« 2005年7月 | トップページ | 2005年9月 »

2005.08.31

■ 原書に挑戦(311)~ ビラ

James Patterson の "Jack & Jill" です。

辞書を引くと、Jack & Jill には、若い男女という意味があるようです。この本は Alex Cross シリーズの #3 にあたるはずで、毎回、いろんな殺人鬼が出てきますが、今回はこの Jack & Jill という男女2人組の殺人鬼?と子供を虐殺する男?がいきなり登場します。#1 からずっと登場してきていた Gary Soneji は、#4 の Cat & Mouse で死んだように思えます(何ともはっきりしません)が、#3 では生きているはずで、いずれ登場してくると思われます。

I know lots bad stories about Chop-It-Off-Chucky. Scare kids all the time. Even the gangbangers scared of him. Young mothers, grandmothers, put up handbills in playgrounds. In my stores, too. Sad stories of missing children.

子供を殺した犯人が Chop-It-Off-Chucky と呼ばれる体の一部を切り取る残虐な殺し方をする Chucky という殺人鬼なのかどうかはっきりしませんが、今の所、その話題が中心です。子供が行方不明になった母親などが子供の遊び場に手作りのビラ (handbill) を貼り出すという事が書いてあります。一瞬、Ann Benson の "Thief of Souls" を思い出しましたが、ハッとしたのは、handbill ですね。今まで何も気にしていませんでしたが、英語の bill が日本語の「ビラ」ですね。う~む、そう言われればそうです。

8月 31, 2005 →James Patterson, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.08.27

★ 赤い目覚まし時計

L'horloge virtuelle から拾ってきました(フランス語のサイトですが、英語表示もあります)。赤い所が可愛いですが、特徴は目覚まし時計のくせに、大聖堂の鐘の音を鳴らせることです。赤い目覚まし時計の所にカーソルを持って行くと、FAIRE SONNER MAINTENANT! (ring now!) という表示が出ますので、これをクリックすると鳴り始めます。止め方が分からずあわてましたが、適当にどこかをクリックしていれば鳴りやみます。

曜日表示はフランス語ですね。

8月 27, 2005 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.08.24

● オーランドへの出張(5) 更に良い知らせが来ました

前回の (4) で Assistant Reservations Manager からメッセージが来た事はお知らせしましたが、実際に予約詳細を記入して、グループホテル間のはしご連泊で宿泊料金を安くして欲しいと交渉した所、今度は、Group Reservations Coordinator から返事が来て、Hard Rock Hotel の1泊のみだと $254 からスタートしていて、2泊以上連泊しても、$211 にしか下がらないのに、これを1泊だけでも $199 にしてくれるとありました。

交渉はしてみるものだと思いました。やはりグループホテル間でのはしご連泊なら何とか安くしてくれるようです。

8月 24, 2005 ● オーランドへの出張(2005.9) | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.08.23

● オーランドへの出張(4) 返事が来ました

やはり週末にメールを送ったので、読んでいなかったようです。しかし、次のような返信が来ました。

Good morning,

The Royal Pacific is completely sold out on the night of 9/21/05. We do
have availability starting the night of 9/22/05 for the remaining nights
requested, if you would like for us to reserve this for you, please let us
know.

Thank you

予想通りの否定的な回答ですが、返事が来ることが分かっただけでなく、オーランドのユニバーサルスタジオにある代表的な3つのホテル Portofino Bay Hotel、Hard Rock Hotel、そして Royal Pacific Resort を統括する Assistant Reservations Manager のメールアドレスをゲットできました。これで交渉が楽になります。早速、Hard Rock Hotel と Royal Pacific Resort をはしごして連泊するから1泊目(Hard Rock Hotel)の宿泊料金を安くできないか?という交渉メールを送ってみました。もともと、予約はホテル毎にするので、こんな事は考えられもしないのですが、3つのホテルとも予約担当マネージャが同じ人なら可能性はあります。駄目もとですからね。

8月 23, 2005 ● オーランドへの出張(2005.9) | | コメント (0) | トラックバック (0)

