていたのです。

例によって、語数と冊数をカウントアップします。標準的なページを数えて 373語/ページでした。ページ数は725 ページなので、373語×725ページ = 270,425なので、270,000語とカウントします。

ということで、次のようになります。

2007年の実績:
8 冊、 1,643,692語

これまでの累計:
643 冊、61,731,256 語

12月 29, 2007 →Terry Goodkind, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(581)~ coop

Terry Goodkind の "Naked Empire"(The Sword of Truth #8) です。

coop: (鶏・ウサギなどを入れる)かご,檻(おり)(cage, pen).

There, the wild grasses were chewed low. Chickens roamed freely near coops. A few sheep grazed on the coarse grass.

生協の事か?と思える単語にこういう意味があるとは思いませんでした。

12月 29, 2007 →Terry Goodkind, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(580)~ understory

Terry Goodkind の "Naked Empire"(The Sword of Truth #8) です。

Richardは毒を盛られて、解毒剤を入手する必要がありました。その解毒剤があるのは、時の流れから隔絶されていたために、the Imperial Orderからの侵略になすすべをしらない「裸の帝国」の中心地でした。Richardは解毒剤を手に入れるために、まず「裸の帝国」を敵の手から解放する事にして様子をうかがうことにし、まず、森の中に潜伏場所を作る準備から始めている所でした。

Richard used Tom's hatchet to cut some stout poles from young pines in the understory which he placed against the rock wall.

understory: 低木層:森林の最上層を占める林冠の下に位置する植物の層;主に低木から成る.

(訳例: リチャードはトムの手斧を使って、低木層に生える若い松の木から頑丈な柱を切り出し、岩の壁に立てかけて並べていった)

12月 29, 2007 →Terry Goodkind, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(579)~ on one's pins

Diana Gabaldon の "Outlander" です。

The gnarled old man gallantly offered me an arm at the top of the trail. I took it, deciding after one look down the precipitous decline that in spite of his age, he was likely steadier on his pins than I was.

be fast [firm, strong, weak] on one's pins: 足が速い[しっかりしている,強い,弱い]

Mr. Crookに案内されて、Claireが平らな丘の上にあるミニアチュア版ストーンヘンジを見に行った帰り道の事です。

(訳例: 節くれ立った手をした老人は、山道の頂上までくると私に丁寧に手を差し出した。一目見て急峻な下りになっている事が分かって私はその手を取った。年齢の割には老人の足腰がしっかりしていると判断しての事だった。)

12月 29, 2007 →Diana Gabaldon, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(578)~ ask no quarter

Diana Gabaldon の "Outlander" です。

長編シリーズの "Outlander" についに手をつけました。これは最初の1冊目です。

Mrs. Baird waddled along at a brisk pace, asking no quarter from our younger limbs.

(訳例: ベァド夫人は、若い人のペースに文句を言う訳でもなく、ゆらゆらしながらも元気な足取りを続けた。)

この本の最初の出だしの所で、Claireと夫のFrankが、宿泊先のbed-and-breakfast施設のオーナーであるBaird夫人と一緒に歩きながら、昔の風習について質問している所です。ask no quarter という表現を解説している辞書には遭遇できていませんが、次の表現はありました。

give/receive no quarter: (literary) if someone gives no quarter, they do not show any pity or gentleness when dealing with someone, especially an enemy

したがって、上のように訳すのが適当でしょうか?

12月 29, 2007 →Diana Gabaldon, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(577)~ bird dog

Terry Goodkind の "Naked Empire"(The Sword of Truth #8) です。

The five remaining huddled close to one another, rocking nervously side to side like a covey of quail before a bird dog.

Richardの今回の敵は、Nicholasという魂を吸い取ってしまうという恐ろしい敵です。そんな Nicholasを目の前にしては、どんな人間でも震え上がろうというものです。数千年も前の魔法全盛時代には、人間をこういった恐ろしい武器に変えてしまう技術があったという設定で、Dream Walkerなどという人の心の中に入り込んで支配するという悪魔のような存在だけでなく、今回のような抵抗するすべがない相手が次々と出てくるのではたまったものではありません。

bird dog: {米・カナダ}鳥猟犬({英}gun dog).

(訳例: 残された5人は互いに寄り添い合い、鳥猟犬を目の前にしたうずらの群れのように神経質に体を左右に震わせていた)

12月 29, 2007 →Terry Goodkind, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.09.30

■ 原書に挑戦(576)~ The Pillars of the Creation読了

Terry Goodkind の "The Pillars of the Creation"(The Sword of Truth #7) です。

この本は本当に一気読みでした。Richardの異母妹だけでなく、異母弟も出てくるのですが、Jennsenだけが生き残ります(と思えました)。Jennsenがきわめて特異な存在であることが判明してきますが、更に驚くべき事実が判明し、次の Naked Empireの本へと続いていきます。the Imperial Orderの侵攻には厳しいものがあり、Richardの帝国はEmperor Jagangに押しつぶされる寸前で踏みとどまっていますが、もう時間の問題という状態で、この話が展開されます。テンションを高めておいて別の驚くべきストーリーを展開するという手法は見事に成功しています。どうなっていくのか?という心配で一気に読まざるを得なかったのですから。

Jennsenは山羊のBettyを大事にし、逃げ回る時でもずっとつれて歩きます。なぜ、こんなにBetty の記述が多いのかと思っていましたが、このBettyも次作のNaked Empireである重要な役割を果たす事になるのです。なかなか憎い演出です。

例によって、語数と冊数をカウントアップします。少し少な目なページを数えて 313語/ページでした。ページ数は725 ページなので、313語×725ページ = 226,925なので、226,000語とカウントします。

ということで、次のようになります。

2007年の実績:
7 冊、 1,373,692語

これまでの累計:
642 冊、61,461,256 語

9月 30, 2007 →Terry Goodkind, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(575)~ lapse

Terry Goodkind の "The Pillars of the Creation"(The Sword of Truth #7) です。

このシリーズはどの作品もアッと驚かされる内容になっていて、飽きる事がありません。しかも話の展開が早くてunputdownableな本になっています。過去の経緯を説明するくだりもかなり出てきますが、現在の話を楽しむためにも重要な箇所であり、物語の進行がダッシュするための助走感覚に思えるから不思議です。

Her mother smiled. "No, baby, we all have lapses. None of us can be perfect. We all sometimes make mistakes. That doesn't make you foolish. Don't say that about yourself."

(訳例: Jennsenの母は笑みを浮かべた。「いいんだよ、誤りは誰にでもあるんだ。世の中に完璧な人なんていやしない。みんな間違った事をする事があるものさ。そんな事ぐらいでお前が馬鹿だとは誰も思わないよ。自分を責めるのはおやめ。)

Richardの異母妹である事が後に分かるJennsenは、Richardの父であるDarken Rahlが死んだ今となっては逃げる理由が無いのを知らずに、母と二人でずっと逃避行を続けています。しかし、ある日、敵と思われる兵士の死体を見つけ、その兵士が握っていた紙に書かれている文字を読んで気が動転します。その時にSebastianに話しかけられ、Sebastianと行動を共にする羽目になり、逃避行が危うくなってしまいます。自分の不注意のためにそんな事になってしまったことを悔やんでいる所で、このように母親から言われます。ここで、lapseとはどちらかというと不可抗力の誤りであり、mistakeは意図した事と違う結果となってしまう誤りです。

9月 30, 2007 →Terry Goodkind, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.09.24

■ 原書に挑戦(574)~ The Belgariad"(Volume one)読了

David Eddings の "The Belgariad"(Volume one) です。

この The Belgariad シリーズは、Pawn of Prophecy、Queen of Sorcery、Magician's Gambitが Volume One、Castle of Wizardry、Enchanters' End Gameが Volume Twoとなっている5冊の本から構成されています。これに引き続き、The Malloreon シリーズがあり、Guardians of the West、King of the Murgos、Demon Lord of Karandaの3冊がVolume One、Sorceress of DarshivaとThe Seeress of KellでVolume Twoを構成する、これまた5冊ものになっています。これらの他に共通の主要登場人物であるBelgarathとPolgaraの若い?頃を描いた、Belgarath the SorcererとPolgara the Sorceressの2冊があって、1冊読むと12冊すべてを読破せずにはおれない、ファンタジー界の一大叙事詩となっています。

この本はその中でも The Belgariad の Volume Oneなので、どのような世界観で描かれているのかを把握するのに時間がかかり、遅々として読み進みませんでしたが、大筋を把握できたら英語が平易なため、どんどん進んでいきました。

例によって、語数と冊数をカウントアップします。会話が圧倒的に多い本なのですが、標準的なページで数えて 466語/ページでした。ページ数は643 ページですが、タイトルや章、本の区切りに空白ページが32ページありますので、466語×(643-32) ページ = 284,726なので、280,000語とカウントします。

ということで、次のようになります。

2007年の実績:
6 冊、 1,147,692語

これまでの累計:
641 冊、61,235,256 語

9月 24, 2007 →David Eddings, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(573)~ run...into the ground

David Eddings の "The Belgariad"(Volume one) です。

"That's a very convenient explanation," Barak observed, "but I wouldn't run it into the ground if I were you."

run…into the ground: 〈行為などを〉やりすぎる,必要以上に[極度に]やる

(訳例: Barak は「そりゃあ、また都合の良い解釈だなぁ。私がお前さんなら、そこまではしない所だが」と言った)

9月 24, 2007 →David Eddings, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(572)~ founder

David Eddings の "The Belgariad"(Volume one) です。

We've got a long way to go, and I don't want to have to worry about a horse foundering under me somewhere along the way. It's a lot better to take a little time now than to lose more time later.

founder: 〈馬などが〉つまずく,よろめく,弱る,へこたれる,びっこをひく,(泥・雪などにはまって)動けなくなる.

founderなどという平凡そうな単語に、このような意味があろうとは驚きです。

(訳例: これから先が長いんじゃから、途中で馬にへたばられないかと心配し続けるのはいやじゃ。今、手を打っておく方が後で問題が起きるよりはずっといいじゃろうて。)

9月 24, 2007 →David Eddings, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(571)~ kingly

David Eddings の "The Belgariad"(Volume one) です。

You have told us a kingly story, not usually wasted on ordinary people.

Garion少年が住むFaldor's farmに時々やってくる語り部の語る物語にうっとりと耳を傾ける所から話が始まります。いかにも牧歌的な雰囲気の田舎の生活がどのようにして、剣と魔法の世界に突入していくのか?という点に興味がありました。しかし、この語り部が実は Mister Wolf と呼ばれ、更にMister Wolfは伝説的な魔法使い(sorcerer)であるBelgarath本人であることが分かり、更にGarionとの深い関係が明らかになる頃には、すっかりとこの世界に引きずり込まれていました。

kingly: 王者らしい,帝王にふさわしい;堂々たる,立派な;王族の,皇族の

剣と魔法の世界に王様はつきものなので、kinglyという単語が出てきても不思議はありませんが、やはり少し気になりました。

9月 24, 2007 →David Eddings, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.07.22

■ 原書に挑戦(570)~ Jack & Jill読了

James Patterson の "Jack & Jill" です。

#266 でも書いたように、これはかの有名な Alex Cross シリーズ(現在11作目?まで出ていると思われます) の3作目です。前2作はいずれも映画化されています。1作目は "Kiss the Girls" (コレクター) で、若い女性を誘拐して収集 (collect) するという話で、2作目は "Along Came A Spider" (スパイダー)で、上院議員の娘(小学生)を誘拐する話です。2話を通じて登場する誘拐犯 Gary Soneji は、この3作目には登場せず、4作目に登場します。そして、私は間違えて、4作目を先に読んでしまいました。そういう事情もあって、この3作目を読むのに異常に長い時間をかけてしまいました。

1. Along Came a Spider (Alex Cross Novels) 1993/12
2. Kiss the Girls 1995/12
3. Jack & Jill (Alex Cross Novels) 1997/11
4. Cat & Mouse (Alex Cross Novels) 1998/11
5. Pop Goes the Weasel (Alex Cross Novels) 2000/10
6. Roses Are Red (Alex Cross Novels) 2001/10
7. Violets Are Blue 2002/9/30
8. Four Blind Mice 2003/9/29
9. The Big Bad Wolf (Alex Cross Novels) 2004/09
10. London Bridges (Alex Cross Novels) 2005/10
11. Mary, Mary 2006/10

例によって、語数と冊数をカウントアップします。標準的なページで数えて 341語/ページでした。ページ数は466 ページですが、1ページの空白に相当するページ区切りが120カ所ありますので、341語×(466-120) ページ = 117,986なので、118,000語とカウントします。

ということで、次のようになります。

2007年の実績:
5 冊、 867,692 語

これまでの累計:
640 冊、60,955,256 語

7月 22, 2007 →James Patterson, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.05.22

■ 原書に挑戦(569)~ 多分ミスプリント

James Patterson の "Jack & Jill" です。

Jack & JillのJillが残したJackのビデオテープからAlex Crossは遂に真犯人を突き止めます。またまた、意外な真犯人ですが、本当のJillが誰かが分かった時、Alex Crossはその真犯人の所に乗り込みます。取り押さえたと思った瞬間に、まさかの逃亡劇が始まります。自分の子供を人質にして車で逃走を図ろうとする真のJillが乗る車をめがけてAlex Crossは銃弾を撃ち込みます。

I popped up again. I fired the second shot into the car wind-snield--the driver's side, far right. Glass shattered all over the garage.

ミスプリと思われるのは、snieldの所です。shieldですよね。

(単なる試訳: 私は再び立ち上がり、2発目の銃弾を前面ガラスの運転席側の右の方に打ち込んだ。ガレージ中にガラスの破片が飛び散った。)

5月 22, 2007 →James Patterson, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(568)~ 微妙な冠詞の位置

James Patterson の "Jack & Jill" です。

とうとう、Alex Crossは犯人の所に乗り込みます。

"Hello, Danny," I spoke in as low-key and non-threatening a voice as I could. "You called, now I'm here."

non-threatening a voiceの所ですが、冠詞の位置をこういう場所に置くというのは、自分で文章を書く場合にはできないだろうなぁと思います。

(単なる試訳: 「やぁ、ダニー」と、私はできるだけ抑えめで刺激しない声で話しかけた。「呼ばれたので、来たよ」)

5月 22, 2007 →James Patterson, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(567)~ call the shots

James Patterson の "Jack & Jill" です。

犯人の毒舌はますますエスカレートし、今にも発砲しそうな勢いです。

"You have exactly thirty seconds, Detective Cross. Make that twenty nine. Twenty eight. I can't wait to meet you , sucker. I can't wait for this. Twenty seven. Twenty six. Twenty five..."
The Sojourner Truth School killer was calling the shots. A thirteen-year-old boy. A command performance.

call the shots: {主に米俗}支配する、監督する、運営の采配(さいはい)を振る、牛耳(ぎゅうじ)る
commánd perfórmance: 天覧興行,御前演奏[上演].

ぶっ放すぞ、と言いながらカウントダウンしているので、てっきりそうなのかと思いましたが、単に事態を牛耳っているだけでした。ショットをコールすると言って、秒数を呼び出して(数えて)いるので、単なるpun(だじゃれ)かも知れません。

(単なる試訳: 「ぴったし30秒だぞ、クロス。29秒、28秒。おまえを待てないぞ。もう待てない。27秒、26秒、25秒・・・。」ソジョーナ・トルース小学校の殺人者が牛耳っていた。13才の少年。天覧興行である。)

5月 22, 2007 →James Patterson, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.05.20

■ 原書に挑戦(566)~ to the gills

James Patterson の "Jack & Jill" です。

Christine Johnsonの家に立てこもっている犯人の毒舌が続きます。

"Bullshits!" Danny Boudreaux answered back angrily. "That's so much bullshit, it makes me sick to the gills to hear it. You make me sick, Losi. You also make me super pissed-off, you know that, Losi?"

to the gills: {話}目一杯、たっぷり、すっかり、,全く

(単なる試訳: 「うそだ!」ダニー・ブドローの返事はカリカリしていた。「でたらめもいい加減にしろ。聞くだけで胸くそ悪いぜ。おまえが悪いんだ、ロッシ。めちゃくちゃ頭にきてるのが分かってるのか、ロッシ!」)

5月 20, 2007 →James Patterson, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(565)~ hit it off

James Patterson の "Jack & Jill" です。

13才の少年がChristine Johnsonの家にたてこもっています。Paul Losiという交渉人を立てて、交渉に入りますが、犯人は色々と要求をしてきます。

"At first, over the phone lines. Then he demanded the megaphone. Threw a real tantrum. Threatened to shoot the teacher and himself on the spot. So the bad boy got his own blowhorn. He uses that now. He and Paul Losi are not exactly what you call 'hitting it off."

throw a tantrum: むかっ腹を立てる
hit it off: {話}(人と)仲よくする,うまくやっていく

(単なる試訳: 「最初は電話越しだったんだが、メガホンを要求してきた。むかっ腹を立てたんだろうなぁ。先生と自分を撃って死ぬと脅してきやがった。悪ガキが吠える手段を手に入れたんだ。今はそれを使ってるよ。ボール・ロッシと『うまくやっていける』とは思えないなぁ。)

5月 20, 2007 →James Patterson, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(564)~ have a bead on

James Patterson の "Jack & Jill" です。

He recognized her right away. She was the high-and-mighty principal from the Sojourner Truth School. She had a bead on him, had him in her sights.

have a bead on …にねらいをつけている,掌握している,心得ている

少年少女殺しの犯人と目される、これまた少年が自宅から出奔し、Sojourner Truth Schoolに現れますが、校長をしている Christine Johnsonに見つかり、声をかけられる所です。

(単なる試訳: 少年はそれが誰であるかがすぐに分かった。その人こそソジョーナトルース小学校の実力者である校長その人だった。その校長が少年に目をつけ、じっと見据えているのだ。)

5月 20, 2007 →James Patterson, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(563)~ clip a person's wings

James Patterson の "Jack & Jill" です。

"Pretty much, Joanie. He's toned down his language some, but the violence is really graphic stuff. Vampire creepy. Been that way since I clipped his wings."

clip the wings of a person/clip a person's wings 〈人の〉活動[野望,支出]を抑える[制限する],勢いをそぐ.

ネットワーク上に殺人者と名乗る人物のメッセージが流れて、これに触発されて、いろんな禁止表現がネットワークを飛び交ったため、担当者のMaryann Maggioは、メッセージを削除し続けましたが、限界に達した感じでMaryannはProdigyサービスの責任者にこのようにつぶやきます。

(単なる試訳: 「もうたくさんよ、ジョアニー。少しトーンダウンはしたんだけど、暴力っぽさは目にあまるわ。吸血鬼並みのおぞましさね。メッセージ削除を始めてからず~っとこんな感じなの」)

5月 20, 2007 →James Patterson, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(562)~ make waves

James Patterson の "Jack & Jill" です。

I'd come to the FBI offices to listen to the phone message Jill had sent to the President early that morning. All the important evidence was being made available to me. I was being let inside. I was even being allowed to make waves inside the White House.

make waves: {話}波風を立てる,騒ぎ[悶着(もんちゃく), 議論,波瀾(はらん)]を引き起こす,平隠を乱す.

殺人鬼Jillはホワイトハウスのセキュリティをすべてすり抜けて、大統領に死んでもらうという電話をかけてきていました。その後の話です。

(単なる試訳: 私は、その日の朝にJillが大統領に送った電話メッセージを聞こうとしてFBIのオフィスにいた。重要な証拠にはすべてアクセスできるように配慮されていた。いわは仲間に入れてもらっていると言ってもいい。ホワイトハウスの中に波風を立てる事まで許されているのだ。)

5月 20, 2007 →James Patterson, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.05.07

■ 原書に挑戦(561)~ Don't have a cow, man.

James Patterson の "Jack & Jill" です。

"God, I love talking to you," I told her. "Let's do this in a month or so, when I'm really screwed up again."
"I can't wait," Adele said and rubbed her small, thin hands together greedily. "In the meantime, as Bart Simpson has said many times, 'Don't have a cow, man.'"

have a cow: {俗}突然[ものすごく]怒る[恐がる];とても驚く[笑う].

(単なる試訳: 「何ともはや、あなたと話していると楽しいわね」とAdeleに言った。「1ヶ月ほどして、頭に来たら、また来るから、今日のように話そうか」

「そんなに待てないわ」とAdeleは言って、小さくきゃしゃな手をこねくりあわせて「じゃあ、それまでは、シンプソン一家のBart Simpsonの口癖じゃないけど(お互いに)『頭に来ないようにしましょうね』)

でもこれじゃあ、何となく面白みを感じられませんね。どう訳すとぴったり来るでしょうね?'Don't have a cow, man.'なんですが・・・。

5月 7, 2007 →James Patterson, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(560)~ go to one's shrink

James Patterson の "Jack & Jill" です。

"Good," I said and laughed again. Some people turn on Comedy Central for a good laugh, I go to my shrink.

go to my shrink: かかりつけの精神科医に行く

(単なる試訳: 「いいね」と言ってまた笑ってしまった。笑いたい場合にはコメディセントラルが定番だが、私ならかかりつけの精神科医に行くね。)

5月 7, 2007 →James Patterson, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.05.04

■ 原書に挑戦(559)~ Faith of the Fallen読了

Terry Goodkind の "Faith of the Fallen"(The Sword of Truth #6) です。

A sister of the darkであるNicciはThe emperor Jagangの精神コントロールを受けないユニークな存在です。このNicciがとんでもない行動にでます。Kahlanをmaternity spellで縛り、Kahlanの命はRichardの協力次第ということを分からせて、Richardをいいなりにして連れ去ります。このmaternity spellは、Nicciの身に起きる事はすべてKahlanにも起きるということで、RichardはNicciを殺す事もできませんし、Nicciに危害が及ぶような事を避けないといけなくなります。すなわち、maternity spellを維持するために魔力を使えなくなっているNicciを守りつつ、あてのない旅に出ることになるのです。Nicciの行き先は、Jagangの生まれ故郷であるOld Worldの首都でした。そこでRichardは単なる一労働者として働きながらNicciを養い、狭いアパートで貧しい暮らしを強制されます。こんな物語は面白くないなぁと思ってしばらく読まなかったのですが、我慢して読んでいると、Richardが持ち前の明るさと強靱な体力とで、次第にリーダーシップを発揮して、Old Worldで次第に人望を得て、虐げられている民衆にとって、かけがえのない存在になっていきます。何という事なんでしょう。敵地に乗り込んで意外な活躍を始めるRichardの物語となっていくのです。これが面白くない訳がありません。KahlanやZeddがいるThe midlandは、the Orderの何百万人というスケールの侵略を受けて、片っ端から陥落していきます。もはや風前の灯火で、最後の砦のThe Keepさえ敵の手に渡るのは時間の問題という時に、RichardはJagangの本拠地というか足下を脅かし始めるのです。この話が今後どう展開していくのか、更に興味は続いていきます。

例によって、語数と冊数をカウントアップします。標準的なページで数えて 424語/ページでした。ページ数は785 ですので、424語×785 ページ = 332,840なので、332,000語とカウントします。

ということで、次のようになります。

2007年の実績:
4 冊、 749,692 語

これまでの累計:
639 冊、60,837,256 語

5月 4, 2007 →Terry Goodkind, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.05.03

■ 原書に挑戦(558)~ skull session

James Patterson の "Jack & Jill" です。

Adele Finaly is three years younger than I am, but she's wise beyond her years, and maybe my years as well. Seeing her for a skull session works even better than playing the blues on my front porch.

skúll sèssion: {米俗}(情報や意見交換のための)頭脳会議,検討会;(特に学者の)非公式な討論[学習]会

(単なる試訳: Adele Finalyは3才年下だが、年齢よりもはるかに賢く、ひょっとすると私の年齢も超えていそうだ。Adeleと顔をつきあわせて色々と話しているだけで、フロントポーチでブルースを演奏するよりもずっと心が安まるのだ。)

5月 3, 2007 →James Patterson, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(557)~ venting

James Patterson の "Jack & Jill" です。

"Or are you just venting?" "I don't know, Adele. Probably venting. There's also a woman I met whom I could become interested in. she's married," I said and smiled.

venting: 愚痴を言う感じ?

Alexは、もう警察の仕事はやめたいとか、どこかに行きたいとか好き勝手な事を興奮してしゃべり続けた後の会話です。Alex Crossはこんな事を言ってストレスを発散させているのかも知れません。ここで、Adeleというのは、Dr. Adele Finalyの事で、6年以上も前から、Alex Crossのかかりつけの精神分析医をやっている人らしいです。Alexは何でも相談しているように見受けられます。

(単なる試訳: 「あなた、愚痴ってるだけなの?」「分からないよ、Adele。たぶんそうだろう。それにやっと興味を持てる女性も現れた。でも結婚しているんだけどね」と言ってニヤリとしてみせた。)

5月 3, 2007 →James Patterson, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(556)~ screw up one's face

Terry Goodkind の "Faith of the Fallen"(The Sword of Truth #6) です。

RichardはNicciに無理矢理連れ去られたままで、ZeddとKahlan達、残された者達のthe Orderとの死闘が続いています。

Zedd screwed up his face. "Do you two think you can wait until I've had a proper breakfast."

screw up your face: to move the muscles in your face in a way that makes your eyes seem narrow:
(単なる試訳: Zeddは少し目をつりあげた。「お二人さんよ、わしの腹が少し満たされるまで待っことはできんかのう」)

5月 3, 2007 →Terry Goodkind, ■原書に挑戦 | | コメント (2) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(555)~ the how

James Patterson の "Jack & Jill" です。

The President of United States was going to die--it was just a matter of when and where. The how had already been decided. Soon the when and where would be taken care of as well.

ここで気になったのは、the howと、the when and whereという表現です。こういう書き方をするんですね。JackとJillは大胆にも、米国大統領の暗殺までも企てている事が判明したのでした。一連の要人殺人事件は、単なる予告に過ぎなかった、ということなのでしょう。

(単なる試訳)「米国大統領が死のうとしていた。問題なのは、いつ,どこでか、だ。どのように死ぬかはもう決まっていた。そして、いつ、どこでなのかもまもなく決着が付くはずだ。」

5月 3, 2007 →James Patterson, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(554)~ A Clash of Kings読了

George R. R. Martin の "A Clash of Kings" です。

この本は分厚いので、これだけ読んでまだ2冊目なのか?と思ってしまいます。この小説のように章のタイトルがすべて人名で、人間中心に物語を展開しているのは、少し目新しい気がしました。

内容的には、2冊目となって、以下のように意外な展開を見せます。

Sansa: King Joffreyと婚約し、有頂天になっていましたが、Ned Starkが裏切り者として処刑されると、手のひらを返したように邪魔者扱い。Winterfell に逃げ帰る算段を始めます。しかし、戦局が一変し、Joffreyが勝利すると、婚約を破棄され、単なる人質としての扱いになりそうな気配です。

Tyrion: Lannister家の知恵者として知略をめぐらし勢力を伸ばしていきます。王の Hand として、さらに策謀を巡らそうとしますが、戦いで大いに傷つき、今や瀕死状態の自分をどうやって救うのかが課題となっていきます。

Bran: 肢体不自由となってからいいことがありません。Robbが遠征している間に、Theon Greyjoyに攻め込まれ、Winterfellはあっけなく陥落。とんでもない展開となっていきます。

Arya: Ned Starkが目の前で処刑されてから、男の子に化けて城を抜け出そうとしますが、そのまま、Winterfellに行けるかと思ったら、Lannisterの兵隊につかまり、殺されてしまいそうな状況になります。しかし、Harrenhalの城に連れて行かれて、処分が決まるのを待っている間にで味方の捕虜を解放して城内クーデター?に成功。しかし、味方であることを名乗れず、メイドとして働く事になったのですが、Harrenhalの城もいつまで持つか分からなくなった時点で、馬に乗って城外に逃亡を決意。Winterfellを目指そうとしますが・・・もうWinterfellはがれきの山のはずなので・・・。

Jon: Wallの守護者として腐ってしまうのかと思ったら、上司の信任を得て、次第に行動力が増していき、遠征隊に加わり、巨人の種族とか、異形の民族に出会いそうになっていきます。wildlingsと呼ばれる異民族が攻めて来ている事を知らせるために Wallに戻ろうとしますが、逃げ切れない事を悟ると、Jonは異民族の女 Ygritteを助けた事から異民族に潜入して時を待つようにと命じられます。Jonの運命は更に展開し、翻弄されていきます。

Davos: King Stannisに仕える元盗賊。まだ、活躍しそうにありません。

Theon Greyjoy: Stark家のWardをしていたはずですが、Robbの出征に伴い、地元に帰って王位継承者となろうとします。しかし、姉?に乗っ取られようとしています。能力を見せつけるために Winterfellに攻め込みます。しかし,Winterfell を落としたものの、父や姉からの応援を得られず、逆に敵に取り囲まれ、攻め落とされてしまう結果となります。Theon の運命がどうなったのか?は分からないまま話が終わってしまいます。

Daenerys: 夫 Dragoの死により離散した一族の一部を引き連れて移動中。その間にドラゴンが卵から孵り、ドラゴン使いとして珍しがられ、地位も向上。まさに意外な展開です。しかし、本当にいるべき場所を求めてさまよい続ける日々が続きます。

Catelyn: この人はまだ意外な展開を見せません。Stannisと兄弟争いを始めようとしているRenlyの所にRobbの使いとして行きますが、Renlyはテントの中で急死。Stannisは勢力を増し、Tyrionをあわてさせます。

各人の出現章数は以下の通りです。
 Sansa: 8
 Tyrion: 15
 Bran: 8
 Arya: 10
 Jon: 8
 Davos: 3
 Theon Greyjoy: 6
 Daenerys: 5
 Catelyn: 7
合計: 70章(Prologue 1章を加えると全71章)

この後、3冊目でどのような展開になるのだろうか?と興味津々です。

例によって、語数と冊数をカウントアップします。標準的なページで数えて 366語/ページでした。ただし、章ごとに約1ページ空白があります。したがって、ページ数は969から70削減して899とします。これにより、366語×899 ページ = 329,034なので、329,000語とカウントします。

ということで、次のようになります。

2007年の実績:
3 冊、 416,852 語

これまでの累計:
638 冊、60,505,256 語

5月 3, 2007 →George R. R. Martin, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(553)~ mushrooms after a hard rain

George R. R. Martin の "A Clash of Kings" です。

Be gentle on a night like this and you'll have treasons popping up all about you like mushrooms after a hard rain.

ここで気になるのは、"like mushrooms after a hard rain"の所です。日本には「雨後の筍」のような表現がありますので、似ていますね。「雨後のキノコ」です。しかし、この文章には全体として意味的に少しおかしい所があります。"Be gentle on a night like this"というのは、おとなしくしていなさい、そうすれば・・・、というように使われているなら納得出来ますが、ここは、Cersei女王がSansaに警告を与えている所なので、おとなしくしていないと、反逆者が雨後の筍のように現れる、と解釈する方が何となくしっくりきます。

5月 3, 2007 →George R. R. Martin, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(552)~ north by northwest

George R. R. Martin の "A Clash of Kings" です。

He'd have guessed that Osha might run south to Ser Rodrik, but the trail led to north by northwest, into the very heart of the wolfswood.

north by northwest: 北北西

ここで気になったのは方角の表現方法です。この"North By Northwest"というのは、かの有名な映画「北々西に進路を取れ」のタイトルそのものです。方角の表現であれば、north-northwestの方が一般的のように思いますが、このような表現もあるようです。

5月 3, 2007 →George R. R. Martin, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(551)~ out-and-out

George R. R. Martin の "A Clash of Kings" です。

"There's few out-and-out traitors, though there's some, even your spider hasn't found them all," Bywater had warned him.

óut-and-óut: 徹底的な,純然たる,全くの:

少し気になったので、類似表現を調べてみたらありますね。いろいろと。特に、"out and out"や、"in and out"と"in-and-out"が違う見出し語として扱われているのには少々びっくり。こんな微妙に使い分けるというのは難しいですね。

out and out {まれ}徹底的に,完全に:
in and in: (繁殖・生殖が)同種族内で繰り返して.
in and out: (1)(…を)出たり入ったりして{of…}. cf. IN-AND-OUT
            (2)内も外も,すっかり,完全に.
ín-and-óut【1】[経営]短期売買の,短期手仕舞い取引の,
            (証券で)日計(ばか)り商いの:
          【2】出たり入ったり(の); 見え隠れして(いる);
            うねりくねって(いる):
          【3】〈競技者などが〉できが良かったり悪かったり(の),
            勝ったり負けたり(の).

5月 3, 2007 →George R. R. Martin, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(550)~ in one's cups

George R. R. Martin の "A Clash of Kings" です。

Rymund threw back his head and howled, and by the end, half of the hall was howling along with him, even Desmond Grell, who was well in his cups.

in one's cups: {古風}酔って(drunk).

Rymundはいわゆるrhymerです。rhymeを歌う人ですね。しかし、ここでは歌うというよりは、吠える感じでしょうか。ここで問題にしたのは、in one's cupsという表現ですが、これはじっくり眺めると、そういう意味かな?と納得できる範囲に収まっています。

5月 3, 2007 →George R. R. Martin, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(549)~ greensight

George R. R. Martin の "A Clash of Kings" です。

"My brother has the greensight," said Meela. "He dreams things that haven't happened, but sometimes they do."

Meelaの言葉が続いています。ここで気になるのは、greensightです。たぶん、夢で未来が見える視力(一種の超能力?)なんでしょう。greenという色の使い方を気にしながら本を読んでいます。今まで出てきたものとしては、hospital greenとgreen man(信号機の青信号に使われているあの人です)があります。こういう色の研究というのも面白そうです。

5月 3, 2007 →George R. R. Martin, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(548)~ a moving castle

George R. R. Martin の "A Clash of Kings" です。

She smiled. "Ravend can't find Greywater Watch, no more than our enemies can." "Why not?" "Because it moves," she told him. Bran had never heard of a moving castle before.

ここでは、MeelaとJojen兄弟のMeelaとBranが話しています。このmoving castleは、Howlの空を飛ぶ城ではなく、単に場所を移動するのだと思います。だから見つけられないのだと話していると思います。

5月 3, 2007 →George R. R. Martin, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.05.02

■ 原書に挑戦(547)~ tuesdays with Morrie 読了

Mitch Albom の "tuesdays with Morrie" です。

やっと読み終わりました。とても読むのが遅くて時間がかかった、と言うよりは、こんな感動的な本を一気に読んでしまうのがもったいなくて、本当に数ページずつ読んでいました。

この本の総語数は 34,728 です。

2007年の実績:
2 冊、 87,852 語

これまでの累計:
637 冊、60,176,256 語

5月 2, 2007 →Mitch Albom, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(546)~ 米国の大学の単位制度と徴兵制度

Mitch Albom の "tuesdays with Morrie" です。

When the professors learned that students who did not maintain a certain grade point average could lose their deferments and be drafted, they decided not to give any grades.

ここだけ読むと、大学でちゃんと単位を取っていれば徴兵制度で徴兵される時期を遅らせる事ができるのに、それができない学生に対しては、教授たちは断固とした態度で単位をやらないと決めた、と読めてしまいました。しかし、その後を読むと分からなくなりました。

When the administration said, "If you don't give these students grades, they will all fail," Morrie had a solution: "Let's give them all A's." And they did.

ここで分からなくなったのは、"they will all fail" の所です。何に "fail" するのがまずくて、Morrieの提言で、全員に A をあげることにしたのでしょう?少し文化的背景の理解が足りないのか、良く分からなかったですが色々な人の意見を聞いて、以下のような事ではないかという結論になりました。

最初の文では、(1) students who did not maintain a certain grade point average が (2) could lose their deferments and be drafted となる事を教授たちが知ったので、教授たちは (3) decided not to give any grades と書いてあります。

(1) (実際の知識は持ち合わせていないので)辞書によると、grade point average は「各履修科目のグレードポイントにその単位数(credit)を掛けた点数の総計を、取得総単位数で割って得られるグレードポイントの平均点で、略して GPA」とあります。ここでいう学生とは、この一定のGPAをmaintain(維持)できなかった学生たちの事ですね。

(2) ここの their が指す they とは明白に上記 (1) の一定のGPAをmaintain(維持)できなかった学生たちの事です。このような学生がいれば徴兵猶予(deferment)を失い徴兵される(drafted)事があると書いてあります。

(3) ここまでは特に問題ないのですが、ここから先の解釈がポイントとなります。ここで、give any grades の解釈ですが、これは問題を起こす生徒にだけ成績を付けないのか、まめこさんがおっしゃるように全員に成績を付けないのか、判然としません。ここではどちらにも解釈可能です。

それでは、次の文はどうかと言いますと、事務の人が言う these students が誰を指すか?ですね。学生を特定しないのなら、these は付けないはずです。these があるので特定されているのですが、教授たちが成績を付けなかった学生の事を指していると考えられます。したがって、上記(3)で判然としない対象の事なので、一定のGPAをmaintain(維持)できなかった学生たちとも解釈できますし、学生全員を指すと考える事もできます。しかし、一部の成績の悪い人すべてに A をあげるだけでは、普通の成績の人は差別され、努力は報われません。アメリカ人はこんな不公平な事をしないだろうという前提に立つと結論がやっと見えてきます。

すなわち、事務の人が指摘した these students とは、成績の善し悪しに関わらず学生全員の事であろうと推測されます。ということは、逆にさかのぼって、上記(3)で成績を付けない対象というのは学生全員ということになります。

5月 2, 2007 →Mitch Albom, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.05.01

■ 原書に挑戦(545)~ moved everything else to the side

Mitch Albom の "tuesdays with Morrie" です。

Over the years, I had taken labor as my companion and had moved everything else to the side.

この文章の一番最後の所を日本語に訳すと、「すべてを脇においやって」のような日本語的表現というか、日本的な(日本独自の)考え方と思っていたものに近くなるように思います。これが正しいとしたら、こういう日本と欧米で考え方が類似している事がかなりあるんだということになります。

5月 1, 2007 →Mitch Albom, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(544)~ box in a local gym

Mitch Albom の "tuesdays with Morrie" です。

To compensente for my youth on campus, I wear old gray sweatshirts and box in a local gym and walk around with an unlit cigarette in my mouth, even though I do not smoke.

Mitchは、1年早く大学に入ったために若さが気になるのか、みんなと相応の年に見えるような工夫をしていたようです。その中で、着る物を工夫し、吸いもしないタバコをくわえるのは良いとしても、真ん中の box in a local gym はどう解釈すれば良いのでしょう?ボクシングの練習に通っていたのでしょうか?そんな事をしても年齢が上がって見られるようには思えませんが・・・。仮にボクシング以外だとしても、box の意味を理解しがたいですね。

まず、wear old gray sweatshirts and wear box ではないかと考えたのですが、意味が全く通じないと思ったので、?となってひっかかりました。boxが短パンだとすると、ジムの中でトレーナーと短パン姿で体を鍛えるとなるんでしょうか?

そうするともう少し疑問が出てきます。

old gray sweatshirts をどこで着ているか?ですね。複数形になっているのが気になるので、このsweatshirtsは、上だけを指すのか、上下を指すのか、どちらなんでしょう?上下を指すとすると、sweatshirtsはどこで着ているのか疑問となります。また、仮に上だけだとしても、boxに a が付いていないのが気になり、boxは短パンをはく、という動詞ではないのかな?という疑問がもう1つでてきます。boxが動詞なら、近くのジムでトレーナーを着て何をするのか?短パン姿で何をするのか?と気になり、やはり、wear とbox を着るシーンが分かれているのか?などと考え始めます。

もう少し先に読み進むと、少し疑問を解消する記述がありました。

I was no longer young for my peer group, nor did I walk around with gray sweatshirts with unlit cigaretts in my mouth.

ここの "peer group" という日本人が使いにくい言葉でまたまた引っかかったのですが、これは少し置いておいて、その次に疑問を解消してくれるような表現がありました。これによれば、グレーのトレーナーを着て歩き回っているようです。ということはこれは近所のジムでは着ていないと考える事が妥当でしょうね。

そうすると、一番最初の疑問については、1. トレーナーを着る、2. ジムでボクシングをする、3. タバコをくわえて歩き回る、の3つの動作を表しているのではなく、1. ジムで着るようなトレーナーと短パン姿でタバコをくわえて歩き回る、という1つの動作を表しているのでしょうか?

