« 2006年10月 | トップページ | 2006年12月 »

2006.11.26

■ 原書に挑戦(489)~ また本を見つけました

本屋にある訳書のあたりをず~っと見ていると、Diana Gabaldonという人がかなりのシリーズになっている長編小説を書いているのを見つけました。これは読みがいがありそうです。現時点で、以下のように6冊シリーズとなっています。

1. Outlander 896 pages
2. Dragonfly in Amber 960 pages
3. Voyager 1072 pages
4. Drums of Autumn 1088 pages
5. The Fiery Cross (Paperback) 992 pages
6. A Breath of Snow and Ashes (Outlander) (Paperback) 992 pages

なんと言っても、1冊ずつが長い!! これが気に入った点の1つです。これだけあれば、半年は楽しめますね。

11月 26, 2006 ■原書に挑戦→Diana Gabaldon | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(488)~ mop up stew with a piece of bread

Elizabeth Kostova の "The Historian" です。

PaulとHelenはDraculaの手がかりを求めて旅をしていますが、Rossiの行方を捜すのが先決なので、Helenの母親を訪ねます。そこでRossiとHelenの母親が会っていた頃に、Rossiが落としていったという手紙を預かります。その手紙の中にDraculaの手がかりがかなり多く含まれていました。Rossiは、Georgescuという人物と出会い、Draculaの居城であったという場所を探索していました。

He broke a piece of bread for himself and mopped up his stew with it, smiling.

ここの Heが Georgescuです。単に食事のシーンであり、話の進行とは無関係ですが、パンをシチューに浸して食べる際に、最後にシチューをパンでぬぐい取る、という言い方は、英語ではこう書けば良いようです。

11月 26, 2006 ■原書に挑戦→Elizabeth Kostova | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(487)~ ubiquitous bread

Elizabeth Kostova の "The Historian" です。

PaulとHelenはDraculaの手がかりを求めて、イスタンブールから共産圏のBudapestにやってきています。学会で講演するという名目で入国していますが、講演内容はPaulの専門でも何でもなくて、Helenの専門であり、話すことすべてをHelenから教わり、それを知ったかぶりをして講演するのですから、危ない橋を渡っています。その講演会場で出会ったのが、Hugh Jamesです。彼もDraculaの本をもらっているという驚愕の事実を知り、唖然としてお互いに身の上話をしています。

Hugh had ordered several national dishes for me to try, and we had just settled in with the ubiquitous golden-crusted bread and a bottle of Tokay, a famous wine from the northeastern corner of Hungary, as he explained.

「ユビキタス」はIT用語としてかなり定着してきた感がありますが、パンにユビキタスという形容詞が付くとは思ってもみませんでした。実に意外でした。

11月 26, 2006 ■原書に挑戦→Elizabeth Kostova | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.11.23

■ 原書に挑戦(486)~ Labyrinth 読了

Kate Mosse の "Labyrinth" です。

この本はベストセラーという扱いで本屋に置かれていたため、読んでみました。遺跡の発掘現場から始まり、過去(1209年)に生きた女性Alaïsと現在(2005年)の女性Aliceの話を交互に繰り返すスタイルを取っています。両方の女性の名前がそっくりなのと、最初から随所につながりを示唆する表現が頻出するので、Ann Benson のスタイルだなぁと言うのは分かります。しかし、この本は、何がミステリで、誰が何をしようとしているのかが、あまりにも分からなさすぎました。最初の数百ページをこの調子で引っ張られると、かなり憂鬱です。深く読めば分かったのかも知れませんが、大体、軽く読んでいますから、とても困りました。最後に過去と現在がつながってすべてが明らかになるのですが、本当に最後の最後まで謎が残る仕掛けがありました。そういう意味では面白いという人もいるとは思いますが、私は最近、どうも単純明快なものを好んでいます。それはやはり、こういった本を「読むこと」が目的ではなく、気分転換と英語を楽しむという目的だからだと思います。

最近、本の語数情報が amazon.com にある事を教えていただきました。すべての本にその情報がある訳ではありませんが、本の紹介ページの中に Text Stats というリンクがあれば、そこに載っています。過去の本に遡って計算したい所ですが、すべての本には載っていない、というか、私が読む類の本にはあまり載っていない、ということもあり、分かるものだけ、これから採用していきます。

この本の総語数は 186,359 です。

2006年の実績:
11 冊、 2,387,359 語

これまでの累計:
632 冊、59,421,359 語

11月 23, 2006 ■原書に挑戦→Kate Mosse | | コメント (2) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(485)~ History is written by...

Kate Mosse の "Labyrinth" です。

History is written by the victorious, the liars, the strongest, the most determined. Truth is found most often in the silence, in the quiet places.