★ 論文を書かないと・・・

私も論文を出さないといけない身分になっています。学会のスケジュールを調べると大変な事実が分かりあわてています。私の専門分野に関係する学会で、来年開催される主要なものの論文投稿締め切りが、何と、この 9月19日と 9月23日であることが分かりました。まだ、構想も何も無い状態ですが、何とかフルペーパーを2本書いて投稿したいと考えています。無謀な感じがしますが、何事も挑戦ですね。知人に聞くと、この2つの学会のうち、1つは、そこで3本の論文を発表できたら、それだけで大学教授になれる!!というほどの難関らしいです。後1か月もないのに、今から書く内容を考えている段階では全く無謀としか言いようがありません。でもこれはこれで挑戦のしがいがあるというものです(「死骸」かも)。

20冊ほどの英文の専門書を積み上げて、あちらこちら読んでは何を書こうかと思案しています。普段から英語の多読を実践しているので、20冊なんてへっちゃらですね。これも超泥縄作業ですが、人間、追い詰められないと何もしないし、結構何とかしてしまうものですね。

この論文を投稿するとすぐに、オーランドへ行ってしまいますので、当分、こっちの方の小説を読むペースが落ちると思います。

8月 23, 2005 日記・コラム・つぶやき | | コメント (2) | トラックバック (0)

2005.08.22

● オーランドへの出張(3) メールで確認はしていますが・・・

Loews Hotel での部屋の確保の件で質問メールを出しました。国際電話をかけた所で、オンラインで部屋が確保できないのなら、満杯です(終わり)、という感じになりそうなのが見え見えです。こっちの話す能力が高ければ、色々と順応して質問を変えて、何とか掛け合う事もできそうですが、そうでもないので、文章にして、きちんとした対応を要求することにしました。どこのホテルでも Web サイトで質問を受け付けるようなサイト設計を考えていないようで、いつも場所を見つけるのに苦労します。

このホテルもさんざん探しましたが、ユーザー窓口のような所は見つかりません。仕方なく、Loews Hotel の初めての利用者として、利用者登録をするコーナーで登録してから送られてくる自動応答メッセージの発信元とそれに関係しているメールアドレスを探し出して、そこに質問メールを送りました。しかし、自動応答メッセージ系のアドレスというのは返信をきちんと出してくれる保証もないので、ホテルの会議室を予約する係の所にまで同じメッセージを送りました。

これでもう3日目になりますが、返事はありません。多分、誰もそんなメールをチェックしていないだろうし、返事が来たとしても、1日目は Hard Rock ホテルに泊まって Royal Pacific Resort まで通って(かよって)ください、と言われるのが目に見えています。でも、何事もチャレンジで、大きな声を張り上げるに越したことはありません。駄目もとですが、来るか来ないか分からない返信を待っている時間は長いものです。

8月 22, 2005 ● オーランドへの出張(2005.9) | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.08.19

● オーランドへの出張(2) ホテルの予約に難あり

9月22日から会議があるので、9月21日までには現地に行きたいのですが、会議が行われる Royal Pacific Resort の予約が、何と言うことでしょう、9月21日だけ取れないのです。その日だけ別のホテルに泊まるというのは、とても面倒なのです。会議が始まってしまうと朝から晩まで会議なので、会議中に抜け出して、別のホテルをチェックアウトして、会議が行われるホテルにチェックインするなどの行動をしないといけません。チェックアウト時間は決まっていますが、チェックイン可能時間も決まっているので、会議中にこういった行動をするのは極めて難しいというか、面倒です。まあ、簡単なのは朝一番にチェックアウトし、荷物を会議室まで持ち込んで会議し、会議が終わってから新しいホテルにチェックインする事でしょうね。しかし、なぜこんな面倒な事をしないといけないか・・・を説明しないといけません。

