2005.04.02

■ 原書に挑戦(214)~ ドッグイアー

"The Confessor" by Daniel Silva です。

本のブックマーク代わりに本の端を折ると dogear になりますが、この言葉が実際の文中に出てきましたので紹介しておきます。

Next to the bed was a small chest. Lange wearily pulled open the drawers. He found underpants, balled black socks, and dog-eared breviary.

breviary は辞書を引くと、聖務日課書という訳が付いていますが、実際にどのようなものなのかはっきり分かりません。ホテルの部屋の中のシーンなので、なおさら分かりにくいですが、Lange というこれまた伝説的なスイスの暗殺者(という設定)が聖職者に化けて、ローマ法王を暗殺しようとして(この記事はタイミングが悪いですね)、変装するための小道具が置いてある部屋に入って、用意されている品々を調べている所です。従って、聖職者が使いそうなものが置いてあっても不思議ではない場面です。

所で全く関係ない話ですが、Webの画面で出てくる「アイコン」は icon と書きます。これは目が見える人向けのものですが、目が見えずに音しか聞こえない人のためのアイコンの事を、earcon (イアコン) と言います。あまり聞き慣れない言葉だと思いますが、昨年の6月に、JIS X 8341-3 というJIS規格が制定され、アクセシビリティに関して、かなり関心が高まっているので、イアコンという言葉を覚えておいても損はないでしょう。別にアイコンは eyecon では無いのですが、語呂合わせなのかも知れません。ドッグイアーが出てきたので連想してしまいました。

4月 2, 2005 →Daniel Silva , ■原書に挑戦, アクセシビリティ | | コメント (4) | トラックバック (0)