3つのものを並列に並べる場合には、正しくは、A, B, and Cと書きます。これは権威ある William Strunk Jr. and E.B. White "The Elements of Style", P2に載っています。しかし、Ann Longknife "The Art of Styling Sentences" P19 のような応用的な本では、A, B, C や A and B and C のパターンも許しています。現実的には作家のスタイルの好みもあるだろうし、Mitch Albom さんの書き方(並べ方)が、いちがいに間違いとは言えませんね。作家がこのような応用的な書き方をしている場合には、構文がどうなっているかを考える必要があり、私の場合には読む速度がダウンする原因となります(^o^;)。

Mitchさんがこう書いているからといって、こう書いていいんだ、と考えるのではなく、日本人が英語を書く場合には、きちんと A, B, and C と書く癖を付けておくべきでしょう。

5月 1, 2007 →Mitch Albom, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(543)~ 携帯電話をかけながら運転

Mitch Albom の "tuesdays with Morrie" です。

I had a cup of coffee in one hand and a cellular phone between my ear and shoulder.

Mitchさん、こんなことを日本でしたらつかまってしまいますよ、と思ったので気になって調べてしまいました。アメリカでは携帯電話で話をしながら運転していいのか?と。

以下はカリフォルニア州のドライバーハンドブックの一部です。ここを読む限りでは、カリフォルニアでは携帯電話で話しながら運転しても、別におまわりさんが目くじらを立てる事はなさそうですね。
http://www.dmv.ca.gov/pubs/hdbk/pgs60thru61.htm
今年(2007年)2月にカリフォルニアで生まれて初めて左ハンドルの車を運転しましたが、自分の運転に精一杯で、他の人の運転など目に入る余裕がなかったです(^o^;)

5月 1, 2007 →Mitch Albom, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(542)~ do a double take

Mitch Albom の "tuesdays with Morrie" です。

I do a double take at this guy in his yellow turtleneck and green corduroy pants, the silver hair that falls on his forehead.

do a double take: (気づいて)はっとする,はっと見直す

この辺りは、Mitchが Morrie先生を意識始める、大事な辺りかと私は思いますが・・・それにしても、この "do a double take" という言葉、良くあちこちの本で見かけます。これだけ、はでな格好をしていれば目立つでしょう。しかし、いざ、自分が「はっとした」時に、こういう言葉を使って表現できるか、書けるかというと自信がありません。

5月 1, 2007 →Mitch Albom, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(541)~ earth shoes

Mitch Albom の "tuesdays with Morrie" です。

Most of them wear jeans and earth shoes and plaid flannel shirts.

気になったのは、earth shoes です。これは何だろう?と思いました。
http://www.earth.us/comfort.asp
たぶん、この靴なんでしょうね。固有名詞のような感じですが・・・。
健康によさそうです。

5月 1, 2007 →Mitch Albom, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(540)~ A Redbird Christmas 読了

Fannie Flagg の "A Redbird Christmas" です。

この話は、最初の Oswald の不幸な出だしから、途中のストーリーテリングのすばらしさと最後の大団円に至るまでの流れが実にいいですね。まさか、こんな展開で終わるなどとは推測もできませんでした。Redbirdの Jackの結末もなかなかのものです。余韻が残るすばらしい読後感を与えてくれました。アクションものや長編ファンタジーでは決して味わえない類のものです。

この本の総語数は 53,124 です。

2007年の実績:
1 冊、 53,124 語

これまでの累計:
636 冊、60,141,528 語

となります。今年はかなりのスロースタートですが、遅れを取り戻すべくがんばりたいと思います。

5月 1, 2007 →Fannie Flagg, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.04.12

■ 原書に挑戦(533)~ get a kick out of

Fannie Flagg の "A Redbird Christmas" です。

Despite all her complaints Roy liked Mildred a lot. He got a kick out of her and how she was always dyeing her hair different colors

get a kick out of: …を楽しむ,面白いと思う

と辞書にあります。この表現は、このページだけでなく、他のページにも出てきますが、本当にこういう言い方は、普通に使われているんでしょうか?作者が好んでいるだけ?

4月 12, 2007 →Fannie Flagg, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(532)~ a dead ringer for

Fannie Flagg の "A Redbird Christmas" です。

Oswald noted that if she had not had a large space between her two front teeth and such straight hair she could be a dead ringer for one of Helen's sisters.

a dead ringer for: (…に)たいへんよく似た人,生き写し

と辞書にあるのですが、英語は言語で理屈ではない、と分かっていても、どうして ringer という言葉と「生き写し」が結びつくのか不思議でなりません。

4月 12, 2007 →Fannie Flagg, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.03.24

■ 原書に挑戦(531)~ pinecone

Fannie Flagg の "A Redbird Christmas" です。

He followed a small path that had been cut through the thick underbrush, filled with pine needles and pinecones the size of pineapples, until he came to a wooden dock and the river.

ここで言っている pinecone というのは、日本で言う「まつぼっくり」の事ですよね。それがパイナップルサイズというのが驚きです。アメリカのまつぼっくりはそんなに大きいのでしょうか?日本のものは大きくても5cm位ですかね。

3月 24, 2007 →Fannie Flagg, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(530)~Betty Kitchen

Fannie Flagg の "A Redbird Christmas" です。

Betty Kitchen

ここまで読んできて、Betty Kitchen さんは、三度三度の食事をきちんと豪勢に作ってくれて、しかもたらふく食べてくれる男を歓迎してくれるようだなと感じました。それで思ったのがキャラクターのネーミングです。Bettyという名前は日本で言うと花子さんのようにポピュラーな名前だとすると、Betty Kitchen さんを無理矢理訳すと、厨房花子さんとか台所花子さんになるのでしょうか。まかない付き下宿の典型的なおかみさんという意味を込めてこういう名前を付けたのだとも考えてしまいました。

英語の本を読んでいて日米の文化差がどれ位あるのかをついつい考えてしまうのですが、Betty Kitchen さんの名前が上記のような事を意図して書かれているのであれば、私の頭の中で、また日米の文化の距離が少し縮まるように感じます。

3月 24, 2007 →Fannie Flagg, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(529)~ off one's rocker

Fannie Flagg の "A Redbird Christmas" です。

Oswald wondered if the postmistress might be a little off her rocker as well, to leave New York City for this place.

ここまで読んできて、何となくこの作家は、might を多用するように思いました。それはさておき、off one's rocker を辞書で引くと、「気が狂って」とあります。日本語にすると本当に精神的に狂う場合との違いが見えませんが、上記の英語と併せて考えると、「ニューヨークくんだりからこんな所に来るなんて、少し頭がおかしいんじゃないのかと思ってしまった」的な使い方ですね。

「rockerからずれる、外れる」事と「気が狂う」事の関連性について少し気になったのですが、比喩的な意味が強いように感じました。

3月 24, 2007 →Fannie Flagg, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(528)~ walking papers

Fannie Flagg の "A Redbird Christmas" です。

At least not as upset as a man should be for a man who had just been handed his walking papers.

辞書を引くと、解雇通知とか除隊通知となっています。「歩いて出て行けという通告」を突きつけられると理解すれば良いのでしょうか?これは walking ticket とも言うようですが、言葉の成り立ちにふと興味がわいてきました。よく知っている walking dictionary(生き字引)や walking handbag(わに)のように静物を生物に変える役割を果たす場合、walking dress(外出着)や walking chair(歩行器)のように歩くために必要なものを示す場合などは分かりやすいのですが、この使い方は少し変わっているので、一瞬何のことだか分かりませんでした。私はこういう普通の言葉で表現されてはいるものの、かなり特殊な意味合いで使われる言葉を気にしながら本を読んでいる事が多く、見つけたらメモすることにしています。

3月 24, 2007 →Fannie Flagg, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(527)~ next name

Fannie Flagg の "A Redbird Christmas" です。

Oswald was the next name on St. Joseph's first-name list and, because of the soup, they gave him Campbell as a last name and the initial T. for Tomato, the kind he was found with.

ここで気になるのは「St. Joseph の名前一覧の the next name が Oswald であった」という表現です。next という言葉は相対的なので「何かの次」という意味が含まれます。したがって、何の next か?という事が不明瞭です。想像すると、2番目に多い名前という事でしょうか、または名付ける場合のために準備しているリストの次の候補という意味でしょうか。ちょっと状況がはっきりしません。

3月 24, 2007 →Fannie Flagg, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.02.28

■ 原書に挑戦(526)~ a new second baseman

Fannie Flagg の "A Redbird Christmas" です。

同じ作者の "Fried Green Tomatoes at the Whistle Stop Cafe" を読み終えたので、次にクリスマスの頃から少しずつこの本を読み始めました。この本は、いきなり肺気腫によりあなたの寿命は後XXヶ月というような宣告をされる Mr. Oswald T. Campbell が医者の受付で渡された問診票にcomplaintを書けと言われて、普通はどこがどう悪いと書く所を次のように書いたのです。

Please list your complaints below: The Cubs needs a new second baseman.

いきなり笑わせてくれました。こういうのがアメリカンユーモアなんでしょうね。
特に何の語呂合わせでもありませんが、素直に文脈で笑えました。

2月 28, 2007 →Fannie Flagg, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.01.06

■ 原書に挑戦(525)~ four hairs

George R. R. Martin の "A Clash of Kings" です。

Tyrionの部下のBronnがTyrionに向かってしゃべっています。この後、BronnはTyrionから「いとこの若造というのは、Ser Lancelになっているんだ、名前ぐらい良く覚えておけ」とたしなめられます。BronnはTyrionの危機を救ってからかなり頭に乗っているようで、良くこのように話しかけています。

That stripling cousin of yours delivered the message. Four hairs on his lip and he thinks he's a man.

以前にDiana Wynne Jones "Castle in the air"で、この髭の話が何度も出てきました。原書に挑戦(233) では six hairs、原書に挑戦(268) では twelve hairs という表現が出てきました。あすとるさんのコメントから、いずれも生えそろっていない髭に関する話であろうと思われました。ここでも、より若さが強調されているので、やはり髭が十分に生えていない状態を指していると思われます。いずれにしても、こういう表現をよく見かけますが、辞書からはあまり情報を得られません。

1月 6, 2007 →George R. R. Martin, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.12.18

■ 原書に挑戦(524)~ Fried Green Tomatoes at the Whistle Stop Cafe 読了

Fannie Flagg の "Fried Green Tomatoes at the Whistle Stop Cafe" です。

登場人物と人間関係をメモしながら読むといいというケースは良くあります。しかし、この本はそんな生やさしいものでは済まない感じでした。章の始めに年代設定があるので良く見ると話が先へ進む場合もあれば、後戻りして少し昔の話をしている場合もありました。このため、登場人物の年齢がごろごろ前後するので、少なくとも「年表形式」で整理していかないと、その登場人物の考え方の成長とか感じ方の変化とかの付帯情報付きで正確に頭の中に再現できません。構成が複雑な小説では、複数の時間帯の出来事を交互に書いていくという手法を採用するものもありますが、たいていの場合、時間は直線的に前進していきます。しかし、この小説のように、自由自在に時間軸を動き回る四次元的手法を採用していると、通常の小説に現れる、人は徐々に老いて死んで行くのだ、という一種のあきらめに近い諦観的感覚が崩れてきます。話の流れの中で死んでしまったはずの人が、次の章では、元気に動き回っていた頃の時代の話の中で再び生き生きと描写されるという状況が随所に現れます。このように諦観的感覚を崩されてしまうと、次のような Everyn Couch の様子が描写される度に、通常の数倍の衝撃が走ります。

Everyn stopped the car and sat there, sobbing like her heart would break, wondering why people had to get old and die.

明るくユーモアに富んだ話が展開されるのですが、採用している手法の効果?で、このように老いと死に直面しなければならない人間の弱さと悲しさが、一段と強くアピールされるように感じます。年代の切替え回数とか、飛躍年数の収斂状況などは調べていませんが、この辺りはしっかりと計算されて書かれているのではないでしょうか。

この本の総語数は 96,024 です。

2006年の実績:
14 冊、 3,054,404 語

これまでの累計:
635 冊、60,088,404 語

これで、やっと昨年の実績を上回る事が出来ただけでなく、60,000,000語も通過することができました。

12月 18, 2006 →Fannie Flagg, ■原書に挑戦 | | コメント (2) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(523)~ burial policy

Fannie Flagg の "Fried Green Tomatoes at the Whistle Stop Cafe" です。

The burial policy for his family was paid off, he had sent all four of his children through college, and not one of them would ever have to live off tips.

この文章は Jasper Peaveyが人種差別の嵐の中でいかにがんばって働いたか、という話のすぐ後に書かれているので、とても不思議です。この burial policy という所をどう解釈すればよいのか?良く分かりません。子供をすべて大学まで出したという話と、埋葬ポリシー?とはいったい何の関係があるのでしょう?直前にその burial policy の話が出ている訳でもないし・・・。考えられるとすると、比喩的な表現として使われており、我慢に我慢を重ねて自分を埋没させて働いたというような意味で使っているとしか考えようがありません。それとも他に何か特別な意味合いがあれば別ですが。

12月 18, 2006 →Fannie Flagg, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(522)~ the quick and the dead

Fannie Flagg の "Fried Green Tomatoes at the Whistle Stop Cafe" です。

It says right there in the Bible, as plain as the nose on your face, that on Judgement Day Jesus is going to come down with a host of angels to judge the quick and the dead.
"Evelyn asked me who the quick were, and do you know, for the life of me, I couldn't tell her!"

聖書の中に、the quick and the dead という言葉が出てくるのに、the quick がどういう意味かと聞かれても、(情けないことに)どうしても答えられなかったと書いてあります。この "the quick and the dead" という言葉に聞き覚えがありました。調べると真っ先に、1995年のアメリカ映画「The Quick and the Dead」が出てきます。これは、ジーン・ハックマン、シャロン・ストーン(女ガンマン)、レオナルド・ディカプリオ、ラッセル・クロウなどが登場する西部劇のようです(見たことはないと思います)。銃の早撃ちと the quick は何となく結びつきますが、聖書とは全くつながりません。

聖書では、新約聖書の中に、THE SECOND EPISTLE OF ST. PAUL TO TIMOTHY というものがあり、この中に、確かに

"I charge thee therefore before God, and the Lord Jesus Christ, Who shall judge the quick and the dead at His appearing and His Kingdom" (2 Timothy 4:1 KJV)

と出てきます。本文中の the quick and the dead は、ここの事を指していると思われますが、Everyn が Mrs. Threadgoode に聞いても、意味が分からかったので、我々日本人は分からなくてもいいか?と思いました。でもとても気になりましたので、少し調べてみました。

上記の聖書の引用は、King James versionですが、Douay-Rheims Version では次のようになっています。

THE SECOND EPISTLE OF ST. PAUL TO TIMOTHY

4:1. I charge thee, before God and Jesus Christ, who shall judge the living and the dead, by his coming and his kingdom:

ここでは、the quick ではなく、the living となっています。単なる解釈の違いなんでしょうが、こちらの方は、意訳しているのでしょうか?私は Douay-Rheims Version の方が分かりやすいように思いますが、どちらにしても正確な意味は分かりません。

12月 18, 2006 →Fannie Flagg, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(521)~ whoとthatの使い分け

Fannie Flagg の "Fried Green Tomatoes at the Whistle Stop Cafe" です。

Mrs. Otis was over at the supermarket one day and she told this little colored boy that was passing by that she would give him a nickel if he'd lift her groceries in her car for her, and she said that he cut his eyes at her, meanlike, and just walked away.

この引用は少し長いですが、まず、最後の方の熟語をクリアしておかないと意味を正確に把握できません。

cut one's eye at a person: {カリブ英語}〈人に〉軽蔑(けいべつ)のまなざしを向けてから目を閉じてふんと顔をそむける。[ランダムハウス英語辞典]

ここで言いたいのはOtis夫人が買い物を終わった時に、通りかかった colored boyを呼び止めて、荷物を車に積み込んでくれたら5¢あげるよ、と言ったら、無視されたということです。ここで私が問題にしたいのは、"this little colored boy that was passing by" の関係代名詞の所です。Anne Stilman の "Grammatically Correct" という本を読みますと、who と that の使い分けですが、人間の場合は通常 who を使い、その他の物や動物の場合には that を使うのが良いとされています。この本は人種差別問題などを敏感に取り上げていますので、なぜに colored boy を「ものや動物」扱いするような表現にしているのか、理解に苦しむ所です。Otis夫人は無視されたのがよっぽど腹に据えかねたのでしょうかね。

12月 18, 2006 →Fannie Flagg, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(520)~ beauty shop は男子禁制?

Fannie Flagg の "Fried Green Tomatoes at the Whistle Stop Cafe" です。

次のような表現が出てきます。

"You cain't come in here, Grady Kilgore, this here is a beauty shop! We don't let men in here. What is the matter with you? Have you lost your mind? Now, go on, get out! The very idea!"

何とも激しい言われようですが、1930年という時代には、ビューティショップ(美容院)に男が入るというのは、そんなに恐ろしい事だったのでしょうか?

12月 18, 2006 →Fannie Flagg, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(519)~ ring

Fannie Flagg の "Fried Green Tomatoes at the Whistle Stop Cafe" です。

次のように書いてある所がありますが、どうも the ring が何を指しているのか、いくら考えても分かりません。どなたか、おわかりになる方がいらっしゃいましたら教えてください。

Stump turned off all the lights in the back room and was lying on the floor by the radio, listening to "The Shadow." He was admiring the ring he had sent off for, the way it shone in the dark, and was waving his hand around, fascinated with the eerie green glow.

Stumpは、片腕を亡くした(まだ)子供であり、指輪を自分で買うような年齢でもありません。時代は1940年なので、ハイテク機器もありません。指輪を発注して買って、それを眺めて楽しんでいるという雰囲気ではないように思います。う~ん、分からない。

12月 18, 2006 →Fannie Flagg, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.12.14

■ 原書に挑戦(518)~ Knife of Dreams 読了

Robert Jordan の "Knife of Dreams" です。

なんだかんだと言いながら、読み始めてから読み終わるまでに1年以上かかっています。読み終わってしまうと、後何年かは続きが読めないと分かっているので、読み終わるのが惜しい感覚が、最初は、ありました。でも、途中から、いつものごとく、登場人物の多さと展開の遅さに辟易してしまい、ますます読む速度が遅くなってしまいました。

例によって、語数と冊数をカウントアップします。標準的なページで数えて 443語/ページでした。 有効ページ数は745です。これにより、443語×745 ページ = 330,035 なので、330,000語とカウントします。

ということで、次のようになります。60,000,000語まで、後少しです。何とか今年中には達成できそうな勢いですが・・・。

2006年の実績:
13 冊、 2,958,380 語

これまでの累計:
634 冊、59,992,380 語

12月 14, 2006 →Robert Jordan, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(517)~ Quarters!

Robert Jordan の "Knife of Dreams" です。

But the slaughter continued for a good half-hour before the first shouts of "Quarters!" rose.

これは戦闘シーンなので、意味は取り違えようがありません。

quarter: (特に降服者に示す)慈悲,寛大な扱い;助命

しかし、なぜ、"quarter" にこんな意味があるのでしょう?辞書を引いても、かなり特殊?な使い方のようですが、こういう場面でこういう声を発して、意図が正しく伝わらない場合には、かなりまずいですよね。

12月 14, 2006 →Robert Jordan, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.12.09

■ 原書に挑戦(516)~ The Historian 読了

Elizabeth Kostova の "The Historian" です。

終盤に来て、他の本を読んでいたため、結局、この本を読み終えるのに時間がかかってしまいました。この本は実に読み応えがありました。最初は父と娘のどちらがしゃべっているのか分かりにくく感じましたが、交互に登場し、話の内容が次第に収斂し、クライマックスを迎える所に向かうまでのストーリーの語り口はなかなか「読ませてくれる」ものでした。この本を読む前に見ていた書評では、歴史的事実を丹念に整理し、それを歴史家の視点で語っていくと書いてあったので、ノンフィクション風の内容を想像していました。しかし、歴史の断片をつなぎ合わせていく手法に多数の手紙を配した点に新鮮味があって、普通のフィクションよりもずっとスリルとサスペンスがありましたね。この本は一読の価値があります。お奨めです。

amazon.comに、この本を理解するのに必要なアメリカでの教育年齢数(難易度)を示す Fog Index が載っています。この本は 11.2ですね。つまり、アメリカの高校3年生レベルということになりそうです。私が読んでいる本は、たいてい、かなり軽めの本なので、この値が 10 を超える事はあまりないように思います。そういう意味では少し難し目の内容の本なのでしょうか。

この本の総語数は 241,021 です。

2006年の実績:
12 冊、 2,628,380 語

これまでの累計:
633 冊、59,662,380 語

12月 9, 2006 →Elizabeth Kostova, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(515)~ historian

Elizabeth Kostova の "The Historian" です。

Rossi教授にやっと出会う事ができたのですが、Draculaの魔の手から逃れるためにすぐに別れる事になります。Paulは、Rossi教授が残した何通もの手紙を読んでいます。その中で、Draculaが言ったとされる次の言葉が心に残りました。

"I became an historian in order to preserve my own history forever."

Draculaが Rossi教授を誘拐したのも、Draculaの歴史を整理し、後生に残すためでした。そのために数世紀にわたって収集した膨大な資料を格納した隠れ家に住み、そこで印刷した資料を手下が世界中に配布するという仕組みを作り上げていたようです。その隠れ家の入口は常人の力では開ける事ができない構造になっており、Draculaが眠りにつく朝になってもRossi教授は脱出することもままならなかったのです。

12月 9, 2006 →Elizabeth Kostova, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.12.03

■ 原書に挑戦(514)~ though(t)

Fannie Flagg の "Fried Green Tomatoes at the Whistle Stop Cafe" です。

"Everybody though it was funny except Leona....

itはエイプリル・フールの話ですが、Virginia は、thought の事を though と言うようにしゃべっていますね。後の方でも同じようなしゃべり方がでてきますが、これは南部特有?のしゃべり方を文字にしたらこういう感じになる、ということを表したいのでしょうか?でも、ほとんどの場面できちんとしゃべっているように思えるので、何となく、"t"がミスプリントで抜けている、と思いたくなってしまいますが・・・。

12月 3, 2006 →Fannie Flagg, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(513)~ petit fours

Fannie Flagg の "Fried Green Tomatoes at the Whistle Stop Cafe" です。

Vesta Adcock had a afternoon party for Eastern Star ladies, and served petit fours.

パーティでの出し物ですが、petit fours って、小さい4では意味が通じないので、何だろうと思いましたが、辞書を引いてがっくりですね。お菓子ではないですか。これはフランス語(プチ・フール)ですね。

12月 3, 2006 →Fannie Flagg, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(512)~ my heart drop to my knees

Fannie Flagg の "Fried Green Tomatoes at the Whistle Stop Cafe" です。

And I felt my heart drop to my knees.

自分の子供が先天的な病を抱えている事が分かった時の Mrs. Threadgoode の心境を表現しています。欧米人の心臓というのは、かなり体の中を動き回るようです。心臓がのど元にせり上がるというような表現は山ほどみかけますし、ここにあるような心臓が膝の辺りまで落ち込むというのは、これまた、かなり激しい動きです。

12月 3, 2006 →Fannie Flagg, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(511)~ I'd of never took the job

Fannie Flagg の "Fried Green Tomatoes at the Whistle Stop Cafe" です。

I hadn't had nothing to eat but pork and beans in two months, and I was so busted that a nickel looked as big as a pancake, or I'd of never took the job.

これは Smokey が放浪中に出会った子供に身の上話をして聞かせている所です。この文章の最後の所の "I'd of never took the job" の所の文法的構成が分からなくなって、立ち止まり、振り返ってこの文章全体を眺めていたら、最初の "nothing to eat but" の所を良く見ると、二重否定になっていて、考えていると更に分からなくなってきました。意味は問題なく分かりますが、英語の文法的解説をうまくできない点がもどかしく思います。

12月 3, 2006 →Fannie Flagg, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(510)~ white hospital

Fannie Flagg の "Fried Green Tomatoes at the Whistle Stop Cafe" です。

"I'm sorry, but you'll have to have your man wait outside, this is a white hospital."

これを読んで、ああそうなんだと思いました。最初、白い病院?と思いましたが、すぐに分かりました。有色人種は診てもらえない病院のことを "white hospital" というんですね。日本人も診てもらえないんでしょうね。

12月 3, 2006 →Fannie Flagg, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(509)~ goodbye, Charlie

Fannie Flagg の "Fried Green Tomatoes at the Whistle Stop Cafe" です。

I'm not gonna break my hip. Once you do that, it's goodbye, Charlie.

Mrs. Threadgoode の言葉ですが、年を取ってくると、転んでおしりの骨を折ってしまうと、もうおしまいだ、というような意味だと思います。最後の "goodbye, Charlie" の所は、何かの引用ですね。良く聞くような気がしますが、どなたかご存じでしょうか?

12月 3, 2006 →Fannie Flagg, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(508)~ broke hearts right and left

Fannie Flagg の "Fried Green Tomatoes at the Whistle Stop Cafe" です。

When she thought that somebody liked her too much, she'd just take off in the woods. She broke hearts right and left.

Idgieが野生動物のような行動を繰り返していた、のような話の後で出てくるのですが、最後の "broke hearts right and left" の所はどのような意味なんでしょうか?

12月 3, 2006 →Fannie Flagg, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(507)~ right out of the glass

Fannie Flagg の "Fried Green Tomatoes at the Whistle Stop Cafe" です。

Mr. Dunaway told me that when he was in the hospital, they stole his false teeth right out of the glass when he was being operated on.

病院内の恐怖物語のような感じの話が続いていて、この話がさらに続きます。手術中に入れ歯を盗まれた、なんて話のようですが・・・そんな事があるのかどうかは別にして、"right out of the glass" のあたりが良く分かりません。

12月 3, 2006 →Fannie Flagg, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(506)~ five-hundred-pound wave

Fannie Flagg の "Fried Green Tomatoes at the Whistle Stop Cafe" です。

Lately, it had been an endless procession of long, black nights and gray mornings, when her sense of failure swept over her like a five-hundred-pound wave, and she was scared.

このあたりも Evelyn の状況ですが、"five-hundred-pound wave" がどれ位のものなのでしょうか?重さならば、約250kgほどですが・・・重さで波の強さを表すのでしょうか?それとも単なる強調の意味?

12月 3, 2006 →Fannie Flagg, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(505)~ talk a mile a minute

Fannie Flagg の "Fried Green Tomatoes at the Whistle Stop Cafe" です。

She started talking a mile a minute to try and distract him, but in the middle of it, he said, "Uh-oh, I don't like the feel of this."

自分がガンではないか?と疑心暗鬼になっている Everyn が医者に診てもらっているシーンです。1分あたり1マイルもしゃべるとはどういうことか?と調べました。

talk a mile a minute: {話}早口でひっきりなしにしゃべり続ける

12月 3, 2006 →Fannie Flagg, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(504)~ living inside a desk

Fannie Flagg の "Fried Green Tomatoes at the Whistle Stop Cafe" です。

She wondered why she had to live in a body that would get old and break down and feel pain. Why couldn't she have been living inside a desk, a big sturdy desk? Or a stove? Or a washing machine?

老いていく自分の体の事を Evelyn が述べている所です。最初の文は納得できるにしても、その次の机、ストーブ、洗濯機が出てくるのはどういう意味なんでしょうか?そこに入っていれば、若さが長持ちする?というような意味なんでしょうか?これについては、コミュニティでも議論となり、私の "inside" の解釈方法が間違っていたようです。机、ストーブ、洗濯機そのものになる、というような意味のようです。

12月 3, 2006 →Fannie Flagg, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(503)~ with a case of

Fannie Flagg の "Fried Green Tomatoes at the Whistle Stop Cafe" です。

I guess Idgie was around nine or ten, and she'd been over in Troutville, playing with the children there, and came home with a case of head lice.

最後の部分は、頭にしらみを満載にして帰ってきた、というような意味でしょうか。ここの "case" の存在ですが、ケース(入れ物)というニュアンスとシラミとが結びつかなかったのですが、かめさんから「症状」という意味の case ではないですか、と教えていただきました。まさにその通りですね。

12月 3, 2006 →Fannie Flagg, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(502)~ within an inch of

Fannie Flagg の "Fried Green Tomatoes at the Whistle Stop Cafe" です。

以下の he とは Buddy という人物の事です。

... he could charm you within an inch of your life. I don't know of a girl in Whistle Stop that wasn't in love with him at some time or another.

within an inch of: …にきわめて近く,の一歩手前まで,危うく…するところで

ということなので Buddy は、あぶない位(身の危険を感じる位)に魅力的ということなのでしょうか。

12月 3, 2006 →Fannie Flagg, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(501)~ hand and foot

Fannie Flagg の "Fried Green Tomatoes at the Whistle Stop Cafe" です。

Weekly Bulletin の中の文章です。本文と、こういう Bulletin とが交互に出てくるスタイルで書いている本です。

Sorry I don't have more news this week, but my other half, Wilbur, has the flu and I've had to wait on him hand and foot all week.

ここで言いたいことは、辞書を引かなくても分かります。夫が風邪を引いたのでず~っと看病しなければならなかった、といいたいのです。でもこれでは表現が面白いと思っても、おもしろさを理詰めで味わいたい時にはきちんと説明できません。それで辞書を引いて確認してみました。

wait on: <人の>身の回りの世話をする
hand and foot: 手足となって;まめまめしく;休む間もなく

ということなので、辞書を引かずに読んだ感覚と一致していました。これでOKですね。ここで私が言いたいのは、辞書が先にあって文章を読むのでなく、文章が先にあって、辞書は後から出来ているのだという事です。辞書が不備であるなら、辞書に意味を追加すべきですね。今回は問題ありません。

12月 3, 2006 →Fannie Flagg, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(500)~ pull a person's leg

Fannie Flagg の "Fried Green Tomatoes at the Whistle Stop Cafe" です。

Idgie が、浮浪者の Smokey に冗談を言うシーンです。

He turned and looked at her, and when he realized she was pulling his leg, his blue eyes crinkled up and he started laughing so hard that he started to cough at the same time, and she had to bang them on the back.

pull a person's leg: {話}人をからかう;かつぐ

たくさんのあひるが飛来して湖に浮かんでいる時に湖が凍り付いて、あひるが飛び去る時に湖を一緒に持ち去った、なんて冗談にもほどがありますが、その時に「足を引っ張る」とはどういう事か?と一瞬思ったのですが、にんまりしながら、嘘ですよ、という合図にズボンをつんつん引っ張るような場面を考えると、納得できますね。

12月 3, 2006 →Fannie Flagg, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(499)~ said the same

Fannie Flagg の "Fried Green Tomatoes at the Whistle Stop Cafe" です。

以下は5人の浮浪者がたき火?を囲んでいるシーンです。Smokey Phillips だけが顔を上げたけれど何も言わなかった、他の男たちは単に何も言わなかっただけ、と書いてあります(顔は上げなかったのでしょう)。しかし、このシーンを頭の中で想像していると、何とは言えないもの悲しさを感じて、さらに私の想像力をかきたててくれました。

Smokey Phillips looked up but said nothing, and the rest of them said the same.

気になったのは、"said the same" の所です。直前に "said nothing" とあるのだから、なぜ「右に同じ」のような回りくどい表現で言わなければならないのか?と思いました。それでいろいろと考えていたら、次のような事を感じてしまいました。

私の解釈は・・・これから始まる厳しい冬の寒さを感じて Smokeyがふと顔を上げて何か言いたげだったのですが、何も言わなかった。他の4人の浮浪者はじっと下を向いたままで、同じく何も言わない。世間の厳しさがこの5人全員に重くのしかかっている、ということを強く訴えたくて、said the same のような表現を使ったのだろう・・・といったところです。

12月 3, 2006 →Fannie Flagg, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(498)~ look in

Fannie Flagg の "Fried Green Tomatoes at the Whistle Stop Cafe" です。

Idgieが子供の頃の話をしていますが、この話をしているのもやはり Virginiaです。

Idgie was about ten or eleven at the time and she had on a brand new white organdie dress that we'd all told her how pretty she looked in.

気になったのは、最後の "in" ですね。look in という熟語はありますが、意味が合わないので、ここは in (that dress) と省略があると考えるべきなんでしょうね。しかし"in"など付けなくても文章として成立するので、敢えて付けると、どういうニュアンスになるんでしょうか?

12月 3, 2006 →Fannie Flagg, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(497)~ downgrade

Fannie Flagg の "Fried Green Tomatoes at the Whistle Stop Cafe" です。

I thought long and hard and said, 'No, I don't...not to downgrade Cleo in any way, but it was the truth.

ここの "downgrade" の意味がはっきり分かりません。これは Virginia が一日中カフェに入り浸っていて、いつも Idgie がああいった、こういうことをした、というような事ばかり話すので、他にすることは無いのか?と夫 Cleoから尋ねられた時の返答ですね。「ええ、何もすることがないの」という事が、間接的に夫には用がない、ということを言っていて、夫を downgrade するということなんでしょうか?

12月 3, 2006 →Fannie Flagg, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(496)~ plugged nickel

Fannie Flagg の "Fried Green Tomatoes at the Whistle Stop Cafe" です。

I wouldn't give you a plugged nickel for anything boiled, would you?

「わたしゃ、ゆでたものには金は払わないさ、あんたはどうだい」というような意味だとは思うのですが、この "plugged nickel" の意味がはっきりと分かりません。

それで調べていて、Robert Campbell が "Plugged Nickel" という小説を書いているのを知りました。そして、この小説の説明の文章として、次のようなものがありました。

12月 3, 2006 →Fannie Flagg, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(495)~ pass over to the other side

Fannie Flagg の "Fried Green Tomatoes at the Whistle Stop Cafe" です。

・・・get ready to croak...She said she preferred the term pass over to the other side.

croakはくたばる、という意味で、"pass over to the other side"はそれを言い換えているので「三途の川を渡る」的な言い方でしょうね。この辺りの感覚は日米で同じ、ということでしょうか。

12月 3, 2006 →Fannie Flagg, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(494)~ 食事のメニュー

Fannie Flagg の "Fried Green Tomatoes at the Whistle Stop Cafe" です。

Whistle Stop Cafeにおける昼食と夕食のメニューが35セントと書いてあります。原文は以下のようです。

For lunch and supper you can have: fried chicken; pork chops and gravy; catfish; chicken and dumplings; or a barbecue plate; and your choice of three vegetables, biscuits or cornbread, and your drink and desert--for 35¢.

35¢で買えるのは次の組合せと解釈できるのでしょうか?というのが最初の質問です。どうでも良いように思いますが、セミコロン、and、orの組合せを正確に分解できるか?という結構、大事な話です。私の解釈が正しければ、セミコロンの使い方は少し特殊なように感じます。こういう使い方の例が、ものの本になくて探しました。"The Art of Styling Sentences" という、文章の組み立て方の20のパターンをまとめた本には載っていませんでした。William Strunk Jr. and E.B. Whiteの "The Elements of Style" にも載ってないようです。結局、The Chicago manual of style (15th edition)の 6.126にある、Run-in listという使い方になりそうです。

野菜とパン類は、まとめて1つなのか、野菜とパン類は別なのかが、いまいちはっきりしません。論理的にはまとめて1つのような書き方ですが、食事の組み立てとしての正しさからすると違うようにも思います。どうなんでしょうか?

1. メインプレート(次の中の1つ)
 fried chicken
 pork chops and gravy
 catfish
 chicken and dumplings
 a barbecue plate
 
2. 野菜やパン類(次の中の1つ)
 your choice of three vegetables
 biscuits
 cornbread
 
3. ドリンクとデザート(両方とも)
 your drink
 desert
 
もし、このような解釈が成立するのなら、原文は、次のような形式で表現すると、英語として正確な表現となりそうですが、なにぶん、これは文学小説なので、ここまでするとおかしい?ですよね。まあ、このような形式に解釈できそうだということを念頭において読み飛ばす(^o^)ということでいいと思います。でも、ちょっと気になったもので・・・。

For lunch and supper you can have: (1) fried chicken, pork chops and gravy, catfish, chicken and dumplings, or a barbecue plate; and (2) your choice of three vegetables, biscuits or cornbread; and (3) your drink and desert--for 35¢.

12月 3, 2006 →Fannie Flagg, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(493)~ Fannie Flagg の本

某コミュニティで勧められて、Fannie Flagg の 次の2冊を読む事にしました。

- "Fried Green Tomatoes at the Whistle Stop Cafe"
- "A Redbird Christmas"

こういった刑事物でも法廷ものでもない、KoontzでもArcherでもない純粋なヒューマンドラマ系はあまり読んで来ませんでしたが、これを機会に少し読んでみることにします。

12月 3, 2006 →Fannie Flagg, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(492)~ バルカン半島

Elizabeth Kostova の "The Historian" です。

この物語もおおいよ大詰めに来ました。Rila という場所に行くことなりました。Dracula との対面シーンではなく、いよいよ Rossi教授がどうなったかが明かされるシーンに近づいていきます。行く途中に山が異様に多い事に Paulは気づきます。

I remarked on this to Helen, who was gazing out the opposite window in the backseat of Ranov's car, and she nodded. 'Balkan is a Turkish word for mountain.'

バルカン半島の Balkan とは、山の事なんですね。知りませんでした。

12月 3, 2006 →Elizabeth Kostova, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(491)~ eyeteeth

Elizabeth Kostova の "The Historian" です。

I looked carefully at his eyeteeth when he spoke, but they didn't appear any sharper than usual; if anything, they were ground down and gray in his unpleasant smile.

政府の監視役かと思われる Ranov の表情を表現している所です。ここで気になったのは、eyeteeth という言葉です。eyetooth の複数形だとは分かったのですが、特殊な意味はなく、素直に、糸切り歯の事のようです。しかし、それが ground down and gray とまで表現されることがあるというのも不思議です。

12月 3, 2006 →Elizabeth Kostova, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(490)~ design and execution

Elizabeth Kostova の "The Historian" です。

PaulとHelenはDraculaの手がかりを求めて旅をしています。Buda Pest で出会った、Stoichev というどちらかというと味方の老学者と、政府の監視役のような Ranov と4人でいつも一緒に行動しています。Ranov の注意を引かないようにしながら3人で密談するのもなかなか難しい状況にありますが、そんな時、Paul と Helen の話を聞き、Stoichev が古文書をあらためて調べていて、手紙を見つけます。

They were similar to Brother Kiril's letters in design and execution, written in a beautifully close, neat hand on leaves that were faded and crumbling at the edges.

ここで気になったのは、design and execution という言葉です。対象が手紙なので、手紙のデザインと見栄えのような感じだと思います。

12月 3, 2006 →Elizabeth Kostova, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.11.26

■ 原書に挑戦(489)~ また本を見つけました

本屋にある訳書のあたりをず~っと見ていると、Diana Gabaldonという人がかなりのシリーズになっている長編小説を書いているのを見つけました。これは読みがいがありそうです。現時点で、以下のように6冊シリーズとなっています。

1. Outlander 896 pages
2. Dragonfly in Amber 960 pages
3. Voyager 1072 pages
4. Drums of Autumn 1088 pages
5. The Fiery Cross (Paperback) 992 pages
6. A Breath of Snow and Ashes (Outlander) (Paperback) 992 pages

なんと言っても、1冊ずつが長い!! これが気に入った点の1つです。これだけあれば、半年は楽しめますね。

11月 26, 2006 →Diana Gabaldon, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(488)~ mop up stew with a piece of bread

Elizabeth Kostova の "The Historian" です。

PaulとHelenはDraculaの手がかりを求めて旅をしていますが、Rossiの行方を捜すのが先決なので、Helenの母親を訪ねます。そこでRossiとHelenの母親が会っていた頃に、Rossiが落としていったという手紙を預かります。その手紙の中にDraculaの手がかりがかなり多く含まれていました。Rossiは、Georgescuという人物と出会い、Draculaの居城であったという場所を探索していました。

He broke a piece of bread for himself and mopped up his stew with it, smiling.

ここの Heが Georgescuです。単に食事のシーンであり、話の進行とは無関係ですが、パンをシチューに浸して食べる際に、最後にシチューをパンでぬぐい取る、という言い方は、英語ではこう書けば良いようです。

11月 26, 2006 →Elizabeth Kostova, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(487)~ ubiquitous bread

Elizabeth Kostova の "The Historian" です。

PaulとHelenはDraculaの手がかりを求めて、イスタンブールから共産圏のBudapestにやってきています。学会で講演するという名目で入国していますが、講演内容はPaulの専門でも何でもなくて、Helenの専門であり、話すことすべてをHelenから教わり、それを知ったかぶりをして講演するのですから、危ない橋を渡っています。その講演会場で出会ったのが、Hugh Jamesです。彼もDraculaの本をもらっているという驚愕の事実を知り、唖然としてお互いに身の上話をしています。

Hugh had ordered several national dishes for me to try, and we had just settled in with the ubiquitous golden-crusted bread and a bottle of Tokay, a famous wine from the northeastern corner of Hungary, as he explained.