オーランドのユニバーサルスタジオを取り囲む3軒のオンサイトホテルは、すべて Loews Hotel 系列です。すなわち、会議室に近い所から順に、Royal Pacific Resort、Hard Rock Hotel、Portofino Bay Hotel です。会議が行われる会場が、Royal Pacific Resort なので、今回の会議参加者(十数名?)のほぼ全員がここに宿泊すると思います。Hard Rock Hotel であれば、会議期間中通して部屋を予約できますが、ユニバーサルスタジオへの入園券がサービスで付いて来る (4連泊以上が条件)のは Royal Pacific Resort だけです。また、料金的にも Royal Pacific Resort が一番安いのです。したがって、ホテルを移動することになっても、ここになるべく長く宿泊するようにしたい訳です。

いろいろ調べたのですが、Hard Rock Hotel に1日だけ泊まるのは部屋代がぐんと上がってしまうので不経済です。2日泊まるとかなり安くなります。したがって、Hard Rock Hotel に2泊し、その後、Royal Pacific Resort に移動するのが、オンサイトホテル群の利用方法としてはベストかな?と思えます。こうすることで残りの日を連泊する事でユニバーサルスタジオへの入園券もただで(正確には会社の経費で)ゲットできます。

忙しい会議期間中にホテルを切り替えるなんて面倒な事はなるべくしたくありませんが・・・今の所、どうしようもなさそうです。

8月 19, 2005 ● オーランドへの出張(2005.9) | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.08.17

● オーランドへの出張(1) また始めます

約1か月後にオーランドへ出張します。このシリーズを始めるために、無理矢理ラスベガスへの出張シリーズを終わらせたような・・・。

今回は ISO のヘビーな会議ですが、開催場所は Lowes Hotel だとか。これはどこのホテルか?と調べました。きちんとWebサイトを見ずに住所やマップで懸命に調べました。フロリダのガイドブックを買ってきましたが、アメリカの地図との位置関係のマッピングが不正確で(というか、日本的思考法で作成されていて、アメリカの地図とうまく整合性がとれない)なかなか苦労しました。

それで結局分かったのは、Royal Pacific Resort Hotel だと言うことで、住所から判明したことは、何と!!! ユニバーサルスタジオの真ん前、というかオンサイトホテルで、Universal Express 適用対象ホテルですね。ここに泊まってユニバーサルスタジオオーランドに行かなければ、間違いなく馬鹿にされるというロケーションのホテルです。う~ん、家族連れでもなく、1人で又はおじさん連中と一緒にユニバーサルスタジオに行くのは・・・考えてしまいますね。

ディズニーランドは少し遠いですが、ユニバーサルスタジオは must でしょうか。子供の頃あこがれていた宇宙との距離を縮めてくれるケネディ宇宙センターはかなり遠いですが、行ってみたいですね。

8月 17, 2005 ● オーランドへの出張(2005.9) | | コメント (2) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(310)~ 4冊追加

3冊読み終わったので、4冊追加しました。何か単純な理由です。

Robert Jordan "New Spring"
  ついに Robert Jordan は、prequel に手を出しました。
  マンネリ化の打開策としてはいいかも知れません。

James Patterson "Jack & Jill"
  Alex Cross シリーズをどんどん読み進んでいきます。
  たぶん、これが #3 だと思います。#4 を先に読みましたが。

Robert Ludlum "The Prometheus Deception"
  Robert Ludlum の禁断症状ですね。
  Jason Bourne の3作目にはまだ進みません。

Richard K. Morgan "Broken Angels"
  Takeshi Kovacs シリーズの2作目です。
  このシリーズもどんどん読み進んでいきます。

8月 17, 2005 →James Patterson, →Richard Morgan, →Robert Jordan, →Robert Ludlum , ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.08.16

