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2006.12.18

■ 原書に挑戦(524)~ Fried Green Tomatoes at the Whistle Stop Cafe 読了

Fannie Flagg の "Fried Green Tomatoes at the Whistle Stop Cafe" です。

登場人物と人間関係をメモしながら読むといいというケースは良くあります。しかし、この本はそんな生やさしいものでは済まない感じでした。章の始めに年代設定があるので良く見ると話が先へ進む場合もあれば、後戻りして少し昔の話をしている場合もありました。このため、登場人物の年齢がごろごろ前後するので、少なくとも「年表形式」で整理していかないと、その登場人物の考え方の成長とか感じ方の変化とかの付帯情報付きで正確に頭の中に再現できません。構成が複雑な小説では、複数の時間帯の出来事を交互に書いていくという手法を採用するものもありますが、たいていの場合、時間は直線的に前進していきます。しかし、この小説のように、自由自在に時間軸を動き回る四次元的手法を採用していると、通常の小説に現れる、人は徐々に老いて死んで行くのだ、という一種のあきらめに近い諦観的感覚が崩れてきます。話の流れの中で死んでしまったはずの人が、次の章では、元気に動き回っていた頃の時代の話の中で再び生き生きと描写されるという状況が随所に現れます。このように諦観的感覚を崩されてしまうと、次のような Everyn Couch の様子が描写される度に、通常の数倍の衝撃が走ります。

Everyn stopped the car and sat there, sobbing like her heart would break, wondering why people had to get old and die.

明るくユーモアに富んだ話が展開されるのですが、採用している手法の効果?で、このように老いと死に直面しなければならない人間の弱さと悲しさが、一段と強くアピールされるように感じます。年代の切替え回数とか、飛躍年数の収斂状況などは調べていませんが、この辺りはしっかりと計算されて書かれているのではないでしょうか。

この本の総語数は 96,024 です。

2006年の実績:
14 冊、 3,054,404 語

これまでの累計:
635 冊、60,088,404 語

これで、やっと昨年の実績を上回る事が出来ただけでなく、60,000,000語も通過することができました。

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■ 原書に挑戦(523)~ burial policy

Fannie Flagg の "Fried Green Tomatoes at the Whistle Stop Cafe" です。

The burial policy for his family was paid off, he had sent all four of his children through college, and not one of them would ever have to live off tips.

この文章は Jasper Peaveyが人種差別の嵐の中でいかにがんばって働いたか、という話のすぐ後に書かれているので、とても不思議です。この burial policy という所をどう解釈すればよいのか?良く分かりません。子供をすべて大学まで出したという話と、埋葬ポリシー?とはいったい何の関係があるのでしょう?直前にその burial policy の話が出ている訳でもないし・・・。考えられるとすると、比喩的な表現として使われており、我慢に我慢を重ねて自分を埋没させて働いたというような意味で使っているとしか考えようがありません。それとも他に何か特別な意味合いがあれば別ですが。

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■ 原書に挑戦(522)~ the quick and the dead

Fannie Flagg の "Fried Green Tomatoes at the Whistle Stop Cafe" です。

It says right there in the Bible, as plain as the nose on your face, that on Judgement Day Jesus is going to come down with a host of angels to judge the quick and the dead.
"Evelyn asked me who the quick were, and do you know, for the life of me, I couldn't tell her!"

聖書の中に、the quick and the dead という言葉が出てくるのに、the quick がどういう意味かと聞かれても、(情けないことに)どうしても答えられなかったと書いてあります。この "the quick and the dead" という言葉に聞き覚えがありました。調べると真っ先に、1995年のアメリカ映画「The Quick and the Dead」が出てきます。これは、ジーン・ハックマン、シャロン・ストーン(女ガンマン)、レオナルド・ディカプリオ、ラッセル・クロウなどが登場する西部劇のようです(見たことはないと思います)。銃の早撃ちと the quick は何となく結びつきますが、聖書とは全くつながりません。

聖書では、新約聖書の中に、THE SECOND EPISTLE OF ST. PAUL TO TIMOTHY というものがあり、この中に、確かに

"I charge thee therefore before God, and the Lord Jesus Christ, Who shall judge the quick and the dead at His appearing and His Kingdom" (2 Timothy 4:1 KJV)

