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2006.08.06

■ 原書に挑戦(472)~ give you Cara's hand in marriage

Terry Goodkind の "Faith of the Fallen"(The Sword of Truth #6) です。

このシリーズもとうとう6冊目に突入しました。すべての本が700~800ページありますが、ストーリーの展開が速くて次から次へとトラブルが発生するため、一度読み始めると、なかなか本を置く気になれません。Elizabeth Kostova の "Historian" や Kate Mosse の "Labyrinth" とは大違いです。大量の文章を読む練習のための本としては、まさにうってつけですね。

"It's only some rice and beans, Captain. It's not like I'm giving you Cara's hand in marriage."

この文章の意味がはっきりとつかめません。状況としては、しゃべっているのは Richard で、話しかけられているのは、部下にあたる Captain Meiffert です。Cara は、Richard の護衛格的存在の女性です。Captain Meiffert からすれば、皇帝にも等しい雲の上の存在である Richard 自らが料理していてくれる訳であり、たとえ、ご飯と豆しかなくても、こんなに畏れ多い事はありません。この会話のすぐ後に、Cara が、「私は結婚など絶対にしない!!」と言いますが、Richard にしても Mord-Sith という日本で言えば女忍者のような Cara が結婚などしないということは分かってて言っています。辞書を引きますと、

seek [or sue for, ask for] a woman's hand (in marriage) 女性に結婚を申し込む

のような表現がありますが、ここは seek ではなく、give なので、このような意味合いではありません。また、上記のような前後関係や状況から考えると、素直に「Cara と結婚したら披露してくれる料理の腕前には及ばないんだが」というような意味なんでしょうね。あまり自信はありませんが、そんなニュアンスで話しているとしか思えません。

8月 6, 2006 →Terry Goodkind, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)