● ラスベガスへの出張(14) ちょっとした夜景

ラスベガスの最後の夜は、ちょっと外に出て夜景などを撮影しました。以下は噴水ショーと火山の爆発ショーで、これは歩いている人なら誰でも無料で見る事ができます。特に噴水ショーは必死でカメラに納めようと努力していましたが、ふとカメラから目を離して実物を見ると、実に雄大ですばらしいものでした。デジタルカメラにこのすばらしさを写し込む技量が無い事を痛感した次第です。
hotel_tour13

hotel_tour14

また、イルミネーションも毒々しいものが色々とありましたが、以下は比較的おとなしいものです。
hotel_trip6

hotel_trip7

ラスベガスへの出張シリーズはこれで終わりです。駆け足で駆け抜けましたが、何と言っても、次の出張シリーズが始まるので、とりあえず終わりにしておかないと気持ちが良くありません。前回のパリへの出張シリーズは尻切れトンボでしたから・・・。

8月 16, 2005 ● ラスベガスへの出張(2005.7) | | コメント (0) | トラックバック (0)

● ラスベガスへの出張(13) スタートレックの世界

次に向かったのが、ラスベガスヒルトンです。ここはガイドブックに、スタートレックの豪勢なアトラクションがあると書いてあったので、モノレールがラスベガスヒルトン駅に近づくに連れて期待が高まって行きました。
hotel_tour9

確かに、ラスベガスヒルトンの下に "STAR TREK THE EXPERIENCE" と書いてあります。そして、この貴重な体験はモノレールが駅に到着した瞬間から始まったのです。何と、今までモノレールの駅のアナウンスは普通だったのに、このラスベガスヒルトン駅のアナウンスは・・・ヴォーグの声・・・だったのです。もう assimilate された感覚になってしまいます。熱波のような暑い空気の中を進んでいき、ラスベガスヒルトンの中に入ると、そこはまさに宇宙船の中でした。
hotel_tour11

これがあのヒルトンホテルの中とは信じがたい感じです。そしてこのホテルの一角に70億円をかけたと言われるアトラクションの施設がありました。ここも営業開始時間の15分前から並びました。待っている間に見ていた光景は以下のようなものでした。エンタープライズ号が中空に浮かんでいます。
hotel_tour10

アトラクション会場に行くまでに、昔の小道具などが展示されているスペースを抜けていきます。例えば、1stシーズンの3次元チェスなどもありました。Borg の兵隊も不気味に並んでいます。
hotel_tour16

hotel_tour17


アトラクションは2種類ありました。次に示すのがチケットの表面と裏面です。
hotel_trip3
hotel_trip4

Klingon Encounter と Borg Invasion 4D です。まずは Klingon Encounter の方から始まりますが、受け付けで暗闇でも光るスタンプを手の甲に押してもらいます。これは次の Borg Invasion 4D のアトラクションを見る際に受け付け済みかどうかを判定するために使っているようでした。

Klingon Encounter は、まずエンタープライズ号のブリッジからスタートしました。完全にドラマの再現という感じでストーリーが進み、観客はブリッジの周囲に展開して見守っています。全員シャトルで逃げる事になり、シャトルに移るために、ブリッジからエレベーターで下りますが、そのエレベーター自体も振動で揺れるという念の入れようです。ようやくシャトルに乗り込むとシートベルトで体を固定します。上下左右の振動が激しく、ガンガンどこかにぶつかりおしりが痛くなりそうな位の強烈さでした。大阪の USJ など比べものにならない激しさでした。

このアトラクションはどう考えても大人向けなので、そういう設定になっていると思います。

Borg Invasion 4D の方は、Borg に assimilate される体験ができるものでした。おなじみの 3D メガネをかけると、宇宙船が近寄ってくるのが立体的に分かりますが、攻撃されるとプシュッと水が顔にかかるのはリアルでしたね。また、Borg に assimilate された瞬間に、おしりがある座席の下がマッサージチェアの背中のようにゴリゴリ動いて、とても気持ちが悪く、あちこちで奇声があがっていました。

1つのアトラクションが終わるごとに、土産物コーナーを通過させられます。いろんなものがあるので面白いのですが、いちいち買っていると財布がもちません。

8月 16, 2005 ● ラスベガスへの出張(2005.7) | | コメント (2) | トラックバック (0)

● ラスベガスへの出張(12) ホテルツアー(2)