「ユビキタス」はIT用語としてかなり定着してきた感がありますが、パンにユビキタスという形容詞が付くとは思ってもみませんでした。実に意外でした。

11月 26, 2006 →Elizabeth Kostova, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.11.23

■ 原書に挑戦(486)~ Labyrinth 読了

Kate Mosse の "Labyrinth" です。

この本はベストセラーという扱いで本屋に置かれていたため、読んでみました。遺跡の発掘現場から始まり、過去(1209年)に生きた女性Alaïsと現在(2005年)の女性Aliceの話を交互に繰り返すスタイルを取っています。両方の女性の名前がそっくりなのと、最初から随所につながりを示唆する表現が頻出するので、Ann Benson のスタイルだなぁと言うのは分かります。しかし、この本は、何がミステリで、誰が何をしようとしているのかが、あまりにも分からなさすぎました。最初の数百ページをこの調子で引っ張られると、かなり憂鬱です。深く読めば分かったのかも知れませんが、大体、軽く読んでいますから、とても困りました。最後に過去と現在がつながってすべてが明らかになるのですが、本当に最後の最後まで謎が残る仕掛けがありました。そういう意味では面白いという人もいるとは思いますが、私は最近、どうも単純明快なものを好んでいます。それはやはり、こういった本を「読むこと」が目的ではなく、気分転換と英語を楽しむという目的だからだと思います。

最近、本の語数情報が amazon.com にある事を教えていただきました。すべての本にその情報がある訳ではありませんが、本の紹介ページの中に Text Stats というリンクがあれば、そこに載っています。過去の本に遡って計算したい所ですが、すべての本には載っていない、というか、私が読む類の本にはあまり載っていない、ということもあり、分かるものだけ、これから採用していきます。

この本の総語数は 186,359 です。

2006年の実績:
11 冊、 2,387,359 語

これまでの累計:
632 冊、59,421,359 語

11月 23, 2006 →Kate Mosse, ■原書に挑戦 | | コメント (2) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(485)~ History is written by...

Kate Mosse の "Labyrinth" です。

History is written by the victorious, the liars, the strongest, the most determined. Truth is found most often in the silence, in the quiet places.

これはもうラストシーンに近い所ですが、老人 Audric が死に際に言う台詞です。Audricが実は・・・であったという驚愕の事実を知った Aliceは、この言葉の真実味を強く感じ取る事ができたようです。

11月 23, 2006 →Kate Mosse, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(484)~ opposite number

Kate Mosse の "Labyrinth" です。

By half-past four, Noubel was sitting with his opposite number in Carcassonne.

もう読んだのがだいぶ前になるので、次第に人物関係が怪しくなってきましたが、Noubelは警官ですね。Carcassonneは地名です。ここで文脈上、明らかに分からないのが、opposite number です。

ópposite númber: {主に英}対応物,同類;
(他組織・職場などで)対等の人[肩書,任務];
(他国の)同等地域;
(外国語の)対応語

という意味があるので、ここではたぶん、「対等の人」つまり仲間なんでしょう。わざわざこういう表現をしているのはなぜでしょう?向かい合わせに座っているという意味もかけているのかも知れません。

11月 23, 2006 →Kate Mosse, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.11.15

■ 原書に挑戦(483)~ hair shirt

George R. R. Martin の "A Clash of Kings" です。

この第2巻から、新たに新顔がチャプター名として登場してきました。Davosですね。高貴な生まれではなく、smugglerです。このDavosの仲間が次のように話しています。

Do you think he would like me better if I wore a hair shirt and never smiled?

he というのは、死亡した Robert王の兄弟の Lord Renly の事です。王位を奪い取った Lannister一族を倒すべく、今後、戦いをしかけていくものと思われます。hair shirt という所に引っかかりました。たぶん、毛が生えたシャツなんだろうなぁと思いましたが、smuggler なので、あまり上等のものではないだろうということで調べてみました。

hari shirt: ヘアシャツ:経(たて)糸に綿,緯(よこ)糸に馬・ラクダなどの毛を織り込んだ,昔の苦行者・悔悛(かいしゅん)者などが肌にじかに着た馬巣(ばす)織りシャツ.

ということなので、やはり高級品ではないようです。

11月 15, 2006 →George R. R. Martin, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(482)~ turn the ears with sticks

George R. R. Martin の "A Clash of Kings" です。

Robert王の死亡に伴い、父親の Eddard Stark が逮捕・処刑されたため、娘の Ayraは身の危険を感じ、敵陣の城の中に身を隠していましたが、自分の居城まで逃げ帰るための方策を練り、姫君の格好のままでは遠くまで逃げられないので、同じように城から脱出しようとしている民衆の中に男の子に変装して紛れ込みます。女の子であることがばれれば、身の危険があるため、必死で男の子として振る舞い続けます。仲間の男の子たちからもばれないようにするため、川での行水、小用を足す場合などにとても苦労します。この逃避行は、飢えと戦い、盗賊、狼の群れなどから身を守るために苦難の旅となりました。そんなある夜の食事のシーンです。

They roasted the sweetcorn in the husk that night, turning the ears with long forked sticks, and ate it hot right off the cob.

この内容を辞書なしで理解するのは困難でした。スイートコーンを食べようとしているのに、「耳」をなぜこねくり回すのか?ということで、ear には別の意味がありそうだと思い、調べました。

ear: (トウモロコシ・麦などの)穂
cob: {英}トウモロコシの穂軸

これらの単語はトウモロコシ用語ということで一件落着。これは分からないですね。

11月 15, 2006 →George R. R. Martin, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.11.14

■ 原書に挑戦(481)~ upside-down smile

Elizabeth Kostova の "The Historian" です。

父と娘の話が続いていましたが、父は Paul という名前で、失踪した Rossi教授の教え子の大学院生だった頃の話をしています。父Paulが娘に語っている話の中に、Rossi教授の娘で、Helen Rossiという人が出てきます。この人と一緒に旅をして Rossi教授を捜し回るというのが、この小説のメインストーリーのようです。ここまで読んでくると、この「娘」の母親は誰か?という疑問が出てきます。これは次第に解き明かされていきます。まだ、Paulにとって、お高い存在だった頃の Helenの様子が記されています。

Helen wore her bemused, upside-down smile, looking about her at these strangers as if they pleased her, but as if she thought she understood them all too well.

イスタンブールのレストランで周りを見渡しているシーンです。upside-down smile というのがどういうものか?はっきり分かりません。口の形状の事を言っているのか、笑い方が逆なのか、はっきりとは断定できませんが、少しひねくれた感じは出ています。

11月 14, 2006 →Elizabeth Kostova, ■原書に挑戦 | | コメント (2) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(480)~ just shy of

Elizabeth Kostova の "The Historian" です。

父は娘に、失踪した Bartholomew Rossi の手紙を見せます。地図を見つけた、どうも Dracula の墓のありかを示す地図らしい、という内容のものです。娘はこの手紙に興奮したのか、夜中になっても寝付けず、真夜中に向かってカウントダウンしていく時計を見ていました。そんな時の出来事です。

The minute hand on my watch jumped suddenly, and I jumped with it. It showed just shy of twelve o'clock.

真夜中の2分前くらいまでカウントダウンしていたのですが、突然、時計の針が動いたというのです。なぜかは分かりません。そりゃあ、時計の針がびくっと動けば、びっくりしますね。それが真夜中の12時の少し前なのでした。

shy of: {主に米話}(完全な額や数に)達しない、足りない。

11月 14, 2006 →Elizabeth Kostova, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.11.12

■ 原書に挑戦(479)~ copy

George R. R. Martin の "A Clash of Kings" です。

統一されていた王国が、Robert 王の死により、昔の 7 kingdoms の時代に次第に逆行していきます。北方で旗揚げせざるを得なかった Robb はまだ15歳ですが、王権を確立できたかのような勢いがあります。母親の Catelyn Stark の目から見ても、まだまだ安心はできないのですが・・・様子を見守る事にしましょう。

You shall have a copy for the queen. Lord Tywin must withdraw beyond these borders, and cease his raiding, burning, and pillage.

Robbは、勝手に Queen Regent を宣言した Cersei の元に地図を送りつけて、国土の境界線を明確にし、戦火を収めようとしています。コピーという言葉が持つ近代性の故に地図の copy という言葉に反応しました。単なる複写ですから、特に気にする事はないとはいえますが、何となく気になりました。

11月 12, 2006 →George R. R. Martin, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.11.04

■ 原書に挑戦(478)~ gypsy summer

Elizabeth Kostova の "The Historian" です。

ここではまだ、父と娘が旅をしています。母はどこにいるのか?などといった事は一切語られていません。外交官の父の出張に連れて回ってもらって、社会勉強をしている所です。普通ならほほえましい光景なのですが、この物語の設定はそんな生やさしいものではありません。この一見、無駄で冗長な記述と思える部分がず~っと続いていますが、後からのドラマチックな展開から振り返ってみると、この平和な一瞬が長く続いている事がとても意味ありげに感じます。

My father and I walked slowly along, enjoying the end of a warm autumnal day--in the local dialect, this was called gypsy summer, a woman in a shop had told us--and I reflected on the differences between the Western world, a few hundred kilometers away, and this Eastern one, just a little south of Emona.

gypsy summer の所ですが、通常は Indian summer と言いますね。地方によってはこのような呼び方をすると言うことでしょうか。なかなか興味深い所です。

11月 4, 2006 →Elizabeth Kostova, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.11.03

■ 原書に挑戦(477)~ knock back

Kate Mosse の "Labyrinth" です。

She knocked back a couple of glasses of water, then leaned back in her chair and tried to enjoy the touch of the sun on her face.

Alice は町の広場にやってきて、ビアホールを見つけて入り込みます。そこで飲み物を注文し、まず水を knock back するということはつまり・・・水を飲むのかな?と思って、辞書を引きました。

knock back: {主に英話}〈酒などを〉ぐいっと飲む,〈食べ物を〉たらふく食べる

ということで、水をあおるように飲むようです。まあ、感じは何となくわかりますけどね。

11月 3, 2006 →Kate Mosse, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.11.02

■ 原書に挑戦(476)~ the grandmother clock

Kate Mosse の "Labyrinth" です。

The grandmother clock told him that no more than twenty minutes had passed.

grandfather's clock というのは聞いた事がありましたが、おばあさんもいるとは思っていませんでした。下記のような意味があるというので、おじいさん時計よりは少し小振りなんでしょうね。

grándmother clóck: グランドマザー時計、箱型大時計はgrandfather's clock と同型で大きさは3分の2程度

11月 2, 2006 →Kate Mosse, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(475)~ glance off

Kate Mosse の "Labyrinth" です。

The rising sun glanced off the shining helmets, swords and bridles. Even the saddlebags of the pack horses had been polished until the grooms could see their faces reflected in the leather.

朝陽がいろんなものにあたって反射しているようすを表現していると思うのですが、この "glance off" の使い方がいまいち、状況的に納得できません。主語は "sun" なので、太陽がヘルメットを glance off するというのはどういう状態なんでしょうか?この後のサドルバッグが鏡のように磨かれているというあたりは分かりますが・・・。

11月 2, 2006 →Kate Mosse, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.09.02

■ 原書に挑戦(474)~ turn a blind eye

Kate Mosse の "Labyrinth" です。

Most of the night-watch turned a blind eye to her comings and goings.

turn a blind eye (to…): (…を)見て見ぬ振りをする

1209年にいるAlaïsは、父親である Bertrand Pelletier が Château Comtal という城の中で要職にあり、城の出入りがフリーパスだったので、こういう表現になっています。これも読んですぐに分かるので特に難しくはありませんが、こういうフレーズが出てきた時点で書きためていかないと、英語のペーパーバックに現れる面白い表現のデータベースが増えていきません(^o^;)。

9月 2, 2006 →Kate Mosse, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(473)~ the newborn day

Kate Mosse の "Labyrinth" です。

先日、オランダに行きましたが、何か記念にということで、スキポール(Schiphol)空港で平積みになっていた本を買いました。それがこの本ですね。

この本はかなり読み進みましたが、何が謎で、誰が何の目的で何をしようとしているのか、サッパリ分かりません。半分以上読んでも分かるのは、2005年にいるAliceという女性の話と、1209年にいるAlaïsにつながりがあるぐらいです。それ以上はなんだか分からない状態で、両方の時代の話が別個に進んでいきます。話自体はおもしろくもおもしろくなくもありません。ただ、参考になる表現がかなり多数出てくるのだけは確かです。

Alaïs pulled open the heavy door that led into the main courtyard and stepped out into the newborn day.

ここで面白いと思ったのが、newborn day ですね。たいした事はありませんが・・・。

9月 2, 2006 →Kate Mosse, ■原書に挑戦 | | コメント (2) | トラックバック (0)

2006.08.06

■ 原書に挑戦(472)~ give you Cara's hand in marriage

Terry Goodkind の "Faith of the Fallen"(The Sword of Truth #6) です。

このシリーズもとうとう6冊目に突入しました。すべての本が700~800ページありますが、ストーリーの展開が速くて次から次へとトラブルが発生するため、一度読み始めると、なかなか本を置く気になれません。Elizabeth Kostova の "Historian" や Kate Mosse の "Labyrinth" とは大違いです。大量の文章を読む練習のための本としては、まさにうってつけですね。

"It's only some rice and beans, Captain. It's not like I'm giving you Cara's hand in marriage."

この文章の意味がはっきりとつかめません。状況としては、しゃべっているのは Richard で、話しかけられているのは、部下にあたる Captain Meiffert です。Cara は、Richard の護衛格的存在の女性です。Captain Meiffert からすれば、皇帝にも等しい雲の上の存在である Richard 自らが料理していてくれる訳であり、たとえ、ご飯と豆しかなくても、こんなに畏れ多い事はありません。この会話のすぐ後に、Cara が、「私は結婚など絶対にしない!!」と言いますが、Richard にしても Mord-Sith という日本で言えば女忍者のような Cara が結婚などしないということは分かってて言っています。辞書を引きますと、

seek [or sue for, ask for] a woman's hand (in marriage) 女性に結婚を申し込む

のような表現がありますが、ここは seek ではなく、give なので、このような意味合いではありません。また、上記のような前後関係や状況から考えると、素直に「Cara と結婚したら披露してくれる料理の腕前には及ばないんだが」というような意味なんでしょうね。あまり自信はありませんが、そんなニュアンスで話しているとしか思えません。

8月 6, 2006 →Terry Goodkind, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.07.29

■ 原書に挑戦(471)~ ゲド戦記

Ursula Le Guin の "The Earthsea Quartet" です。

世の中が「ゲド戦記」ブームになってきた?ので、読む事にしました(ブームに悪のりするのが何よりも好きです)。私はゲド戦記に詳しい訳ではありませんが、作者の Ursula K Le Guin は何十年も前から知っています。有名なSF作家で、何冊か英語で読みましたが、何と言っても "Left Hand of Darkness" という本が有名ですが、実はこれにたどりつく前に、Ursula K Le Guin の本を好んで読まなくなってしまいました。何故かと言いますと、彼女の本はいったん読み出すと面白いのですが、なかなか読み始める気にならないのが難点だったからです。

Ursula K Le Guin は、1929年生まれなので、もう77歳近くになっていますね。彼女はSF界で最高の栄誉となるヒューゴー賞を5回、ネビュラ賞を4回受賞しています。これはSF界ではすばらしい業績です。しかし、このゲド戦記の原作本は、ファンタジー小説で、またもやファンタジーの世界にとどんどん深入りしています。でも読み出して見るとなかなか面白いですね。魔法を扱うファンタジー小説のベストセラーはたくさんありますが、Magic のとらえ方が小説ごとに異なる点がこれらの本のベストセラーたるゆえんなんでしょう。例えば、Terry Goodkind は、additive magic、subtractive magic という世界を作り、ハリーポッターは、魔法学校で魔法を学ぶ世界を作っています。Ursula Le Guin の世界では、「もの」に付属する true name が分かりさえすれば、魔法でその「もの」をコントロールできるという概念が特徴的です。

この本には最初の4話である "A Wizard of Earthsea"、"The Tombs of Atuan"、"The Farthest Shore"、および"Tehanu" を収録しています。子供向け?の Puffin Books として出版されているにも関わらず 700ページ近くあり、とても読み応えがあります。

7月 29, 2006 →Ursula Le Guin, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.07.23

■ 原書に挑戦(470)~ odds and ends

Elizabeth Kostova の "The Historian" です。

この本はなかなか本題に進みません。主人公の16歳の少女の父親が旅行に連れて行ってくれて、その旅先でのみ語ってくれる話がず~っと続いています。まさか、この調子ですべてを語り尽くそうというのでしょうか?

In Istanbul there is a little-known repository of materials, founded by Sultan Mehmed II, who took the city from the Byzantines in 1453. This archive is mostly odds and ends collected later by the Turks as they were gradually beaten back from the edges of the empire.

ódds and énds: 種々雑多な事柄,寄せ集め;余り物,残り物,くず物,がらくた

7月 23, 2006 →Elizabeth Kostova, ■原書に挑戦 | | コメント (2)

2006.07.19

■ 原書に挑戦(469)~ A Game of Thrones 読了

George R. R. Martin の "A Game of Thrones" です。

この本の一つの特徴が、章のタイトルが登場人物になっている事です。最初の200ページほどで100人を超える登場人物が登場し、かなり辟易しましたが、章のタイトルすなわち、ストーリーが語られるのは、たった8人だけで、以下のような回数となります。

Bran 7回
Cateryn 11回
Daenerys 10回
Eddard 15回
Jon 9回
Arya 5回
Tyrion 9回
Sansa 6回

これだけ繰り返してストーリーが展開されると、いやが上にもこれらの人物がこれからどうなるのか?という興味に支えられて、どんどん読み進みたくなります。

例によって、語数と冊数をカウントアップします。標準的なページで数えて 431語/ページでした。ただし、10ページに1回ほどの割合で章が代わり、1ページほど空白があります。したがって、ページ数は807から73削減して734とします。これにより、431語×734 ページ = 316,534 なので、316,000語とカウントします。

ということで、次のようになります。

2006年の実績:
10 冊、 2,201,000 語

これまでの累計:
631 冊、59,235,000 語

7月 19, 2006 →George R. R. Martin, ■原書に挑戦 | | コメント (0)

■ 原書に挑戦(468)~ butterflies flutter

George R. R. Martin の "A Game of Thrones" です。

Butterflies fluttered nervously in Sansa's stomach. I shouldn't be afraid, she told herself.

Sansa は、父親の Ned が反逆罪でつかまっても、新しい王のフィアンセとして何とか立ち回って、父親を助けたいと考えていますが、王宮内は敵ばかりで、心が安まる時がありません。そこで、この文章が出てきます。蝶々が羽ばたくって、何?という感じですが、別の意味があるに違いないと思い調べました。

butterflies: {話}
(1)(過度の緊張からくる)はらはら,どきどき,不安.
(2)(神経性の)胃痙攣(けいれん):

というのがあっただけでなく、"butterflies dance in one's stomach: どきどきする" という表現もありました。ここの文では dance ではなく、flutter ですが、同じような意味でしょう。

7月 19, 2006 →George R. R. Martin, ■原書に挑戦 | | コメント (0)

2006.07.17

■ 原書に挑戦(467)~ Soul of the Fire 読了

Terry Goodkind の "Soul of the Fire"(The Sword of Truth #5) です。

Richard と Kahlan は無事に結婚できますが、その婚儀の祝福の夜に、chime という悪霊の一種のようなものが蔓延している事が分かり、すべての additive magic が失われた世界が広がっていきます。chime に魅入られた人は、水の中に引き込まれて水死したり、火の中に水から飛び込んで死んでしまいます。subtractive magic は使えますが、実質的には magic が消え失せた世界となり、Zedd も Ann も、Mother Confessor である Kahlan の力もすべて使えなくなり、ただの人となってしまいます。この異常事態の中で、Ander人と Haken人が住む Anderith の国の話が長々と続きます。なぜ、この Anderith の国の話が出てくるのかが最初は分かりません。しかし、この国に古くから存在する Dominie Dirtch という人間の肉と骨を分離して殺してしまう音波兵器のような恐ろしい最終兵器の秘密が chime の存在と深く関わっている事が分かった時に、この物語の奥深さにアッと言わされます。

例によって、語数と冊数をカウントアップします。標準的なページで数えて 330語/ページでした。したがって、330語×788 ページ = 260,040 なので、260,000語とカウントします。

ということで、次のようになります。

2006年の実績:
9 冊、 1,885,000 語

これまでの累計:
630 冊、58,919,000 語

7月 17, 2006 →Terry Goodkind, ■原書に挑戦 | | コメント (0)

2006.07.02

■ 原書に挑戦(466)~ red-handed

James Patterson の "Jack & Jill" です。

"Yes, I'm working late again. You caught me in the act. Red-handed, guilty as charged. A friend of yours dropped by the school this morning," she said. "A detective Jonh Sampson."

réd-hánded: 犯罪[悪事など]を犯している最中の[に]、現行犯の[で]、血まみれの手をした[して]

John Sampson は、ご存じのように、Alex Cross のでかい相棒です(刑事のデカとひっかけているのですが(^o^;)無理がありますね)。「赤い手」はやはり血に関係していますね。このような相関性をしっかりと頭に入れていけば、想像力と読解力のバランスが取れてくるはずです。

7月 2, 2006 →James Patterson, ■原書に挑戦 | | コメント (6)

■ 原書に挑戦(465)~ メガネをかけた女性には言い寄らない?

James Patterson の "Jack & Jill" です。

Christine Johnson had on a cashmere jacket and long wool skirt. Her hair was pulled back and tied with a yellow bow. She was wearing her glasses. Working barefoot. I thought of a line--from Dorothy Parker, I think--Men seldom make passes/At girls who wear glasses.

子供が襲われるという事件が起きているので、Alex Cross は子供達の小学校の校長をしている Christine Johnson の所を訪ねます。誰もいないと思ったのですが、深夜にもかかわらず、Christine がまだ仕事をしているのを見つけました。その時の Christine の様子です。

間違えて既に読んでしまった次作の Cat & Mouse で、Christine Johnson との仲が進展していきますが、ここでは冷静な描写が続いています。しかも、最後にあるように、メガネをかけた女性に男はほとんど言い寄ることはない、なんて不思議な表現が出てきます。そう言われてみると、アメリカ映画など、メガネをかけた女性がメガネを外すと、恋が進展し始めるなんてシーンが良くあるように思えてきました。女性ではないですが、クラークケントもメガネをかけていると、誰もスーパーマンだとは気が付かないというのもそんな「メガネ効果」なんでしょうか。

7月 2, 2006 →James Patterson, ■原書に挑戦 | | コメント (0)

2006.06.26

■ 原書に挑戦(464)~ black eye

Terry Goodkind の "Soul of the Fire"(The Sword of Truth #5) です。

Fitch had heard the women in the kitchen say that Lady Chanboor would go unseen for weeks because the Minister would have enough of one thing or another from his wife and give her a black eye.

black eye:

(説明) if you have a black eye, you have a dark area around your eye because you have been hit.

(例文) Jack looked like someone had given him a black eye .

このシリーズ5作目にして、Fitch なる人物が初登場しました。かなりのページ数を割いていますので、これからかなり重要な役割を果たすのかも知れません。Fitch は普通の男の子なんですが、Richard も最初は普通の wood guide でしたから分かりませんね。Lady Chanboor は the Minister の奥さんですが、あまりにも素行が悪いので、the Minister がパンチを食らわしたため、奥さんの目の回りが黒くなり、何週間も表に出られなくなった、といった所でしょうか。

6月 26, 2006 →Terry Goodkind, ■原書に挑戦 | | コメント (0)

■ 原書に挑戦(463)~ magic is incompatible

Terry Goodkind の "Soul of the Fire"(The Sword of Truth #5) です。

Kahlan put a hand on his arm. "I'm sorry, Zedd, but you and Ann can't go. The sliph's magic, as you were explaining, has dictates protecting it. That's why Richard had to leave his sword behind; its magic is incompatible with the magic of the sliph.

Zedd は、Midland で最高位の wizard であり、Ann は sisters of the light の最高位の Prelate であるにも関わらず、additive magic しか持たず、subtractive magic の素質がないため、高速移動させてくれる magic である sliph を使う事ができません。Richard が持っている Sword of Truth も additive magic しか持たないため、sliph を利用時に持ち運ぶ事ができません。そういう magic 間の非互換の事を incompatible と言っています。IT関係以外の記事で incompatible という言葉が使われているのは不思議な気がしますが、ファンタジー小説で見つけるということは、更に不思議な気がします。

6月 26, 2006 →Terry Goodkind, ■原書に挑戦 | | コメント (0)

■ 原書に挑戦(462)~ 顔にありありと表れている

Jeffery Deaver の "The Twelfth Card" です。

Clearly a rookie, he had "eager" written on his smooth forehead.

日本語でも同じような表現があります。こういう考え方が共通であることを知って、ホッとします。

6月 26, 2006 →Jeffery Deaver, ■原書に挑戦 | | コメント (0)

■ 原書に挑戦(461)~ wet blanket

Jeffery Deaver の "The Twelfth Card" です。

"Everybody thinks I'm disagreeable," Rhyme scoffed, rolling his eyes. "Everybody thinks I'm the wet blanket--there's another cliché for you, Lon.

a wet blanket: 熱意を失わせるもの、座を白けさせる人[もの]

事件の関係者に話を聞く事になり、当事者が16歳の女の子であると分かったのに、絶対に不向きであることは明らかな Rhyme が「私が話を聞こう」と言ったため、みんなしらけてしまった、というくだりです。この後、実際に16歳の女の子2人と、Rhyme との会話のやりとりが始まりますが、話が全くかみあわず、予想通りの苦戦となります。

6月 26, 2006 →Jeffery Deaver, ■原書に挑戦 | | コメント (0)

■ 原書に挑戦(460)~ ドラキュラはドラゴンの息子

Elizabeth Kostova の "The Historian" です。

Dracula means son of Dracul--son of the dragon, more or less. His father had been inducted into the Order of the Dragon by Holy Roman Emperor Sigismund--it was an organization for the defense of the Empire against the Ottoman Turks.

ドラキュラは、ドラゴンの息子のようなものらしいですね。そして、ドラキュラの父親は、Order of the Dragon に入っていたようです。この後、ドラキュラのシンボルとしてドラゴンが示されていくのですが、ドラキュラとドラゴンに関係があるなどとは意外な展開です。

6月 26, 2006 →Elizabeth Kostova, ■原書に挑戦 | | コメント (0)

2006.06.25

■ 原書に挑戦(459)~ 複雑な人称関係

Elizabeth Kostova の "The Historian" です。

第2章の始めの所は以下のような書き出しになっています。

You already know, my father said, that before you were born I was a professor at an American university. Before that, I studied for many years to become a professor.

最初の You は、この物語の主人公の女の子を指しています。I とは、この女の子の父親です。しかしながら、"my father said" の所の my は、女の子なのです。構文的にも意味的にも取り違える事はありませんが、こういう書き方をしないといけなくなるのは複雑です。へたをすると誤解されてしまいます。この第2章は、女の子の父親がいかにして、Dracula と関わり始めたかを話している章です。

6月 25, 2006 →Elizabeth Kostova, ■原書に挑戦 | | コメント (3)

■ 原書に挑戦(458)~ deplaning

Irving Wallace の "The WORD" です。

"We've arrived in Chicago," the stewardess's voice was announcing. "Please check your personal belongings. All deplaning will be done through the front door of the aircraft."

シカゴに到着した飛行機から降りようとする人に向けたアナウンスです。良く見ると、「スチュワーデスの声がアナウンスする」という言い方をしていますね。この言い方は少し日本人からすると違和感があります。

次に気になったのは、deplaning という言葉です。最近は JAL の国際線で日本人スチュワーデスの英語、またはヨーロッパでは英米以外の airline の乗務員のなまった英語しか聴いていませんが、deplaning などという言葉を使うのでしょうか?

6月 25, 2006 →Irving Wallace, ■原書に挑戦 | | コメント (0)

■ 原書に挑戦(457)~ 単なる誤植でしょう

Irving Wallace の "The WORD" です。

"We're about to land," the stewardness reminded him. "Please fasten your seat belt, Mr.--Mr. Randall."

気になったのは、stewardness です。こんな単語があるのかと思いましたが、前後関係から見て、女性の stewardess がしゃべりかけているのは明らかなので誤植でしょう。

6月 25, 2006 →Irving Wallace, ■原書に挑戦 | | コメント (0)

■ 原書に挑戦(456)~ dirk は Dirk Pittとは無関係?

George R. R. Martin の "A Game of Thrones" です。

When they had entered the mountains, he had been her captive, bound and helpless. What was he now? Her captive still, yet he rode along with a dirk through his belt and an axe strapped to his saddle, wearing the shadowskin cloak he'd won dicing with the singer and the chainmail hauberk he'd taken off Chiggen's corpse.

dirk: (特にスコットランド高地人の昔の)短剣(dagger)

Catelyn Stark が人質にして連れ帰ろうとした、Tyrion Lannister の様子を述べています。最初は手足を縛って護送していましたが、追っ手の追撃を逃れるために山に入った所、山賊のような一団に襲われ、人数的に圧倒的に不利であったため、Tyrion Lannister にも battle axe を渡して加勢させました。その後、dirk も所持するようになり、鎖帷子まで着込むしまつです。これでは人質などとは言い難くなっています。

この dirk が気になったのは、Clive Cussler のヒーローである Dirk Pitt を思い出したからです。何の関係もないとは思いますが・・・。

6月 25, 2006 →George R. R. Martin, ■原書に挑戦 | | コメント (0)

■ 原書に挑戦(455)~ red smile とは?

George R. R. Martin の "A Game of Thrones" です。

"I think not," Tyrion said. "If you want me dead, you had only to say the word, and one of these staunch friends of yours would gladly have given me a red smile."

誘拐された Tyrion Lannister がしゃべっています。殺す気なら造作もなく殺せるはずだ、と開き直っています。ただ、ここの最後の所にある "a red smile" の意味が良く分かりません。red は血の色に通じているので、そのような関係の意味だろうという所までは推測できるのですが・・・。

私の推測は、喉をかっさぱけば、喉に赤い切れ目が出来て、それが笑っているように見えるのではないだろうか、それが red smile に見えるのではないか、というものです。外れているかも知れませんが、こんな所ではないでしょうか?いくら辞書を調べても、答えが見つかりそうにない場合には「想像力」が必要です。イマジネーションを働かせて物語を理解する力が必要となってくるように思います。これが真の英語力につながっていくのかも知れません。

6月 25, 2006 →George R. R. Martin, ■原書に挑戦 | | コメント (0)

■ 原書に挑戦(454)~ 名詞で使われる "lay"

George R. R. Martin の "A Game of Thrones" です。

Yoren would carry the story south. That fool singer might make a lay of it.

lay: (特に歌うための)短い物語詩,詩;歌謡(ballad)

この物語は、とてつもなく長い冬がやってくる世界の話で、とても暗い話なのかと思っていました。しかし、面白いという前評判があったので、無数に登場してくる登場人物を紙に書き出して整理しながら読んできました。でもさすがに登場人物が100人を超えた頃に、人名を整理するのはあきらめました。しかし、その頃から、次第に物語の展開が弾んできたのです。我慢して200ページほどを読めば、相当に楽しめる物語となってきます。

Catelyn は宿場で偶然?に出会った、Lannister 家の1人である Tyrion Lannister を誘拐してしまいます。Catelyn の息子の Bran に刺客を放ったのは、Lannister 家の仕業に違いないと考え、かなり大胆にも Tyrion Lannister を人質として自分の居城である Winterfell にまで連れて帰ろうというのです。

ここで、Yoren は、Tyrion Lannister の誘拐現場である宿場で出会って連れてきてしまった旅芸人の歌い手です。こういう人間を連れて歩けば、いずれ物語を作って、暖かい南方にも歌って広めてくれるだろうと Catelyn は考えた訳です。

"lay" にこのような意味があろうとは思っても見なかったのでした。

6月 25, 2006 →George R. R. Martin, ■原書に挑戦 | | コメント (0)

■ 原書に挑戦(453)~ P と Q

T. H. White の "The Once and Future King" です。

Merlin は、The Wart を鳥にする前に、The Wart から次のように質問されます。

"I bet I am more than subaltern," said the Wart, "If I am a merlin."
subaltern: [英軍事] 准大尉の、陸軍大尉(captain)より下位の士官の

これに対し、Merlin は、鳥たちの階級意識について注意事項を述べます。

"Well, as a matter of fact, you are. You will find that both the kestrel and the spar-hawk will be polite to you, but for all sake's sake don't interrupt the senior merlins or the falcon. She is the honorary colonel of the regiment. And as for Cully, well, he is a colonel too, even if he is infantry, so you must mind your p's and q's."
kestrel: 小形のタカ数種の総称、アメリカチョウゲンボウ(American kestrel)など
spar-hawk: (これは辞書に見あたりませんが、sparrow hawk の事ではないかと思われます)
for all sake's sake: (これも手元の辞書では見あたりませんが、何が何でもというニュアンスに受け取れます)

別に鷹の種類を勉強したい訳ではなく、次のイディオムが気になりました。

mind one's p's and q's: 行儀よくする、言行に気を配る、注意[用心]深くする

このイディオムを調べるために、"p" を辞書で調べました。長い間、英語の本を読んできましたが、まさか、"p" を調べるはめになろうとは思いませんでした。辞書によれば、このような言い回しが出来たのは、p と q を混同しやすかったからのようです。

6月 25, 2006 →T.H.White, ■原書に挑戦 | | コメント (0)

■ 原書に挑戦(452)~ bottom line と morning line

James Patterson の "Jack & Jill" です。

The President asked the real question on his mind. "What's your bottom line on Jack and Jill?"
"No bottom line yet. Maybe a morning line," I told him.

bottom line: 最終結果,結論;事実の核心,肝心かなめの点,「基本線」;ぎりぎりの線;決定的な契機
morning line: (競馬開催当日の朝に予想屋などが出す)競馬予想表,予想新聞

Alex Cross は大統領と1対1で会う機会を得ます。そして、大統領から「JackとJillに関して何が分かったのか?」というような質問をされます。これに対して、Alex Cross は「まだ肝心な事は分かっておらず、予想の段階でしかない」と答えます。bottom line と morning line は同じ line つながりの面白さがあり、大統領に対する答えとしてはまずまずではないでしょうか。

6月 25, 2006 →James Patterson, ■原書に挑戦 | | コメント (0)

2006.06.24

■ 原書に挑戦(451)~ 槍試合の競技場?

George R. R. Martin の "A Game of Thrones" です。

Ser Jaime tossed a kiss to some woman in commons, gently lowered his visor, and rode to the end of the lists. Both men couched their lances.

これは、中世の騎士が鎧兜に身を包み、馬にまたがって槍試合を行ったシーンをイメージすると理解できます。ファンタジー小説とはいえ、中世の騎士と何も変わりません。お互いにかなり離れて向い合い、長い槍(lance)を水平に構えて走り出し、すれ違いざまに相手を槍で突き落とすという馬上槍試合です。この槍試合を表す英語としては tilt や joust という言葉が頻繁に出てきます。槍を水平に傾けて走り出すので、tilt という言葉は特にぴったりきます。

ここで問題にしたいのは、list という単語ですね。一覧表なんかではないのは明らかです。band や strip という意味がありますので、この馬上槍試合を行う、細長い競技場の事を指しているのではないかと思います。この list という表現は、この後、何度も登場するので、意味としてはこれで間違いないと思われます。

ついでに commons という言葉ですが、この槍試合は王侯貴族だけではなく、平民も観戦していますので、この平民達がいる場所の事を指していると思われます。

6月 24, 2006 →George R. R. Martin, ■原書に挑戦 | | コメント (0)

■ 原書に挑戦(450)~ 王として君臨

George R. R. Martin の "A Game of Thrones" です。

"I told you to drink, not to argue. You made me king, you could at least have the courtesy to listen when I talk, damn you. Look at me, Ned. Look at what kinging has done to me. Gods, too fat for my armor, how did it ever come to this?"

King である Robert Baratheon が、王の hand である Ned Stark に向かって愚痴を言っているシーンです。ここで気になる表現は、"kinging" です。王様業とでも言いましょうか、とにかく王となっている間に太ってしまい、鎧も合わなくなったというような事も言っています。

6月 24, 2006 →George R. R. Martin, ■原書に挑戦 | | コメント (0)

2006.06.23

■ 原書に挑戦(449)~ 若い頃から

Terry Goodkind の "Soul of the Fire"(The Sword of Truth #5) です。

From a young age, Kahlan had seen wizards and sorceresses draw the ancient emblem representing the Creator, life, death, the gift, and the underworld.

若い頃からという意味で、"From a young age" という表現が使われています。気になったのは age に冠詞が付いていることで、まあ、付けないと英語にならないから付いているのでしょうが・・・。

ついでに本当に頻繁に出てくる、The Sword of Truth 用語ともいうべきものがここでも並んでいますので、確認の意味で書いておきます。

the Creator: 創造主という意味ですが、命を消し去る地獄ではなく、命を作り出すという意味が強く込められています。
the gift: これは魔法の力、特に wizard が持っている力で、遺伝で授かる力の事を指します。
the underworld: これは地獄というか冥界というか、死の世界という意味に使われています。

6月 23, 2006 →Terry Goodkind, ■原書に挑戦 | | コメント (0)

■ 原書に挑戦(447)~ 今度は鳥です

T. H. White の "The Once and Future King" です。

未来をすべて知っている Merlin が The Wart を教育しています。前回は魚に変身してお城の堀の中を泳ぎ回った The Wart ですが、今回は鳥になるようです。しかし、どのような種類の鳥になるかが問題です。

"I should like to be a merlin," said the Wart politely. This answer flattered the magician. "A very good choice," he said, "and if you please we will proceed at once."

merlin: コチョウゲンボウ、ヨーロッパ・シベリア産の小形のハヤブサ属の種、pigeon hawk ともいう

魔法使いの Merlin に向かって、merlin になりたいと言ったのですから、Merlin がまんざらでもないのは当然として、would like to ならぬ should like to という表現に少しびっくりしました。でもシチュエーションから考えて「merlin になった方が良さそうに思います」程度の意味かなと思います。

この物語は、アーサー王と円卓の騎士がイギリスを縦横無尽に走り回る話だとばかり思っていました。しかし、未来のアーサー王たる人物(The Wart)は、魔法で魚にしてもらったり、鳥にしてもらっています。これは物事をいろんな視点から見るべきであり、君主たるもの、人民の実体を知らねばならぬという一種の英才教育なんでしょうね。

ファンタジー小説の原点であり、ファンタジー小説を評価する際のよりどころとなる本という触れ込みなので、しっかりと内容や構成を把握していきたいとは思いますが、予想とかなり異なる内容で、かなりとまどいを感じながら読んでいる事も事実です。

6月 23, 2006 →T.H.White, ■原書に挑戦 | | コメント (0)

2006.06.19

■ 原書に挑戦(446)~ 絶好のカード

James Patterson の "Jack & Jill" です。

「原書に挑戦(435)~ fast company とは?」にすぐ続く文章です。

I had learned a long time ago that if you can't spot the pigeon in a poker game, then you're probably it

pigeon: {トランプ俗}(ポーカーで,引いてきた)絶好のカード

ポーカーゲームの話をしているので、pigeon は鳩ではなく、何か別の意味(ここでは「絶好のカード」)がありそうだということはすぐ分かりますが、辞書を引かないと分かりません。こういうものをマスターするには、実際の生活の中で少しずつ学習していくしか方法はないでしょうね。

6月 19, 2006 →James Patterson, ■原書に挑戦 | | コメント (1)

2006.06.12

■ 原書に挑戦(445)~ 単なる想像だったかも?

Robert Jordan の "Knife of Dreams" です。

Rage falshed across Mellar's narrow face--he actually quivered!--but he mastered himself instantly. It was all gone so fast that she might have imagined it.