と出てきます。本文中の the quick and the dead は、ここの事を指していると思われますが、Everyn が Mrs. Threadgoode に聞いても、意味が分からかったので、我々日本人は分からなくてもいいか?と思いました。でもとても気になりましたので、少し調べてみました。

上記の聖書の引用は、King James versionですが、Douay-Rheims Version では次のようになっています。

THE SECOND EPISTLE OF ST. PAUL TO TIMOTHY

4:1. I charge thee, before God and Jesus Christ, who shall judge the living and the dead, by his coming and his kingdom:

ここでは、the quick ではなく、the living となっています。単なる解釈の違いなんでしょうが、こちらの方は、意訳しているのでしょうか?私は Douay-Rheims Version の方が分かりやすいように思いますが、どちらにしても正確な意味は分かりません。

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■ 原書に挑戦(521)~ whoとthatの使い分け

Fannie Flagg の "Fried Green Tomatoes at the Whistle Stop Cafe" です。

Mrs. Otis was over at the supermarket one day and she told this little colored boy that was passing by that she would give him a nickel if he'd lift her groceries in her car for her, and she said that he cut his eyes at her, meanlike, and just walked away.

この引用は少し長いですが、まず、最後の方の熟語をクリアしておかないと意味を正確に把握できません。

cut one's eye at a person: {カリブ英語}〈人に〉軽蔑(けいべつ)のまなざしを向けてから目を閉じてふんと顔をそむける。[ランダムハウス英語辞典]

ここで言いたいのはOtis夫人が買い物を終わった時に、通りかかった colored boyを呼び止めて、荷物を車に積み込んでくれたら5¢あげるよ、と言ったら、無視されたということです。ここで私が問題にしたいのは、"this little colored boy that was passing by" の関係代名詞の所です。Anne Stilman の "Grammatically Correct" という本を読みますと、who と that の使い分けですが、人間の場合は通常 who を使い、その他の物や動物の場合には that を使うのが良いとされています。この本は人種差別問題などを敏感に取り上げていますので、なぜに colored boy を「ものや動物」扱いするような表現にしているのか、理解に苦しむ所です。Otis夫人は無視されたのがよっぽど腹に据えかねたのでしょうかね。

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■ 原書に挑戦(520)~ beauty shop は男子禁制?

Fannie Flagg の "Fried Green Tomatoes at the Whistle Stop Cafe" です。

次のような表現が出てきます。

"You cain't come in here, Grady Kilgore, this here is a beauty shop! We don't let men in here. What is the matter with you? Have you lost your mind? Now, go on, get out! The very idea!"

何とも激しい言われようですが、1930年という時代には、ビューティショップ(美容院)に男が入るというのは、そんなに恐ろしい事だったのでしょうか?

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■ 原書に挑戦(519)~ ring

Fannie Flagg の "Fried Green Tomatoes at the Whistle Stop Cafe" です。

次のように書いてある所がありますが、どうも the ring が何を指しているのか、いくら考えても分かりません。どなたか、おわかりになる方がいらっしゃいましたら教えてください。

Stump turned off all the lights in the back room and was lying on the floor by the radio, listening to "The Shadow." He was admiring the ring he had sent off for, the way it shone in the dark, and was waving his hand around, fascinated with the eerie green glow.

Stumpは、片腕を亡くした(まだ)子供であり、指輪を自分で買うような年齢でもありません。時代は1940年なので、ハイテク機器もありません。指輪を発注して買って、それを眺めて楽しんでいるという雰囲気ではないように思います。う~ん、分からない。

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2006.12.14

■ 原書に挑戦(518)~ Knife of Dreams 読了

Robert Jordan の "Knife of Dreams" です。

なんだかんだと言いながら、読み始めてから読み終わるまでに1年以上かかっています。読み終わってしまうと、後何年かは続きが読めないと分かっているので、読み終わるのが惜しい感覚が、最初は、ありました。でも、途中から、いつものごとく、登場人物の多さと展開の遅さに辟易してしまい、ますます読む速度が遅くなってしまいました。

例によって、語数と冊数をカウントアップします。標準的なページで数えて 443語/ページでした。 有効ページ数は745です。これにより、443語×745 ページ = 330,035 なので、330,000語とカウントします。

ということで、次のようになります。60,000,000語まで、後少しです。何とか今年中には達成できそうな勢いですが・・・。

2006年の実績:
13 冊、 2,958,380 語

これまでの累計:
634 冊、59,992,380 語

12月 14, 2006 ■原書に挑戦→Robert Jordan | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(517)~ Quarters!