これはもうラストシーンに近い所ですが、老人 Audric が死に際に言う台詞です。Audricが実は・・・であったという驚愕の事実を知った Aliceは、この言葉の真実味を強く感じ取る事ができたようです。

11月 23, 2006 ■原書に挑戦→Kate Mosse | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(484)~ opposite number

Kate Mosse の "Labyrinth" です。

By half-past four, Noubel was sitting with his opposite number in Carcassonne.

もう読んだのがだいぶ前になるので、次第に人物関係が怪しくなってきましたが、Noubelは警官ですね。Carcassonneは地名です。ここで文脈上、明らかに分からないのが、opposite number です。

ópposite númber: {主に英}対応物,同類;
(他組織・職場などで)対等の人[肩書,任務];
(他国の)同等地域;
(外国語の)対応語

という意味があるので、ここではたぶん、「対等の人」つまり仲間なんでしょう。わざわざこういう表現をしているのはなぜでしょう?向かい合わせに座っているという意味もかけているのかも知れません。

11月 23, 2006 ■原書に挑戦→Kate Mosse | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.11.15

■ 原書に挑戦(483)~ hair shirt

George R. R. Martin の "A Clash of Kings" です。

この第2巻から、新たに新顔がチャプター名として登場してきました。Davosですね。高貴な生まれではなく、smugglerです。このDavosの仲間が次のように話しています。

Do you think he would like me better if I wore a hair shirt and never smiled?

he というのは、死亡した Robert王の兄弟の Lord Renly の事です。王位を奪い取った Lannister一族を倒すべく、今後、戦いをしかけていくものと思われます。hair shirt という所に引っかかりました。たぶん、毛が生えたシャツなんだろうなぁと思いましたが、smuggler なので、あまり上等のものではないだろうということで調べてみました。

hari shirt: ヘアシャツ:経(たて)糸に綿,緯(よこ)糸に馬・ラクダなどの毛を織り込んだ,昔の苦行者・悔悛(かいしゅん)者などが肌にじかに着た馬巣(ばす)織りシャツ.

ということなので、やはり高級品ではないようです。

11月 15, 2006 ■原書に挑戦→George R. R. Martin | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(482)~ turn the ears with sticks

George R. R. Martin の "A Clash of Kings" です。

Robert王の死亡に伴い、父親の Eddard Stark が逮捕・処刑されたため、娘の Ayraは身の危険を感じ、敵陣の城の中に身を隠していましたが、自分の居城まで逃げ帰るための方策を練り、姫君の格好のままでは遠くまで逃げられないので、同じように城から脱出しようとしている民衆の中に男の子に変装して紛れ込みます。女の子であることがばれれば、身の危険があるため、必死で男の子として振る舞い続けます。仲間の男の子たちからもばれないようにするため、川での行水、小用を足す場合などにとても苦労します。この逃避行は、飢えと戦い、盗賊、狼の群れなどから身を守るために苦難の旅となりました。そんなある夜の食事のシーンです。

They roasted the sweetcorn in the husk that night, turning the ears with long forked sticks, and ate it hot right off the cob.

この内容を辞書なしで理解するのは困難でした。スイートコーンを食べようとしているのに、「耳」をなぜこねくり回すのか?ということで、ear には別の意味がありそうだと思い、調べました。

ear: (トウモロコシ・麦などの)穂
cob: {英}トウモロコシの穂軸

これらの単語はトウモロコシ用語ということで一件落着。これは分からないですね。

11月 15, 2006 ■原書に挑戦→George R. R. Martin | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.11.14

■ 原書に挑戦(481)~ upside-down smile

Elizabeth Kostova の "The Historian" です。

父と娘の話が続いていましたが、父は Paul という名前で、失踪した Rossi教授の教え子の大学院生だった頃の話をしています。父Paulが娘に語っている話の中に、Rossi教授の娘で、Helen Rossiという人が出てきます。この人と一緒に旅をして Rossi教授を捜し回るというのが、この小説のメインストーリーのようです。ここまで読んでくると、この「娘」の母親は誰か?という疑問が出てきます。これは次第に解き明かされていきます。まだ、Paulにとって、お高い存在だった頃の Helenの様子が記されています。

Helen wore her bemused, upside-down smile, looking about her at these strangers as if they pleased her, but as if she thought she understood them all too well.

イスタンブールのレストランで周りを見渡しているシーンです。upside-down smile というのがどういうものか?はっきり分かりません。口の形状の事を言っているのか、笑い方が逆なのか、はっきりとは断定できませんが、少しひねくれた感じは出ています。

11月 14, 2006 ■原書に挑戦→Elizabeth Kostova | | コメント (2) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(480)~ just shy of

Elizabeth Kostova の "The Historian" です。

父は娘に、失踪した Bartholomew Rossi の手紙を見せます。地図を見つけた、どうも Dracula の墓のありかを示す地図らしい、という内容のものです。娘はこの手紙に興奮したのか、夜中になっても寝付けず、真夜中に向かってカウントダウンしていく時計を見ていました。そんな時の出来事です。

The minute hand on my watch jumped suddenly, and I jumped with it. It showed just shy of twelve o'clock.