まずはニューヨークニューヨークに向かいました。これは簡単に分かりました。遠くに摩天楼が見えたからです。よくもこんなものを作るなぁというのが素直な感想です。
hotel_tour3

次にエクスカリバーなるホテルに入りました。これはまさに中世のアーサー王の世界です。ホテルに入ると、恐竜が出迎えてくれます。
hotel_tour4

エクスカリバーを通り過ぎると、ルクソールホテルが見えます。少しちゃちなスフィンクスがあり、そのお腹の辺りからホテルに入っていきます。ホテルの外観はピラミッドそのものです。本当にこれがホテルなのかが気になり、入って行きましたが、エジプトに来たかのような錯覚を起こすように(誰も錯覚する人はいませんが)エジプト時代の作り物だらけです。
hotel_tour5

この中は下の写真のようになっていて、ピラミッドの表面辺りに部屋が張り付いている中空構造になっている事が分かりました。もっと本物のピラミッドのように立体的に詰まっていると思いましたが少し期待外れでした。
hotel_tour6

次にどこからでも見えるように建っている、エッフェル塔に向かいました。朝早かったので営業開始5分前に到着。チケット売場に行くと既に何人かの人が2列並ぶ場所がある左側に並んでいました。しかし、入口の看板を見ると、右側に並べと書いてあったので、誰も並んでいない右側に1人で並んだのです。どんどん人が増えてきて、全員が左側に並んだのです。当然と言えば当然です。これで左側から受け付けされた日には、私は随分と長い時間を待たないといけなくなります。営業開始時間の10時になると、女性が出てきて、声高らかに「切符を買う方は右側の列に並び直してください」と言ったのです。私の完全勝利でした。全員が私1人の後に並び直しました。これこそ正しく公正な処置ですね。
hotel_tour7

売ってくれたチケットは、ここに示すもので、後から見ると有効時間なんてものまで書いてあります。モノレールの切符を始めとして、何とも時間にシビアな世界です。
hotel_trip2

このエッフェル塔をエレベータで上がっていきますが、フランスの本物のエッフェル塔のように、斜めに滑り上がっていきませんし、最上階まで上がってもみやげ物屋や展望室のようなものがありません。半分の高さしかないということなので仕方ないでしょうが、ラスベガス全体をきれいに見渡す事ができます。これは昼間ではなく、夜に来るべきでしょうね。夜景の方が格段に良いだろうなぁと思われたのです。下を見ると、凱旋門のようなものが見えます。そこまでこだわるんですね。
hotel_tour8

イタリアのベニスを意識したホテルもありました。ホテルの中に水路があり、ゴンドラまで浮かんでいるだけでなく、歌声が高らかに響いてきます。でもゴンドラに乗っている人は何となく見せ物のようでした。少し恥ずかしいかも知れません。
hotel_tour12

8月 16, 2005 ● ラスベガスへの出張(2005.7) | | コメント (2) | トラックバック (0)

● ラスベガスへの出張(11) ホテルツアー(1)

最後の日に、近くのホテルを見て回りました。ガイドブックを見ると、正気の沙汰とは思えない形状や内容のホテルが目白押しになっていたからです。どれ位、本気なのかを見て回りました。

全部歩いていると大変なので、ホテル間を結んでいるモノレールを利用しました。しかし、これがとんでもない代物で・・・下の写真のような「入口」から入ると、すぐにモノレールを利用できるかと思うのですが・・・これがどっこい、モノレールのホームにたどり着くのに、ここから延々と5分以上は歩きましたね。ホテルの商店街のような所を歩かされて、カジノも通過して、そのうちに案内表示が無くなり・・・係員に尋ねてやっと、モノレールの入口にたどり着けるのです。商魂たくましい、とはこの事です。
hotel_tour15

モノレールに何回か乗る事が考えられたので、1回3ドルも払うのは面倒なので、1-dayパスを買いました。下に表面と裏面を示します。
hotel_trip1
hotel_trip5