怒ったように見えたのだが、アッと言う間に元に戻ったので、はたして本当に怒った顔をしたのか、怒ったように思っただけなのか、どちらか分からなくなったようです。こういう言い方って、日本語でも良くあるように思いますが、どういうのがしっくり来るのか?いまいち思いつきません。

6月 12, 2006 →Robert Jordan, ■原書に挑戦 | | コメント (0)

2006.06.11

■ 原書に挑戦(444)~ 彫刻装飾を施す

George R. R. Martin の "A Game of Thrones" です。

Septa Mordane pointed out Lord Jason Mallister, in indigo chased with silver, the wings of an eagle on his helm.

chase:〈金属に〉彫刻装飾を施す、打ち出し模様で飾る(enchase)

これは完全な文章にはなっていないようですが、いろんな鎧を着けた騎士達が目の前を通り過ぎていくのを見て、あれこれ言っている所です。かぶとに鷲の羽根が描かれているのですが、銀の装飾が施されているという意味だと思います。

6月 11, 2006 →George R. R. Martin, ■原書に挑戦 | | コメント (0)

2006.06.10

■ 原書に挑戦(443)~ From the Corner of his Eye 読了

Dean Koontz の "From the Corner of his Eye" です。

Dean Koontz の話は、原書に挑戦(3) にも書いています。最初に読んだのが False Memory で、次に選んだのが Strangers でした。この他に One Door away from Heaven という本も読みました。最初の2冊は、共にマインドブロックをかけられて、恐ろしい体験をする話でした。Dean Koontz の恐怖の質、設定と展開の特異性により、通常の本では得られない異質の読後感が得られます。

この話も、警官の Vanadium がコインを空中で消してしまうマジックが披露された段階では、何も疑問を感じていませんでしたが、Barty が雨の中を濡れずに走り回れる事を母親に示してから、何か変わった展開になっていくのだと分かったのです。Vanadium はコインを4次元空間に吹き飛ばしていました。Barty は人間の目ではとらえられないスピードで並行宇宙を巧みにウォークスルーする能力を持っていました。こんな荒唐無稽な話と異常な殺人鬼の話がからんで、この異様な Koontz ワールドが展開していくのです。しかし、この味付けこそが Koontz の真骨頂であり、多作作家としての地位を確立しているのだと思います。次はどんな話が待ちかまえているのだろうという期待感で本に手が出ていきます。

例によって、語数と冊数をカウントアップします。標準的なページで数えて 326語/ページでした。また、章の切れ目で約半ページ分が空白となっていますので、326語×729 ページ - 83章×326/2語 = 224,125 と計算して、224,000語とカウントします。

ということで、次のようになります。

2006年の実績:
8 冊、 1,625,000 語

これまでの累計:
629 冊、58,659,000 語

6月 10, 2006 →Dean Koontz, ■原書に挑戦 | | コメント (0)

2006.06.09

■ 原書に挑戦(442)~ この本のタイトルの由来

Dean Koontz の "From the Corner of his Eye" です。

Agnes の息子 Barty (=Bartholomew) は、早熟の天才ぶりを発揮していますが、3歳の時に目に違和感を感じ、医者にガンを宣告されます。両目を摘出する手術を受ける事になった Barty が手術室に向かう搬送車に乗った時、母の Agnes が次のように言います。

"Well, with so much on His shoulders, He can't always watch us directly, you know, with His fullest attention every minute, but He's always at least watching from the corner of His eye. You'll be all right. I know you will."

ここで、He とは神様の事です。この本のタイトルは恐らく、ここの部分から来ていると思われます。この本の特異性として、第1章の最初の所に、Barty が3歳で視力を失い、13歳の時に視力を取り戻すとあります。しかし、両目を摘出した Barty がどのようにして視力を取り戻すのかが不思議でたまらず、最後まで読み続ける事になります。

6月 9, 2006 →Dean Koontz, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(441)~ Google の隠れた意味?

Dean Koontz の "From the Corner of his Eye" です。

For a finder's fee, Junior was put in touch with a paper-maker named Google. This was not his real name, but with his crossed eyes, large rubbery lips, and massively prominent Adam's apple, he was as perfect a Google as ever there had been.

Junior は、偽造 ID を入手するため、そういった書類を作ってくれる所を探し、Google という偽名を持つ男を見つけます。どこまで本気で書いているのか分かりませんが、わざとこんな名前にしたのでしょうか?少し気になったので引用してみました。

6月 9, 2006 →Dean Koontz, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.06.08

■ 原書に挑戦(440)~ 何度も泊まる

George R. R. Martin の "A Game of Thrones" です。

"There is an inn at the crossroads up ahead," Catelyn told him. She had slept many a night there in her youth, traveling with her father.

Catelyn は Ned の妻です。自分の子供 (Bran) を高い塔から突き落として、半身不随にした犯人をつかまえるべく、お忍びで行動していて、宿泊先をどこにしようかと考えている所です。"many nights" ではなく、"many a night" になっているのは、何度も 1泊を繰り返して父と旅をした事を反映する表現だろうと思います。

6月 8, 2006 →George R. R. Martin, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.06.07

■ 原書に挑戦(439)~ 非難する

George R. R. Martin の "A Game of Thrones" です。

"A smart boy, but stubborn. That helm...the others call him bullheaded, so he threw it in their teeth."

King の Hand と呼ばれる重責についた Ned Stark は、前任者の行動を調べているうちに、ある鍛冶屋にいる少年 (Gendry) にたどりつき、その少年が作ったかぶと(helm)が気に入り、所望するが、断られます。その大胆な行動もふまえ、Ned は少年が King の bastard (庶子) であると確信するのです。

throw in a person's teeth: 〈行為などに対して〉人を責める,非難する

6月 7, 2006 →George R. R. Martin, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.06.06

■ 原書に挑戦(438)~ いまだにスリムな体型

Clive Cussler の "DEEP SIX" です。

In his late fifties and an exercise addict, he still cut a trim figure. He was short and muscular, and his red hair and beard had yet to show a trace of gray.

cut a figure: (自分の姿・行動について)ある印象を与える、(人の)注意を引く

これは、Dirk Pitt の直属の上司である、Admiral Sandecker に関する記述です。50台後半にしていまだにスリムな体型を維持しているようです。

6月 6, 2006 →Clive Cussler, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.06.05

■ 原書に挑戦(437)~ ミドルネームの使い方?

Dean Koontz の "From the Corner of his Eye" です。

Bartholomew might be a teenager living with his parents or a dependent adult residing with family; if so, he wouldn't be revealed in this search, because the phone would not be listed in his name. Or maybe the guy loathed his first name and never used it except in legal matters, going by his middle name, instead.

ちょっと引用が長くなりました。ここは Junior がなぜか、Bartholomew という人物を天敵であると信じ込み、探し出して殺さないといけないという妄想に取り付かれて、まず電話帳を手始めとして、Bartholomew を探し始めます。年齢も何も分からないので、Junior は、ここに引用しているように推論し探していきます。まず、teenager なら電話帳には載りません。次に大人でも扶養家族となっていれば (dependent adult) 電話帳には載らないでしょう。また、自分の名前が気に入らず、正式な書類以外は、ミドルネームを使うようにしていれば、電話帳に Bartholomew という名前が載ることはない、と考えている訳です。この探索は、これから相当な時間をかけて、ず~っと続けていくことになります。

ところで、ミドルネームって、そんな用途に使っていいものなんでしょうか?日本人にはミドルネームの習慣が無いので良く分からないです。

6月 5, 2006 →Dean Koontz, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(436)~ カエルの子は?

Dean Koontz の "From the Corner of his Eye" です。

On Joey's side, there was no family to provide help. His mother had died of leukemia when he was four. His dad, fond of beer and brawling--like father not like son--was killed in a bar fight five years later.

ことわざで有名なのは、Like father,like son (この親にしてこの子あり、カエルの子はカエル) ですが、ここは少し違いますね。何と訳すのが良いでしょうかね。Joey というのは、Agnes の優しい夫でした。Joey は、産気づいた妻の Agnes を病院に連れて行く途中で交通事故に遭い死亡します。Joey の父親は飲んだくれだったようで、父と子はかなり違うようなので、そういう事情を考慮して意味をくむ必要があります。

6月 5, 2006 →Dean Koontz, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.06.04

■ 原書に挑戦(435)~ fast company とは?

James Patterson の "Jack & Jill" です。

Alex Cross はホワイトハウスに呼ばれ、FBI 長官、ホワイトハウスの chief of staff 等のそうそうたるメンバーが連なる会議に列席します。このようなグループに混じった Alex Cross は次のように考えています。

It was fast company for a homicide detective from South-east D.C., even for a deputy chief. But I figured I was pretty fast company, too. I had seen nasty things that none of them had, or would ever want to.

ここで注目しているのは、"fast company" です。2回使われているのですが、同じ意味だとすると、どうも考えにくいのです。最初の fast company は、そうそうたるメンバーの中に一介の刑事が混じる事が分不相応な事を指していますが、後の fast compnay は、陰惨な現場に何度も立ち会っている Alex Cross でないとなれないものなので、厳密に言うと、別の種類の company であると考えた方が良さそうです。どう考えれば問題ないか?皆さんにご意見をおうかがいしたい所です。

6月 4, 2006 →James Patterson, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(434)~ buttoned-down は buttoned-up の逆?

James Patterson の "Jack & Jill" です。

He wore a black raincoat over a dark gray suit. A buttoned-down look. Definitely senior law enforcement of some kind, I figured.

He というのは、Alex Cross ではなく、突然話しかけてきた人物で、どうもホワイトハウスの人間らしいですね。この Jack & Jill というのは、大統領と大統領夫人を指す暗号のようです。Jack & Jill と名乗る殺人鬼の本当の目的は、大統領の暗殺にあるのではないか?と推察され始めた所です。

問題なのは、"buttoned-down" という言葉です。buttoned-up という言葉には、「保守的な、地味な」に類する意味が連なっていますので、その逆かと思いました。しかし、buttoned-down という単語にはシャツを指す以外に、やはり、"a button-down company or style is formal and traditional" というような意味があり、やはり「形式的、伝統的」という概念が当てはまるようです。なぜ、こうなんでしょうか?

6月 4, 2006 →James Patterson, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(433)~ 痛い所をつかれる

Clive Cussler の "DEEP SIX" です。

Dirk Pitt は、EPA (Environmental Protection Agency) の Julie Mendoza と顔を合わせますが、緊急事態を確認すべく、色々と探りを入れます。しかし、それに業を煮やした Julie は、次のように言い放ちます。

"So much for small talk, Mr. Pitt. While we stand here, people are dying. You couldn't know that. But take my word for it. If you're half the man you're reported to be, you'll stop screwing around and get on the plane--now!"
"You really go for the jugular, don't you, lady?"
"If I have to."

go for the jugular: (口論などで)急所を突く.

6月 4, 2006 →Clive Cussler, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(432)~ 生き物にとっての慰め?

Clive Cussler の "DEEP SIX" です。

Admiral Sandecker の手配により、EPA (Environmental Protection Agency) の Julie Mendoza が、Dirk Pitt と Giordino を迎えにやってきます。Dirk Pitt は、Civil War 時代に沈んだ船を調べる Cumberland プロジェクトで潜水中です。Julie は、Pittが浮上してくるまで待つ、と言った所で次の文につながります。

Giordino shrugged. "Suit yourself." He broke into a friendly smile. "We don't stock much in the way of creature comforts but we do have cold beer."

冷たいビールがある、という所は分かりますが、その前が判然としません。creature comforts って一体何だろう?と思って調べてみると・・・。

créature cómforts: (飲食物,暖かさ,家屋など)肉体的慰安となるもの、衣食住、(特に)飲食物

と言うことで、あまり大したものはないが、ビールならある、という位の意味だろうと推察できます。

6月 4, 2006 →Clive Cussler, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(431)~ 所持品

Dean Koontz の "From the Corner of his Eye" です。

He had not yet disposed of her private effects. In the dark, he went to the dresser, opened a drawer, and found a cotton sweater that she had worn recently.

ここで気にすべきなのは、"private effects" の所ですね。知っていれば何という事もありませんが、effect という単語を引いても正しい意味が分からない辞書があります。effects で引かないと正しい意味が見つからないというのも不便な気がするというか、日本の英語学習者の発想では、複数形の見出し語を探すという事は、まずしないでしょうね。

personal effects: (商品などと区別して)手回り品、所持品

6月 4, 2006 →Dean Koontz, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(430)~ 埋葬する

Dean Koontz の "From the Corner of his Eye" です。

Even as this news pleased Junior, it also saddened him. He was not merely interring a lovely wife, but also his first child. He was burying his family.

このニュースというのは、妻を物見櫓から突き落として殺したのに、シラを切って埋葬現場に立ち会っている Junior の横に警官の Vanadium がやってきて、Junior の妻は妊娠していたと告げた事を指しています。ここで問題としている英語は "inter" ですね。

inter: 〈死体を〉埋葬する、葬る(bury)

日常的に使いそうで、ついつい調べるのがおっくうになりそうな単語にこのような意味があるというのは、落とし穴かも知れません。

6月 4, 2006 →Dean Koontz, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.06.03

■ 原書に挑戦(429)~ The Sword of Truth #4 読了

Terry Goodkind の "Temple of the Winds"(The Sword of Truth #4) です。

これは今までで最も読み応えがありました。Richard Rahl が Kahlan と結婚するための最後の障壁として立ちはだかったのが、この Tmeple of the Winds でした。Richard が Old World と New World の間にあった Dark Tower を破壊した事により、Aydindril にある Wizard の magic の知識のライブラリである Keep の地下にあるシールも破れたため、Richard は数千年前の Wizard の知識への足がかりを得ることになります。特に、特定地点間を高速移動させてくれる Sliph なる生物?が登場したり、黒死病のようなとんでもない Plague が発生したりと、この The Sword of Truth シリーズの世界がどんどん拡大していきます。この#4では、Temple of the Winds という、underworld に存在していて、そこに行くには死ぬしかない場所に乗り込まないと、Plague を contain できないという状況に追い込まれます。そして、その Temple of the Winds に Richard が乗り込むための条件というのが、今までで最も過酷な条件となります。すなわち、Richard は Kahlan ではなく、幼なじみの Nadine と結婚せねばならず、Kahlan もまた、Richard のいとこにあたる人が良さそうだが実は邪悪な人間と結婚しなければならないからです。この難問をいかに解決するか?という辺りがこの物語のクライマックスです。

例によって、語数と冊数をカウントアップします。普通のページで数えて 371語/ページでした。従って、371語×822 ページ= 304,962 なので、300,000語とカウントします。

ということで、次のようになります。

2006年の実績:
7 冊、 1,401,000 語

これまでの累計:
628 冊、58,435,000 語

6月 3, 2006 →Terry Goodkind, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(428)~ 脱線した列車

Dean Koontz の "From the Corner of his Eye" です。

They lived too far from the nearest railroad tracks. He could not rationally expect a derailed train to crash through the garage.

Jacob は、妄想癖のようなものがあり、人災のような事故にとても敏感です。住んでいる所が鉄道の線路から遠く離れていて、何も心配ないはずですが、脱線した列車がガレージに突っ込んでくるのではないかと心配するような所があります。

6月 3, 2006 →Dean Koontz, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(427)~ 差し出した手

Dean Koontz の "From the Corner of his Eye" です。

Confused, Panglo held out his right hand, but Jacob said, "Sorry, no offense, but I don't shake with anyone."
"Well, certainly, I understand," said Panglo, slowly lowering the offered hand, although he clearly didn't understand at all.

Agnes の夫、Joe Lampion の葬儀をとりおこなうことになり、Walter Panglo という mortician (=funeral director) に依頼することになったのですが、Agnes の双子の兄弟の1人である Jacob は Panglo を全く信頼していません。そのためか、握手も拒否しています。ここで問題にしているのは、"offered hand" の所で、差し出した手というように意味を取れば通じます。しかし、このような状況が分からない場合には、文法的に見て、相手から差し出された手ではないかと思って、混乱してしまう事があるかも知れません。

6月 3, 2006 →Dean Koontz, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(426)~ Honeymoon 読了

James Patterson & Howard Roughan の "Honeymoon" です。

これが、あの Alex Cross シリーズの著者の James Patterson の著書かと思いましたが、内容はまあまあ納得できるものです。最後がどのような結末になるのか?は大体推察できたので、そうはならないで欲しいなぁとは思いつつも、あまり意外性のない終わり方で、少し期待外れの感があります。

例によって、語数と冊数をカウントアップします。普通のページで数えて 263語/ページでした。また、多数ある章の継ぎ目に空白が多いので、それを減らします。従って、263語×389 ページ - 263語×117章= 71,536 なので、71,000語とカウントします。

ということで、次のようになります。

2006年の実績:
6 冊、 1,101,000 語

これまでの累計:
627 冊、58,135,000 語

6月 3, 2006 →James Patterson, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.06.02

■ 原書に挑戦(425)~ 往診

Clive Cussler の "DEEP SIX" です。

Amos Dover は Amie Marie という漁船から distress call を受け、現場に急行しますが、既に全員が死亡していました。船医である Lieutenant Commander Isaac Thayer は次のように言います。

"What do you make of it, Doc?" Dover asked.
Thayer shrugged and smiled. "Looks as though I better make a house call."

hóuse càll: (医者の)往診

この騒動のさなかに、30マイルほど北東の方向から別の緊急連絡が入ります。無人の火山島である Augustine Island を調べている研究者に物資を運ぶ船からの救難信号ですが、研究者が全員死亡しているという連絡でした。

Amie Marie に往診に向かった Doc も、船内の状況を無線で伝えながら死んでいきます。空気感染の伝染病か何かのようです。

6月 2, 2006 →Clive Cussler, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(424)~ Loran 位置

Clive Cussler の "DEEP SIX" です。

話は1989年に変わります。Coast Guard cutter である Cattawba に乗船している Lieutenant Commander の Amos Dover はアラスカの近くにいます。

A distress call had been received by a vessel calling herself the Amie Marie. One quick SOS followed by a Loran position and the words "...think all dying."

ここで、SOS信号は分かりますが、Loran position とは何でしょうか?

loran: {時に L-}ロラン,自位置測定装置:航空機や船が地表2か所の送信局[ロラン局]からの電波の到着時間差を測定して、自位置を割り出す位置測定装置

6月 2, 2006 →Clive Cussler, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(423)~ 朝を告げる電話のベル

James Patterson & Howard Roughan の "Honeymoon" です。

The phone in the Westchester house rang the next morning at about eleven. Nora picked up, thinking Craig was confirming their lunch date for later that afternoon.

電話が主語になっていて、翌朝の到来を告げる役割を果たす、とありますが、11時というのは朝と言えるのでしょうか

6月 2, 2006 →James Patterson, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.06.01

■ 原書に挑戦(422)~ わかめサラダ

James Patterson & Howard Roughan の "Honeymoon" です。

They ate wakame salads, Cuu Long chicken, and lemonglass beef while cuddling and watching North by Northwest.

わかめサラダですが、これは少し前にベトナム料理のテイクアウトの話が出てきているのでベトナム料理の一種と思われても仕方ないでしょうね。

6月 1, 2006 →James Patterson, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(421)~ Prince of Fire 読了

Daniel Silva の "Prince of Fire" です。

Allon Gabriel は若い暗殺者と思っていましたが、実はもう50才位の中年に達しています。大体いつも痛めつけられるシーンがあり、どちらかというと、さっそうと派手なアクションをこなすヒーローという訳でもありません。しかし、このシリーズをず~っと読んでくると、この寡黙だが確実に相手を倒していく暗殺者が誕生した背景に、心の中の葛藤とか過去の痛み・苦しみを乗り越えてきた強さと、絵画の修復技術にかけては、世界でも有数の腕があるという職人技の存在とがクローズアップされています。

やっと最新刊に追いついたかと思ったのですが、"The Messenger" というのが最新作として登場すると書いてあり、がっくり来たものの、またまた楽しみが増えました。

例によって、語数と冊数をカウントアップします。普通のページで数えて 206語/ページでした。従って、206語×376 ページ = 77,456 なので、少し少な目にして、75,000語とカウントします。

ということで、次のようになります。

2006年の実績:
5 冊、 1,030,000 語

これまでの累計:
626 冊、58,064,000 語

6月 1, 2006 →Daniel Silva , ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.05.31

■ 原書に挑戦(420)~ stone は重量の単位

George R. R. Martin の "A Game of Thrones" です。

By the look of him, he must have weighed twenty stone.

Wall 守護のためにハムとあだなが付くほどの太った巨漢がやってきました。これはファンタジーなので、石20個分ほどの重さという言い方があるのか?と思っていました。どれ位の重さなんだろう?と、ふと思いましたが、こういう言い方も面白いと思って通り過ぎてしまいました。

しかし、同じ日に別の本で同じ言い方を見つけたのです。

T. H. White の "The Once and Future King" です。

He often weighed no less than twenty-two stone, and sometimes as much as twenty-five.

He とは、槍の試合をするために完全武装した騎士の事で、重さは 22~25 stone にもなると言います。となると、いくらこの本もファンタジーであるとは言っても、stone には何らかの意味があるはずで・・・辞書を引きました。

stone: (pl. stone)ストーン、特に14ポンド(6.35kg)に相当する英国の単位、特に体重について用いる。略:st.

ということです。う~ん、知りませんでした。知らないという事は怖い事だと知りました。

5月 31, 2006 →George R. R. Martin, →T.H.White, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(419)~ 伝染性

Robert Jordan の "Knife of Dreams" です。

What if it's catching? You hear about all sorts of strange sickness these days.

catching: 伝染性

逆に伝染性という言葉から英文を作ろうとすると、contagioug とか infectious とか言いたくなりますが、こんな簡単な言葉で構わないんです。な~るほど、ですね。

5月 31, 2006 →Robert Jordan, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(418)~ 口コミ

Robert Jordan の "Knife of Dreams" です。

前回、進行が早いと書きましたが、真ん中あたりまで来ていますが、遅々として進まなくなってきました。またいつものパターンに陥っています。妊娠している Elayneの話題が続きすぎます。

Word of mouth, Cauthon. Word of mouth.

word of mouth: 口コミ

これは特にどうという事はありませんが、ふと、word of mouth って何だろうと思ってしまいました。こういう簡単な言い回しは良く覚えておく必要がありますね。

5月 31, 2006 →Robert Jordan, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.05.30

■ 原書に挑戦(417)~ 二、三段飛び

George R. R. Martin の "A Game of Thrones" です。

She heard him shout to the guards outside the room, heard them descending together in a wild rush, taking the stairs two and three at a time.

she とは Catelyn の事で、he は Robb ですね。Robb が護衛兵に知らせると、護衛兵達は階段を二、三段飛びに駆け下りていった訳です。塔から落ちて意識不明で寝ている Bran を襲うために、わざと火事を装い、護衛兵達を遠ざけたのです。そこまでして殺さねばならない Bran は一体、何を見て塔から落とされたのか?という所でしょう。

5月 30, 2006 →George R. R. Martin, ■原書に挑戦 | | コメント (2) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(416)~ 毒蛇でした

George R. R. Martin の "A Game of Thrones" です。

"The only truths I know are here. The south is a nest of adders I would do better to avoid."

adder と言えば、加算器程度にしか考えていなかったため、辞書を引こうという気にもなりませんでしたが、引いてびっくりですね。

adder: ヨーロッパクサリヘビ、ヨーロッパに普通に見られる毒蛇の一種

5月 30, 2006 →George R. R. Martin, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(415)~ 断層

Dean Koontz の "From the Corner of his Eye" です。

"The San Andreas should have a magnitude eight-point-five quake once every thousand years, to relieve stress on the fault. It's hundreds of years overdue."

サン・アンドレアス断層は1,000年に一度、マグニチュード8.5以上の地震があるはずだ、などと不気味な事を言うのは、Agnes の双子の兄のうち、Edomの方です。この双子は暗いオタクで、人災や天災の記録を調べています。ここで問題にしているのは、fault という単語ですね。これが「断層」という意味だというのは、なかなかピンと来ないかも知れませんが、私は昔に、これが誤訳されている場面に立ち会っているので、きわめてピンときます。

5月 30, 2006 →Dean Koontz, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(414)~ 核心をつく

James Patterson & Howard Roughan の "Honeymoon" です。

She was there to hear some bad news and had no interest in prolonging the suspense. So I cut to the chase.

ここの She とは、もちろん、打算的な悪女?の Nora の事ですが、I というのが複雑な設定で、これをバラしてしまうと面白くないので説明しませんが、Nora の前に、Craig という男と、謎の人物 O'Hara が現れます。I がはたして誰なのか?が次第に明らかとなるのが、この本のストーリーですね。

cut to the chase は何らかの熟語だろうと思ったのですが、ランダムハウス英語辞典(英和)には載っていませんでした。しかし、LDOCE にはありました。

cut to the chase: (informal) to immediately start dealing with the most important part of something

まあ、こんな意味ならば、話の流れはつながります。

5月 30, 2006 →James Patterson, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(413)~ へび使い

Dean Koontz の "From the Corner of his Eye" です。

Junior drove them a little crazy by pretending not to understand their intent as they circled the issue like novice snake handlers warily looking for a safe grip on a coiled cobra.

Junior というのは悪の化身とも言うべき、殺人狂の Enoch Cain の事です。へび使いの事を snake handler なんて言うとは知りませんでした。

5月 30, 2006 →Dean Koontz, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.05.28

■ 原書に挑戦(412)~ ノリがいい/ゴロがいい

James Patterson & Howard Roughan の "Honeymoon" です。

The man stared ant the Tourist. His squint returned. "Okay, but slowly you do this," he said. "Of course. Easy-peasy-Japanesey. Wouldn't have it any other way."

Easy-peasy-Japanesey. これは実にノリがいい、言い方ですね。ただ、単にそれだけなのか?もう少し深い意味があるのか?良く分からない所です。あと、ここででてくる Tourist が誰なのかが、後の方で重要な意味を持ってきます。ここでは何のことだかサッパリ分からないまま、話が進んでいきます。

5月 28, 2006 →James Patterson, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.05.27

■ 原書に挑戦(411)~ またいで乗り越える?

Daniel Silva の "Prince of Fire" です。

Gabriel climbed out of the van and crossed the carpark overlooking the beach, then he saddle-stepped a short stone wall and struch out across the sand to the water's edge.

辞書に載ってないのは、"saddle-step" という言葉です。しかし、この前後の文脈からすると、「ガブリエルはバンから降りて、海岸を見渡せる駐車場を横切り、海岸との境にある低い石の壁をまたいで乗り越え、砂浜から波打ち際へと進んでいった」というような意味なので、おそらく、いったん石の壁にまたがってから乗り越えて行ったのだと思われます。

これを読んで、あすとるさん の4月28日の記事にある stile を思い出しました。でもこれとは少しスタイルが異なると思います。

5月 27, 2006 →Daniel Silva , ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(410)~ タイムカードの打刻

Daniel Silva の "Prince of Fire" です。

何か普通の日常シーンの記述が出てきました。

She found her card, third slot from the bottom, and punched in: 5:56 P.M.

そうですね。下から3番目にある自分のカードを取り出して、5:56分に打刻したんですね。punched in と表現するということが分かりました。

5月 27, 2006 →Daniel Silva , ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(409)~ 郵便物

Daniel Silva の "Prince of Fire" です。

簡単な言い方というか、簡単な言葉なのですが、日本人的発想では誤解されそうなので、以下のような表現はうまく使えませんね。

Martineau removed his post from the mailbox, then rode the small lift up to the fourth floor.

post: 郵便物

5月 27, 2006 →Daniel Silva , ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.05.06

■ 原書に挑戦(408)~ 伸びかけた髭

James Patterson & Howard Roughan の "Honeymoon" です。

Never had tusseled bleached-blond hair and razor stubble looked so good.

Norah の最初の犠牲者となる Jeffrey Sage Walker の風貌の話をしています。razor stubble という表現は、なるほどという感じですね。カミソリをあてて剃った髭が伸びてきて切り株のようになっているさまを言っているのでしょう。

5月 6, 2006 →James Patterson, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.03.18

■ 原書に挑戦(401)~ 単なるファンタジー小説とは違いますね

T. H. White の "The Once and Future King" です。

The Wart という少年の教育係として Merlin が登場します。しかし、どうも時代設定というか、話の展開視点が見えません。The Wart が初めて森の中で Merlin に会った時、Merlin は井戸から水をくんでいました。
"By this and by that," added the old gentleman, heaving his bucket out of the well with a malevolent glance, "why can't they get us the electlic light and company's water?"
この話は中世の話ではないのでしょうか?電気や水道の話が出てくるのは何ともはや。なぜ、そんな話をするのか、次のような説明から読み取る必要がありますが、どう考えても The Wart には分からないでしょう。
Now ordinary people are born forwards in Time,...But I unfortunately was born at the wrong end of time, and I have to live backwards from in front, while surrounded by a lot of people living forwards from behind.
言いたいことは、Merlin は未来に生まれて時間を逆向きに進んでいるが、周りの人はすべて時間を前向きに進んでいるということらしいです。Merlin が電気や水道のある生活を経験しているのはそのためのようです。分かったようで分からない説明です。この話がこんな設定だったとは、全く知りませんでした。単なるファンタジー小説ではないようです。

3月 18, 2006 →T.H.White, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(400)~ 交通事故

Dean Koontz の "From the Corner of his Eye" です。
With a crash as loud as the dire crack of heaven opening on Judgment Day, Ford pickup broadsided the Pontiac....The driver's side of the Pontiac lifted....The passenger's side slammed against the pavement...Glass in the door next to Agnes cracked, dissolved....She rammed against the door, pain shot through her right shoulder.
Agnes Lampion と Joe Lampion の子供の出産予定が近づいたため、Joey は妻の Agnes をポンティアックに乗せて病院に出かけますが、その途中で事故に遭い、Joey は死んでしまいます。Agnes は身重でベルトもしていませんでしたが、助かります。運転席側が持ち上がったと書いてありますので、フォードピックアップは車の左側(運転者席側)から突っ込んできたことになります。そして助手席側が道路にクラッシュして、右側に座っていた Agnes は右肩を痛打します。この後、もう一度衝撃が来て、2度目の回転が始まります。
This second impact turned half a roll into a full three-sixty. The Pontiac crunched onto the driver's side and jolted, at last, onto its four tires, jumped a curb, and crumpled its front bumper against the wall of a brightly painted surfboard shop, shattering a display window.
横向きになった状態に、車がぶつかってきてまた回転し、今度は運転手席側も道路に接触しただけでなく完全に一回転して起きあがり、また走り出して、縁石(curb: 蛇足ですが野球のカーブは curve)を跳び越え、サーフボードショップのショーウィンドウに突っ込みます。

ここで気になった表現は、"full three-sixty" でした。

3月 18, 2006 →Dean Koontz, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.03.04

■ 原書に挑戦(399)~ The Sword of Truth #3 読了

Terry Goodkind の "Blood of the Fold"(The Sword of Truth #3) です。

これは意外と短く 623ページでした。一気に読んでしまいました。Blood of the Fold というのは、魔女 Adie の昔話の中に登場してきました。何かそれほど恐ろしげには思えなかったのですが、Blood of the Fold の Lord General である Brogan の妹 Lunetta が witch であり、不思議な能力がありますが、その能力の実体が分からない状況が続いていきます。それよりも恐ろしいのが、古代の weapon と呼ばれる dream walker の存在です。寝ている人の夢の中に入り込んで人を支配でき、しかも起きている時は時間の隙間を動き回れるというやっかいな存在です。そんな恐ろしい男には、さすがの Richard であっても立ち向かえるはずがないと思うのですが、そこは物語として良くできていて、Richard は dream walker の天敵らしいのです。な~るほどといった所です。

例によって、語数と冊数をカウントアップします。普通のページで数えて 443語/ページでした。従って、443語×623 ページ = 275,989 なので、少し少な目にして、270,000語とカウントします。

ということで、次のようになります。

2006年の実績:
4 冊、 955,000 語

これまでの累計:
625 冊、57,989,000 語

3月 4, 2006 →Terry Goodkind, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.03.01

■ 原書に挑戦(398)~ アーサー王伝説

T. H. White の "The Once and Future King" です。

ファンタジー小説を何冊か読んできて、とうとうこの本にたどり着きました。これは言うまでもなくアーサー王とその魔法使い(Magician)マーリン(Merlin)の物語ですね。どのような物語なのかははっきりと分かっていないので楽しみです。ただ、最初の書出しは、Terry Goodkind のアクションもの(activity重視)とは相当違って、いかにも叙情的なスタート(humanとcontext重視)で、最初に登場してくるのは、Kay と the Wart の2人の少年?です。the Wart って人名とは思えないのですが、間違いなく人名であり、トムソーヤー物語のような感じで、2人が鷹狩りに使う鷹を逃がしてしまい、高い木の上にとまっている鷹が眠るまで、夜中まで森の中で待っているという所から始まります。

Wizard/Sorcerer/Magician と色々ありますが、Lord of the Rings に始まり、The Wheel of time の Aes Sedai から The Sword of Truth の本当の Wizard まで、色々と大量に読んでいます。しかし、何と言っても Merlin は楽しみな存在です。昔、タイムトンネルというテレビ番組をやっていました。それはアリゾナ砂漠の地下に作られた秘密?の研究所で時間旅行を可能とするリング状のトンネルが制御不能となり、2人の研究員?が過去や未来を行ったり来たりする話でした。その最後の方で、魔法使いのマーリンが現れたのを覚えていますが、詳しい話は忘れました。それでもマーリンがタイムトンネルの時間旅行能力に何らかの影響を持つ存在だったのをかすかに記憶しています。

3月 1, 2006 →T.H.White, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(397)~ The Wheel of Time?

Terry Goodkind の "Blood of the Fold"(The Sword of Truth #3) です。
Richard is the war wizard who will lead us in the final battle. The prophecies tell us this, but do not whether we will prevail.
この書き方は、まさに The Wheel of Time の Rand al'Thor を説明する記述に似ています。Richard は wizard でありながら、誰にも何も magic という gift の使い方を教わっていないため、本能だけで magic を発動させて、いつも危険をかいくぐるというスリルを与えてくれます。しかし、そんな Richard も Zedd のような first order の wizard でさえも入れないという Keep の地下に入り込み、3,000年も眠っていた古代の magic の一種である sliph を発動させる事に成功します。she と呼ばれる sliph とは一体何か・・・どんどん面白くなっていくこの話は一体、どのような展開を今後見せるのか? The Wheel of Time とはかなり違う躍動感とスケールの大きさに引き込まれると抜けられなくなる「魔力」がありますね。

3月 1, 2006 →Terry Goodkind, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(396)~ 立っている水?

Terry Goodkind の "Blood of the Fold"(The Sword of Truth #3) です。
Yellow light from the windows flickered in the pool of standing water.
standing:〈水が〉流れない,よどんでいる,たまっている

ということで、水がよどんでいるさまが表現されているようです。何となく雰囲気で分かりますが・・・。

3月 1, 2006 →Terry Goodkind, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.02.12

■ 原書に挑戦(394)~ 少女をスイッチする?

Terry Goodkind の "Stone of Tears"(The Sword of Truth #2) です。

第一級の魔法使い Zedd と盲目の魔女 Addie が話しています。Addie は若い頃の話をしています。若い頃から魔法(gift)を使う事を禁じられていた Addie は、8-9才の頃に火事の現場に遭遇し、2階から助けを求める同じ位の年齢の女の子を救うため、魔法を使って火を消してしまいます。それで女の子は命を救われた訳ですが・・・祖母の Lindel はこれを許しませんでした。
When Grandmother Lindel came, she took me and the girl before the men of the king's circle, Grandmother Lindel switched the girl who I saved. She bawled a good long time.
「原書に挑戦(292)~ ヤギとスイッチの関係」の所でも出てきました。そうです、switch は鞭打つという意味でした。この用法に慣れておかないと、いきなりswitchが出てくると面食らいます。今の所、ファンタジー小説でしかお目にかかっていません。普通は whip か lash でしょうね。

Lindel は、まず、助けた女の子を鞭打ちます。この後で、Addie をもひどく鞭打った上に、町中を引きずり回します。魔法を使う事はいけない事だと、しっかりと教え込んでいる事を町の人に印象付けるためなのでしょうか。

2月 12, 2006 →Terry Goodkind, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(393)~ パンを起こす?

Terry Goodkind の "Stone of Tears"(The Sword of Truth #2) です。

Richard は the Sword of Truth を与えられ、Seeker となりましたが、この剣は無実の人間を傷つける事ができない魔法の剣なのです。しかし、第1巻で Mord-Sith の Denna に痛めつけられて訓練されている間に、Richard は無意識に Subtractive magic に目覚め、剣を「白く」変化させて、愛するものさえも貫ける剣にする事ができるようになり、Denna を涙ながらに殺して、Darken Rahl と対決する力を得ます。この剣を「白く」変化させる力を再び使う事になるのですが、これは愛する Kahlan をもうっかりと殺しかねないという力だけに Richard は自戒の念を込めて話します。
"At what cost?" he whispered. "Whenever I even think of turning the sword white, all I can remember is how I did it to you, how I almost killed you with it."
"But you didn't. Almost doesn't make bread rise."
意味が不明瞭なのは、"make bread rise" の所です。辞書を引くと、rise の意味の中に「〈パン生地などが〉(酵母菌で)膨れ上がる、膨張する」というものがあります。「ほとんど(almost)」というだけではパンはふくらまない、もっと決定的な要素が必要、という位の意味でしょうか?どうも食べ物がからむと他に意味があるのでは?と良く分からなくなります。

2月 12, 2006 →Terry Goodkind, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(392)~ 「深い6?」再び

Clive Cussler の "DEEP SIX" です。

Clive Cussler はこれで6冊目になります。この Dirk Pitt シリーズは軽い読み物ながら、アッと言わせる展開の妙に引き込まれて、ついつい手にとってしまいます。しかし、英語的表現に興味深いものが多いので、とても参考になります。

まずタイトルですが・・・「原書に挑戦(343)~ 深い6?」でご紹介した通り、次のような意味があります。
"We deep-six the warheads in the ocean," Bass replied without hesitation.
deep-six: {米俗} 水葬;海中[水中]に捨てること.おそらく水深6ファゾム(fathoms)を表すが、死体を埋める深さが最低6フィートであることからともいう

今回の物語は、すべての Dirk Pitt 物語と同じく、過去の出来事からスタートします。今回は 1966年7月の話からスタートです。Los Angeles のバスの中で自分とそっくりな顔写真が付いたパスポートを拾った若い女性の Arta Casilighio は、自分の人生を変えるために働いていた銀行から$128,000のお金を持ち出し、髪型を変え、パスポート中の人物である Estelle Wallace に生まれ変わるために、New Zealand の Auckland 向けの貨物船 San Marino 号に乗り込みます。通常は人は乗せない貨物船なので、乗組員達から熱烈な歓迎を受けます。そしてこの貨物船の荷物はというと、8億ドル相当のチタンのインゴットです。ここまでのストーリーからすれば、この船が沈んでしまい、それを数十年後に Dirk Pitt が引き上げるというパターンが予想できます。しかし、そういう話はなくて、Estelle Wallace は乗組員達に眠り薬のようなものを飲まされて、足におもりを付けられ、海に放り込まれてしまいます。この後、話は現代に戻るのですが、例によって、今回の話を説明する図が付いています。この図を見ると、 Pilottown という船を横から見た見取り図があり、しかもこの船は火山灰に埋まっている図になっています。どういう話の展開になっていくのだろう?と思わせるスタートです。またまた、話に引き込まれて行きます。

2月 12, 2006 →Clive Cussler, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.01.22

■ 原書に挑戦(391)~ Targaryen家のDany

George R. R. Martin の "A Game of Thrones" です。
Her mother had died birthing her, and for that her brother Viserys had never forgiven her.
ここで her とは、没落?した Targaryen家に残された Princess Daenerys の事です。Viserys は Danyの兄です。Dany の母の Queen Rhaella は Dany を産んで亡くなります。それが気に入らない兄の Viserys は妹を政略結婚させようとしているようです。

1月 22, 2006 →George R. R. Martin, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.01.15

■ 原書に挑戦(390)~ Magic の新たなる世界

Terry Goodkind の "Stone of Tears"(The Sword of Truth #2) です。

最初の #1 Wizard's First Rule では、文字通り Wizard の第一の規則を教えられた Richard ですが、話はどんどんエスカレートしていきます。200ページほど読んだ段階ですが、Midland にいた Mother Confessor の Kahlan と wizard of the First Order である Zeddicus Zu'l Zolander (Zedd) と Westland の Richard の世界と死の世界である underworld の3つの世界が・・・さらに拡大していきます。Kahlan が全く知らない the Palace of the Prophet という所から 3 人の the Sisters of the Light がやってきたのです。Eastland というのが出てきていませんので、あるいはそこから来たのか?? 彼女たちの力は未知ですが、Kahlan と Zedd の知らない世界にも Wizard がいる事が明らかとなり、新たなる magic の世界が展開します。the Palace of the Prophet では、magic の gift がある子供を連れてきて、Rada'Han という首輪?をはめて訓練し、magic を control できる Wizard を the Creator のために育て上げます。Richard は前作で、Mord-Sith の Denna に同じような首輪をはめられ、強烈な苦痛を与える the Agiel で昼夜の区別無く痛めつけられ、犬のような生活を強いられた恐怖の経験が忘れられず、Sister が提案した the Palace of the Prophet での Wizard 訓練を断ります。magic が発動してきためたに尋常ではない頭痛にさいなまれ続けていて、この訓練を受けないといずれは死ぬと言われても断ります。断られた事など無かった sister は驚き、1 人は責任を取って自害します。

この後、the Palace of the Prophet の話が出てくるのですが、そこにいる sister 達は、まるで Robert Jordan の the Wheel of Time シリーズの Aes Sedai のような能力を持っているようです。また、首輪をはめて訓練するさまは、channel 能力を持つ女性を首輪にはめてコントロールし、channel 能力を戦闘能力として使う the Seanchan をほうふつとさせます。the Wheel of Time シリーズは11作がリリースされていて、この the Sword of Truth シリーズは9作あるようです。いずれ劣らぬ大長編で、まさにチャレンジのしがいがあります。ただ、両方とも英語の表現で私の参考になるようなものはあまり見つからないようです。それは私が探している表現というのが、歴史と文化に基づく表現だからです。しかしながら膨大な量の英語を読み下す能力だけはどんとん進化していくので、これはやめられませんね。

1月 15, 2006 →Terry Goodkind, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.01.14

■ 原書に挑戦(389)~ サムソンとデリラ

Dean Koontz の "From the Corner of his Eye" です。
In any confrontation with Aggie, Joey was always Samson shorn, never Samson pre-haircut.
Agnes Lampion と Joe Lampion の子供の出産予定が近づいています。Joe の事を Joey と呼び、Agnes は Aggie と呼ばれていますが、Joey はかなりの偉丈夫(この言葉も古いでしょうか。日本の時代小説や中国文学を読んでいると良く出てきますが)で、Agnes を病院に連れて行こうとしますが、なかなか Agnes の承諾を得られません。このため、こういう表現になっているものと思われます。Samson とは間違いなく、旧約聖書に出てくる Samson と Delilah の Samson を指していると思われます。怪力の根源が髪の毛にあった Samson は寝ている間に愛する Delilah に髪の毛を切られ、力を失います。どうも Joey は Agnes を前にすると、髪の毛を切られた Samson のようだと言っているようです。

旧約聖書の中で髪の毛が力の根源だ、と Samson が言っている所は次のように書いてあります(King James Bible:
http://patriot.net/~bmcgin/kjvpage.html
より引用)。
That he told her all his heart, and said unto her, There hath not come a razor upon mine head; for I have been a Nazarite unto God from my mother's womb: if I be shaven, then my strength will go from me, and I shall become weak, and be like any other man.
また、Delilah が Samson の髪の毛を切るシーンは次のようです。
And she made him sleep upon her knees; and she called for a man, and she caused him to shave off the seven locks of his head; and she began to afflict him, and his strength went from him.
ナイフとかで長い髪を切っただけかと思っていましたが、7 つに束ねていた(結構おしゃれ?)髪の毛を刈り込んでいるか、またはカミソリをあてて剃っているような感じですね。力の根源なら根こそぎにしておかないといけないからでしょうか?

