2006.11.23

■ 原書に挑戦(486)~ Labyrinth 読了

Kate Mosse の "Labyrinth" です。

この本はベストセラーという扱いで本屋に置かれていたため、読んでみました。遺跡の発掘現場から始まり、過去(1209年)に生きた女性Alaïsと現在(2005年)の女性Aliceの話を交互に繰り返すスタイルを取っています。両方の女性の名前がそっくりなのと、最初から随所につながりを示唆する表現が頻出するので、Ann Benson のスタイルだなぁと言うのは分かります。しかし、この本は、何がミステリで、誰が何をしようとしているのかが、あまりにも分からなさすぎました。最初の数百ページをこの調子で引っ張られると、かなり憂鬱です。深く読めば分かったのかも知れませんが、大体、軽く読んでいますから、とても困りました。最後に過去と現在がつながってすべてが明らかになるのですが、本当に最後の最後まで謎が残る仕掛けがありました。そういう意味では面白いという人もいるとは思いますが、私は最近、どうも単純明快なものを好んでいます。それはやはり、こういった本を「読むこと」が目的ではなく、気分転換と英語を楽しむという目的だからだと思います。

最近、本の語数情報が amazon.com にある事を教えていただきました。すべての本にその情報がある訳ではありませんが、本の紹介ページの中に Text Stats というリンクがあれば、そこに載っています。過去の本に遡って計算したい所ですが、すべての本には載っていない、というか、私が読む類の本にはあまり載っていない、ということもあり、分かるものだけ、これから採用していきます。

この本の総語数は 186,359 です。

2006年の実績:
11 冊、 2,387,359 語

これまでの累計:
632 冊、59,421,359 語

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■ 原書に挑戦(485)~ History is written by...

Kate Mosse の "Labyrinth" です。

History is written by the victorious, the liars, the strongest, the most determined. Truth is found most often in the silence, in the quiet places.

これはもうラストシーンに近い所ですが、老人 Audric が死に際に言う台詞です。Audricが実は・・・であったという驚愕の事実を知った Aliceは、この言葉の真実味を強く感じ取る事ができたようです。

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■ 原書に挑戦(484)~ opposite number

Kate Mosse の "Labyrinth" です。

By half-past four, Noubel was sitting with his opposite number in Carcassonne.

もう読んだのがだいぶ前になるので、次第に人物関係が怪しくなってきましたが、Noubelは警官ですね。Carcassonneは地名です。ここで文脈上、明らかに分からないのが、opposite number です。

ópposite númber: {主に英}対応物,同類;
(他組織・職場などで)対等の人[肩書,任務];
(他国の)同等地域;
(外国語の)対応語

という意味があるので、ここではたぶん、「対等の人」つまり仲間なんでしょう。わざわざこういう表現をしているのはなぜでしょう?向かい合わせに座っているという意味もかけているのかも知れません。

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2006.11.03

■ 原書に挑戦(477)~ knock back

Kate Mosse の "Labyrinth" です。

She knocked back a couple of glasses of water, then leaned back in her chair and tried to enjoy the touch of the sun on her face.

Alice は町の広場にやってきて、ビアホールを見つけて入り込みます。そこで飲み物を注文し、まず水を knock back するということはつまり・・・水を飲むのかな?と思って、辞書を引きました。

knock back: {主に英話}〈酒などを〉ぐいっと飲む,〈食べ物を〉たらふく食べる

ということで、水をあおるように飲むようです。まあ、感じは何となくわかりますけどね。

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2006.11.02

■ 原書に挑戦(476)~ the grandmother clock

Kate Mosse の "Labyrinth" です。

The grandmother clock told him that no more than twenty minutes had passed.

grandfather's clock というのは聞いた事がありましたが、おばあさんもいるとは思っていませんでした。下記のような意味があるというので、おじいさん時計よりは少し小振りなんでしょうね。

grándmother clóck: グランドマザー時計、箱型大時計はgrandfather's clock と同型で大きさは3分の2程度

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■ 原書に挑戦(475)~ glance off

Kate Mosse の "Labyrinth" です。

The rising sun glanced off the shining helmets, swords and bridles. Even the saddlebags of the pack horses had been polished until the grooms could see their faces reflected in the leather.

朝陽がいろんなものにあたって反射しているようすを表現していると思うのですが、この "glance off" の使い方がいまいち、状況的に納得できません。主語は "sun" なので、太陽がヘルメットを glance off するというのはどういう状態なんでしょうか?この後のサドルバッグが鏡のように磨かれているというあたりは分かりますが・・・。

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2006.09.02

■ 原書に挑戦(474)~ turn a blind eye

Kate Mosse の "Labyrinth" です。

Most of the night-watch turned a blind eye to her comings and goings.

turn a blind eye (to…): (…を)見て見ぬ振りをする

1209年にいるAlaïsは、父親である Bertrand Pelletier が Château Comtal という城の中で要職にあり、城の出入りがフリーパスだったので、こういう表現になっています。これも読んですぐに分かるので特に難しくはありませんが、こういうフレーズが出てきた時点で書きためていかないと、英語のペーパーバックに現れる面白い表現のデータベースが増えていきません(^o^;)。

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■ 原書に挑戦(473)~ the newborn day

Kate Mosse の "Labyrinth" です。

先日、オランダに行きましたが、何か記念にということで、スキポール(Schiphol)空港で平積みになっていた本を買いました。それがこの本ですね。

この本はかなり読み進みましたが、何が謎で、誰が何の目的で何をしようとしているのか、サッパリ分かりません。半分以上読んでも分かるのは、2005年にいるAliceという女性の話と、1209年にいるAlaïsにつながりがあるぐらいです。それ以上はなんだか分からない状態で、両方の時代の話が別個に進んでいきます。話自体はおもしろくもおもしろくなくもありません。ただ、参考になる表現がかなり多数出てくるのだけは確かです。

Alaïs pulled open the heavy door that led into the main courtyard and stepped out into the newborn day.

ここで面白いと思ったのが、newborn day ですね。たいした事はありませんが・・・。

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