Robert Jordan の "Knife of Dreams" です。

But the slaughter continued for a good half-hour before the first shouts of "Quarters!" rose.

これは戦闘シーンなので、意味は取り違えようがありません。

quarter: (特に降服者に示す)慈悲,寛大な扱い;助命

しかし、なぜ、"quarter" にこんな意味があるのでしょう?辞書を引いても、かなり特殊?な使い方のようですが、こういう場面でこういう声を発して、意図が正しく伝わらない場合には、かなりまずいですよね。

12月 14, 2006 ■原書に挑戦→Robert Jordan | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.12.09

■ 原書に挑戦(516)~ The Historian 読了

Elizabeth Kostova の "The Historian" です。

終盤に来て、他の本を読んでいたため、結局、この本を読み終えるのに時間がかかってしまいました。この本は実に読み応えがありました。最初は父と娘のどちらがしゃべっているのか分かりにくく感じましたが、交互に登場し、話の内容が次第に収斂し、クライマックスを迎える所に向かうまでのストーリーの語り口はなかなか「読ませてくれる」ものでした。この本を読む前に見ていた書評では、歴史的事実を丹念に整理し、それを歴史家の視点で語っていくと書いてあったので、ノンフィクション風の内容を想像していました。しかし、歴史の断片をつなぎ合わせていく手法に多数の手紙を配した点に新鮮味があって、普通のフィクションよりもずっとスリルとサスペンスがありましたね。この本は一読の価値があります。お奨めです。

amazon.comに、この本を理解するのに必要なアメリカでの教育年齢数(難易度)を示す Fog Index が載っています。この本は 11.2ですね。つまり、アメリカの高校3年生レベルということになりそうです。私が読んでいる本は、たいてい、かなり軽めの本なので、この値が 10 を超える事はあまりないように思います。そういう意味では少し難し目の内容の本なのでしょうか。

この本の総語数は 241,021 です。

2006年の実績:
12 冊、 2,628,380 語

これまでの累計:
633 冊、59,662,380 語

12月 9, 2006 ■原書に挑戦→Elizabeth Kostova | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(515)~ historian

Elizabeth Kostova の "The Historian" です。

Rossi教授にやっと出会う事ができたのですが、Draculaの魔の手から逃れるためにすぐに別れる事になります。Paulは、Rossi教授が残した何通もの手紙を読んでいます。その中で、Draculaが言ったとされる次の言葉が心に残りました。

"I became an historian in order to preserve my own history forever."

Draculaが Rossi教授を誘拐したのも、Draculaの歴史を整理し、後生に残すためでした。そのために数世紀にわたって収集した膨大な資料を格納した隠れ家に住み、そこで印刷した資料を手下が世界中に配布するという仕組みを作り上げていたようです。その隠れ家の入口は常人の力では開ける事ができない構造になっており、Draculaが眠りにつく朝になってもRossi教授は脱出することもままならなかったのです。

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2006.12.03

■ 原書に挑戦(514)~ though(t)

Fannie Flagg の "Fried Green Tomatoes at the Whistle Stop Cafe" です。

"Everybody though it was funny except Leona....

itはエイプリル・フールの話ですが、Virginia は、thought の事を though と言うようにしゃべっていますね。後の方でも同じようなしゃべり方がでてきますが、これは南部特有?のしゃべり方を文字にしたらこういう感じになる、ということを表したいのでしょうか?でも、ほとんどの場面できちんとしゃべっているように思えるので、何となく、"t"がミスプリントで抜けている、と思いたくなってしまいますが・・・。

12月 3, 2006 ■原書に挑戦→Fannie Flagg | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(513)~ petit fours

Fannie Flagg の "Fried Green Tomatoes at the Whistle Stop Cafe" です。

Vesta Adcock had a afternoon party for Eastern Star ladies, and served petit fours.