1月 14, 2006 →Dean Koontz, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.01.11

■ 原書に挑戦(388)~ スウォッチ?

George R. R. Martin の "A Game of Thrones" です。
"The man died well, I'll give him that," Ned said. He had a swtch of oiled leather in one hand. He ran it lightly up the greatsword as he spoke, polishing the metal to a dark glow.
swatch: (布などの)材料見本、(一般に)見本、見本の小片

読んでいけば、刀を拭いてつやを出すのに使っているので、時計のスウォッチなんかではない事はすぐに分かります。ファンタジーの世界では現代的な表現が排除されているため、迷うことなく意味は確定しますが、単語の持つ意味の広がりに、ふと考えさせられてしまいます。

1月 11, 2006 →George R. R. Martin, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(387)~ 橋まで競争

George R. R. Martin の "A Game of Thrones" です。
"He died well. Race you to the bridge?"
"Done," Jon said, kicking his horse forward. Robb cursed and followed, and they galloped off down the trail, Robb laughing and hooting, Jon silent and intent.
Robb と Jon は母親違いの兄弟で、共に Stark 家の当主 Ned の息子達です。Jon が庶子(bastard)です。罪人の処刑現場を見た後、「橋まで競争だ」と Robb に言われて、Jon はすぐにこれに応じますが、その後の様子の描写は2人の境遇の違いがもたらす陰影を表現しているかのようです。

1月 11, 2006 →George R. R. Martin, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.01.08

■ 原書に挑戦(386)~ 新シリーズへの挑戦

George R. R. Martin の "A Game of Thrones" です。

これは、A Song of Ice and Fire の Book one です。いきなりの Prologue が全く理解できません。恐らく、かなり先の方の話が描かれていて、話が展開するにつれて、この Prologue のシーンの意味が分かるようになるようにする手法なんだと思います。

この話は、House Stark の面々がまず登場します。当主の Eddard Stark とその妻 Catelyn、およびその子供達である Robb、Sansa、Bran、Ayra、Rickon、そして Eddard Stark の庶子である Jon Snow の話から始まります。とてつもなく寒い北国である Winterfell にいて、北方の蛮族の脅威を防ぐための Wall の番人としての存在と、南国の列強達との確執がテーマのように思われます。ちなみに、King である Robert of the House Baratheon と、王妃の Cersei、王妃の出身の Lannister 家の話が交錯し、Stark 家の娘 Sansa は、King の息子 Prince Joffrey と政略結婚しそうな状況にあります。過去の歴史には、Dragon がいて、その骸骨が残っていると書かれています。その骨は黒くて硬く、弓の材料として格好の素材であるといった文化と伝説を織り交ぜています。ある日、今まで人間の住む所には現れなかった Direwolf が現れ、多数の子狼を残して死んでしまい、この子狼を Stark 家の子供達が育てています。この子狼の存在は殺伐とした陰謀と戦いの中にほほえましさをもたらしてくれています。

約 130ページほど読んできましたが、これから膨大な長さで展開していく物語をきちんとフォローしていくために、人間関係を頭の中で整理するので精一杯でした。作者が Appendix に各 House の登場人物を整理してくれているのは非常に助かります。

1月 8, 2006 →George R. R. Martin, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.01.04

■ 原書に挑戦(385)~ VIXEN 03 読了

Clive Cussler の "VIXEN 03" です。

この本は読み応えがありました。爆弾を積んだ飛行機が30数年前に行方不明になって、太平洋のもくずになったと信じられていたのですが、何とアメリカ本土の湖に沈んでいた、という始まりから物騒な話です。しかし、アフリカのテロリストグループの話が並行して進み、一家を虐殺された男の復讐物語と Dirk Pitt の活躍とが入り乱れて、最後はアメリカの大統領官邸が戦艦の砲撃を受けて、死の町になりかねないという所まで発展していきます。大した話ではないと思って読んでいったのですが、話のスケールが大きく、最後の最後に必ずアッと言わされる展開になるのはさすが Clive Cussler です。英語的にも面白い表現が多々あるため、1冊読む度に全作品を読破したいという気にさせられます。

例によって、語数と冊数をカウントアップします。少な目のページで数えて 381語/ページでした。また、ページ数は 362 ページですが、61章あって、章の切れ目の空白ページが半分の30ページあると換算して、330ページとします。従って、381語×330 ページ = 125730 なので、125,000語とカウントします。

ということで、次のようになります。

総冊数: 623 冊
総語数: 57,319,000 語

2006.1.1 からの累計
冊数: 2 冊
語数: 285,000 語

2005年の実績:
21 冊、3,034,000 語

1月 4, 2006 →Clive Cussler, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(384)~ 早まった事を・・・

Clive Cussler の "VIXEN 03" です。
"My God!" Fergus exclaimed. "The Marines have jumped the gun. They're going in ahead of schedules."
jump the gun: フライングを犯す;早まる

結果的に The Marines ではなく、Dirk Pitt 達の NUMA 部隊のヘリコプターが現地に先に飛んで行ったのを見て、叫んだので、意味的には良く分かりましたが、辞書にもちゃんと載っていました。

1月 4, 2006 →Clive Cussler, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(383)~ make の熟語

Clive Cussler の "VIXEN 03" です。
Finally his eyes focused and he made a casual gesture at the road ahead. "I make the next town to be Lexington Park."
感覚的には意味が分かるのですが、ここに説明を書くためには、辞書で確かめる必要があり、make の熟語を探す事になりました。あまりにも多数の熟語があるので探すのは嫌でしたが・・・見つけました。

make:〈物・事を〉(…だと)判断する{to be…}

何らかの手がかりを元にして、次の町が Lexington Park だと判断した訳です。これ以外に言い方が無いとは思いませんが、Clive Cussler を読んでいると、色々と勉強になります。

1月 4, 2006 →Clive Cussler, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(382)~ State of Fear 読了

Michael Crichton の "State of Fear" です。

この小説では、地球温暖化が叫ばれる中で、その事実?に疑問を投げかけるに十分な資料を提示しながら、弁護士 Evans の身の回りに起きる恐ろしい出来事を語っていきます。State of Fear という題名にふさわしい内容です。

例によって、語数と冊数をカウントアップします。会話が多いため、かなり少なめのページで数えて 268語/ページでした。また、ページ数は 623 ページですが、グラフのページや空白ページもかなりありますので、600ページとします。268語×600 ページ = 160800 なので、160,000語とカウントします。

ということで、次のようになります。

総冊数: 622 冊
総語数: 57,194,000 語

2006.1.1 からの累計
冊数: 1 冊
語数: 160,000 語

2005年の実績:
21 冊、3,034,000 語

1月 4, 2006 →Michael Crichton, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(381)~ 恐怖政治?

Michael Crichton の "State of Fear" です。
And of course we know that social control is best managed through fear.
これは恐ろしい事を言っています。社会をコントロールするには、恐怖を植え付けるのが手っ取り早いと言うのです。

1月 4, 2006 →Michael Crichton, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(380)~ 早口でしゃべり続ける

Michael Crichton の "State of Fear" です。

That was a mistake. The guy never shuts up. He talks a mile a minute and goes off on tangents--in every direction--and you can't turn him off.
talk a mile a minute: {話}早口でひっきりなしにしゃべり続ける

この熟語も辞書を引くまでもなく文脈で明らかですが、一応引いておきました。一度しゃべらせたら最後、とめどもなくしゃべり続けると言うのです。

1月 4, 2006 →Michael Crichton, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(379)~ 所有物としての effects

Michael Crichton の "State of Fear" です。

"Uh-huh. One leg of the pants and most of the jacket. Custom made. They called the tailor in New York and he confirmed that they had been made for George Morton. Will you be taking his effects with you?"
effects: 品物,物件;動産;個人資産,身の回り品,(宝石,衣服などの)所有物

この場合の effects は効果とか影響などという意味とは無縁であることが容易に推察できます。このシーンは George Morton が交通事故を起こし、死体が見つからないという状況ですが、遺品?はあるので、George Morton の弁護士である Evans に、遺品を持って行くか?と尋ねている場面です。

1月 4, 2006 →Michael Crichton, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(378)~ ダブル ブラインド テスト

Michael Crichton の "State of Fear" です。

"It doesn't matter," she said. "All that matters is that hundreds of studies prove again and again that expectation determine outcome. People find what they think they'll find. That's the reason for 'double-blind' experiments.
she とは、Evans と弁護士仲間の Jennifer の事で、人間は自分が発見したいと思う物を発見する。つまり、バイアスがどうしても入ってしまい、客観的に評価できない、と言います。この論理は、「■ 原書に挑戦(369)~ Wizard's First Rule 読了」でも書いたように、魔術師が人に魔法をかけることができるのは「人は信じたいと思っている事を真実を確かめずに信じてしまう傾向にある」からである、という First Rule と通じる所があります。このために薬を開発する際には、お互いに相手を知らない2組の被験者に同じ分析をさせるダブル ブラインド テストという方法を採用するのだと説明します。

1月 4, 2006 →Michael Crichton, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(377)~ 人を出し抜く

Jean M. Auel の "The Clan of the Cave Bear" です。

挫折本になりかけていましたが、キリのいい所でストップさせていたので、何とか復帰できそうです。

This was supposed to be his night, he was supposed to be the center of attention, he was supposed to be the object of the clan's admiration and awe, but Ayla had stolen his thunder.
steal a person's thunder: {話}人の言葉[行為]の先を越す,人を出し抜く

これは、バイソンを倒し、次期リーダーを自認しているネアンデルタール人 Broud が成人の儀式 (rite of passage) を見事に済ませた直後に、クロマニヨン人の娘 Ayla のトーテムが、女であるにもかかわらず、部族で最強とも言われる Cave Lion である事が明らかになり、部族員全員の度肝を抜いた事によります。Broud の優秀さなど、簡単に部族員の頭の中から吹っ飛んでしまったからです。

1月 4, 2006 →Jean M. Auel , ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.01.03

■ 原書に挑戦(376)~ 時間ピッタリ

James Patterson の "Jack & Jill" です。

"My watch says ten on the dot," Sampson said, without peeking at his ancient Bulova.
on the dot {話}時間どおりに;即座の[に]

Sampson は Alex Cross の相棒です。Bulova は米国ブランドの時計のようです。この on the dot というのも感覚的には納得できます。まさに時間ピッタリという表現ですね。

1月 3, 2006 →James Patterson, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(375)~ 折り目の内側?

Clive Cussler の "VIXEN 03" です。

"So you two poked your heads above the slime to see if I was still in the fold," Loren said bitterly.
Loren は女性議員です。車の中で2人から脅迫まがいの脅しを受けます。問題は in the fold の所ですが、above fold というと、インターネットの世界では、ブラウザの1画面に収まる範囲内の事を言います。つまり、折り目(fold)の上にある大事な部分に入っている事を示していますので、in the fold も同じく、まだ政治的影響力がある議員である事を意味しているように思えます。

1月 3, 2006 →Clive Cussler, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(374)~ ダイエットを気にしない

Clive Cussler の "VIXEN 03" です。

It was a difficult choice. Dale Jarvis wavered between the Dutch apple pie and the calorie-laden lemon meringue. Throwing diet to the winds, he took both and set them on his tray along with a cup of tea.
throw …to the winds: …を吹き飛ばす;…をすっかり忘れる[気にしない]

Dale Jarvis は米国政府高官です。Dutch アップルパイが普通のアップルパイとどう違うのかさっぱり分かりませんし、レモンメレンゲのカロリーが高いのかも判断できませんが、とにかくダイエットを忘れて両方を食べるようです。
あまり解説になっていませんが、throw ... to the winds という熟語の感覚だけは素直に理解できます。

1月 3, 2006 →Clive Cussler, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(373)~ サクランボ選び?

Michael Crichton の "State of Fear" です。

地球温暖化が叫ばれていますが、実は地球は温暖化傾向にはない、というデータや資料が、この本では山のように参照されています。また、リアルなデータを元にした折れ線グラフが多数掲載されているのです。実際の温度変化データを調べると、この70年間の間で温度が増加傾向にあるのはアメリカの場合にはニューヨークのど真ん中だけで、その他は逆に気温が減少傾向にあるというグラフが多数掲載されています。この辺りはかなり説得力があります。そこで、Evans が言います。

"I'm sure you cherry-picked your data," Evans said.
chérry-pìck {俗}用心深く選ぶ,慎重に選ぶ.

例えば、ニューヨークの West Point という所では、過去70年間 (1930-2000) で調べると、平均温度は下降しているグラフになります。しかし、この期間を広げて、1900-2000で調べると、逆に平均温度が上昇するグラフとなり、さらに広げて、1836-2000 とすると、全く変化がないフラットなグラフとなるのです。どこの期間に着目するかでこうも違うということは、地球温暖化の真偽も慎重に判断する必要がありそうです。

1月 3, 2006 →Michael Crichton, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(372)~ OK牧場の決闘のせりふ?

Michael Crichton の "State of Fear" です。

以下は英語版ブログの方のネタにもするつもりです。

"All right, then," Kenner said. "That about does it. Let's mount up."
Evans thought. Mount up. Jesus. This was the O.K. Coral.
OK牧場の決闘の映画はもちろん、英語で聞いていませんので、良く分からないのですが、mount up と言っているようです。多分、馬に乗る際の言葉だとは思うのですが???

1月 3, 2006 →Michael Crichton, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.12.30

■ 原書に挑戦(371)~ 2冊追加

Terry Goodkind の "Wizard's First Rule" を読み終わりましたが、続きを読みたくなり、Book 2 の "Stone of Tears" を追加しました。これは 992ページもあります。少し読みましたが、いきなり underworld の怪物が Chase と Zedd に襲いかかり大騒ぎとなります。はでな始まりに加え、未来が予言できる seer も登場し、話にぐんぐん引き込まれていきます。

そして、新たな長編ファンタジーにも手を付けてしまいました。George R. R. Martin の A Song of Ice and Fire シリーズです。これはいきなり 800ページから始まり、シリーズが進むに連れて 1,000ページを軽く超えるので楽しみです。ただ、この話は登場人物が多く、巻末に登場人物の紹介が付いています。親切と言えば親切ですが、この先の物語の広がりを予想させます。

12月 30, 2005 →George R. R. Martin, →Terry Goodkind, ■原書に挑戦 | | コメント (2) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(370)~ 暖かい服装

Michael Crichton の "State of Fear" です。

"And do what?" Evance said. "It's ten o'clock at night, for God's sake."
"Dress warmly," Kenner said.
「夜の10時は寒い」と Evance。Kenner は「暖かい服装にしなさい」・・・訳す必要はありませんが、何と言っても "Dress warmly" というのは簡潔な表現です。

12月 30, 2005 →Terry Goodkind, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.12.29

■ 原書に挑戦(369)~ Wizard's First Rule 読了

Terry Goodkind の "Wizard's First Rule" です。

Wizard がまず最初に覚えるべき First Rule を軸にして物語が展開していきます。魔術師が人に魔法をかけることができるのは「人は信じたいと思っている事を真実を確かめずに信じてしまう傾向にある」からである、という First Rule があるからだ、というのがこの本が言いたい事のようです。比較的単純なプロットの中に、このルールを見事に織り込む事で、物語の展開にスピード感を出すことに成功しています。まさに unputdownable な物語になっています。既に Book2 と Book3 を予約してしまいました。

例によって、語数と冊数をカウントアップします。平均的なページで 407語/ページでした。407語×820 ページ = 333740 なので、330,000語とカウントします。

ということで、次のようになります。

総冊数: 621 冊
総語数: 57,034,000 語

2005.1.5 からの累計
冊数: 21 冊
語数: 3,034,000 語

12月 29, 2005 →Terry Goodkind, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(368)~ 面目を保てる

Terry Goodkind の "Wizard's First Rule" です。

いよいよ Darken Rahl と最後の決戦の時が近づいています。もうこれで引き返す事はできない、という時に Zedd が Chase に最後の念押しをします。

Zedd put his hand on Chase's shoulder. "No loss of honor, my friend. Go home, before the door closes behind us forever."
何とも簡潔な表現です。"No loss of honor" が気に入りました。

12月 29, 2005 →Terry Goodkind, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(367)~ 女王の犬声?

Terry Goodkind の "Wizard's First Rule" です。

次の言葉は、Darken Rahl が予定よりも早く城にやってきた時の Queen Milena の驚きの言葉です。

"What an unexpected surprise!" she said in her nicest dog voice.
女王の声がステキな犬声?だと言うのは、少しピンと来ません。猫声なら何となく理解できるのですが・・・。

12月 29, 2005 →Terry Goodkind, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.12.26

■ 原書に挑戦(366)~ best の更に上

Terry Goodkind の "Wizard's First Rule" です。

She told him, quite truthfully, that it was just about the bestest thing she had ever had.
これは good の最上級である best を更に最上級の bestest にしています。こういう言い方がこの本では何度か出てきます。これはわざとこういう間違った言い方をさせているのか、それとも正しい言い方なのか、何とも判断しかねる所です。

12月 26, 2005 →Terry Goodkind, ■原書に挑戦 | | コメント (2) | トラックバック (0)

2005.12.25

■ 原書に挑戦(365)~ 右から3番目

Terry Goodkind の "Wizard's First Rule" です。

この話は登場人物がやたらと少なく、ストーリーだけぐんぐん進んで行くため、比較的容易に読み進む事ができます。話の展開がスピーディで、Robert Jordan のファンタジーのように情景描写というか膨大なプロットと人間関係の構築に多大のスペースを費やしている物語とは比べものにならないほどエンターテイメント重視です。話が非常に分かりやすくて、森のガイドをしている Richard がある日、悪人に追いかけられている Khalan に出会い、助ける所から始まります。Richard が住む場所は Westland という所ですが、隣の Midland という所に住む悪の権化とも言うべき魔術師 Darken Rahl の世界征服の野望に立ち向かうという話です。簡単でわかりやすいプロットなのですが、次から次へと魔法の世界の奇妙な生き物が登場し、なかなか本を置く気になれません。Richard を助ける森の監視役とも言うべき Chase、小さい頃から親しく付き合ってきた Zedd(Zeddicus Zu'l Zorander)と共に、謎が多い Khalan の助けを得て、Midland の世界への旅が始まります。

次に出てくる文章は、唯一とも言うべきサブプロットに出てくるものです。プリンセスのお付きの小娘の Rachel は、プリンセスにいたぶられる毎日ですが Giller という下級の魔法使いに助けられて、Darken Rahl の野望を砕く事ができる小箱をお城から持ち出そうとします。話し相手になってくれるお人形を Giller が Rachel にプレゼントしてくれたので、Rachel は Giller に全幅の信頼を置いています。

"I will hide your doll in the third urn on the right. I will put a wizzard's web over it--that's magic--so no one but you can find it."
右から3番目にある壺にお人形を隠しておき、他人からは見えないように魔法をかけてくれるというのです。

12月 25, 2005 →Terry Goodkind, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.12.10

■ 原書に挑戦(364)~ 女性の体重とLAの関係

Michael Crichton の "State of Fear" です。

Peter Evans と Sarah Jones の乗った車が南極のクレバスに落ち込み、Evans は車外に放り出されて、1.5mほど下に転落します。Sarah が Evans をロープで引き上げようとするシーンですが、女性が自分より重い男性を引き上げられるのかどうか、Evans は心配になって Sarah に尋ねます。

There was a pause. "How much do you weigh?" "Peter, you never ask a lady that question, especially in LA." "We're not in LA."

なぜ、特にロスでは女性の体重を聞いてはいけないのか?気になりますが・・・。

12月 10, 2005 →Michael Crichton, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(363)~ トヨタのプリウス

Michael Crichton の "State of Fear" です。

He climbed into his little Prius hybrid, which he'd parked there the day before, and drove throught the gates and onto the freefway.

どのような小説でも、車だけは実名で出てきますね。ここで初めてプリウスが登場したのですが、この後、いろんな色のプリウスが出てきて、アメリカではかなり売れているような表現になっています。日本車の名前が小説に載る時代になったようです。今年の春にパリでイタリアンレストラン!!に入り、注文した食事が届くまで外を見ていたら、トヨタのヴィッツが走っていました。外国で日本車に出会うのを不思議に思っている訳ではなく、懐かしい気持ちになるのは何故なんだろうと思います。そう言えば、昨年、オーストリアで日産車を見かけた時にも、しっかりと市民の足になっているのがうれしかったですね。

12月 10, 2005 →Michael Crichton, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(362)~ ゴム印?

Michael Crichton の "State of Fear" です。

Or how many lawyers they keep on staff. Those two run the show, and everyone else rubberstamps.

rubberstamp: 人の言葉[意見]を受け売りする人;ほとんど検討もせず認可を与える人[政府機関,議会など]

単なる事務用品の扱いです。それだけどうでも良い人達の事を引き合いに出す場合に使われるようです。辞書を引かなくても雰囲気は十分に分かります。

12月 10, 2005 →Michael Crichton, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(361)~ ボイラープレート?

Michael Crichton の "State of Fear" です。

上の「原書に挑戦(360)~ アグリーメントへのライダー?」の原文に続いています。一緒の記事にすると、焦点がぼけるので、便宜上、2つに分けました。

"Right," Mary Bren said. "It's pretty standard boilerplate for them."

boilerplate: {話}ボイラープレート,(ワープロ作成の通信文などの)反復使用語句

この単語も実に良く見かけます。それだけ世の中で使われているということなんでしょう。

12月 10, 2005 →Michael Crichton, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(360)~ アグリーメントへのライダー?

Michael Crichton の "State of Fear" です。

"But now they want to attach a rider to the agreement?"

これだけ読むとさすがに何の事だろう?と思いました。仕方なく辞書を引きました。

rider: (議案が通過するときに補足される通例主文と無関係な)(…への)追加条項,付加箇条,補則{to…}

こんな意味があったんですね。

12月 10, 2005 →Michael Crichton, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(359)~ オーケストラ?

Michael Crichton の "State of Fear" です。

"Newspapers and television are susceptible to carefully orchestrated media campaigns. Lawsuits are not."

orchestrate: (最大の効果を上げるよう)編成[組織化]する,練り上げる;調整をとる

television が単数形で使われているのも目に付きますが、orchestrate という言葉の使い方がすばらしいですね。この単語は良く見かけますが、こういう文脈で使うといきいきと感覚が伝わります。

12月 10, 2005 →Michael Crichton, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(358)~ 猿わざ?

Michael Crichton の "State of Fear" です。

弁護士の Peter Evans がず~っと出てきますので、この人がメインキャラクターのように思えます。彼は地球の global warming を立証するには不利なグラフを見せられます。1880年から2003年までの温度変化のグラフですが、工業化が進んでいない 1890年ごろから徐々に温度が上がっていく点がおかしい事、1940年から1970年にかけて、逆に温度が下がっている事を指摘されます。その時の会話です。

"So we can regard this graph as accurate? Unbiased? No monkey business?" "Yes."

monkey business: {話}ふまじめな行為、いたずら、詐欺、いんちき、ごまかし

辞書を引くまでもなく、文脈で意味は明白ですが、一応、辞書を引いておきました。

12月 10, 2005 →Michael Crichton, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(357)~ またまた心臓が喉に

Michael Crichton の "State of Fear" です。

He couldn't help himself. Feeling a sense of panic, he left the office, went outside to the quay, and with his heart in his throat, hurried toward the bridge.

恐ろしい事が起きたため、心臓が喉にせりあがったたまま、橋の方に急ぐというシーンです。このフレーズは少しずつ形は違いますが、本当に良く出てくる表現です。心臓って身が軽いというか、すぐにのど元に上がってきますね。

12月 10, 2005 →Michael Crichton, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(356)~ 東芝を宣伝

Michael Crichton の "State of Fear" です。

Back in his office, his assistant, Elizabeth, came in with a mockup for the new ultralight computer ads for Toshiba. The shoot was tomorrow. These were the finals to go over.

東芝の超軽量ノートパソコンの話をしているようですが、実名を出す事にはどういう意味があるのでしょうか。日本にとっては好ましい事ででしょうが。

12月 10, 2005 →Michael Crichton, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(355)~ カードを通す?

Michael Crichton の "State of Fear" です。

古くはアンドロメダ病原体、少し前ではジュラシックパーク、最近では ER 緊急救命室、タイムラインなどで有名な、マイケルクライトンの最新作のようです。この物語を読み進んで行くには忍耐が必要です。なぜなら、多数のシーンが順に登場し、多数の登場人物が現れ、お互いに脈絡がはっきりしないため、State of Fear を感じる前に、State of Confusion となるからです。しかし、これを乗り越えれば、話は見えてきます。global warming に関連する話のようです。京都議定書も引き合いに出されてきますから。でもノンフィクションではなく、a novel です。

At the bottom of the stairs, he swiped his card, and the door unlocked with a click.

これは何という事はないシーンです。カードをカード読み取り機に通すという表現で、swipe が使われています。しかし、ランダムハウス英語辞典にはそういった意味は載っていません。Longman dictionary of contemporary English には、次のような表現で説明されています。

swipe: to pull a plastic card through a machine that can read the electronic information on it
[example] Swipe your card to open the door.

現代社会では、覚えておくと便利な表現ですね。

12月 10, 2005 →Michael Crichton, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(354)~ 気を悪くする

Conan Doyle の "Sherlock Holmes: The Complete Novels and Stories Vol.1" です。

Adventures of Sherlock Holmes の中の "A Scandal of Bohemia" の一節です。

Be in your chamber then at that hour, and do not take it amiss if your visitor wear a mask.

take…amiss: 〈物事に〉気を悪くする,…を(悪くとって)怒る;誤解する

これは何の変哲もないイディオムですが、用途は広いですね。「部屋に男が訪ねてくるが、マスクをしていても気を悪くしないように」とホームズは言われます。

12月 10, 2005 →Conan Doyle, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(353)~ 見ているが観ていない

Conan Doyle の "Sherlock Holmes: The Complete Novels and Stories Vol.1" です。

Adventures of Sherlock Holmes の中の "A Scandal of Bohemia" の一節です。

"You see, but you do not observe. The distinction is clear. For example, you have frequently seen the steps which lead up from the hall to this room."

ぼ~っと見ているだけで、観察していない、とホームズは言います。例にあげているのが、階下のホールからホームズの部屋まで上がってくる際に使う階段です。階段をいつも見ているくせに何段だったか?と聞かれると答えられないという話がこの後に続いています。観察する事が大事だとホームズは言います。

12月 10, 2005 →Conan Doyle, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.11.30

■ 原書に挑戦(352)~ 最初の2編終了

Conan Doyle の "Sherlock Holmes: The Complete Novels and Stories Vol.1" です。

A Study in Scarlet と The Sign of Four の2編の長編を読み終わりました。それぞれ100ページありましたから、かなり読み応えがあります。いずれの話もシャーロックホームズの論理的帰結が鋭く展開されると思って読みました。ロンドンのベーカー街を訪問する計画もあったので、ホームズの部屋の様子の事細かな描写にも目を光らせて読んでいましたが、これらの話ではあまり語られる事はなく、少し期待外れでした。。実際には、A Study in Scarlet では、モルモン教徒がソルトレークシティに住み着く頃の話、The Sign of Four ではインドの植民地での反乱の中で見られた裏切りと復讐の物語の方が目立つ存在で、興味深く読み進んでしまいます。ストーリーテラーとしての Conan Doyle の存在が大きく感じられた物語です。

11月 30, 2005 →Conan Doyle, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(351)~ 最初の水、とは?

Conan Doyle の "Sherlock Holmes: The Complete Novels and Stories Vol.1" です。

The Sign of Four の一節です。

There were one hundred and forty-three diamonds of the first water, including one which has been called, I believe, 'the Great Mogul,' and is said to be the second largest stone in existence.

water: 宝石,特にダイヤモンド(時に真珠)の透明度と光沢度による)品質,品位.

まあ、この文脈で water と出てきても、誰も「水」だとは思いません。仕方なく辞書を引いて、こんな意味があるんだぁと納得するしかありません。こんな用法はネイティブの人なら誰でも知っているのでしょうか?

11月 30, 2005 →Conan Doyle, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(350)~ 死が迫る・・・

Conan Doyle の "Sherlock Holmes: The Complete Novels and Stories Vol.1" です。

The Sign of Four の一節です。

Never was a man so compassed round with death.

compass: …を取り囲む[巻く],巡らす(encompass)

ということなので、死に取り囲まれる感じの怖い思いをしたということだと思います。

11月 30, 2005 →Conan Doyle, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(349)~ 早い話が・・・

Conan Doyle の "Sherlock Holmes: The Complete Novels and Stories Vol.1" です。

The Sign of Four の一節です。

To make a long story short, the colonel recommended me strongly for the post, and, as the work was mostly to be done on horseback, my leg was no obstacle.

川で泳いでいてワニに片足を食いちぎられた Jonathan Small が話しています。話が長くなるので短くしたようです。

11月 30, 2005 →Conan Doyle, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(348)~ 終わり良ければ・・・

Conan Doyle の "Sherlock Holmes: The Complete Novels and Stories Vol.1" です。

The Sign of Four の一節です。

"All is well that ends well," said Holmes. "But I certainly did not know that the Aurola was such a clipper."

まさに「終わりよければすべてよし」ですね。これはテームズ側で行われた大追跡劇が終わって、無事犯人を逮捕できた後に、ホームズがしみじみと語る所です。the Aurola は犯人が乗っていた船の名前です。

11月 30, 2005 →Conan Doyle, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(347)~ 再びユーザー視点

Conan Doyle の "Sherlock Holmes: The Complete Novels and Stories Vol.1" です。

The Sign of Four の一節です。

「■ 原書に挑戦(319)~ シャーロックホームズとユーザー視点」で述べた手法がまたも使われています。

I then put myself in the place of Small and looked at it as a man of his capacity would.

Small とは、署名した四人の1人の Jonathan Small です。この男の器量だったらどう行動するだろうか?というのが Homes の推理のヒントになった訳です。毎回出てくるとなると、やはりこの手法は探偵業で使えるものなんでしょう。

11月 30, 2005 →Conan Doyle, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(346)~ ひげを剃る訳ではありません

Conan Doyle の "Sherlock Holmes: The Complete Novels and Stories Vol.1" です。

The Sign of Four の一節です。

"I think that we have had a close shave ourselves of being arrested for the crime."

shave: (危険などから)危うく逃れること,すれすれの通過,間一髪(のきわどさ):

shave のような普通の言葉を使っているからこそ、このような意味が産まれたのでしょうね。前後関係から誤解が発生しないようにして使用するのが、正しい使い方だと言わんばかりです。これも素直にまねるべき素材です。

11月 30, 2005 →Conan Doyle, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(345)~ 素直な気持ちで解釈しましょう

Conan Doyle の "Sherlock Holmes: The Complete Novels and Stories Vol.1" です。

The Sign of Four の一節です。

"No, no. Still, we can't deny that you hit the nail on the head sometimes. Dear me! Door locked, I understand. Jewels worth half a million missing. How was the window?"

hit the nail on the head: まさに適切なことを言う[する]、ずばり的を射る[言い当てる]、図星を指す、要点[核心]を突く

素直に読むとそうなんでしょうが、釘は頭を金槌で打ち付けるのが当然です。釘は頭以外のどこを打ち付けるというのでしょう。「ずばり」とか「核心を突く」というよりは、「しごく当たり前の事を普通に言う」という感覚がします。釘の頭をたたく事がそんなにすごい事には思えません。この辺りの感覚のズレが気になります。

11月 30, 2005 →Conan Doyle, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(344)~ カウボーイではなくカーボーイ?

Conan Doyle の "Sherlock Holmes: The Complete Novels and Stories Vol.1" です。

The Sign of Four の一節です。

In the corner stood carboys of acid in wicker baskets.

carboy: カルボイ,耐酸瓶:腐食性液体を入れる大型ガラス瓶.

この語源はアラビア語/ペルシア語らしいです。真剣に読まないと、cowboy と間違えそうです。

11月 30, 2005 →Conan Doyle, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.11.21

■ 原書に挑戦(343)~ 深い6?

Clive Cussler の "VIXEN 03" です。

次の文章を読んでください。ミサイル/爆弾を海にどうすると言うのでしょうか?

"We deep-six the warheads in the ocean," Bass replied without hesitation.

deep-six: {米俗} 水葬;海中[水中]に捨てること.
おそらく水深6ファゾム(fathoms)を表すが
死体を埋める深さが最低6フィートであることからともいう

こんな意味があるとは? 英語って難しいです。

11月 21, 2005 →Clive Cussler, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(342)~ 本を作る?

Clive Cussler の "VIXEN 03" です。

次の話がどんな内容か想像できるでしょうか?

"I'll make book she never sees port," said Metz. "By the time we're through ripping her bowels out, she'll be so unstable she'll go belly up before she leaves Chesapeake Bay."

make (a) book: {俗}(競馬などの)賭け金を集める,(…に)賭ける;請け合う(bet){on…}

この she とは船の事で、船を徹底的に軽量化せよ、という命令を受けたのですが、そんなに軽くしてしまうと、船としてのバランスが崩れてとんでもないことになる、と Metz は言っているのです。she が人間であると間違えると、とんでもない誤訳が完成するでしょうね。そんな間違いをする人はいないとは思いますが。

11月 21, 2005 →Clive Cussler, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(341)~ 若い女性と年取った男性の恋愛

Clive Cussler の "VIXEN 03" です。

ロッキー山中の湖に沈んだ大型輸送機の謎をめぐって、Dark Pitt は調べ続け、事故?当時の関係者である Walter Bass 提督の存在にたどり着きます。この老提督が経営する宿屋に泊まる事にした Dark Pitt に、Heidi Milligan という30代の女性が話しかけてきます。この女性が she です。

She made no bones about the fact that she and Bass had a May-December affair going. Just when it was getting interesting, she stopped and peered at her watch.

make no bones about…: …を率直に認める:
Máy-Decémber àffair: 若い女性と年取った男性の恋愛

すごく年が離れていますが、Bass 提督とそういう関係であることを Heidi が認めて、話が面白くなってきた所で、彼女は時計を見て、行ってしまいます。

11月 21, 2005 →Clive Cussler, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(340)~ アップルパイと区別できません

Clive Cussler の "VIXEN 03" です。

Dirk Pitt の今回のお相手は、国会議員の Loren Smith です。3年前に謎の死を遂げた彼女の父親の別荘がロッキー山中にあり、そのガレージで Dirk Pitt は大型航空機の残骸の一部を見つけます。過去に大惨事があったのかどうかを調べるため、Loren Smith の別送の近くに住んでいる、海軍退役軍人の Raferty 夫妻の所を訪れます。そこでごちそうになって、このアップル ターンオーバーを食します。

"Some dessert, Mr. Pitt?" asked Maxine. "I made some apple turnovers."

Maxine とは、Lee Raferty の妻の Maxine Raferty の事です。アップル ターンオーバーを google で検索してみましたが、普通に言うアップルパイとどう違うのか、いまいち良く分かりません。本当に食べ物の話には弱いですね。

11月 21, 2005 →Clive Cussler, ■原書に挑戦 | | コメント (3) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(339)~ ガーデン バラエティとは?

Clive Cussler の "VIXEN 03" です。

この話も過去の悲劇から始まります。今回は 1954年1月に大型輸送機 Boeing C-97 Stratocruiser が謎の積荷を積んだまま、ロッキー山脈の山中に墜落するのです。

"Lifting a heavy plane with a full fuel load and a cargo weighing seventy thousand pounds in the middle of a blizzard with a thirty-knot crosswind from a ground altitude of five thousand feet isn't exactly a garden-variety takeoff."

garden-variety: ありふれた,普通の,特にどうということのない

ガーデン バラエティが「ありふれている」というのは少し腑に落ちない気がします。庭にはバラエティがあるのが当然という感覚なのでしょうか?

11月 21, 2005 →Clive Cussler, ■原書に挑戦 | | コメント (2) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(338)~ Sons of Fortune 読了

Jeffrey Archer の "Sons of Fortune" です。

二卵性双生児の Fletcher と Nat の物語です。Davenport 家と Cartwright 家は、共に同じ病院、同じ日に子供を授かりますが、Davenport 家の赤ん坊はすぐに死んでしまいます。Davenport 家の乳母が Cartwright 家の双子の1人とすり替えたため、双子の2人は別々の家で互いに兄弟であることを知ることなく元気に育ち、2人とも世の中で活躍を始めます。この 2人はいずれ法廷で出会う事になる、と本の後ページの解説に書いてあったので、どのようにつながっていくのか?と興味津々でした。Fletcher は弁護士になろうとしていましたが、Nat の方は金融マンとして活躍していました。しかし、話が進むにつれて、2人とも政治家を目指し始めたのです。このような展開になっていってどうして2人が法廷で出会うのだろうか?と疑問は大きくなるばかりでした。そして2人の若い頃から人生のターニングポイントで現れては邪魔をしていく存在として Ralph Elliot がいました。この3人が三つどもえとなって話が急展開を見せて、3人とも政治家を目指すことになり、やがて2人は運命のいたずらから法廷で出会う事になります。この急ピッチの話の展開は読者をあきさせる事がなく、さすがは Jeffrey Archer です。この物語の最初方を読んでいて、これは、どう見ても善良な Fletcher と Nat の単なる出世物語かぁと思っていましたが、このような手に汗握る展開にもっていける Jeffey Archer のストーリーテリングの巧みさに舌を巻いてしまいました。

例によって、語数と冊数をカウントアップします。平均的なページで 375語/ページでした。375語×534 ページ = 200250 なので、200,000語とカウントします。

ということで、次のようになります。

総冊数: 620 冊
総語数: 56,704,000 語

2005.1.5 からの累計
冊数: 20 冊
語数: 2,704,000 語

11月 21, 2005 →Jeffrey Archer, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(337)~ Raise the Titanic! 読了

Clive Cussler の "Raise the Titanic!" です。

あのタイタニック号を引き上げるなんて、何とも荒唐無稽な話と思って読んでいましたが、話はロシアとアメリカの一触即発の危機がからんだ、相当にリアルな話でした。その結末にしても話の始まりから予測された結末とは大きく異なり、アッと言わされます。何とも Clive Cussler らしいエンディングです。読んで損はなかったという物語でした。この後の Dirk Pitt の話は、あのタイタニック号を引き上げた Dirk Pitt という形容詞が付いて語られる事になります。

例によって、語数と冊数をカウントアップします。平均的なページで 310語/ページでした。310語×373 ページ = 115630 なので、少なめにして 110,000語とカウントします。

ということで、次のようになります。

総冊数: 619 冊
総語数: 56,504,000 語

2005.1.5 からの累計
冊数: 19 冊
語数: 2,504,000 語

11月 21, 2005 →Clive Cussler, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(336)~ 1マイル分の勝利?