真夜中の2分前くらいまでカウントダウンしていたのですが、突然、時計の針が動いたというのです。なぜかは分かりません。そりゃあ、時計の針がびくっと動けば、びっくりしますね。それが真夜中の12時の少し前なのでした。

shy of: {主に米話}(完全な額や数に)達しない、足りない。

11月 14, 2006 ■原書に挑戦→Elizabeth Kostova | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.11.12

■ 原書に挑戦(479)~ copy

George R. R. Martin の "A Clash of Kings" です。

統一されていた王国が、Robert 王の死により、昔の 7 kingdoms の時代に次第に逆行していきます。北方で旗揚げせざるを得なかった Robb はまだ15歳ですが、王権を確立できたかのような勢いがあります。母親の Catelyn Stark の目から見ても、まだまだ安心はできないのですが・・・様子を見守る事にしましょう。

You shall have a copy for the queen. Lord Tywin must withdraw beyond these borders, and cease his raiding, burning, and pillage.

Robbは、勝手に Queen Regent を宣言した Cersei の元に地図を送りつけて、国土の境界線を明確にし、戦火を収めようとしています。コピーという言葉が持つ近代性の故に地図の copy という言葉に反応しました。単なる複写ですから、特に気にする事はないとはいえますが、何となく気になりました。

11月 12, 2006 ■原書に挑戦→George R. R. Martin | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.11.04

■ 原書に挑戦(478)~ gypsy summer

Elizabeth Kostova の "The Historian" です。

ここではまだ、父と娘が旅をしています。母はどこにいるのか?などといった事は一切語られていません。外交官の父の出張に連れて回ってもらって、社会勉強をしている所です。普通ならほほえましい光景なのですが、この物語の設定はそんな生やさしいものではありません。この一見、無駄で冗長な記述と思える部分がず~っと続いていますが、後からのドラマチックな展開から振り返ってみると、この平和な一瞬が長く続いている事がとても意味ありげに感じます。

My father and I walked slowly along, enjoying the end of a warm autumnal day--in the local dialect, this was called gypsy summer, a woman in a shop had told us--and I reflected on the differences between the Western world, a few hundred kilometers away, and this Eastern one, just a little south of Emona.

gypsy summer の所ですが、通常は Indian summer と言いますね。地方によってはこのような呼び方をすると言うことでしょうか。なかなか興味深い所です。

11月 4, 2006 ■原書に挑戦→Elizabeth Kostova | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.11.03

■ 原書に挑戦(477)~ knock back

Kate Mosse の "Labyrinth" です。

She knocked back a couple of glasses of water, then leaned back in her chair and tried to enjoy the touch of the sun on her face.

Alice は町の広場にやってきて、ビアホールを見つけて入り込みます。そこで飲み物を注文し、まず水を knock back するということはつまり・・・水を飲むのかな?と思って、辞書を引きました。

knock back: {主に英話}〈酒などを〉ぐいっと飲む,〈食べ物を〉たらふく食べる

ということで、水をあおるように飲むようです。まあ、感じは何となくわかりますけどね。

11月 3, 2006 ■原書に挑戦→Kate Mosse | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.11.02

■ 原書に挑戦(476)~ the grandmother clock

Kate Mosse の "Labyrinth" です。

The grandmother clock told him that no more than twenty minutes had passed.

grandfather's clock というのは聞いた事がありましたが、おばあさんもいるとは思っていませんでした。下記のような意味があるというので、おじいさん時計よりは少し小振りなんでしょうね。

grándmother clóck: グランドマザー時計、箱型大時計はgrandfather's clock と同型で大きさは3分の2程度

11月 2, 2006 ■原書に挑戦→Kate Mosse | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(475)~ glance off

Kate Mosse の "Labyrinth" です。

The rising sun glanced off the shining helmets, swords and bridles. Even the saddlebags of the pack horses had been polished until the grooms could see their faces reflected in the leather.

朝陽がいろんなものにあたって反射しているようすを表現していると思うのですが、この "glance off" の使い方がいまいち、状況的に納得できません。主語は "sun" なので、太陽がヘルメットを glance off するというのはどういう状態なんでしょうか?この後のサドルバッグが鏡のように磨かれているというあたりは分かりますが・・・。

11月 2, 2006 ■原書に挑戦→Kate Mosse | | コメント (0) | トラックバック (0)