パーティでの出し物ですが、petit fours って、小さい4では意味が通じないので、何だろうと思いましたが、辞書を引いてがっくりですね。お菓子ではないですか。これはフランス語(プチ・フール)ですね。

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■ 原書に挑戦(512)~ my heart drop to my knees

Fannie Flagg の "Fried Green Tomatoes at the Whistle Stop Cafe" です。

And I felt my heart drop to my knees.

自分の子供が先天的な病を抱えている事が分かった時の Mrs. Threadgoode の心境を表現しています。欧米人の心臓というのは、かなり体の中を動き回るようです。心臓がのど元にせり上がるというような表現は山ほどみかけますし、ここにあるような心臓が膝の辺りまで落ち込むというのは、これまた、かなり激しい動きです。

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■ 原書に挑戦(511)~ I'd of never took the job

Fannie Flagg の "Fried Green Tomatoes at the Whistle Stop Cafe" です。

I hadn't had nothing to eat but pork and beans in two months, and I was so busted that a nickel looked as big as a pancake, or I'd of never took the job.

これは Smokey が放浪中に出会った子供に身の上話をして聞かせている所です。この文章の最後の所の "I'd of never took the job" の所の文法的構成が分からなくなって、立ち止まり、振り返ってこの文章全体を眺めていたら、最初の "nothing to eat but" の所を良く見ると、二重否定になっていて、考えていると更に分からなくなってきました。意味は問題なく分かりますが、英語の文法的解説をうまくできない点がもどかしく思います。

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■ 原書に挑戦(510)~ white hospital

Fannie Flagg の "Fried Green Tomatoes at the Whistle Stop Cafe" です。

"I'm sorry, but you'll have to have your man wait outside, this is a white hospital."

これを読んで、ああそうなんだと思いました。最初、白い病院?と思いましたが、すぐに分かりました。有色人種は診てもらえない病院のことを "white hospital" というんですね。日本人も診てもらえないんでしょうね。

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■ 原書に挑戦(509)~ goodbye, Charlie

Fannie Flagg の "Fried Green Tomatoes at the Whistle Stop Cafe" です。

I'm not gonna break my hip. Once you do that, it's goodbye, Charlie.

Mrs. Threadgoode の言葉ですが、年を取ってくると、転んでおしりの骨を折ってしまうと、もうおしまいだ、というような意味だと思います。最後の "goodbye, Charlie" の所は、何かの引用ですね。良く聞くような気がしますが、どなたかご存じでしょうか?

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■ 原書に挑戦(508)~ broke hearts right and left

Fannie Flagg の "Fried Green Tomatoes at the Whistle Stop Cafe" です。

When she thought that somebody liked her too much, she'd just take off in the woods. She broke hearts right and left.

Idgieが野生動物のような行動を繰り返していた、のような話の後で出てくるのですが、最後の "broke hearts right and left" の所はどのような意味なんでしょうか?

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■ 原書に挑戦(507)~ right out of the glass

Fannie Flagg の "Fried Green Tomatoes at the Whistle Stop Cafe" です。

Mr. Dunaway told me that when he was in the hospital, they stole his false teeth right out of the glass when he was being operated on.

病院内の恐怖物語のような感じの話が続いていて、この話がさらに続きます。手術中に入れ歯を盗まれた、なんて話のようですが・・・そんな事があるのかどうかは別にして、"right out of the glass" のあたりが良く分かりません。

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■ 原書に挑戦(506)~ five-hundred-pound wave

Fannie Flagg の "Fried Green Tomatoes at the Whistle Stop Cafe" です。

Lately, it had been an endless procession of long, black nights and gray mornings, when her sense of failure swept over her like a five-hundred-pound wave, and she was scared.

このあたりも Evelyn の状況ですが、"five-hundred-pound wave" がどれ位のものなのでしょうか?重さならば、約250kgほどですが・・・重さで波の強さを表すのでしょうか?それとも単なる強調の意味?