Jeffrey Archer の "Sons of Fortune" です。

今度は、双子とお互いに知らない Nat と Fletcher が知事選を戦う事になります。以下は Nat の親友の Tom の妻である Julia の言葉です。

"It looks as if Nat's going to win by a mile," said Julia from behind the morning paper.

by a mile: (informal) by a very large amount

マイルは非常に大きな距離の代名詞のようです。

11月 21, 2005 →Jeffrey Archer, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(335)~ governor の形容詞形?

Jeffrey Archer の "Sons of Fortune" です。

Nat と Ralph Elliot は知事選の指名候補争いを繰り広げました。その知事という単語はもちろん governor ですが、この形容詞形はラテン語の語源に戻って変化しているようで、かなり綴りが異なります。

There can only have been one purpose, to remove Ralph Elliot from the gubernatorial race.

gubernatoria: {主に米}(州)知事[総督,地方長官](governor)の;行政の[に関する]

11月 21, 2005 →Jeffrey Archer, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(334)~ インド人の名前?

Jeffrey Archer の "Sons of Fortune" です。

Nat と Ralph Elliot の争いは、Nat の息子の Luke に悲劇をもたらします。まさかこんな展開になるとは予想もしませんでした。以下は Luke の友人の言葉です。

Luke was the only boy ever to speak to me who never once mentioned my turban or my color. He simply didn't see them. I had looked forward to him being a friend for the rest of my life. Malik Singh(16).

Luke は Malik Singh がターバンをしていて肌の色が違っても気にしない唯一の友人だったようです。ということで、Malik はインド人ではないかと想像しました。

なお、私にはインド人の友人がいないので、これは単なる想像に過ぎませんが、Conan Doyle の "Sherlock Holmes: The Complete Novels and Stories Vol.1" の The Sign of Four にも次のような言葉が出てきます。

'The sign of the four--Jonathan Small, Mahomet Singh, Abdullah Kahn, Dost Akbar.'

この人達の名前もどこの国の人なのか、いまいちはっきりしませんが、Singh という名前が共通していることに気が付きました。

11月 21, 2005 →Conan Doyle, →Jeffrey Archer, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(333)~ 5時の影?

Clive Cussler の "Raise the Titanic!" です。

タイタニック号を無事にアメリカに運んできた Dirk Pitt は、やはり疲れているのでしょう。以下のような表現があります。

He didn't need a mirror to see the bloodshot eyes and five o'clock shadow.

five o'clock shadow: the dark colour on a man's chin
where the hair has grown during the day

11月 21, 2005 →Clive Cussler, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(332)~ 色が飛んでいく?

Clive Cussler の "Raise the Titanic!" です。

タイタニック号を引き上げる事に成功しますが、ハリケーンがやってきて、努力が水の泡となりそうなので、タグボートで曳航しようとしています。

"As long as the tugs can keep her bow into the wind and sea, she's an odds-on favorite to come through with flying colors."

the odds-on favorite: 本命
with flying colors: 大勝利で、大成功で、ものの見事に

11月 21, 2005 →Clive Cussler, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.11.19

■ 原書に挑戦(331)~ ハウスワイン?

Jeffrey Archer の "Sons of Fortune" です。

Fletcher は Mario の店に食事に来ています。Mario はワインを出しますが、その時に宣言! します。

Within minites, Mario returned carrying two large tray of antipasti, while a waiter followed with two carafes of white wine."This wine is on the house," declared Mario,...

on the house: 店のおごりで、無料で

antipasti は何と訳して良いか分かりませんが、google でイメージ検索するといろんな盛りつけの皿が出てきますので、何となくどういうものかは分かりました。問題はワインの方です。最初、ハウスワインの話をしているのかと思いましたが、辞書を引くと、Mario のおごりで出してくれる事が分かりました。

11月 19, 2005 →Jeffrey Archer, ■原書に挑戦 | | コメント (2) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(330)~ 夜がワイルド?

Conan Doyle の "Sherlock Holmes: The Complete Novels and Stories Vol. 1" です。

A Study in Scarlet の一節です。

Then I walked down to my cab and found that there was nobody about, and that the night was still very wild.

night が young という表現は良くありますが、wild というのはあまり一般的ではないようです。現代ならともかく、シャーロックホームズの物語に出てくるのであれば、かなり古典的な表現だと思いますが良く分かりません。前後を読んでも天気が悪そうという雰囲気もないので、引き続き調べていきます。

11月 19, 2005 →Conan Doyle, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(329)~ 心臓が飛び出す

Conan Doyle の "Sherlock Holmes: The Complete Novels and Stories Vol.1" です。

A Study in Scarlet の一節です。

His heart leapt to his mouth,...

こういう表現をあちこちで見かけます。ただ、ここでは、~しそうだった、というような比喩的表現ではなく、飛び出した、という断定表現なので、相当にびっくりしたのでしょう。

11月 19, 2005 →Conan Doyle, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(328)~ 意外と進行が早いです

Robert Jordan の "Knife of Dreams" です。

100ページもある Prologue に辟易するかと思いましたが、本論の内容にも触れていて、意外と話がきちんと進行していて、いつの間にか Chapter 4 まで来ています。この本の表紙は、P74-75 あたりの話を描写しているものです。白いシャツを着てこちらを向いているのが Perrin Aybara ですね。左右に男性がいて、右側の赤いコートの上に胸当てを付けている男性は、the Ghealdanin であるとしか表現されていません。一番手前にいる女性は Shaido の女王である Sevanna の所につかまっている Aes Sedai の1人である Galina です。Perrin の左側にいる男性は、channel できる男性である Asha'man 軍団の1人の Fager Neald です。しかし、Perrn の妻の Faile がその存在を気にしている Berelain もこの場にいるはずなのですが見あたりません。どのような女性として描写される人なのか、ず~っと気になっている1人です。

とらわれの身となっている妻の Faile を助け出すために、Faile の居場所を探ろうとして、比較的自由に動き回っている Galina を gateway 経由で連れてきていろいろと尋ねているシーンが、この表紙として選ばれています。

しかしながら、相変わらず多数の人物をどんどん新しく登場させてくるのには参ります。これ以上、人が増えても全く覚えられません。2年も経てば端役の人は忘れてしまいますので、ひょっとすると昔に登場してきている人なのかも知れませんが・・・。

11月 19, 2005 →Robert Jordan, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.11.16

■ 原書に挑戦(327)~ 3冊追加

1冊読み終わったので、3冊追加しました。不思議なロジックです。

Roger Zelazny "Amber Chronicles: 1-10"
SF 作家の真打ちの Roger Zelazny が書いたファンタジーです。
以前に少し読みかけたのですが、また最初から読み直します。

Terry Goodkind "Wizard's First Rule"
このシリーズも1冊がぶ厚く、しかも長く続いていくようです。
話は単純明快なので、どんどん読み進みます。

Michael Crichton "State of Fear"
Michael Crichton の新作という誘惑に勝てませんでした。
あまりにも多数の本を並行して読んでいるため、これはどうなるでしょう?

11月 16, 2005 →Michael Crichton, →Roger Zelazny, →Terry Goodkind, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.11.15

■ 原書に挑戦(326)~ New Spring: The Novel 読了

Robert Jordan の "New Spring: The Novel" です。

この本は、2年に一度しか出ない The Wheel of Time シリーズの番外編で、sequel ならぬ prequel と呼ばれているものです。本編の方は、最近は話の進展が遅くていらいらしていたので、番外編の登場に「おや?」と思った人も少なくないはずです。この本の前評判では、本編よりも20年ほど前に設定されていて、最近のようなしがらみが少なく、ストーリー自体もスピーディだということでしたので、本編の最新刊 (Book Eleven: Knife of Dreams) がなかなか発売されないこともあって、待ちきれずに購入したということは、以前に述べました。この話は Aes Sedai になる前の Siuan と Moiraine の物語で、Moiraine が Lan と出会う辺りの話が中心です。知らなかったのですが Siuan と Moiraine の2人は友達同士だったようです。既に Accepted にはなっていて、最高峰の Aes Sedai を目指す辛い修行に耐えていきます。この修行の最中に、予言者が「男で channel できる赤ん坊 (Rand) が誕生した」という予言をして死んで行く所を2人は目撃してしまいます。channel 出来る男は存在してはならないという掟のようなものがあって、探し出して channel 能力を消す必要があるのですが、過激な Black Ajah は赤ん坊のうちに Rand を抹殺したいようです。

これを読み終わって驚いたのは、このように背景をしっかり説明してもらうと、もう一度あの膨大な本編を読み返したくなった事です。1冊目は何だか良く分からずに読んでいたはずで、何冊か読み進むうちに次第に引き込まれてきた訳です。しかし、最初から前振りがあったとしたら更に楽しく読めたはずです。現実的には約 8,000 ページの大作をもう一度読むというのは難しいのですが、なぜか、この本の続編として読む気分になれます。Robert Jordan が、この本を出した真意というのは、この辺にありそうです。何と言っても膨大な時間をかけて読み進んで来ただけに、最初の方は既に忘れかかっている事もあり、新鮮な気分で読み返す事ができそうです。そういう気分にさせてくれる楽しい prequel の始まりです。恐らく、本編の始まりの辺りまでのギャップを埋めるためにシリーズ化してくるのでは?という楽しい予想ができます。

例によって、語数と冊数をカウントアップします。平均的なページで 360語/ページでした。350語×378 ページ = 132300 なので、少なめにして 130,000語とカウントします。

ということで、次のようになります。

総冊数: 618 冊
総語数: 56,394,000 語

2005.1.5 からの累計
冊数: 18 冊
語数: 2,394,000 語

11月 15, 2005 →Robert Jordan, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.11.06

■ 原書に挑戦(325)~ 大差で

Jeffrey Archer の "Sons of Fortune" です。

Fletcher は政治家となるべく、選挙に立候補します。どこに立候補するかは、本を読んだ方のお楽しみということで・・・。その選挙戦での途中経過の表現があります。

"Anything below fifty percent, we lose, over fifty we're in with a shout," said Jimmy, "above fifty-five and it's yours by a street."

by a street: {英話}大差で

"by a street" は慣用句だなぁと思って調べましたが、こういう意味になるんですね。

11月 6, 2005 →Jeffrey Archer, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.11.05

■ 原書に挑戦(324)~ 南に行く?

Jeffrey Archer の "Sons of Fortune" です。

Nat Cartwright が金融関係の会社で働き始めたころ、世界中の金融市場を常にチェックする必要があって、忙しい日々を送っていました。以下の文章の前半は全く関係ないのですが、1つの文章を引用するとこうなります。

In fact the only occasion Steven allowed Nat to take an afternoon off was to watch Su Ling receiving her doctorate at Harvard, and even then he had to leave the celebration party so he could take an urgent phone call and explaing why the Italian lira was going south.

go south: (American English informal) if a situation, organization, or set of standards goes south, it becomes very bad although it was once very good [Longman Dictionary of Contemporary English]

Steven は Nat の直属の上司で、Su Ling は妻です。あまりに忙しくて、Su Ling の学位の授与式に参列するためにしか午後を休みに出来ない状況で、しかも祝賀会も途中で抜け出してイタリア リラがなぜ下落しているのかを電話で説明しないといけないほどです。

11月 5, 2005 →Jeffrey Archer, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.10.31

■ 原書に挑戦(323)~ もう安売り?

Robert Jordan の "Knife of Dreams" です。

このシリーズで初めてハードカバーで買ってしまいました。amazon で買って、18% Off でした。しかし、しかし、カナダのサスカトゥーンで連れて行ってもらった本屋では、既に 30% Off で平積みになっていました。しかも、連れて行ってくれた人がその本屋のカードを出すと、更に 10% Offになるので、両方適用されると、何と 37% Offになります。これは痛いです。でもこんなハードカバーをカナダから持ち帰って来るのはどうかな?と思います。

10月 31, 2005 →Robert Jordan, ■原書に挑戦 | | コメント (1) | トラックバック (0)

2005.10.23

■ 原書に挑戦(322)~ 日本人のキャラクター?

Robert Jordan の "New Spring: The Novel" です。

A scratching at Siuan's door near morning proved to be a timid novice named Setsuko.

ファンタジーの本の中で明らかに日本人名と思われるものを出してくるのはどうかな?と思います。別のページでは、Aiko というものも出てきました。キャラクターを多く登場させすぎて、名前を付けるのに窮しているとしか思えない状況です。

10月 23, 2005 →Robert Jordan, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(321)~ 鳥と魚の関係

Robert Jordan の "New Spring: The Novel" です。

What men did was...different. As different as men and women. Verin said. A bird could not teach a fish to fly.

これは男がチャネルする(超能力を使うと言った意味ですね)方法は女のチャネル方法と全く違うと言っています。それをたとえで言うと、鳥は魚に飛び方を教えられない、となります。これは本編の The Wheel of Time シリーズで良く出てきたたとえです。また出てきたので書き出してみました。

10月 23, 2005 →Robert Jordan, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.10.22

■ 原書に挑戦(320)~ プリンターは誰?

Conan Doyle の "Sherlock Holmes: The Complete Novels and Stories Vol.1" です。

"Who is the prnter?"

前後関係を読めば意味ははっきりしますが、前後が長い文章だったので省略しました。シャーロックホームズの世界なので、パソコンのプリンターということはあり得ません。辞書を引くと、出版社や発行所という意味が第一番目に記載されているという事実を知ることができます。でも現代的感覚では、少し違和感があります。

10月 22, 2005 →Conan Doyle, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(319)~ シャーロックホームズとユーザー視点

Conan Doyle の "Sherlock Holmes: The Complete Novels and Stories Vol.1" です。

He had to pretend to be drunk in order to allay the suspicions which might have been aroused by his appearance at the gate. Now put yourself in that man's place.

最近は、IT 業界の考え方として、ユーザー視点または顧客視点が重用視されてきていますが、シャーロックホームズの世界でもそのような考え方に基づいて deduction を行っていたとは、新鮮な発見でした。やはりユーザー視点に立って考える事は客観的な評価を行う上で欠かすことができないと痛感した次第です。温故知新的なものですね。

10月 22, 2005 →Conan Doyle, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(318)~ Sherlock Holmes ひっぱりだこ

Clive Cussler の "Raise the Titanic!" です。

Woodson shrugged. "You'll have to call in Sherlock Holmes. I only know what I saw."

Dark Pitt はタイタニック号を引き上げる作業を行っていますが、別の潜水作業船で殺人事件が発生します。その船に乗っていた Woodson に尋ねているのですが要領を得ません。誰が殺人犯なのか?サッパリ分からないので、Sherlock Holmes の手を借りないといけない、と言っています。

10月 22, 2005 →Clive Cussler, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(317)~ Sherlock Holmes制覇?

Conan Doyle の "Sherlock Holmes: The Complete Novels and Stories Vol.1" です。

どうして、このような古典を読む気になったか?と言いますと、実は何年か前に読もうとしていて "The Sign of Four" の途中で挫折していた所、ある方のブログを拝見して、再びメラメラと読む気になりました。

その方とは、かめさんで、ロンドンにあるシャーロックホームズ博物館を紹介していただきました。そこを訪問された時の写真が掲載されていて、これが私にとっては実に inspiring なもので、これを見に行くためだけに Sherlock Holmes の全ストーリーを読破しようか?という気になってしまいました。

12月にロンドンに行く予定があるので、それまでに・・・とは思いましたが、他の多読本もありますし、少し無理なように(ちょっと弱気?)思います・・・全ストーリーと言いますと、軽く 1,600 ページはあります・・・が、とにかく努力してみます。何か目標があるのはとても良いことですね。励みになりますから。

実際の本へのリンクは、右の欄に示してあります。

10月 22, 2005 →Conan Doyle, ■原書に挑戦 | | コメント (4) | トラックバック (0)

2005.10.19

■ 原書に挑戦(316)~ Jordan 新刊

Robert Jordan の "Knife of Dreams" です。

話の進展が早くなるとか何とかどこかに書いてあったような気がして、ぺーパーバックが出るのを待ちきれずに買ってしまいました。しかし、読み始めてみると、すぐに気が付きました。第1章の前にプロローグがあるのですが、それが何と!!今回もまた、100ページもあるではないですか。話のペースが上がるはずがありませんね。少しがっかりしました。

先ほど、もう一度 amazon.co.jp のこの本のページを見たのですが、「予約受付中」となっていました。私は3日前にこのページから買ったので、予約受付中とは少し違うとは思いますが、新刊なので「在庫切れ」にはしたくなかったのでしょう。でも少し紛らわしいです。

10月 19, 2005 →Robert Jordan, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.10.15

■ 原書に挑戦(315)~ 単なるうわさ

Robert Jordan の "New Spring: The Novel" です。

話の進展が遅くて、いらいらする本編に対し、これは番外編なので、すっきりしているかと思い購入しました。半分位読んでみましたが、どうも Aes Sedai になる前の Siuan と Moiraine の物語です。設定的には、本編が始まる20年ほど前の話ですね。2人は友達同士だったようです。Accepted にはなっていて、Aes Sedai を目指す辛い修行の最中に、どうも男で channel できる Rand が誕生したようです。channel 出来る男は存在してはならないという掟のようなものがありますが、Dragon Reborn は別格です。

話がすいすいと軽快に進むのかと思って読み始めたのですが・・・何ともはや、よけいなと言っては失礼なのですが、とにかく情景描写が長すぎます。どうでもいいような解説が多すぎる点は変わっていません。

"Does anybody know anything," Sinuan asked the Accepted next to her, a slim, very dark woman with straight black hair hanging to her waist and a scattering of black tattoos on her hands, "or is it all just wind?"

ちょっと文が長いですが、最初の疑問文が長々と最後に続いていて、「単なるうわさか?」と締めくくられます。こういう文章を書けるようになりたいと思って引用しました。

10月 15, 2005 →Robert Jordan, ■原書に挑戦 | | コメント (4) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(314)~ やっかいになる?

Jeffrey Archer の "Sons of Fortune" です。

   "I'd better start looking for a job as a waiter or bartender right away," said Fletcher, as they walked down the corridor.
   "But surely your father will..."
   "I don't intend to spend my whole life sponging off my old man."

何か仕事を探さなくっちゃと言う Fletcher に対し、お父さんが反対するだろうと Jimmy は言いますが、いつまでも父親に sponge off してはいられない、と Fletcher は切り返します。つまり、いつまでも親のすねはかじってられないと言うことなんでしょう。sponge off という表現が面白いですね。

10月 15, 2005 →Jeffrey Archer, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(313)~ yard と hair の関係?

Clive Cussler の "Raise the Titanic!" です。

"Only twelve hundred yards, give or take a hair, bearing zero-five-nine, southwest that is."

Dirk Pitt はタイタニック号を引き上げる!!作業に取りかかっていて、潜水艦の中にいます。その作業中の表現ですが・・・give or take a hair と言っていて、yard と hair を比較しているように思えます。それ位正確だと言いたいのでしょうか?

10月 15, 2005 →Clive Cussler, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.09.04

■ 原書に挑戦(312)~ 米軍座間基地

Jeffrey Archer の "Sons of Fortune" です。

Nat は、兵役拒否が可能な状態にありましたが、大学生としてベトナム戦争に志願します。そして、兵役志願の面接時に上官に気に入られ、なるべく危険な目に遭わないようにと事務所で物資補給などの雑用を命ぜられますが、自分だけ安全な所にのうのうとしているのに嫌気がさし、ベトナムの最前線で逃げ場を失っているという情報を受信すると、身分を偽り、ヘリコプターで無理矢理前線に飛び出し、仲間をすべて救い出す大活躍をします。まさに生まれついての指導者 (born leader) の面目躍如たるものがありました。その時の名誉の負傷を治療するため、日本に立ち寄ったようです。Nat はアメリカに戻ってから国民的ヒーローとなり、The New York Times の一面を大統領と握手している写真で飾ることになります。

A week later they flew Nat to Camp Zama in Japan, where they operated on him to save his leg.

Jeffrey Archer は、日本に親しみを覚えているのか、それとも単にベトナムから近い日本基地を使ったのかどちらなんでしょうか?

9月 4, 2005 →Jeffrey Archer, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.08.31

■ 原書に挑戦(311)~ ビラ

James Patterson の "Jack & Jill" です。

辞書を引くと、Jack & Jill には、若い男女という意味があるようです。この本は Alex Cross シリーズの #3 にあたるはずで、毎回、いろんな殺人鬼が出てきますが、今回はこの Jack & Jill という男女2人組の殺人鬼?と子供を虐殺する男?がいきなり登場します。#1 からずっと登場してきていた Gary Soneji は、#4 の Cat & Mouse で死んだように思えます(何ともはっきりしません)が、#3 では生きているはずで、いずれ登場してくると思われます。

I know lots bad stories about Chop-It-Off-Chucky. Scare kids all the time. Even the gangbangers scared of him. Young mothers, grandmothers, put up handbills in playgrounds. In my stores, too. Sad stories of missing children.

子供を殺した犯人が Chop-It-Off-Chucky と呼ばれる体の一部を切り取る残虐な殺し方をする Chucky という殺人鬼なのかどうかはっきりしませんが、今の所、その話題が中心です。子供が行方不明になった母親などが子供の遊び場に手作りのビラ (handbill) を貼り出すという事が書いてあります。一瞬、Ann Benson の "Thief of Souls" を思い出しましたが、ハッとしたのは、handbill ですね。今まで何も気にしていませんでしたが、英語の bill が日本語の「ビラ」ですね。う~む、そう言われればそうです。

8月 31, 2005 →James Patterson, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.08.17

■ 原書に挑戦(310)~ 4冊追加

3冊読み終わったので、4冊追加しました。何か単純な理由です。

Robert Jordan "New Spring"
  ついに Robert Jordan は、prequel に手を出しました。
  マンネリ化の打開策としてはいいかも知れません。

James Patterson "Jack & Jill"
  Alex Cross シリーズをどんどん読み進んでいきます。
  たぶん、これが #3 だと思います。#4 を先に読みましたが。

Robert Ludlum "The Prometheus Deception"
  Robert Ludlum の禁断症状ですね。
  Jason Bourne の3作目にはまだ進みません。

Richard K. Morgan "Broken Angels"
  Takeshi Kovacs シリーズの2作目です。
  このシリーズもどんどん読み進んでいきます。

8月 17, 2005 →James Patterson, →Richard Morgan, →Robert Jordan, →Robert Ludlum , ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.08.16

■ 原書に挑戦(309)~ 日本人のステレオタイプ

Jeffrey Archer の "Sons of Fortune" です。

名前というものは覚えにくいというか、間違いやすいものです。Jeffrey Archer と Jeffery Deaver の First name の所を良く間違えそうになります。良く似ていますよね。

Nat が生徒会長に立候補して、その選挙結果の発表をする学生部長を形容する言葉として、日本人のような・・・という言葉を用いています。日本人のステレオタイプがどのように認識されているかが分かる言葉だと思います。

When eight o'clock had struck, every student was seated in his place. They rose dutifully when the dean of students entered the hall. Nat tried to read any sign of the result from the expression on his face, but even the Japanese would have been proud of Mr. Anderson's inscrutability.

日本人の表情が不可解である、という言い方は不可解です。日本人は相当、顔に出る人が多いように思いますが・・・。

8月 16, 2005 →Jeffrey Archer, ■原書に挑戦 | | コメント (2) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(308)~ 3文字の男?

Jeffrey Archer の "Sons of Fortune" です。

Jeffrey Archer を読むのは久しぶりです。"Kane and Abel"、"As the Crow Flies" を完読しています。双子として生まれたのですが、同じタイミングで生まれた子供が新生児室で死亡した際に、双子の1人は死亡した子供とすり替えられます。このため、双子の子供が別々の家の子供として成長していきます。

本来の双子の1人である Nathaniel Cartwright は、Taft 高校に進学し、あだ名は Natで、入学してすぐに Tom という生涯の親友ができます。一方、裕福な Davenport 家の乳母である Miss Nichol が取り替えて育て上げた Fletcher Andrew Davenport は、Fletcher と呼ばれ、Hotchkiss 高校に進学し、Nat と同じく、すぐに生涯の親友の Jimmy が出来ます。Hotchkiss 高校と Taft 高校は親善試合などを行うような関係の高校同士であり、2人は接近遭遇を繰り返していきます。同じ女の子を好きになるような事も発生します。

そして2人とも自分の高校の生徒会の会長に立候補して選挙戦を繰り広げます。Fletcher は勝利し、Nat は破れます。次のシーンは Fletcher と戦う対立候補についての話です。

  "So who do you think will be my main rival?"
  "Steve Rodgers," said Jimmy without hesitation.
  "Why Steve?"
  "He's a three-letter-man, so they'll try to run him as the popular jock up against austere academic. You know Kennedy against Stevenson."

thrée-lètter mán: {俗}同性愛者。gay または男の同性愛者を指す fag が3文字であることから。

8月 16, 2005 →Jeffrey Archer, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(307)~ ナイル川の上流に中国が・・・

Edward Rutherfurd の "London" 第7章の The Mayor (AD 1189) です。

Silversleeves 家は、今や Pentecost Silversleeves の時代です。実力者である William Longchamp に取り入って出世しようと考えています。第4章で出てきた Leofric の子孫にあたる Alderman Sampson Bull は、King Richard の兄弟にあたる John を擁立して、ロンドンを commune にすべく画策しています。Sampson Bull の息子である David Bull は、この両者の対立に巻き込まれてしまいます。この David に Sampson Bull の弟である Brother Michael が学問を教えている所です。

 "South of the Holy Land lies Egypt," he could correctly inform David, "from which Moses led the Jews across the desert. And by the mouth of the great River Nile lies the city of Babylon.' This was the name the medieval world gave to Cairo.
 "And if you travel up the Nile?" the boy eagerly asked.
"Then," the monk confidently told him, for he had read it in a book, "you come to the land of China."

聖地の南にエジプトがあるのは良く、ナイル川の入口にバビロン(今のカイロ)があるのも良いのですが、このナイル川をさかのぼって行くと、中国に到達するというのは、誰の教えなんでしょう・・・。遙か昔にアレクサンダー大王がインドまで到達しているというのに、中国までは分からなかったのでしょうか?

8月 16, 2005 →Edward Rutherfurd , ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.08.11

■ 原書に挑戦(306)~ Crossroads of Twilight 読了

Robert Jordan の "Crossroads of Twilight" (The Wheel of Time #10) です。

この本もテンポが遅く、読み終わるのに膨大な時間を要しました。話が少しも進まず、どうでもいい?ような記述が次々と出てくるし、相変わらず登場人物は増えに増えて、もう把握不能状態です。しかしながらメインの流れはしっかり把握できるようになっていて、The Wheel of Time シリーズに最初から出てきている Rand al'Thor、Perrin Aybara、Mat Cauthon の3人の若者が歴史を動かす焦点とも言うべき ta'veren として、交互に現れて話が展開(していないが)していきます。最後の方になって話が一気に進み、次はどうなるのだろうか?という期待を持たせて終わってくれたので、一安心です。

例によって、語数と冊数をカウントアップします。平均的なページで 350語/ページでした。350語×822ページ = 287700 なので、少なめにして 280,000語とカウントします。

ということで、次のようになります。

総冊数: 617 冊
総語数: 56,264,000 語

2005.1.5 からの累計
冊数: 17 冊
語数: 2,264,000 語

8月 11, 2005 →Robert Jordan, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(305)~ Altered Carbon 読了

Richard Morgan の "Altered Carbon" です。

久しぶりに SF 用語が頻出する本を読みました。自分の記憶を他人の体に埋め込む事が日常的に行われている世界で、クローンを育てて記憶のバックアップも定期的に取る事ができる金持ちは、どうやっても実際には殺す事ができなず、このような人の事を meth と呼んでいます。自分の体を新しい体に交換する事を re-sleeve と呼んでいます。こういった特殊な用語が出てくる世界の主人公は Takeshi Kovacs という日本人で、天狗とか鬼子母神といった単語が出てくる奇妙な世界でもあります。

この本が評判が良いのは、恐らく独自の世界の構築に成功していて、独自の価値観をうまく作りだし、その価値観の破壊につながる主人公の行動が、完璧にも見える社会システムの「すき」を衝く小気味良さであることが功を奏しているのでしょう。

この本には第二作、第三作がありますので、引き続き読んでみる事にします。

例によって、語数と冊数をカウントアップします。平均的なページで 304語/ページでした。300語×534ページ = 160200 なので、160,000語とカウントします。

ということで、次のようになります。

総冊数: 616 冊
総語数: 55,984,000 語

2005.1.5 からの累計
冊数: 16 冊
語数: 1,984,000 語

8月 11, 2005 →Richard Morgan, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(304)~ Thief of Souls 読了

"Thief of Souls" by Ann Benson です。

この本ほど期待を裏切られた本はありません。なぜかといいますと、これは彼女の3作目ですが、この前の2冊は The Plague Tales、The Burning Road で、いずれも中世時代のストーリーと現代のストーリーとが交互に語られながら、過去の本や遺品等を介して過去の話が現代の世界に影響を与えるという、両者のつながりが強く感じられるストーリー仕立てになっていました。すなわち、黒死病(ペスト)が蔓延していた中世時代の生々しい「死」の世界と現代の「死」とが互いに影響を与え合うかのような錯覚に陥るという、すばらしい語り口でした。

この本も少年・少女の誘拐事件が中世の時代と現代とで交互に語られていき、いつ両者に共通点が見いだされ、どうつながっていくのか?と興味津々で読んでいきました。しかしながら、いつまで経っても両者は平行線のままであり、ついに最後のページに到達しても両者に接点は出てこなかったのです。扱っているテーマがテーマだけに子供を失った両親の悲しみといったテーマだけで話が進んでしまった感があります。どうして両者に接点を持たせなかったのかについては、良く分かりません。

著者の Web サイトである、www.annbenson.com は以前はアクセスできましたが、今はうまくアクセスできません。サーバー自体は存在しているようなので、一時的なものかとは思いますが・・・。Ann Benson は手芸のビーズ作家であり、この方面の本を多数出版していますので、Web サイトがなくなるということは考えにくいですね。

例によって、語数と冊数をカウントアップします。平均的なページで 320語/ページでした。300語×623ページ = 186900 なので、186,000語とカウントします。

ということで、次のようになります。

総冊数: 615 冊
総語数: 55,824,000 語

2005.1.5 からの累計
冊数: 15 冊
語数: 1,824,000 語

8月 11, 2005 →Ann Benson, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(303)~ どっちつかず

Robert Jordan の "Crossroads of Twilight" (The Wheel of Time #10) です。

Other dreams came, betwixt and between.

betwixt and between: {話}どっちつかずで,中途半端で;中間で;決心がつかないで,迷って

これは、珍しい表現だったので、取り上げて見ました。話し言葉では、まず使わないのではないでしょうか(想像だけですが)。

8月 11, 2005 →Robert Jordan, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.07.17

■ 原書に挑戦(302)~ 派手な出だし

Dean Koontz の "From The CORNER Of His EYE" です。

一度視力を失った人間が再び視力を取り戻す話という点が気になって買うことにした本ですが、第1章の最初から次のように始まります。

Bartholomew Lampion was blinded at the age of three, when surgeons reluctantly removed his eyes to save him from a fast-spreading cancer, but although eyeless, Barty regained his sight when he was thirteen.

この話は一体、どうなっているんでしょう。癌の進行を食い止めるために眼球を摘出したと読めるのですが、なぜ、視力を回復出来るのでしょう??? また、並行して新婚の妻を高い所から突き落として殺す男の話も始まります。Koontz は読者を最初からグイグイと話に引き込んでいきますね。

7月 17, 2005 →Dean Koontz, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.07.16

■ 原書に挑戦(301)~ ことわざ風

Robert Jordan の "Crossroads of Twilight" (The Wheel of Time #10) です。

"Hope for the best and plan for the worst," she said.
"Sometimes, the best actually happens."

この小説はファンタジー小説なので、地球の過去のことわざなどでは無いのは明らかです。しかし、なかなか良い言葉だと思います。

7月 16, 2005 →Robert Jordan, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.07.10

■ 原書に挑戦(299)~ Cat & Mouse 読了

James Patterson の "Cat & Mouse" へのコメントははこれが最後になります。

読み始めたのは相当昔ですが、やっと読み終えました。

#266 で、次のように書きました。

> これはかの有名な Alex Cross シリーズ(現在10作目まで出ていると思われます) の3作目です。前2作はいずれも映画化されています。1作目は "Kiss the Girls" (コレクター) で、若い女性を誘拐して収集 (collect) するという話で、2作目は "Along Came A Spider" (スパイダー)で、上院議員の娘(小学生)を誘拐する話です。2話を通じて登場する誘拐犯 Gary Soneji は、何と、この3作目にもいきなり、憎むべき Alex Cross とその家族の殺害を宣言して派手に登場します。

この本は3作目だと思いこんでいたのですが、この本の中に次のような記述を発見してショックを受けました。

She told me that staying there was too painful after her hsuband's murder during the "Jack and Jill" case.

そうです、この本の前に "Jack and Jill" を読む必要があったのです。少し調査不足だったようです。早速、注文することにします。

例によって、語数と冊数をカウントアップします。これも概算になりますが、かなり語数が少ない所をカウントして 217語/ページでした。また、James Patterson の本の特徴として、やたらと Chaper が多く、この本は 131章まであります。この章の切り替わりの所で半分の空白ページがあるとして、217語×450-217/2語*130ページ = 83,545 なので、83,000語とカウントします。

ということで、次のようになります。

総冊数: 614 冊
総語数: 55,638,000 語

2005.1.5 からの累計
冊数: 14 冊
語数: 1,638,000 語

7月 10, 2005 →James Patterson, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(298)~ ライスペーパーランプとは?

引き続き、James Patterson の "Cat & Mouse" です。

A favorite Noguchi rice paper lamp of Isabella's.

Isabella は、Thomas Pierce の奥さんの事ですが、Mr. Smith によって殺されています。rice paper lamp というのは、和紙のようなものを貼り付けた行灯風の明かりで、Isamu Noguchi(漢字は分かりません)がデザインした天井灯のようなものが有名なようです。

7月 10, 2005 →James Patterson, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(297)~ PowerBook の香り

James Patterson の "Cat & Mouse" です。

Thomas Pierce は FBI の捜査官で、パリの殺人鬼 Mr. Smith の担当でありながら、Alex Cross を襲った犯人をも探し出します。この Thomas Pierce は、PowerBook を愛用していますが、本の中でも再三再四 "PowerBook" を登場させています。そのシーンを抜き出してみましょう。

I had already begun extensive notes and sketches on the scene of the attack. I got up and wrote some more. My PowerBook was beside me, always at the ready.

ここでいう attack とは、Alex Cross が自宅で襲われた時の事を指しています。Thomas Pierce は捜査活動のメモを取るのに PowerBook を愛用しているとあります。ひょっとするとスケッチなんかも PowerBook で入力しているかも知れません。

What part had Gary Soneji played in the attack at Alex Cross's house?
Who was his partner?
I went to work at my PowerBook, which I'd had set up on the hotel room desk. I no sooner sat down than the specially designed alarm in the computer started to beep. A fax was waiting for me.

Gary Soneji がひょっとするとまだ生きているかも知れず、どう画策したのか?と考えているのですが、仲間がいたのではないか?という線に進んでいきます。その分析に PowerBook を使っているのですが、どうやら PowerBook にファックスが届いたようです。ファックス受信のアラームが鳴ったとあります。こんなに PowerBook を使いこなして捜査している姿を克明に描写しているのも珍しいと思います。PowerBook の記述はまだ出てきます。

This was the way the killer communicated with me for more than a year. E-mail messages arrived on the PowerBook at any time of day or night. I would then transmit them to the FBI. Mr. Smith was so contemporary, a creature of the nineties.

さらにもう1箇所あります。

Fan of the linguist Noam Chomsky. Or is it Chomsky's political writings that turn Pierce on? Plays word and math games on his PowerBook.

さらに Thomas Pierce はチョムスキーの言語理論が好きだったようで、PowerBook で言葉と数学のゲームを楽しんでいたとあります。なかなか使いこなしていますね。このチョムスキーさんは、はるか昔の大型計算機全盛時代に情報理論を学んでいた学生にとっては懐かしい名前です。しかし、まだ現役で活躍しておられるようで、ブログもあります。

この本が書かれたのは 1997 年頃です。Thomas Pierce は殺人鬼 Mr. Smith を担当しているのですが、Mr. Smith から挑戦的な電子メールが昼夜を問わず、PowerBook に届くと言っています。Windows95 が登場してしばらくの頃ですが、Macintosh OS の方が常にインタフェース的には Windows OS の数段先を行っていますので、このように小説の中で PowerBook を使いこなしているシーンが出てくると、Mac のファンとしてはうれしい限りです。

7月 10, 2005 →James Patterson, ■原書に挑戦 | | コメント (0)

2005.07.09

■ 原書に挑戦(296)~ シャンポリオン通り

James Patterson の "Cat & Mouse" です。

やっと本の半分を通過した辺りですが、話が俄然展開してきました。前回(#295)に Gary Soneji が死んだと書きましたが、また分からなくなってきました。Alex Cross の目の前で爆死したと思われましたが、場所が浮浪者もたくさんいそうな真っ暗なトンネルの中だったので、土壇場ですり替わった可能性もあり、それほど自信がある訳でもありません。

Gary Soneji への祝勝会!!の夜に、Alex Cross 一家が襲われ、9歳とか10歳の幼い息子や娘、祖母を含め、誰もが皆殺しにされたとしか思えないような大けがを負わされました。特に Alex Cross は2発の銃弾を受け、出血多量で心停止するなど、生き延びるとは思えない状況になっています。でも Alex Cross が死ぬと、この長続きしているシリーズが成立しないので、そこだけは安心できます。

この話はそもそもアメリカの殺人鬼 Gary Soneji とパリの殺人鬼 Mr. Smith が同時進行で暴れているという設定でしたので、Alex Cross が入院している間?話は暫くパリに移りそうです。

The tiny street had been named after Jean-François Shampollion, the French Egyptologist who had discovered the key to Egyptian hieroglyphics while deciphering the Rosetta stone.

かの有名なロゼッタストーンは、大英博物館で見てきました。博物館のショップでロゼッタストーンの文鎮やらショッピングバッグなんかを買ってしまい、ロゼッタストーンのファンなのか?という状態ですが、ここに刻まれているヒエログリフを解読した事で有名なシャンポリオンにちなんだ通りがあるようです。

パリに詳しい訳でもなく、真剣に調べた訳でもありませんが、こういった有名人にちなんだ地名はあちこちにあるようで、すぐに気が付きます。前回の会議では、Emile Zola 通りの近くにあるレストランに行きましたし、今回の会議の帰りに RER (高速鉄道) がストップしたためにバスを利用した際に乗り換えたパス停が、Victor Hugo という名前でした。また、パリ北部には Jules Verne 通りに Jules Verne というレストランがあるようです。

パリでは何とも文化の香りがするように思えます。

7月 9, 2005 →James Patterson, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.07.08

■ 原書に挑戦(295)~ 兜はヘルメットか?

James Patterson の "Cat & Mouse" です。

The Japanese has a saying--after victory, tighten your helmet cord. I tried to keep that in mind.

Alex Cross の宿敵で、このシリーズの最初からず~っと登場してきていた不気味な殺人鬼、Gary Soneji が壮絶な最期を遂げた直後の事です。Alex Cross の勝利に終わったのですが、「勝って、兜の緒を締めよ」という日本のことわざが登場しました。欧米にはこれに類することわざが無いのでしょうか?

それにしても、日本の兜から受ける印象と、ヘルメットでは天と地の差があります。何とも違和感がありすぎることわざです。ヘルメットには違いないようにも思いますが、豪華なというかきらびやかというか文化の香りを出す言い方というものは無いのでしょうかね。英語に対応する言葉のないものまで、無理に英語にする必要もないと思います。日本のことわざなどと言って欲しくない気持ちです。

7月 8, 2005 →James Patterson, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.07.03

■ 原書に挑戦(294)~ 懐かしい本

本日の朝日新聞の書評欄に、Theodore Sturgeon の "Venus Plus X" の書評がありました。言うまでもなくこれは古典SFに属するもので、なぜ今頃、この書評が?と思えます。何が懐かしいかと言って、私が最初に完読した原書が同じく Theodore Sturgeon の "More Than Human" だからです。今となってはストーリーも覚えていませんが、こちらの方が明らかに有名な作品です。まあ、問題はテーマなので、どちらが有名かは問題ではないようです。

amazon.co.jp のサイトを見ると、Theodore Sturgeon の作品はほとんどが新品では入手できないようですね。現時点で注目されている作家ではありませんから仕方ないとは思いますが。

7月 3, 2005 →Theodore Sturgeon, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.06.26

■ 原書に挑戦(293)~ 私を殺した犯人を捜して欲しいという依頼

Richard Morgan の "Altered Carbon" です。

このブログで取り上げる初めてのSF小説です。その昔、原書を読み始めた時に、英語のフィーリングを身につけるため、なるべく難しいジャンルを選びたいと思い、まずはSF小説に取り組みました。状況設定把握に時間がかかり、想像力をたくましくする上で最適かな?という単純な発想でした。そういう意味でファンタジー小説は避けました。かなり状況が限定されてしまうからです。SF小説の原書は、大学にいた4年ほどで約300冊読みました。これでやたらとSF用語に強い人間になることができました。

その後、IT関係の会社に就職したため、実用的な英語の必要性を痛感し、ミステリ・サスペンス系に転向しました。この本は何となく評判が良さそうなのと、trilogy なので話が長いと分かっていたから選んでいます。

'Yes.' Bancroft joined me at the door. 'Someone got in here and took my head off with a particle blaster. You can see the blast mark on the wall down there. Over by the desk.'

Bancroft というのは、今回の仕事の依頼主です。particle blaster というのは具体的にどのようなものかはあまり重要ではありませんが、物質を particle に分解して切断できる光線銃のようなものだと思われます。SFで良く出てくる disintegrator のように物質を分解・消失させてしまう銃の一種と思えます。ただ、ここの文章だけ見ていると、何かおかしい事に気付きます。そうです、Bancroft がしゃべっているのに「私の頭を切り取って持って行ったやつがいる」と言っているのです。Bancroft が幽霊か何かという設定でも、過去から時を超えてやってきた訳でもありません。

このSF小説では、人間の記憶を storage に保存できる技術が開発されていて、このメモリを別の体にダウンロードする事で生き返る事ができるという設定になっています。この Bancroft はとんでもないお金持ちで、48時間ごとに自分のメモリを自動的にバックアップしているだけでなく、自分のクローン・ボディを常に何体か育てて?いて、今回のように自分が殺されるような事があれば、直ちにクローン・ボディに48時間前の記憶をダウンロードして生き返ることができます。

今回の事件の依頼のポイントは、Bancroft のようなお金持ちなら、当然、こういう生き返る仕組みを持っているので、particle blaster で頭を切り取って殺してもすぐにクローン人間としてよみがえってくるため、そもそも殺す意味が無い、という事を知っているはずなのに、なぜ、こんな無駄?な事を誰がしたのかを調べて欲しい、というものです。

SF小説では、このような異常な状況設定を作り出すイマジネーション力が問われますが、取り上げるテーマはそれほど複雑なものではありません。状況設定の方がはるかに複雑です。そういう意味で歴史も文化もライフスタイルも現実世界のものとのアナロジーで把握する必要があります。この意味が理解できれば、日本の高名なSF作家の1人である眉村卓氏がいみじくもおっしゃられた言葉「SF小説はすべての本を読み尽くした人が読むものだ」も理解できます。現実世界のベースを踏まえていないとSF小説の真意は理解できないという事も言えます。

6月 26, 2005 →Richard Morgan, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.06.24

■ 原書に挑戦(292)~ ヤギとスイッチの関係

Robert Jordan の "Crossroads of Twilight" (The Wheel of Time #10) です。

A smith was working the bellows on his forge in front of an open tent with his tools laid out on a tanned bull hide, children were herding flocks of bleating goats with switches, a trader was displaying her goods in an open pavillion of yellow canvas, everything from golden candlesticks and silver bowls to pots and kettles, all looted.

簡単に言えば、鍛冶屋が炉をふいごであおっていて、子供達がメーメー鳴くヤギを [スイッチ] で追い回し、商売人は店に金色の燭台や銀のボールを並べているという光景です。ヤギとスイッチの関係が分からなかったので、恥もなく、switch を辞書で引きました。こんな基本的な単語を辞書で引こうとは思いも寄りませんでした。

switch
【1】(むちに使う)しなやかな小枝;(植物の)若枝;(懲罰用の)軽いむち;乗馬用むち.
【2】(しなやかな小枝で)むち打つこと;(むちなどの)一打ち[一振り](lash).
【3】(女性が結髪に用いる)ヘアピース,入れ毛,かもじ.
【4】電気スイッチ

そうです。意味は明らかです。むちでヤギを追い回していたのです。スイッチが4番目の意味だとは知りませんでした。Philip K. Dick の SF 小説に「アンドロイドは電気羊の夢を見るか(Do androids dream of electric sheep?)」というものがあります(この小説をベースに作られた映画がハリソン・フォード主演の「ブレード・ランナー」です。酸性雨が降り注ぐ地球を舞台に繰り広げられる、どちらかというと暗い映画ですが評価は高低分かれています)。電気羊がいれば、電気ヤギがいてもおかしくないし、スイッチがあっても不思議ではありません。想像をたくましくすれば、電気ヤギのリモコンを持った子供が電気ヤギを追いかけ回しながらスイッチを入れたり切ったりして遊ぶ、なんて状景もあり得ます。電気ヤギはスムーズに逃げられず、ガクガクして面白い動きをするでしょう。しかし、この小説はそんな事は通用しない、中世風の世界で繰り広げられるファンタジーなのです。多数の意味がある基本的な英単語の意味が、設定されている時代や背景によって確定する良い例です。

何が言いたいかと言いますと、SFの世界は何でもありなので、英語にしても非常に解釈が難しい世界なのです。SFの世界にはかなり詳しいので、おいおいそのような話も書いていきます。

6月 24, 2005 →Robert Jordan, ■原書に挑戦 | | コメント (4) | トラックバック (0)

2005.06.19

■ 原書に挑戦(291)~ 動詞の husband

Robert Jordan の "Crossroads of Twilight" (The Wheel of Time #10) です。

挫折本にしたくなかったので、再び読み始めました。しかし、もう8,000ページ近く読んできていて、登場人物は解説本でも読まないと分からない状況に陥っています。同じような名前の脇役が多数登場してくるのをより分けながら、ストーリーを見失わないように読んでいます。

He could not give way, not so much as an inch, not when Faile was depending on him. That was when he began to husband his anger, began to forget it.

He とは、この The Wheel of Time シリーズに最初から出てきている Rand al'Thor、Perrin Aybara、Mat Cauthon の3人の若者の中の1人である、Perrin Aybara です。彼の妻の Faile が、Shaido と呼ばれる部族に#9で誘拐されました。どこに連れ去られたのかも分からず、探し回っている状況にあります。Shaido とは、超人的な戦闘能力を誇る長身の種族である Aiel の一派です。Aiel 種族の本体は現在 Rand al'Thor が率いていて、亜流で殺戮と略奪を繰り返す野蛮な Shaido を滅ぼそうとしています。 そもそもこの3人の若者は Two Rivers という部族の出身で、普通の若者だったのですが、3人とも歴史を動かす焦点とも言うべき ta'veren であると教えられてから、それぞれ異能を発揮して、この剣と魔法の世界で活躍を始めています。

ここで問題なのは、"husband" が動詞として使われていることで、辞書を引くと「(特に節約して)管理する、節約して[控えめに]使う、取っておく」のような意味があり、怒りをコントロールするというような意味であると思われます。そもそもこの世界は設定が中世風の The Lord of the Rings の世界と似たような所がありますので、現代的な意味は全くないと考えられます。

6月 19, 2005 →Robert Jordan, ■原書に挑戦 | | コメント (8) | トラックバック (0)

2005.06.17

■ 原書に挑戦(290)~ 王の収入源

Edward Rutherfurd の "London" 第7章の The Mayor (AD 1189) です。

前章の第6章から 19 年しか経過していません。第4章で出てきた Leofric の子孫にあたる Alderman Sampson Bull の子供である David Bull が13 歳で登場します。この時代はちょうど、獅子王リチャード (King Richard the Lionheart) とロビンフッドの時代です。貧しい騎士の娘 Ida (33歳) は、獅子王リチャードが必要としている第3次十字軍の費用をまかなうため、資金を提供してくれる Alderman Sampson Bull の妻となりますが、ロンドンの実業家と王の部下との立場の違いに唖然とします。ロンドン市民は王の事よりも自分たちの生活の確保に興味があり、どちらかというと、王をないがしろにする発言が飛び出し、Ida は顔面蒼白となります。Bull は、commune を作り、Mayor を選出すると言い出したのです。

There were three main ways in which the king obtained his income. The first was the yearly farm from the counties; the other two were occasional taxes, levied for special purposes as the king and his councils thought best, one of which was the aid, in theory a gift given to the king by all his feudal barons, the other the tallage, a flat, per capital tax paid by all the king's freemen, especially those in towns.

farm: (請負人が取り立て租税金などから年単位で納める一定額の)上納金
aid: (封建時代の)上納金:君主の身代金支払い,君主の長男のナイト叙任,長女の結婚の際の臣下からの臨時の献金
tallage: (農民が荘園領主に支払う)貢納,小作税

王の収入源に関する説明で farm も aid も基本的な単語なのですが、中世時代にはかなり違う意味で使われていたようです。

6月 17, 2005 →Edward Rutherfurd , ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.06.15

■ 原書に挑戦(289)~ A Death in Vienna 読了

Daniel Silva の "A Death in Vienna" です。

今回は特にコメントするような箇所は見つかりませんでした。タイトルからすれば、誰が死ぬのだろうとかなり気になって読んでいきました。主人公の Gabriel Allon は死ぬとは思えないし、Gabriel を育て上げた暗黒街のボスのような雰囲気の Ari Shamron なのか、Gabriel の恋人格となっている Chiara なのか?と想像はかけめぐりましたが、最後のページに至って始めて、なるほどと得心しました。

今回は ユダヤ人収容所からの Death March を体験した Irene Allon (Gabriel の母親) がナチス将校の Erich Radek の肖像画を残していた事から Erich Radek が偽名を使って現在も生き続けている事が分かり、その実像を暴こうとする所から話が始まります。今回もまた複数の大陸にまたがる謎解きと Gabriel を狙う Clockmaker と呼ばれる暗殺者の執拗な追跡が織り込まれていて、飽きるということがありません。great read でした。

例によって、語数と冊数をカウントアップします。これも概算になりますが、かなり語数が少ない所をカウントして 287語/ページでした。287語×373ページ = 107,051 なので、105,000語とカウントします。

ということで、

総冊数: 613 冊
総語数: 55,555,000 語

2005.1.5 からの累計
冊数: 13 冊
語数: 1,555,000 語

6月 15, 2005 →Daniel Silva , ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.06.11

■ 原書に挑戦(288)~ 地に足が着いた

再び、James Patterson の "Cat & Mouse" です。

She didn't scare him, though. They talked easily, the way strangers sometimes do at a bar. Nothing to lose, nothing to risk. She was very down-to-earth. A woman with a need to be seen as "nice"; unlucky in love, though. He told her that and, since it was what she wanted to hear, Jean Summerhill seemed to believe him.

dówn-to-éarth: 〈人・性格・思想などが〉実際的な,現実的な,足が地についた

Gary Soneji は次の標的を探して、ニューヨークのバーを歩き回り、ついに大手広告会社のクリエイティブ ディレクターの Jean Summerhill を見つけます。Jean は男が怖がって寄りつかないタイプの女性のようです。しかし、Gary Soneji にはどうと言うことはありません。すぐに意気投合してしまいました。しかし、よりによって Gary Soneji を信じるなんて・・・。

6月 11, 2005 →James Patterson, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(287)~ 黒い羊

James Patterson の "Cat & Mouse" です。

"Goldman's father was a big doctor in Mamaroneck," Groza continued to chatter. "When he passed away, Manning came into some money. He was the black sheep in his family, the rebel--a cop. Both of his brothers are dentists in Florida."

bláck shéep: {話}(家族・組織の恥または迷惑となるような)厄介者,持て余し者,やくざ者

Gary Soneji の手によって、Manning Goldman という警官が殺されたのですが、その家があまりにも立派だったので説明がはいっています。父親が医者でその遺産が入ったようです。

6月 11, 2005 →James Patterson, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.05.21

■ 原書に挑戦(286)~ ホスピタルグリーン(2)

James Patterson の "Cat & Mouse" です。

「原書に挑戦(86)~ ホスピタルグリーン」で、病院の壁が緑色に塗られている理由が少し書いてありましたが、ここには本格的に解説がありました。ghost image がどんなものなのかが少しピンと来ませんが・・・。

He noticed that the upstairs part of the house had green walls. Green walls. What luck! Soneji had read somewhere that hospital operating walls were often painted green. If the walls were white, doctors and nurses sometimes saw ghost images of the ongoing operation, the blood and gore. It was called the "ghosting effect," and green walls masked the blood.

"ghosting effect" が起きないというのがその理由のようです。医者も看護士も白づくめだから、そんな事になるんでしょうか?血の赤と壁の緑が補色の関係だからでしょうか。あまり深く追求している時間が無いので問題提起だけしておきます。

血に飢えた殺人鬼とも言うべき Soneji は、これから殺人を行おうとしている家の壁がホスピタルグリーンに塗られている事に喜んでいます。

5月 21, 2005 →James Patterson, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.05.17

■ 原書に挑戦(284)~ タイタニック号はどこに?

Clive Cussler の "Raise the Titanic!" です。

確かに始まりは Titanic 号の沈没シーンでした。しかし、本文に入ってからは ゼムリア (Zemlya) 島の地図が出てきて、そこで 70~80 年も昔に行われた秘密の採掘作業にまつわる話ばかり出てきます。この話自体はとても興味深く、ロシア北方の北極海の島であるにもかかわらず、採掘した人はどうもアメリカのコロラドから連れてこられた人達らしいのです。誰が何のために何を採掘していたのか?なぜ秘密にする必要があったのか?などと、本当にとても興味深いのですが、この本のタイトルはそんな話ではないのです。あのタイタニック号を引き上げるというとてつもない話なのです。ちなみに Dirk Pitt シリーズの先の方の話を読むと、あのタイタニック号を引き上げた Dirk Pitt という形容詞が必ず付いています。

そのうちに話がつながるのでしょう・・・。

5月 17, 2005 →Clive Cussler, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(283)~ タイタニック号に潜むバグ

Clive Cussler の "Raise the Titanic!" です。

沈没した Titanic 号が再発見されるよりも前に書かれた小説のようです。Copyright は 1976年となっています。この話も例によって、昔の話からスタートします。1912年4月、タイタニック号が沈んだ時の様子からです。タイタニック号が浸水して沈んでしまう直前に、狂人が Gデッキの奥底にある vault に入り込んで自らを封印します。こんな始まり方をしています。

次の話は、狂人に Gデッキまで案内させられたスチュワードがエンジンが停止した理由を説明している所です。もちろん、これは嘘ですが・・・。

"Probably for a minor adjustment, sir," the steward replied. "A new ship on her maiden voyage and all. There's bound to be a few bugs to iron out. Nothing to worry about. She's unsinkable, you know."

船にバグがあるというのは、不思議な感じがします。ソフトウェアの世界ではもう当たり前の表現ですが、処女航海中の「船」にも使っても良い言葉なんでしょうか?

unsinkable という言葉が出てきたので思いだしましたが、ブルース ウィリス主演の unbreakble という映画が連想されました。unbreakable と言えば、どこかの著名なシステムソフトウェア会社のセミナーのパンフレットに、unbreakable というキーワードを使っていました。しかしながら、セミナーなので、休憩時間があり、そこには break と書いてあったのです。しゃれの積もりなんだろうか?と思った次第です。

5月 17, 2005 →Clive Cussler, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(282)~ The Pacific Vortex 読了

Clive Cussler の "The Pacific Vortex" です。

Dirk Pitt シリーズはこれで 3 冊目です。読むべき順番が良く分かりませんが、この本が一番最初であることは、作者が前書きの所に書いていますので確かでしょう。Dirk Pitt の超人的なスタミナに基づく行動力と論理的思考で難解なパズルを解きほぐし、毎回、アッと驚く展開となり、しかもジェームスポンド並に女性にモテモテというパターンで、ず~っとシリーズをつなげていくようです。単純と言えば単純ですが、これほど面白くてしかも安心して読める本は娯楽としては一級品でしょう。暗さがなく、スカッとしている所も「売り」なのでしょう。

語数と冊数をカウントアップします。これも概算になりますが、かなり語数が少ない所をカウントして 269語/ページでした。269語×270ページ = 72,630 なので、70,000語とカウントします。

ということで、

総冊数: 612 冊
総語数: 55,450,000 語

2005.1.5 からの累計
冊数: 12 冊
語数: 1,450,000 語

とします。

5月 17, 2005 →Clive Cussler, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.05.15

■ 原書に挑戦(281)~ ドリンクに突っ込む?

Clive Cussler の "The Pacific Vortex" です。

"I've been meaning to ask you, Ace. Have you ever ditched an airplane in the drink?" This from a short, barrel-chested man in the co-pilot's seat.
"Not lately," Pitt replied.

これは Pitt と相棒の Al Giordino との間の会話です。ditch...in the drink の所が謎です。こういう成句も見つからないのですが、drink には、海とか湖とか、水が大量にある場所を指す場合もありますので、「飛行機を海に突っ込ませた事があるかい?」と聞いているようです。これに対して、Pitt は「最近はないね」と切り返しているので、冗談を言い合っているのかと思いましたが・・・この後、本当に飛行機を海の上に着水させます。この飛行機が沈む前に、乗組員全員で海に潜るというのが計画だったようです。水上飛行機でもないのに無茶をしますね。

5月 15, 2005 →Clive Cussler, ■原書に挑戦 | | コメント (2) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(280)~ クラスがどうした?

Clive Cussler の "The Pacific Vortex" です。

"Did she identify the victim?"
Pitt took a deep breath. "Captain Orl Cinana."
Hunter had class. Pitt couldn't take that away from him.

最初に話しているのは Admiral Hunter で、she とは彼の娘の Adrian の事です。Hunter の部下の Orl Cinana と Adrian の部屋に一緒にいて襲われて、Cinana が死んでしまった事を Pitt は話しにくそうに打ち明けます。その際の Hunter の表情というか反応が、"Hunter had class." と表現されています。Hunter は本当はショックを受けて取り乱しそうな所なのですが、相も変わらず気品を保っていた、程度の意味ではないかと推察されます。

5月 15, 2005 →Clive Cussler, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(279)~ 火鉢と酒

Clive Cussler の "The Pacific Vortex" です。

He longingly recalled the charcoal smell of hibachis and the laughter as the saki bottles were passed from sampan to sampan when the fleet met and tied up together for the night.

sampan: サンパン:中国・東南アジアで用いられる小型の木造の平底舟
通例,船尾の1本櫓(ろ)でこぎ,屋根にはむしろが掛けてある

日系人の話で、火鉢と酒が出てくる割に、船は中国・東南アジア製のもののようです。情報が少し錯綜しているのかも知れません。

5月 15, 2005 →Clive Cussler, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.05.10

■ 原書に挑戦(278)~ 3冊まとめて読んでいます

Clive Cussler の "The Pacific Vortex" です。

この本が Dirk Pittシリーズの最初の本であることは以前に紹介しましたが、この本の次に読むべき本は "Vixen 03" かと思い、並列に読み始めました。しかし、その中に過去の Dirk Pitt の逸話として、タイタニック号を引き上げた話が引用されている事に気付きました。"Raise the Titanic!" です。したがって、この本もついでに読み始めました。これで Dirk Pitt シリーズを 3 冊まとめて読んでいる事になります。しかし、これらの本について交互にコメントしていくと、話がぐちゃぐちゃになるので、ここに載せる際には serialize します。

とりあえず、読んでいる本は右の欄に載せておきます。

5月 10, 2005 →Clive Cussler, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.05.08

■ 原書に挑戦(277)~ デンマークの腐ったものとは?

Clive Cussler の "The Pacific Vortex" です。

"We dive on the submarine. Instruments and TV cameras can only tell us so much. A firsthand eyeball inspection is imperative. It'll be dark soon and if there's something rotten in Denmark, we've got to find out damned quick."

Pitt が言うには、沈んでいる原子力潜水艦をカメラで見る限り、何かおかしい所があるというのです。まるで昨日沈んだばかりのように見えるので、潜って肉眼で確かめる (eyeball inspection) 必要があると主張します。そして、その後に "something rotten in Denmark" と来ます。辞書では何も発見できなかったので、何か成句か有名な言葉なんだろうと思い、google で "rotten Denmark" と入力して検索しました。ありましたね。

THE TRAGEDY OF HAMLET, PRINCE OF DENMARK
by William Shakespeare

ACT I. Scene IV.

Hor. He waxes desperate with imagination.
Mar. Let's follow. 'Tis not fit thus to obey him.
Hor. Have after. To what issue wail this come?
Mar. Something is rotten in the state of Denmark.
Hor. Heaven will direct it.
Mar. Nay, let's follow him.

Horatio (Hor.) はハムレットの友人で、Marcellus (Mar.) は王宮の護衛官です。亡くなった王の幽霊が現れた後のシーンのようです。Pitt は、もうすぐ暗くなるので、何かおかしいことがあるのかどうかを早く調べたいようです。

5月 8, 2005 →Clive Cussler, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(276)~ away marker

Clive Cussler の "The Pacific Vortex" です。

"Away marker," Borland snapped.
"Marker?" Pitt questioned.
"A low frequency electronic beeper," Borland answered. "In case we're forced to leave the area, we have a waterproof transmitter sitting on the seabed giving out periodic signals. That way we can pinpoint the position without a search when we return."

Borland と Pitt は、Pacific Vortex に巻き込まれて姿を消したと言われている(真相はまだ不明)最新鋭原子力潜水艦 Starbuck の姿を海底に発見します。やっと見つけたので、引き返して再度戻ってきた時に場所がすぐ分かるように away marker を設置するように、と Borland が命じています。

しかし、この沈んだ原子力潜水艦を敵?のロシアも探していると書いてあったので、こんな事をすると、相手にも分かってしまうのでは?・・・と思いました。

5月 8, 2005 →Clive Cussler, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(275)~ passing acquaintance

Clive Cussler の "The Pacific Vortex" です。

"You know your electronics," Borland said slowly. His face had a mixture of a strange mixture of suspicion and respect.
"You might say I have a passing acquaintance with most of the equipment you have on board."

Borland は Admiral Hunter の部下で、秘密行動が多いため古い船に偽装している最新鋭サルベージ船のコンピュータ設備を自慢している所です。しかし、Dirk Pitt は一歩上を行っているのです。そういった最新鋭機器の passing acquaintance を持っていると言っているのです。一通りザッと知っているという意味だと思います。私の読書経験から言えば、passing knowledge などとも書かれた文章を見た事がありますが、私の持っている辞書には何も載っていません。

5月 8, 2005 →Clive Cussler, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.05.07

■ 原書に挑戦(274)~ by the by

James Patterson の "Cat & Mouse" です。

Still mourning, huh? Proves she's a good lady. By the by, since you brought up the forbidden topic, something I should tell you, all star.

by the by: {ややまれ}時に,ついでながら,ちなみに

しゃべっているのは屈強な相棒の Sampson ですが、話し方はガールフレンドのような話し方ということです。この by the by という成句は、by の前に the がついているので取り上げています。

5月 7, 2005 →James Patterson, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.05.06

■ 原書に挑戦(273)~ Ipswich

James Patterson の "Cat & Mouse" です。

We picked out a nice bottle of merlot. Then we shared Ipswich clams, which were full belly and a little messy, but a good starter to dinner at Kinkead's. For a main dish, I had a velvety salmon stew.

Alex と Christine は楽しく食事をしています。しかし、Christine はまだ、夫の事が忘れられず、Alex は、この後、はっきりとふられてしまいますが、食事は豪華なもののようです。Ipswich clam というのはかなり有名なようです。また、belly clam というのは殻が柔らかい clam とか説明されているようですが、そのようなものがあるのでしょうか?

5月 6, 2005 →James Patterson, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(272)~ 教室に名前を付ける

James Patterson の "Cat & Mouse" です。

She wandered to the end of the hall to Room 111, which was light yellow and called Buttercup. The kids had named the rooms themselves, and the names changed every year in the fall. It was their school, afer all.

She とは、Alex Cross の子供達が通っている学校、the Sojourner Truth School の校長である Christine Johnson の事です。半年前に夫を亡くしたばかりで、Alex Cross の思いはまだうまく伝わりません。それにしても子供達に自分たちの教室に名前を付けさせるとは、日本では考えにくい事です。

5月 6, 2005 →James Patterson, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.05.05

■ 原書に挑戦(271)~ Castle in the Air 読了

Diana Wynne Jones "Castle in the Air" です。

この本の趣向には驚かされました。ハウルの動く城の続編ということなので、期待して読みました。しかし、何となく、ず~っとアラビアンナイトの世界が続き、約 280 ページほどの本なのに、Sophie が登場したのは、p190 なのです。Howl に至っては、p270 あたりで何ともドラマチックな登場をします。Calcifer はもっと後になって出てくるという、どちらかというと最後の謎解きでアッと言わされるという感じの展開になります。

語数と冊数をカウントアップします。これも概算になりますが、かなり語数が少ない所をカウントして 272語/ページでした。272語×285ページ = 77,520 なので、70,000語とカウントします。

ということで、

総冊数: 611 冊
総語数: 55,380,000 語

2005.1.5 からの累計
冊数: 11 冊
語数: 1,380,000 語

とします。

5月 5, 2005 →Diana Wynne Jones, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■原書に挑戦(270)~ ペルシダー

Diana Wynne Jones "Castle in the Air" です。

The pellucid waves broke on the cloud shore with only the faintest of whispers, which seemed to add to the silence.

これは空中に浮かんでいる城に向かう途中の光景を表現している所です。この最初の単語が気になりました。pellucid です。連想したのは、Edgar Rice Burroughs が書いた SF 小説の地底王国の名称 "Pellucidar" です。バローズは、SF 小説が好きな人は、火星シリーズを想像するでしょうし、あまり SF 小説を好きでない人もターザンなら良く知っているでしょう。ジャングルのターザンと、火星のプリンセスを助けに行くジョン カーターとはイメージがかなり違いますが、さらに、このペルシダーは地底にある王国で、恐竜が跋扈している世界です。造語なのですが、この pellucid が非常にスペルが近い単語なので、何らかの関係があるのでしょうか?

しかし、このペルシダーの綴りを調べていて、バローズの小説が、An Online Library of Literature で、オンラインで読める事を発見し、驚きました。そんな時代なんですね。

5月 5, 2005 →Diana Wynne Jones, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■原書に挑戦(269)~ interesting な状態

Diana Wynne Jones "Castle in the Air" です。

下記の文章の意味は前後関係で明らかでした。ハウルの動く城でも出てきた Lettie も今は妊婦になっています。

Lettie, it seemed, was not up to hurrying through the streets in her interesting condition.

掲載されているという期待を込めて辞書を引いてみました。ありました。

be in an interesting condition: {古}妊娠している(be pregnant)

古めかしい言い方らしいので、この本にはぴったりです。

5月 5, 2005 →Diana Wynne Jones, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■原書に挑戦(268)~ ひげ12本

Diana Wynne Jones "Castle in the Air" です。

「原書に挑戦(233)~ six hairs」の謎が何となく解けた感じです。あすとるさんの想像通りだと思います。

He brushed his hair with the clothes-brush, smoothed his moustache -- it now felt as if there were at least twelve hairs there -- and then brushed his trousers with the clothes-brush too.

前回は6本でしたが、今回は12本に増えています。Ingary 国の Kingsbury に向かう途中で、追っ手につかまりそうになって、変装するシーンで、ひげの話が出てきました。

5月 5, 2005 →Diana Wynne Jones, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(267)~ 2冊追加

Daniel Silva の "A Death in Vienna" を追加。これはウィーンに出張した昨年の5月に見つけた本で、これを読もうとしたのですが、暗殺者の Gabriel Allon を主人公とするシリーズものの最新作であったため、以下の順序の本を多読(読む順序を多少間違えましたが)。

1. the Kill Artist
2. the English Assasin
3. The Confessor

やっと最新作に追いついた、と思ったのですが、何と、最近になって最新作の "Prince of Fire" が発表され、また追いつかないといけなくなりました。うれしい悲鳴です。ペーパーバックがまだ出ていないので、しばらくは買いませんけど・・・。

もう1冊は、Richard Morgan の "Altered Carbon" です。これもシリーズものです。2411年の設定のSFですね。最近はあまりSFを読まなくなっています。理由は簡単です。「歴史と文化とライフスタイル」から少し外れてしまうからですね。この物語は人間が死の世界から解放され、お金さえ持っていれば、パーソナリティを cortical stack に埋め込んで、次々と新しい体に移動?できるという話らしいです。このシリーズには現在、次の2冊があるようです。

2. Broken Angels
3. Woken Furies

話が面白ければ、この2冊も続けて読むことにします。

5月 5, 2005 →Daniel Silva , →Richard Morgan, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.05.04

■ 原書に挑戦(266)~ アレックス クロス

James Patterson の "Cat & Mouse" です。

これはかの有名な Alex Cross シリーズ(現在10作目まで出ていると思われます) の3作目です。前2作はいずれも映画化されています。1作目は "Kiss the Girls" (コレクター) で、若い女性を誘拐して収集 (collect) するという話で、2作目は "Along Came A Spider" (スパイダー)で、上院議員の娘(小学生)を誘拐する話です。2話を通じて登場する誘拐犯 Gary Soneji は、何と、この3作目にもいきなり、憎むべき Alex Cross とその家族の殺害を宣言して派手に登場します。

警察の殺人課刑事の Alex Cross は、映画ではモーガン・フリーマンが渋く演じていますが、本の中では30代半ばで Smart, sensitive, handsome as sin と言われていて、罪になるほどハンサムと表現されています。妻に6年前ほど前に先立たれ、毎回、いろんな女性と恋に落ちるパターンですが、話はすべてつながっていて、順番に読まないと話が分からなくなります。また、Damon と Jannie の2人の子供がいて、子煩悩な父親でもあり、家族の姿は実に生き生きと描かれている印象を受けます。

最初の2作品は既に読み終わっていて、3作目に突入していましたが、あまりの面白さにもったいなくて途中で封印してしまいました。その本がどこかに行ってしまっていて、分からなくなり困っていましたが、ゴールデンウィーク中に家捜しして、やっと見つけ出しました。3作目は先頭ページから読み直します。

並列多読を始めてしまったので、封印を解いて、どんどん読み進んでいく事にします。

5月 4, 2005 →James Patterson, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■原書に挑戦(265)~ ハウルの「ハ」の字もなし

Diana Wynne Jones "Castle in the Air" です。

約半分まで読んで来ましたが、ハウルの「ハ」の字もありません。絨緞を売って生活している Abdullah が空飛ぶ絨緞を手に入れて Sultan の娘と知り合い、結婚の約束までした時に Djinn にお姫様をさらわれてしまいます。Flower-in-the-Night という変わった名前のお姫様を捜すうちに傭兵と知り合い、一緒に旅をしますが、その行き先が、Ingary です。やっとハウルの動く城の話とつながりそうです。作者は最初からハウルの話と結びつける気だったのか、良く分かりません。

5月 4, 2005 →Diana Wynne Jones, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(264)~ the him

Matthew Pearl の "The Dante Club" です。

him に the が付いているという、あまり見かけない表現だったので、抜き出してみました。

J. R. Osgood came to usher Holmes upstairs. "Pay him no mind. Dr. Holmes," Osgood sniffed, watching the him in question saunter onto Tremont Street and toss money at the peanut vendor on the corner as he would at a beggar.

J. R. Osgood というのは、clerk の1人のようです。The Dante club の面々の紹介のようなページが十数ページにもわたっていて、誰と誰がどういう関係なのかをはっきりさせずに、次から次へと人が出てきて、延々と話が続くため、ほとんど挫折しかかっていたのが事実です。ゴールデンウィークのように時間が取れる時でないと、回復不可能でした。

辞書には、「Is the new baby a him or a her? 今度の赤ちゃんは男の子か女の子か.」というような例もあるため、ここにあるように him に the が付いていてもそれほどおかしい事ではないようですね。

5月 4, 2005 →Matthew Pearl, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(263)~ 雲の切れ端との関係

Clive Cussler の "The Pacific Vortex" です。

今回の Dirk Pitt の彼女は、何と、下記 Admiral Hunter の娘です。その娘に父親のことを気軽に尋ねる Dirk Pitt の考えている事は良く分かりません。

"How about Dad?"
"Dad was a will-o'-the-wisp. He was never home, always chasing after some smelly old derelict barge or a forgotten shipwreck.

will-o'-the-wisp: 雲をつかむような目標,人をだます[迷わす]もの,幻影.

この表現も良く出てきます。こんな意味だろうとは思っていたのですが、辞書を引いたのは始めてです。

5月 4, 2005 →Clive Cussler, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(262)~ へこみと仕事の関係

Clive Cussler の "The Pacific Vortex" です。

試運転に出航し、太平洋に消えた原子力潜水艦 Starbuck からの最後のメッセージを偶然に回収した Dirk Pitt は、近くの海軍基地にそのメッセージを届けます。メッセージの宛先は、101st Salvage Fleet の Admiral Leigh Hunter その人でした。そのメッセージの内容の異常さと解決方法の困難さに落ち込んでしまいそうになりながら、宿泊先のホテルのバーで偶然に出会った Hunter 提督の部下に向かって次のように言いました。

Pitt held up a full glass. "Thanks, but I haven't made a dent in the one I've got."

make a dent: {通例否定文}(仕事・問題解決などに)取りかかる,手をつける{in…}:

これは辞書を引かないと分かりませんね。

5月 4, 2005 →Clive Cussler, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.05.03

■ 原書に挑戦(261)~ 日曜日のプリン?

Sarah Waters の "Affinity" です。

Millbank Prison を訪問して取材している女流作家、Margaret Prior が、ある女囚に興味を持ち・・・という流でスタートします。刑務所の様子などが克明に描かれています。

I talked a little with Miss Ridley then, about the women's diet and the variations that are made in it--there being always fish served on a Friday, for example, on account of the large number of Roman Catholic prisoners; and on a Sunday, suet pudding.

金曜日にはカトリック信者のために魚料理を出し、日曜日には suet pudding を出すと読めるのですが、この suet pudding とは何かなと思って google でイメージ検索をしてみたのですが、良く分かりません。脂肪から作るんでしょうか?イメージを見た限りではいろんな種類があって、あまりおいしそうには見えないというか、日本のプリンの感覚とは少し違うような気もします。どんな味なのか、キリスト教と何か関係があるのでしょうか?食べ物の話と宗教の話は、良く出てくるのですが、しっかりと理解できないまま読んでいます。

5月 3, 2005 →Sarah Waters, ■原書に挑戦 | | コメント (3) | トラックバック (0)

2005.04.30

■ 原書に挑戦(260)~ コーヒーに医者が必要

Audrey Niffenegger の "The Time Traveller's Wife" です。

Clare だけではなく、友達の Gomez にも、タイムトラベラーであることを告白するシーンです。まずは腹ごしらえが肝心と、黙々と食べ続けます。Lance というのはお店のウェイターです。

He capitulates, and starts to eat his burger. Neither of us says a word until I've finished consuming my fruit. Lance brings me more coffee. I doctor it, stir it. Gomez is looking at me as though he wants to shake me.

doctor: 〈飲食物などに〉異物[薬物]を加える,(…を)混ぜる{with…}

ここの doctor it という所ですが、コーヒーに混ぜるんですから、砂糖とかクリームを入れてから、かきまぜる (stir it) のだと思います。こんな言い方もあるんですね。

4月 30, 2005 →Audrey Niffenegger, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(259)~ 料理が全く駄目

Audrey Niffenegger の "The Time Traveller's Wife" です。

Clare の家には友達のカップルも来ています。全員で料理を作る事になりました。

Clare hands me a magazine clipping. It's a recipe for Chicken and Shiitake Risotto with Winter Squash and Pine Nut Dressing. It's from Gourmand, and there are about twenty ingredients. "Do you have all this stuff?"
Clare nods. "The shopping part I can do. It's the assembly that perplexes."

Clare は料理が大変苦手のようです。このため、食材のアッセンブリは分からないという理屈っぽい表現をしています。おっと、そんな事ではなく、しいたけリゾットというのが気になりました。Shiitake なんて英語になっているんですか?以前、テレビのクイズ番組で、20ほどのパネルの中から英語になっていない日本語を選べというものがあり、解答者が食材系は大体英語になっているんだ、とか何とかブツブツ言いながら選んでいました。

4月 30, 2005 →Audrey Niffenegger, ■原書に挑戦 | | コメント (6) | トラックバック (0)

2005.04.29

■ 原書に挑戦(258)~ 心臓がせり上がる

Audrey Niffenegger の "The Time Traveller's Wife" です。

Henry が実時間で Clare の家に行くシーンです。小さい頃から知っているとはいえ、それは未来の Henry がする事で、現在 28歳の Henry は Clare の事を良く知りません。このため、かなり緊張しているようです。

At 6:59 p.m. Central Standard time, I stand in my Sunday best in Clare's vestibule with my finger on her buzzer, fragrant yellow freesia and Australian Cabernet in my other arm, and my heart in my mouth.

よそ行きの服にフリージアの花、カベルネのワインを携えて、心臓は口の中にせり上がってきている状況で、Clare の家のブザーを押そうとしています。この my heart in my mouth の所ですね。こういう表現は実に良く出てきます。かなり一般的な表現なんでしょう。

4月 29, 2005 →Audrey Niffenegger, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.04.28

■ 原書に挑戦(257)~ The Sigma Protocol 読了

"The Sigma Protocol" by Robert Ludlum です。

今回は並列多読というよりは、この本だけという感じに見えます。ず~っとフランス語の多読に挑戦していたため、英語の方は直列多読になってしまいました。

この話は話自体の面白さは言うまでもなく、英語として、自分が気になる表現が多数出てきて、なかなか得るものがありました。ここまで来ると、Robert Ludlum を読み尽くしてしまおうか?という勢いになっています。調べると、Robert Ludlum には、Covert One シリーズというものがあり、これがなかなか面白そうだと思えます。

Ludlum の作品には、Jason Bourne シリーズが後1冊残っているのですが・・・まだ、2作目の余韻が残っていて、続けて読むのはもったいない感じです。

語数と冊数をカウントアップします。これも概算になりますが、かなり語数が少ない所をカウントして 326語/ページでした。326語×650ページ = 211,900 なので、210,000語とカウントします。

ということで、

総冊数: 610 冊
総語数: 55,310,000 語

2005.1.5 からの累計
冊数: 10 冊
語数: 1,310,000 語

とします。

4月 28, 2005 →Robert Ludlum , ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(256)~ TDY とは?

"The Sigma Protocol" by Robert Ludlum です。

"As you know, I wasn't pleased by the TDY you arranged," he said, referring to the cross-departmental assignment of temporary duties.

TDY って何だろうと思って辞書を引きました。全く想像が付かなかったからです。Temporary DutY の略だそうです。それで原文をよく見直すと、ちゃんと原文の中で解説してくれています。良く読めば分かったのですが、TDY という変なものに注意を奪われて、原文の中で解読するという姿勢を忘れてしまっていました。

4月 28, 2005 →Robert Ludlum , ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(255)~ 悪徳警官ではない

"The Sigma Protocol" by Robert Ludlum です。

Their steaks arrived. Amazingly delicious, Anna thought. She was not much of a meat-eater, but this could convert her.

"meat-eater" には「賄賂を好む悪徳警官」などという意味もあり、Anna は役人ですが、ここは状況的に見て、単に「肉を食べるのが好きな人」程度の意味だと思います。また、"convert" の使い方も日本語的思考と合っています。

4月 28, 2005 →Robert Ludlum , ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(254)~ 8 歳の学生?

"The Sigma Protocol" by Robert Ludlum です。

I was a child--eight years old when the war broke out. A student at a shabby little provincial school, the Lycée Beaumont, in the city of Lyon.

ここで不思議なのは、8歳なのに学生 (student) だと言っていることです。日本的思考で考えると、生徒 (pupil) ではないのかな?と思う所です。

4月 28, 2005 →Robert Ludlum , ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(253)~ 文法的に正しいのでしょうか?

"The Sigma Protocol" by Robert Ludlum です。

"You don't know me," Ostrow said, "but anyone who does knows I'm an avid enough bureaucrastic gameplayer to want to screw someone there I don't like. ..."