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■ 原書に挑戦(505)~ talk a mile a minute

Fannie Flagg の "Fried Green Tomatoes at the Whistle Stop Cafe" です。

She started talking a mile a minute to try and distract him, but in the middle of it, he said, "Uh-oh, I don't like the feel of this."

自分がガンではないか?と疑心暗鬼になっている Everyn が医者に診てもらっているシーンです。1分あたり1マイルもしゃべるとはどういうことか?と調べました。

talk a mile a minute: {話}早口でひっきりなしにしゃべり続ける

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■ 原書に挑戦(504)~ living inside a desk

Fannie Flagg の "Fried Green Tomatoes at the Whistle Stop Cafe" です。

She wondered why she had to live in a body that would get old and break down and feel pain. Why couldn't she have been living inside a desk, a big sturdy desk? Or a stove? Or a washing machine?

老いていく自分の体の事を Evelyn が述べている所です。最初の文は納得できるにしても、その次の机、ストーブ、洗濯機が出てくるのはどういう意味なんでしょうか?そこに入っていれば、若さが長持ちする?というような意味なんでしょうか?これについては、コミュニティでも議論となり、私の "inside" の解釈方法が間違っていたようです。机、ストーブ、洗濯機そのものになる、というような意味のようです。

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■ 原書に挑戦(503)~ with a case of

Fannie Flagg の "Fried Green Tomatoes at the Whistle Stop Cafe" です。

I guess Idgie was around nine or ten, and she'd been over in Troutville, playing with the children there, and came home with a case of head lice.

最後の部分は、頭にしらみを満載にして帰ってきた、というような意味でしょうか。ここの "case" の存在ですが、ケース(入れ物)というニュアンスとシラミとが結びつかなかったのですが、かめさんから「症状」という意味の case ではないですか、と教えていただきました。まさにその通りですね。

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■ 原書に挑戦(502)~ within an inch of

Fannie Flagg の "Fried Green Tomatoes at the Whistle Stop Cafe" です。

以下の he とは Buddy という人物の事です。

... he could charm you within an inch of your life. I don't know of a girl in Whistle Stop that wasn't in love with him at some time or another.

within an inch of: …にきわめて近く,の一歩手前まで,危うく…するところで

ということなので Buddy は、あぶない位(身の危険を感じる位)に魅力的ということなのでしょうか。

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■ 原書に挑戦(501)~ hand and foot

Fannie Flagg の "Fried Green Tomatoes at the Whistle Stop Cafe" です。

Weekly Bulletin の中の文章です。本文と、こういう Bulletin とが交互に出てくるスタイルで書いている本です。

Sorry I don't have more news this week, but my other half, Wilbur, has the flu and I've had to wait on him hand and foot all week.

ここで言いたいことは、辞書を引かなくても分かります。夫が風邪を引いたのでず~っと看病しなければならなかった、といいたいのです。でもこれでは表現が面白いと思っても、おもしろさを理詰めで味わいたい時にはきちんと説明できません。それで辞書を引いて確認してみました。

wait on: <人の>身の回りの世話をする
hand and foot: 手足となって;まめまめしく;休む間もなく

ということなので、辞書を引かずに読んだ感覚と一致していました。これでOKですね。ここで私が言いたいのは、辞書が先にあって文章を読むのでなく、文章が先にあって、辞書は後から出来ているのだという事です。辞書が不備であるなら、辞書に意味を追加すべきですね。今回は問題ありません。

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■ 原書に挑戦(500)~ pull a person's leg

Fannie Flagg の "Fried Green Tomatoes at the Whistle Stop Cafe" です。

Idgie が、浮浪者の Smokey に冗談を言うシーンです。

He turned and looked at her, and when he realized she was pulling his leg, his blue eyes crinkled up and he started laughing so hard that he started to cough at the same time, and she had to bang them on the back.

pull a person's leg: {話}人をからかう;かつぐ

たくさんのあひるが飛来して湖に浮かんでいる時に湖が凍り付いて、あひるが飛び去る時に湖を一緒に持ち去った、なんて冗談にもほどがありますが、その時に「足を引っ張る」とはどういう事か?と一瞬思ったのですが、にんまりしながら、嘘ですよ、という合図にズボンをつんつん引っ張るような場面を考えると、納得できますね。

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■ 原書に挑戦(499)~ said the same

Fannie Flagg の "Fried Green Tomatoes at the Whistle Stop Cafe" です。

以下は5人の浮浪者がたき火?を囲んでいるシーンです。Smokey Phillips だけが顔を上げたけれど何も言わなかった、他の男たちは単に何も言わなかっただけ、と書いてあります(顔は上げなかったのでしょう)。しかし、このシーンを頭の中で想像していると、何とは言えないもの悲しさを感じて、さらに私の想像力をかきたててくれました。

Smokey Phillips looked up but said nothing, and the rest of them said the same.

気になったのは、"said the same" の所です。直前に "said nothing" とあるのだから、なぜ「右に同じ」のような回りくどい表現で言わなければならないのか?と思いました。それでいろいろと考えていたら、次のような事を感じてしまいました。

私の解釈は・・・これから始まる厳しい冬の寒さを感じて Smokeyがふと顔を上げて何か言いたげだったのですが、何も言わなかった。他の4人の浮浪者はじっと下を向いたままで、同じく何も言わない。世間の厳しさがこの5人全員に重くのしかかっている、ということを強く訴えたくて、said the same のような表現を使ったのだろう・・・といったところです。

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■ 原書に挑戦(498)~ look in

Fannie Flagg の "Fried Green Tomatoes at the Whistle Stop Cafe" です。

Idgieが子供の頃の話をしていますが、この話をしているのもやはり Virginiaです。

Idgie was about ten or eleven at the time and she had on a brand new white organdie dress that we'd all told her how pretty she looked in.

気になったのは、最後の "in" ですね。look in という熟語はありますが、意味が合わないので、ここは in (that dress) と省略があると考えるべきなんでしょうね。しかし"in"など付けなくても文章として成立するので、敢えて付けると、どういうニュアンスになるんでしょうか?

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■ 原書に挑戦(497)~ downgrade

Fannie Flagg の "Fried Green Tomatoes at the Whistle Stop Cafe" です。

I thought long and hard and said, 'No, I don't...not to downgrade Cleo in any way, but it was the truth.

ここの "downgrade" の意味がはっきり分かりません。これは Virginia が一日中カフェに入り浸っていて、いつも Idgie がああいった、こういうことをした、というような事ばかり話すので、他にすることは無いのか?と夫 Cleoから尋ねられた時の返答ですね。「ええ、何もすることがないの」という事が、間接的に夫には用がない、ということを言っていて、夫を downgrade するということなんでしょうか?

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■ 原書に挑戦(496)~ plugged nickel

Fannie Flagg の "Fried Green Tomatoes at the Whistle Stop Cafe" です。

I wouldn't give you a plugged nickel for anything boiled, would you?

「わたしゃ、ゆでたものには金は払わないさ、あんたはどうだい」というような意味だとは思うのですが、この "plugged nickel" の意味がはっきりと分かりません。

それで調べていて、Robert Campbell が "Plugged Nickel" という小説を書いているのを知りました。そして、この小説の説明の文章として、次のようなものがありました。

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■ 原書に挑戦(495)~ pass over to the other side

Fannie Flagg の "Fried Green Tomatoes at the Whistle Stop Cafe" です。

・・・get ready to croak...She said she preferred the term pass over to the other side.

croakはくたばる、という意味で、"pass over to the other side"はそれを言い換えているので「三途の川を渡る」的な言い方でしょうね。この辺りの感覚は日米で同じ、ということでしょうか。

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■ 原書に挑戦(494)~ 食事のメニュー

Fannie Flagg の "Fried Green Tomatoes at the Whistle Stop Cafe" です。

Whistle Stop Cafeにおける昼食と夕食のメニューが35セントと書いてあります。原文は以下のようです。

For lunch and supper you can have: fried chicken; pork chops and gravy; catfish; chicken and dumplings; or a barbecue plate; and your choice of three vegetables, biscuits or cornbread, and your drink and desert--for 35¢.