ここで着目したいのは、"does knows" の所です。これは何か強調するためのしかけなのか、単なるミスプリなのか?良く分からない所です。

4月 28, 2005 →Robert Ludlum , ■原書に挑戦 | | コメント (2) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(252)~ 2人の女性の男?

"The Sigma Protocol" by Robert Ludlum です。

"Hartman's a security risk. A two-woman man, O.K.?" Anna recognized the agency slang--it referred to double agents.

特殊な世界のスラングのようです。意味が良く分かりませんが、two-woman man とは、ダブル エージェントの事らしいです。辞書にも載っていなくて、真実のほどは分かりません。

4月 28, 2005 →Robert Ludlum , ■原書に挑戦 | | コメント (2) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(251)~ ありふれた

"The Sigma Protocol" by Robert Ludlum です。

"These things are a dime a dozen," Trevor continued in German.

a dime a dozen: {米話}(10セントで1ダースも買えるほど)いくらでもある,ありふれた

これは何も解説する必要はない位、「ありふれた」イディオムのようです。シンプルさが気に入りました。

4月 28, 2005 →Robert Ludlum , ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.04.26

■ 原書に挑戦(250)~ タバコの臭いがしみつく

"The Sigma Protocol" by Robert Ludlum です。

The bar was choked with foul cigarette smoke. Trevor could not tolerate it, hated the way his hair and clothes would stink afterward.

髪の毛や衣服にタバコの臭いがしみつくのが嫌だ、と言っています。こういう時はこういう表現をすれば良いということを理解しました。

4月 26, 2005 →Robert Ludlum , ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(249)~ パナソニックの電話

"The Sigma Protocol" by Robert Ludlum です。

On the desk was a green blotter pad, next to it a sleek black Panasonic telephone with modern gimmicks built in: conference, caller ID, interphone, speakerphone, digital answering machine.

なぜ、パナソニックの電話なんでしょうか? きっと、Robert Ludlum が好きなんでしょうね。同作家の "Bourne Identity" の映画を見た人は気が付いたかどうか分かりませんが、Jason Bourne が、パリの自宅に初めて戻って、自分の過去の行動を探ろうとしている時に、自宅の机の上に置いてあったのが、パナソニックの電話でした。受話器の背中に大きく、Panasonic と書いてありましたから見間違うはずがありません。

4月 26, 2005 →Robert Ludlum , ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(248)~ リサーチの手足?

"The Sigma Protocol" by Robert Ludlum です。

Or any company with a research arm in molecular biochemistry.

arm: (組織・機構の)部門

これは前後関係から間違えるはずもありませんが、バイオ関係なので、arm にしたのでしょうか? 面白い使い方だったので、挙げておきました。

4月 26, 2005 →Robert Ludlum , ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(247)~ カーペットの下に隠す

"The Sigma Protocol" by Robert Ludlum です。

"Too many American and British industries might have had to be seized for trading with the enemy, for collaboration. Better to sweep the problem under the carpet.

sweep …under the rug [or{英}carpet] {話}〈問題・困難などを〉隠す,伏せる,公にしない(conceal)

雰囲気はとても分かりやすいです。箒でサッサッと掃いてじゅうたんの下にゴミを隠すのは、アメリカのアニメで良く見たように思います。

4月 26, 2005 →Robert Ludlum , ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(246)~ 10年一昔なんですけど・・・


"The Sigma Protocol" by Robert Ludlum です。

He smiled. "I believe it's thirty-five years...Miriam, give or take a decade. But I still keep wanting to call you Professor Bateman."

give or take の対象が a decade では少し大ざっぱ過ぎるように思います。35+-10 ですから、45 or 25 年という事になり、あまりにもいい加減な気がします。でも英語としては何も間違えていないのでしょうから・・・う~ん。

4月 26, 2005 →Robert Ludlum , ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(245)~ 美容整形

"The Sigma Protocol" by Robert Ludlum です。

Consuela Prosperi had the unnaturally tight skin of a woman who has had too many face-lifts.

いわゆる美容整形ですね。引っ張って伸ばしてしわを取ると、肌に余裕がなくなり、tight skin になってしまうのでしょうね。

4月 26, 2005 →Robert Ludlum , ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(244)~ 派手なダブルの背広は保護色?

もう一度、"The Sigma Protocol" by Robert Ludlum です。

In Liechtenstein, the plumage of an international businessman--the Kiton double-breasted suit, the Hermès tie, and the Charvet shirt--was protective coloration, nothing more.

ここで、double-breasted suit はいわゆるダブルの背広です。リヒテンシュタインでは、国際的なビジネスマンが着ている派手なキトンのダブルの背広、エルメスのネクタイ、Charvet (どう発音するのか分かりません) のシャツはいわゆる保護色だと書いてあります。 派手な方が目立たないらしいです。

4月 26, 2005 →Robert Ludlum , ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(243)~ 背広の語源

"The Sigma Protocol" by Robert Ludlum です。

背広の語源ではないかと言われている Savile Row (サビル・ロウ-->セビロ) があまりに何度も出てくるので、紹介しておきます。

The old man was dressed, as he always was, in one of his besopke suits, tailored for him on Savile Row, London.

ここで old man というのは、主人公の1人である Ben Hartman の父親の Max Hartman であり、ユダヤ人難民として戦後アメリカに渡って成功してきたという伝説を作った人です。しかし、この伝説は虚像であり、Max Hartman の実像が次第に分かってきて、これがこの小説の主題と強く関連しています。

4月 26, 2005 →Robert Ludlum , ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.04.22

■ 原書に挑戦(242)~ エトセトラ(...)

もう一度、"The Sigma Protocol" by Robert Ludlum です。

How could I believe such slander? With all he'd been through, blah blah blah, how could I possibly believe such a lie!

この blah blah blah という表現も会話の中で良く出てきます。最初聞いた時は何の事か分からなかったのですが、聞いていると、同じような例が続く場合に、内容を言わずに blah blah blah と言っているように聞こえます。つまり、「・・・」の代わりのように思えます。これで使い方は正しいのでしょうか?

4月 22, 2005 →Robert Ludlum , ■原書に挑戦 | | コメント (4) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(241)~ 零細企業

"The Sigma Protocol" by Robert Ludlum です。

Anyway, a whole cottage industry suddenly sprang up. Lawyers and other shysters who got the bright idea to take advantage of elderly Holocaust survivors who were trying track down their families' missing assets.

cottage industry: 零細企業,町工場

つい最近、Daniel Silva の The Confessors で、ドイツのナチのユダヤ人大虐殺 (Holocaust) の話を読んだばかりですが、この話もそちらにシフトしていくようです。不審死の老人の身元を調べていく内に、次第に Holocaust とのつながりが出てくるようです。

4月 22, 2005 →Robert Ludlum , ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.04.17

■ 原書に挑戦(240)~ カラスも整列

もう一度、"The Sigma Protocol" by Robert Ludlum です。

Across the town square from the cathedral was a seventeen-century manor house with crow-stepped gables marked with a small wooden sign identifying it as the Altes Gebäude, the Old Building, though it looked newer than most of the other buildings in town.

crow-step: いらか段:石積み破風の頂上につけた階段状の笠石(かさいし)の部分.

カラスとどういう関係があるのだろうと気になって、google でイメージ検索してみました。階段状にギザギザになった切妻ということで、カラスとは関係があるのかないのか良く分かりません。

4月 17, 2005 →Robert Ludlum , ■原書に挑戦 | | コメント (4) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(239)~ ごった煮?

"The Sigma Protocol" by Robert Ludlum です。

He appeared to be in a seventeenth-century villages built upon much older ruins, its buildings a peculiar hodge-podge of architectural styles.

これはこの本の冒頭でいきなり殺されそうになった、Ben Hartman が殺人容疑を逆にかけられて、何とか釈放してもらったのですが、更に車で移動中に、追跡され、また殺されそうになって、何とか逃げ延びてやってきた古い町の様子を書いています。ここで目についたのが、"hodge-podge" です。これは辞書を引くと分かるのですが「野菜や肉の入った濃いスープまたはシチュー」というような感じです。何が気になったかといいますと、一昨年の冬に出張でオランダに行った際に、ドイツ人やらカナダ人と一緒に入った店で出てきた料理の名前が hodge-podge でした。そのときは料理の説明を聞いても、そのものずばりのごった煮料理だったので、それに付けた特別な料理名だと思っていました。日本に戻ってから辞書を引いて一般的な単語だと分かりました。

4月 17, 2005 →Robert Ludlum , ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.04.16

■ 原書に挑戦(238)~ いろいろ考えさせられる本です

Audrey Niffenegger の "The Time Traveller's Wife" です。

この本は550ページにも及ぶ大作であり、まだ100ページ程度しか読んでいませんが、設定の秀逸さに圧倒されかかっています。主人公は Henry DeTamble という時間旅行者です。突然変異なのかどうか分かりませんが、同じような能力を持っている仲間を発見できず、時の流れをさまよいながら孤独にさいなまれています。しかし、時間旅行の能力が自分の妻となる女性 Clare の過去と大きく交差していて、Clare の子供時代に時間旅行者として姿を見せ、少しずつ成長していく様子を見守るだけでなく、成長していく Clare の心の中で次第に大きな存在となっていくのが、偶然なのか、必然なのか、はっきりしないまま、話が進んでいきます。

しかし、このように人の未来や運命が分かってしまって良いものなのでしょうか?変える事ができない未来からやってくる時間旅行者との会話の中で、自分の未来の姿を垣間見ながら、自分の運命を呪う事なく、あるがままに受け入れている Clare の心の中を推し量る事が次第に難しくなってきました。話がこのまま進んでいくのかどうかは分かりませんが、運命論的でかつロマンチックな話を紡いでいく Audrey Niffenegger の力量にお手上げの状況です。話をすべて読み尽くす前にこれだけ心を動かされたのも久しぶりです。間違いなく人に奨める事ができる一冊です。次の簡潔な書評がこの本の魅力の一端を語っています。

"An enchanting novel, beautifully crafted and as dazzlingly imaginative as it is dizzingly romantic."--Scott Turow

未来の自分が次第に分かってくる現実、時を超えた愛の存在、そして抗えない運命とをどのようにしてバランスを取って少女 Clare が次第に大人になっていくのか、ますますこの物語に引き込まれていくのを感じます。

4月 16, 2005 →Audrey Niffenegger, ■原書に挑戦 | | コメント (4) | トラックバック (0)

2005.04.14

■ 原書に挑戦(237)~ 耳をプレゼントするとは

Audrey Niffenegger の "The Time Traveller's Wife" です。

"So he cuts his ear off and gives it to his girl--hey, how'd you like that for a present, huh? An ear! Huh. So they put him in the loony bin..."

ここだけ読むと、何というグロテスクなシーンだろうと思ってしまいますね。耳を切り取って彼女にプレゼントする?そんなものいらないに決まっていますね。このシーンは、27歳のHenryが9歳のHenryにサバイバル術を教える必要があって、Henry 達がある男女の会話を聞いている所です。なぜ、サバイバル術が必要か?それは彼らがタイムトラベルをすると、裸になって世の中に現れるので、服を盗んだりスリを働いてお金を奪わないと、そもそも生きてゆけないからです。このシーンは美術館の中であり、ターゲットとする男女は、Vincent van Goph の絵の前で会話しています。もうこれでおわかりですね。

4月 14, 2005 →Audrey Niffenegger, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.04.13

■ 原書に挑戦(236)~ 検針員

"The Sigma Protocol" by Robert Ludlum です。

"In detail. His habbits, where he went, any place he traveled. Any calls he might have placed or received. Any letters he got. Any restaurants you went to. Any repairmen or workers who might have come to the house--plumbers, telephone repairmen, carpet cleaners, meter readers. Anything you can think of."

これは、ある老人が心臓発作で死んだ事になっているのですが、その死因に不審を抱いた、Sergeant Arsenault が Anna を伴って、残された Mrs. Mailhot の家に行って、色々と聞き出そうとしている所です。

この文章でアメリカの日常生活を垣間見る事ができます。まず、電話については、かける方が place、受ける方が receive です。そして、meter reader という表現は辞書を引くと、飛行機の副操縦士と出てきますが、いくらなんでもそんな事はないでしょう。
辞書を引くと、"Electricity, gas and water companies have sought many years for a way to read meters without visiting the customer's premises." というような表現もありますから、ここは素直に「検針員」のような人だと思います。

4月 13, 2005 →Robert Ludlum , ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.04.12

■ 原書に挑戦(235)~ 茶封筒?

"The Sigma Protocol" by Robert Ludlum です。

Slipped beneath the door of her room was a manila envelope.

風呂から上がってきた Anna は、部屋のドアの下から差し込まれている封筒に気付きます。この manila envelope というのは、この本の中でも実に良く出てきます。日本の茶封筒的なものだろうと思っていましたが、次第に気になってきて、google のイメージ検索をしてしまいました。日本の封筒よりは黄色ががった厚手の封筒の事だと思います。色は何種類かあるようですが、一般的には黄褐色のものが多いと思いました。アメリカから送られてくる郵便物にこの黄褐色の manila envelope が多いですね。

4月 12, 2005 →Robert Ludlum , ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.04.11

■ 原書に挑戦(234)~ お風呂にお湯をためる

"The Sigma Protocol" by Robert Ludlum です。

Anna returned to her room at the inn, poured a tiny screw-top bottle of white wine from the minibar into a plastic cup, downed it, and then ran a bath, making the water as hot as she could stand.

run a bath: 浴槽に湯[水]を入れる

Anna はホテルに戻ってきて、ぼ~っとしながら色々と考え事をしたいために熱い風呂を用意しています。お風呂を走らせるという表現ですが、英語的感覚からすると、run a bath という表現は、ぴったりとはまる、いかにも英語的な表現です。辞書を引かなくてもすんなりと分かりましたが、確認の意味で調べました。

4月 11, 2005 →Robert Ludlum , ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.04.10

■原書に挑戦(233)~ six hairs

Diana Wynne Jones "Castle in the air" です。

カーペットの売買で生計を立てている Abdullah の前に、ある日、うさん臭い商人がカーペットを買ってくれ、と言ってきます。値踏みすると、銅貨 3 枚 (3 copper coins) の値打ちのものだったのですが、これを金貨 500 枚 (500 gold coins) で買ってくれと言われて、Abdullah は唖然とします。これを値切りに値切って、金貨 210 枚で空飛ぶ絨緞を入手します。

しかし、勝手に飛んで行ったり、元の持ち主の所に知らない間に帰ってしまうと困るので、柱に縛り付けたり、色々と固定する方法を考えますが、最終的にはこの魔法の絨緞の上で寝ることにしました。そして目が覚めると、見知らぬ場所で美しいお姫様がいる美しい庭にいるではないですか・・・。

こんな出だしなので、どこが「ハウルの動く城」の続編なんでしょうか???

Then, as Abdullah put his hand rather indignantly to the six hairs on his upper lip, she asked, "Or have you got bare skin under your hat?"

男と言えば、自分の父親(お腹が出っ張っていて、つるっぱげ)しか見たことがないという、まさに箱入りのお姫様に、Abdullah は女の子だろうと決めつけられて、そうではないと一生懸命主張しますが・・・。こういうシーンで、男の上唇にある six haris とは何なのでしょう。色々と調べて見たのですがさっぱり分かりません。この six hairs という表現は、最近、他の本にも出てきました。どこだったかさっぱり思い出せません。google で検索した覚えがあるのでしっかり覚えているのですが・・・。

4月 10, 2005 →Diana Wynne Jones, ■原書に挑戦 | | コメント (2) | トラックバック (0)

■原書に挑戦(232)~ 拍手喝采

J. K. Rowling "Harry Potter Year 4: Harry Potter and the Goblet of Fire" (US版) です。

Mr. Weasley 一家と一緒に見に来た Quidditch World Cup で、Ireland--Bulgaria 戦を見ました。Bulgaria の選手が金の snitch を取ったのですが、あまりにも点差が開きすぎていたため、試合が終わり、Ireland の勝利となります。こういう状況で、 負けた Bulgaria 選手のために何かしようという提案が出ます。この状況では明らかなのですが、この 1 文だけを見ると何だか分からないでしょう。

"Let's have a really loud hand for the gallant losers--Bulgaria!"

でもここまで書いてあれば分かるかもしれません。

4月 10, 2005 →J. K. Rowling, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(231)~ カナダ版 FBI

さらに "The Sigma Protocol" by Robert Ludlum です。

The Royal Canadian Mounted Police, Canada's equivalent of the FBI, was, despite its archaic name, a top-notch investigation agency.

カナダでアメリカのFBIに相当する組織は、RCMP と言うようです。知りませんでした。

4月 10, 2005 →Robert Ludlum , ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(230)~ うわべだけ

引き続き、"The Sigma Protocol" by Robert Ludlum です。

To every question, there's a surface answer and a deeper one. I'll give you the surface answer, because it's the only one I have.

美人で独身なんですが、少し年齢を重ねたために回りから煙たがられている調査員 Anna Navarro は、Ron Arsenault という人物から呼び出されます。ここは、Ron が Anna に向かって、なぜ Anna を呼び出したかなどの理由を話している所です。"surface answer" というような表現をするようですね。この辺りは日本語的発想で通じるようです。

4月 10, 2005 →Robert Ludlum , ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(229)~ 艦長から更に昇進するための資質とは

Clive Cussler の "The Pacific Vortex" です。

潜水艦の艦長としての資質や昇進条件が述べられている箇所がありました。

Dupree's skills and talent were well-known among submariners, but personality, influence, and a flair for public relations were the necessary ingredients for advancement in the Navy. Since Dupree possessed none of these traits, hehad recently been passed over for promotion.

pass over for promotion: (通常受身で) 昇進を見送る

Dupree とは、初のオール コンピュータ設計の原子力潜水艦 Starbuck の船長の Commander Felix Dupree です。知識や経験だけでなく、人物、影響力、社交性なども資質として問われるようです。

4月 10, 2005 →Clive Cussler, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(228)~ 酔いつぶれさせる

もう一度 "The Sigma Protocol" by Robert Ludlum です。

次の表現は普通の言葉を使っているのですが、何となく意味ありげなので、特別な意味があるんだろうと思って調べてしまいました。

Jimmy, who'd glamorously lived off-campus, smoked unfiltered cigarettes that would have choked an ordinary mortal, and could drink anybody under the table, even Ben, who had something of a reputation in that regard.

drink a person under the table: 人を酔いつぶれさせる

この話は Ben Hartman というリッチなビジネスマンがスイスに遊びにやってきて、Jimmy Cavanaugh という大学時代の友人に十数年ぶりに偶然に出会うというシーンから始まります。この文中の Jimmy と Ben がそうです。お互いに笑って握手しようとしたら、Jimmy が突然にサイレンサー付きの銃を取り出して Ben を殺そうとするという、あり得ないシチュエーションが発生します。おまけに、逃げまどう Ben の背後から銃弾が容赦なく襲いかかり、ホテル前から地下の商店街に逃げ込んで走り回る間に、無関係な人が何人も殺された上に、格闘してもみあううちに、Ben は正当防衛なんですが Jimmy を射殺してしまいます。しかし、警察が来て事情聴取と現場検証をするのですが、Jimmy の死体も通行人の死体も一切合切消えてしまい・・・という Ludlum らしい?幕開けとなります。

4月 10, 2005 →Robert Ludlum , ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(227)~ ちょっと見かけない表現

"The Sigma Protocol" by Robert Ludlum です。

あまり見かける事がない形容詞を発見しました。会話の中で使って理解されるのかどうか・・・分かりません。

A middle-aged man wearing a blazer with an odd purple hue, a tad too stylish for Zurich.

少し、とかちょっと、という意味を持つ tad なんですが、微妙な表現をする時に使えそうです。

4月 10, 2005 →Robert Ludlum , ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(226)~ 次は The Sigma Protocol です

"The Sigma Protocol" by Robert Ludlum です。

Robert Ludlum の Jason Bourne シリーズから少し離れて、先日、部屋の中に埋もれていた本を引っ張り出してきて先にこちらを読む事にしました。

ついでに、右の欄の本の画像を実際に読んでいる本の画像にしました。 Sarum と Castle in the Air の本が amazon に表示されているものだったのですが、実際に手元に届いた本の画像をスキャンしてアップしました。かなりイメージが変わっています。特に Castle in the Air はアラビアンナイトかアラジンの本だと勘違いしそうな表紙になっています。

4月 10, 2005 →Robert Ludlum , ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(225)~ The BOURNE Supremacy 読了

"The BOURNE Supremacy" by Robert Ludlum です。

話は香港と中国本土の両方で展開されましたが、かなり予想外の展開でした。中国語の勉強をしているような所もありましたが、映画とどれ位、違った話になっているのか?とかなり気になります。そこで、第1作目の The Bourne Identity の DVD をもう一度見ました。話はかなりずれていますが、Treadstone という言葉が出てきていて、そういうものの存在をにおわせている所と、一緒に逃げた女性の名前が Marie である所が共通している事を再発見しました。そうすると多分、この THe BOURNE Supremacy の映画も Marie が誘拐され、Marie を取り戻すべく Jason Bourne が大活躍するという話になっているのでしょう。第1作の映画の方も暗い感じは払拭されて、アクション映画になっていましたので、第2作の映画の方も恐らくそんな感じでしょうね。

Ludlum の作品というか、Jason Bourne シリーズが後1冊残っているのですが・・・これは少し間を空けて読む事にします。

語数と冊数をカウントアップします。これも概算になりますが、比較的語数が少ない所をカウントして 336語/ページでした。そうですね、かなり字が詰まっています。少なく見積もって、約 300語×646ページ = 193,800 なので、190,000語とカウントします。

ということで、

総冊数: 609 冊
総語数: 55,100,000 語

2005.1.5 からの累計
冊数: 9 冊
語数: 1,100,000 語

とします。3ヶ月と少しで 100万語をクリアしました。

4月 10, 2005 →Robert Ludlum , ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.04.08

■ 原書に挑戦(224)~ 北風のしわざ

もう一度 "The BOURNE Supremacy" by Robert Ludlum です。

Sheng Chou Yang would be alerted to the secret war against him and his countermoves could be disastrous, but Lin Wenzu did not intend to fail. If failure was written on the northern winds, nothing else would matter, least of all his life.

Sheng Chou Yang は、この本では中国高官の悪玉です。Lin Wenzu は英国で訓練された MI6 の一員で、失敗が許されない立場にいます。ここで気になる表現は、"If failure was written on the northern winds" の所です。「失敗という文字が北風に刻まれると」と訳すと何の事か分かりませんが、失敗が明らかになると、というような意味だろうとは想像されます。failure に冠詞が何も付いていない所も気がかりですが、私が持っている辞書では説得力がある明確な答えが得られていません。文学的な表現なのかも知れません。このあたりに詳しい人がいらっしゃれば教えて頂けると助かります。

4月 8, 2005 →Robert Ludlum , ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(223)~ 天安門広場

"The BOURNE Supremacy" by Robert Ludlum です。

A dozen of the world's great stadiums, all dwarfing Rome's Colosseum, could be placed within Tian An Men Square and not exhaust the acreage; people in the hundreds of thousands can wander about the open areas and still leave room for hundreds of thousands more.

ローマのコロシアムも真っ青になるようなだだっ広いスタジアムがいくつあっても、天安門広場に収まってしまい、なおかつ膨大な数の人民が押し寄せても余裕しゃくしゃくです。要するに中国の天安門広場は広いと言いたいのです。天安門事件が起きる前の中国に出張で行き、実際に天安門広場で撮った写真なんかが残っています。人もたくさんいて銃を持った兵士もうろうろしているし、広場の広さに見とれている余裕はなかったですね。

4月 8, 2005 →Robert Ludlum , ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.04.03

■ 原書に挑戦(222)~ カルガリーのキリスト

"The BOURNE Supremacy" by Robert Ludlum です。

Marie は香港の米国領事館にいる友達の Catherine と出会い、助けを求めます。Catherine が知り合いのホテルマンに更に助けを求めたシーンを見て、Marie がしゃべっている内容です。

Marie laughed quietly as their eyes locked. "Dear dear Catherine. The man's in love with you."
"Christ in Calgary, I don't need this!"

カナダの Calgary にキリストが現れたら大変な騒ぎでしょう。2年前に Calgary に行きましたが、スキーシーズンでも無かったのですが、秋のすばらしい季節だったため、私が泊まったホテルには日本人観光客がたくさんいました。でもやはり Calgary そのものはビジネス地区であり、それほど見るべき所は多くないといった感じでした。

4月 3, 2005 →Robert Ludlum , ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(221)~ The Confessor 読了

"The Confessor" by Daniel Silva です。

Gabriel Allon は今回もかなり痛めつけられます。この話も、第二次世界大戦のユダヤ人大虐殺の裏話などが出てきました。この時代の事実ではないにせよ、法王庁とユダヤ人との関係など、微妙な話が出てきましたので、少しずつ歴史的背景が頭に入ってきました。特にヨーロッパの人との付き合いが多いので、暗い過去や暗い歴史があったということを踏まえておき、とんでもない軽はずみな発言をしてひんしゅくを買わないようにしたいと考えています。

語数と冊数をカウントアップします。これも概算になりますが、比較的語数が少ない所をカウントして 284語/ページでした。少なく見積もって、約 260語×387ページ = 100,620 なので、思い切って減らして 90,000語とカウントします。特に語数を増やす方向では考えず、実際に近い数字にしていきたいと思います。

ということで、

総冊数: 608 冊
総語数: 54,910,000 語

2005.1.5 からの累計
冊数: 8 冊
語数: 910,000 語

とします。

4月 3, 2005 →Daniel Silva , ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(220)~ Dirk Pitt 初登場作品

Clive Cussler の "The Pacific Vortex" です。

買い貯めてあった、Dirk Pitt シリーズの中から、次に選んだ本がこれです。しかし、FOREWORD を読んで分かった事が・・・。

Not that it really matters, but this is the first Dirk Pitt story.

ヒーローを作ろうとして、シークレットエージェントでも警察官でも探偵でもないヒーローを模索したとあります。また、最初の話なので、あまり込み入ったストーリーにはなっていない、という謙遜の言葉もこの後に出てきています。しかし、最後の言葉からはかなりの入れ込みようを見て取れると思います。

May it be looked upon as a few hours of entertainment and, perhaps, even a historic artifact of sorts.

数多くの冒険がこれからスタートしていくのです。

4月 3, 2005 →Clive Cussler, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(219)~ 油と水

もう一度、"The BOURNE Supremacy" by Robert Ludlum です。

The incongruous sight of casual Western businessmen carrying attaché cases and tennis rackets unnerved Jason because of the stark contrast to the uniformed guards, standing about rigidly. Oil and water were apparently compatible.

水と油ではなくて、油と水のようですが、compatible と言いますから、共存できるという意味ですね。つまり混じり合わないということで、日本的な考え方と合っていると思われます。でも語順には気を付ける必要がありそうです。

4月 3, 2005 →Robert Ludlum , ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(218)~ 冠詞は難しい?

"The BOURNE Supremacy" by Robert Ludlum です。

Jason Bourne は誘拐された妻の行方を追いますが、自分の偽物を捕まえろという指示を受け、妻を助けるために、自分の偽物 (imposter) を探しています。

Someone who ia a no one, who is hired himself.

"no one" にまで、冠詞が付いています。この感覚はしっかりと学ばないと、正しい英文が書けない・・・。

4月 3, 2005 →Robert Ludlum , ■原書に挑戦 | | コメント (2) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(217)~ The Mediterranean Caper 読了

Clive Cussler の "The Mediterranean Caper" です。

Dirk Pitt シリーズの読むべき順序がさっぱり分かりませんが、特に順番は問題ないような気がします。読みたい所から読んでいってみます。

この物語は第二次大戦のナチの生き残りのような軍人が出てきます。話としては古いのですが、あふれるようなユーモアと驚くべき展開に飽きる事がありません。Dirk Pitt はスーパーヒーローかと思いましたが、結構痛めつけられて、満身創痍となるようなので、割と現実的な味付けがされていると思います。

語数と冊数をカウントアップします。これも概算になりますが、平均して約 300語/ページですね。少なく見積もって、約 270語×248ページ = 66,960 なので、60,000語とカウントします。

ということで、

総冊数: 607 冊
総語数: 54,820,000 語

2005.1.5 からの累計
冊数: 7 冊
語数: 820,000 語

とします。

4月 3, 2005 →Clive Cussler, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(216)~ ジャックと豆の木

Clive Cussler の "The Mediterranean Caper" です。

Dirk Pitt は全くしっぽを出さない密輸団の謎を暴こうとしています。麻薬捜査官達が何年かかって調べても全くボロを出さないという船に単身乗り込んだ Dirk Pitt は意外な事実に気づきます。

Pitt grabbed the chain, looking up at the seemingly endless links that vanished into the darkness, and felt like Jack climbing the beanstalk.

以前、人間が出てくる(アニメではない)「ジャックと豆の木」を見た事がありますが、漫画にしろ、何にしろ、豆の木という言い方は非常に控えめだなぁと思っていました。天界につながる道ですから、単なる「木」ではありません。「豆の茎」というのが正しいのかも知れません。

4月 3, 2005 →Clive Cussler, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.04.02

■ 原書に挑戦(215)~ 誤植?

Clive Cussler の "The Mediterranean Caper" です。

文意を取りにくい所があります。恐らく誤植ではないかと思いますが・・・。

Dirk Pitt は山の上にある円形劇場 (amphitheater) からコースを外れて、地下のトンネルに通じる入口を発見し、そこへの穴をふさいでいたゲートのバーをずらして地下トンネルに入り、戻ってきた所をこのツアーガイド風の役人につかまってしまいます。

You were nowhere to be found. Then I spied the broken bar in the gate ... no great feat I assure you; I know ever stone and crack on the site.

単なるツアーガイドだと思っていた男が実はとんでもない男だったのです。その男が Dirk Pitt に向かってしゃべっているシーンです。少しでも変化や異常があると見つけられると豪語しています。問題は、"ever" という言葉です。たぶん、"every" の間違いではないかと思います。

4月 2, 2005 →Clive Cussler, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(214)~ ドッグイアー

"The Confessor" by Daniel Silva です。

本のブックマーク代わりに本の端を折ると dogear になりますが、この言葉が実際の文中に出てきましたので紹介しておきます。

Next to the bed was a small chest. Lange wearily pulled open the drawers. He found underpants, balled black socks, and dog-eared breviary.

breviary は辞書を引くと、聖務日課書という訳が付いていますが、実際にどのようなものなのかはっきり分かりません。ホテルの部屋の中のシーンなので、なおさら分かりにくいですが、Lange というこれまた伝説的なスイスの暗殺者(という設定)が聖職者に化けて、ローマ法王を暗殺しようとして(この記事はタイミングが悪いですね)、変装するための小道具が置いてある部屋に入って、用意されている品々を調べている所です。従って、聖職者が使いそうなものが置いてあっても不思議ではない場面です。

所で全く関係ない話ですが、Webの画面で出てくる「アイコン」は icon と書きます。これは目が見える人向けのものですが、目が見えずに音しか聞こえない人のためのアイコンの事を、earcon (イアコン) と言います。あまり聞き慣れない言葉だと思いますが、昨年の6月に、JIS X 8341-3 というJIS規格が制定され、アクセシビリティに関して、かなり関心が高まっているので、イアコンという言葉を覚えておいても損はないでしょう。別にアイコンは eyecon では無いのですが、語呂合わせなのかも知れません。ドッグイアーが出てきたので連想してしまいました。

4月 2, 2005 →Daniel Silva , ■原書に挑戦, アクセシビリティ | | コメント (4) | トラックバック (0)

2005.03.31

■ 原書に挑戦(213)~ 帽子と共に進化?

"The Confessor" by Daniel Silva です。

Linux 分野で有名な RedHat の後継は、Fedora と言いますが、帽子シリーズなんですね。

He was greeted by the sight of Francesco Tiepolo and a priest in a clerical suit, flanking a small man in a long coat and a fedora hat.

ここで、He とは Gabriel の事で、この小説も大詰めに来て、お忍びの教皇(Pope)様を出迎える場面です。教皇様もかぶるという fedora であれば、単なる赤い帽子 (red hat) よりも進歩していると言えるでしょうか、言えないでしょうか。

3月 31, 2005 →Daniel Silva , ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.03.27

■ 原書に挑戦(212)~ Dirk Pitt は登録商標?

Clive Cussler の Dirk Pitt シリーズを最近、読み直そうと思ったのですが、本箱を整理していて、昔読もうとして買っていた本があったのを見つけてしまいました。しまい込むと忘れてしまう悪い癖です。それで、出てきた本が以下の本です。これはすべて Dirk Pitt シリーズです。

Vixen 03
Deep Six
Pacific Vortex
Cyclops
Raise the Titanic!

なぜ、こんなにもまとめて買ったのか?覚えていない(^o^;)のですが、一番最後の本などはとても面白そうです。この際、まとめて一緒に読むことにします。そのうち、1冊ずつ「並列多読本」のリストに入れていきます。

これだけまとめて並べてみるとある事に気がつきました。Dirk Pitt の名称に、(R) やら、TM というマークが付いています。登録商標になっているんですね。本当に登録したのかどうかは知りませんが、当時(数年前)買った本の売り文句として、"90,000,000 Clive Cussler Novels in Print!" と書いてあるので、登録商標にしたくなっても無理はありませんね。

また、一緒に Robert Ludlum の "The Sigma Protocol" という本まで見つけてしまいました。700ページ近くあり読みがいがあるスパイ物です。これで今読んでいる本と併せると、半年位は不自由なく多読生活を過ごせそうですが・・・どんどん買い足していくでしょう、間違いなく。

3月 27, 2005 →Clive Cussler, →Robert Ludlum , ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(211)~ 分かりにくいビジネス

Clive Cussler の "The Mediterranean Caper" です。

Dirk Pitt の体力は本物なんでしょう。危機を脱出しますが、血まみれのぼろぼろ状態となってもまだユーモアを忘れない所が魅力とも言えます。次の所も傷の手当てをしてもらいながら、戦いの先頭に立っているシーンでお医者さんに話しかけています。

"Sorry, Doc," Pitt said without taking his eyes from the sky. "But there was no time for a formal office call. You better get below now. If my little battle tactic doesn't work, you're going to do a land office business in about ten minutes."

land office business: {米・カナダ話}(…での)急成長の[大はやりの,ぼろもうけの]商売
(西部の国有地管理事務所が民間に払い下げた土地に応募が殺到したことから)

formal office call とは、医者に診てもらいに行く事を指していて、そんな時間はない、と言っています。my little tactic というのは Pitt の作戦であり、これが失敗すると、味方にかなりの怪我人が出るので、医者は大忙しとなる、という意味ですね。しかし、land office business なんて急に言われても、それは何だ?と聞き返すしかないでしょう。

3月 27, 2005 →Clive Cussler, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.03.26

■ 原書に挑戦(210)~ 断層ではないfault

"The Confessor" by Daniel Silva です。

以前に「英語への挑戦(3)」で書いたように fault という簡単な単語には「断層」という意味があり、これに気がつかずにとんでもない誤訳を誘発したケースがありました。しかし、また少し違うニュアンスで使われているものを見つけました。

この話の冒頭で殺されてしまった Benjamin の性格について述べている所です。

I worked with Benjamin in the field. I know how he thought, how his mind worked. He was careful to a fault. He had backup plans for his backup plans.

to a fault: {文語}(よい点について)欠点といえるほどに,極端に,あまりにも

用心深さも相当な物だったようです。このおかげで、彼が殺された本当の理由も判明するのです。こういう簡単な単語を軽視せず、しっかりと意味をくみ取れるようになろうとして、膨大な量の本を読み続けています。

3月 26, 2005 →Daniel Silva , ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(209)~ 1010個のなすべき事

"The BOURNE Supremacy" by Robert Ludlum です。

Marie は誘拐され、Jason Bourne は Marie を捜しに香港までやってきています。香港で必死になって手がかりを探そうとしますが、誘拐犯から接触され、自分の身の心配で精一杯の状況です。Marie は誘拐犯同士の離反を招く作戦を展開し、自ら脱出に成功します。その直前の文章です。1文を引用しようとしたら、やたらと長かったのですが、最後の方の表現に注目してください。

They had been in the university town less than three months, starting with the late summer session for David's preparations, and with all the wife of a new associate professor should do, or be, and finding the stores and the laundry and the bedding and the linens--the thousand and ten things a woman does to make a home--there simply had been no time to think about a doctor.

引っ越して来た場合に女性としてやらねばならない事が 1,010個あるという表現が気になりました。同じような表現に以前にもお目にかかったような気がします。きちんと記録しておけば良かったのですが・・・。1,010というのは 1,001でもないし、非常にたくさんの事がある場合の表現だと思うのですが、中途半端でなかなか面白いですね。こんな言い方を集めてみたいとも思います。

3月 26, 2005 →Robert Ludlum , ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(208)~ 秘密の会談

"The Confessor" by Daniel Silva です。

この話は Gabriel の仲間である Benjamin が殺されるシーンからスタートします。なぜ、Benjamin が殺されたのか、単に本を執筆していただけの彼がなぜ殺されなければならなかったのか?

One evening in March 1942, Mother Superior addressed us after our evening meal. She informed us that in three days' time, our convent was to be the site of an important meeting between Vatican authorities and a high-level delegation from Germany. The Convent of the Sacred Heart had been chosen because of its isolation and the beauty of its facilities.

北イタリアのひっそりとした修道院で行われた会談と Benjamin の死との間の関係を Gabriel は探っていきます。この話では Gabritl はあまりプロの暗殺者らしくないですね。ある男を追ってローマに来て、ホテルの自室で逆にその男に襲われなぐられ、縛り上げられ、あげくのはてにイタリア中の警察に指名手配され、顔写真までテレビに流れる始末。う~ん、これがあの伝説の Allon Gabriel なんだろうか・・・。

3月 26, 2005 →Daniel Silva , ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.03.25

■ 原書に挑戦(207)~ とにかくでかい

多読をやられている皆さんが好んで読んでおられる本を横目で見ていて、ついに買ってしまいました。

"The Chronicles of NARNIA" by C. S. Lewis ですね。

The Magician's Nephew
The Lion, the Witch and the Wardrobe
The Horse nad His Boy
Prince Caspian
The Voyage of the Dawn Treader
The Silver Chair
The Last Battle

の7冊が1冊にまとまっていて、1,864円だったのです。今は2,689円のものしか表示されていませんが・・・。これがお買い得かな、と思って amazon のサイトを眺めていると次第に在庫が減ってきたのと、amazonの 2,000円のギフト券を入手したので、思い切って買ってしまいました。いつ読み始めるかは分かりませんが、右欄の「多読本」の中に入れておきました。、

本日、届いたのですが、一目見て、あまりのでかさに辟易しました。普通のサイズにして厚さを増してもらった方が扱いやすいのですが・・・。大きくて重くて場所を取るのはハードカバー並みです。

3月 25, 2005 →C. S. Lewis, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.03.23

■ 原書に挑戦(206)~ 「丘」の定義

Clive Cussler の "The Mediterranean Caper" です。

Pitt が海岸で Teri なる女性に出会い、冗談を交わしているシーンです。

"In California, where I come from, we call anything under three thousand feet of elevation hills." "You Yanks are always bragging." "It's a great American pastime."

どんな辞書を引いても、こんな「丘」の定義は出てきませんね。わがカリフォルニアでは・・・という所が「みそ」なんでしょうね。

3月 23, 2005 →Clive Cussler, ■原書に挑戦 | | コメント (2) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(205)~ Marie が誘拐された

"The BOURNE Supremacy" by Robert Ludlum です。

やっと話が動き出しました。記憶喪失の後遺症に悩まされ、paranoia の生活がず~っと続いて、このまま廃人になってしまうのでは?と思われたのですが、カンフル剤のような強力な効果がありました。妻 Marie が誘拐されてしまったのです。弱々しい David Webb は再び、Jason Bourne となりました。彼は妻の後を追って、中国に飛び立とうとして、飛行機でアメリカ国内を移動中です。

David retrieved his suitcase from the luggage belt and went outside for a taxi, annoyed that the cabs were not taking single fares but insisting on two or more passengers going in the same direction.

英会話番組の「空港で」というスキットに出てきそうな理想的なシーンです。あの荷物がぐるぐる回っている所は luggage belt と言うんですね。な~るほど。相乗りタクシーの表現も出てきていますね。相乗りではないのを single fare というんですね。ふ~ん。といった感じでなかなか良い題材となりました。

3月 23, 2005 →Robert Ludlum , ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.03.21

■ 原書に挑戦(204)~ 国際信号書

Clive Cussler の "The Mediterranean Caper" です。