35¢で買えるのは次の組合せと解釈できるのでしょうか?というのが最初の質問です。どうでも良いように思いますが、セミコロン、and、orの組合せを正確に分解できるか?という結構、大事な話です。私の解釈が正しければ、セミコロンの使い方は少し特殊なように感じます。こういう使い方の例が、ものの本になくて探しました。"The Art of Styling Sentences" という、文章の組み立て方の20のパターンをまとめた本には載っていませんでした。William Strunk Jr. and E.B. Whiteの "The Elements of Style" にも載ってないようです。結局、The Chicago manual of style (15th edition)の 6.126にある、Run-in listという使い方になりそうです。

野菜とパン類は、まとめて1つなのか、野菜とパン類は別なのかが、いまいちはっきりしません。論理的にはまとめて1つのような書き方ですが、食事の組み立てとしての正しさからすると違うようにも思います。どうなんでしょうか?

1. メインプレート(次の中の1つ)
 fried chicken
 pork chops and gravy
 catfish
 chicken and dumplings
 a barbecue plate
 
2. 野菜やパン類(次の中の1つ)
 your choice of three vegetables
 biscuits
 cornbread
 
3. ドリンクとデザート(両方とも)
 your drink
 desert
 
もし、このような解釈が成立するのなら、原文は、次のような形式で表現すると、英語として正確な表現となりそうですが、なにぶん、これは文学小説なので、ここまでするとおかしい?ですよね。まあ、このような形式に解釈できそうだということを念頭において読み飛ばす(^o^)ということでいいと思います。でも、ちょっと気になったもので・・・。

For lunch and supper you can have: (1) fried chicken, pork chops and gravy, catfish, chicken and dumplings, or a barbecue plate; and (2) your choice of three vegetables, biscuits or cornbread; and (3) your drink and desert--for 35¢.

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■ 原書に挑戦(493)~ Fannie Flagg の本

某コミュニティで勧められて、Fannie Flagg の 次の2冊を読む事にしました。

- "Fried Green Tomatoes at the Whistle Stop Cafe"
- "A Redbird Christmas"

こういった刑事物でも法廷ものでもない、KoontzでもArcherでもない純粋なヒューマンドラマ系はあまり読んで来ませんでしたが、これを機会に少し読んでみることにします。

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■ 原書に挑戦(492)~ バルカン半島

Elizabeth Kostova の "The Historian" です。

この物語もおおいよ大詰めに来ました。Rila という場所に行くことなりました。Dracula との対面シーンではなく、いよいよ Rossi教授がどうなったかが明かされるシーンに近づいていきます。行く途中に山が異様に多い事に Paulは気づきます。

I remarked on this to Helen, who was gazing out the opposite window in the backseat of Ranov's car, and she nodded. 'Balkan is a Turkish word for mountain.'

バルカン半島の Balkan とは、山の事なんですね。知りませんでした。

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■ 原書に挑戦(491)~ eyeteeth

Elizabeth Kostova の "The Historian" です。

I looked carefully at his eyeteeth when he spoke, but they didn't appear any sharper than usual; if anything, they were ground down and gray in his unpleasant smile.

政府の監視役かと思われる Ranov の表情を表現している所です。ここで気になったのは、eyeteeth という言葉です。eyetooth の複数形だとは分かったのですが、特殊な意味はなく、素直に、糸切り歯の事のようです。しかし、それが ground down and gray とまで表現されることがあるというのも不思議です。

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■ 原書に挑戦(490)~ design and execution

Elizabeth Kostova の "The Historian" です。

PaulとHelenはDraculaの手がかりを求めて旅をしています。Buda Pest で出会った、Stoichev というどちらかというと味方の老学者と、政府の監視役のような Ranov と4人でいつも一緒に行動しています。Ranov の注意を引かないようにしながら3人で密談するのもなかなか難しい状況にありますが、そんな時、Paul と Helen の話を聞き、Stoichev が古文書をあらためて調べていて、手紙を見つけます。

They were similar to Brother Kiril's letters in design and execution, written in a beautifully close, neat hand on leaves that were faded and crumbling at the edges.

ここで気になったのは、design and execution という言葉です。対象が手紙なので、手紙のデザインと見栄えのような感じだと思います。

12月 3, 2006 ■原書に挑戦→Elizabeth Kostova | | コメント (0) | トラックバック (0)