表面には「モノレール」と書いてあります。あまりデザイン的にも凝っていません。裏面に時間が記されていますが、1-day の有効範囲がそのタイムスタンプから24時間となっています。これには注意がいりますね。問題だったのは、モノレールの駅の改札口と出口です。改札口の方は、パリやロンドンの地下鉄のようなものものしさは無いものの、チケットを通してすぐに取り出す必要があります。数秒でもチケットをそのままにしておこうものなら、けたたましい警告音が響き渡ります。あれは何でもやりすぎでしょう。後、出口ですが、ちょっと見るとどうやって出れば良いのかわかりません。チケットを入れる口が見あたらないのです。こういう時は他人を観察するに限ります。パリの地下鉄では、たいてい、体操選手のように跳び越えて行く人が目立ちます。ラスベガスでは・・・何の事はなく、普通に通過していきます。人が近づくとゲートが自動的に開く仕掛けでした。分かってしまえば、何ともありませんが、石橋をたたいて渡る人は永遠に出られません。

記念にとモノレールを撮影しましたが、日本に戻ってから写真を見てびっくりしましたね。下の写真のように、良く見ると、モノレールとは書いてありません。"Moneyrail" なのです。いかにもラスベガスらしいですね。スロットマシンで稼いだお金が注ぎ込まれているようですね。
hotel_tour1

まずはニューヨークニューヨークという所に向かいました。MGMグランド駅を降りても、なかなか外に出る道が分からず困りましたが、MGMグランドホテルを通過すると外に出られました。ここでも、このホテルのカジノや飲食店の並びを通過しないと外に出られませんでした。何とも恐ろしいモノレールです。

外の道路の標識を見て考え込んでしまいました。
hotel_tour2

日本なら、「清水-静岡」と書いてあっても、どちらに行けば東京に行けるのかは大変難しい問題です。その辺りの地理に詳しくないと分かりません。しかし、アメリカの標識は、南行きだの北行きだのしか書いてありません。最初はとまどいましたが、これは進行方向を簡単に判断できる、とても有効な方式ですね。例えば、東京に行きたければ、東行きの道路を進めばよい、と人に教える事ができ、教えてもらった人は、ひたすら東に行けば東京に行き着けるからです。上記の例であれば、東京方面に進めと言われても、突然にこんな標識が出てきた場合に「清水」方面に行かないと東京には向かえないことは瞬間的に判断できる事ではありません。

8月 16, 2005 ● ラスベガスへの出張(2005.7) | | コメント (2) | トラックバック (0)

● ラスベガスへの出張(10) グランドキャニオンツアー(2)

Las Vegas から Grand Canyon Airport までは、下図のような飛行ルートで、有名なフーバーダム上空を通り、荒涼とした砂漠地帯を飛んでいきました。定員15名程度の小型飛行機でしたが思ったよりも揺れず、比較的快適な飛行でした。
grand_canyon1

飛行中の解説は下の写真のように4か国語で行われていました。韓国語や中国語がなかったのですが、追加されるのも時間の問題でしょうね。
grand_canyon6

一番前の席だっただけに、飛行機の計器類が気になりましたが、中でも下の写真にあるようなカーナビ風のものが気になりました。時々、飛行ラインから外れているのを見ると、ウン?と思いましたが・・・。
grand_canyon7

あと、気になったのは機長さん達の行動でした。どうみてもず~っと雑談していましたね。飛行機のエンジン音がふるさくて何を話しているかは分かりませんでしたが、下の写真のようにお互いに見つめ合うのはやめて欲しいと思います。前を見ていてくれないと・・・ちなみに左側は女性パイロットです。
grand_canyon1

現地に着くと、以下のような広大な景色が眼前に広がり、いかにも感動的でした。しかし、この写真のように、がけに柵が無い所が多数あり、とても危険です。遠くに少しもやがかかっていなければ、もっと感動したと思います。
grand_canyon4

静かな風景の中で、日本人ガイド(だったんですね!!)の声が響き、コンドルが宙を舞っている姿が随所で見られました。何でも、コンドルが見られるのは珍しいとか・・・しかもここのコンドル達は、とても貴重らしく、下の写真のように番号を付けられて管理されていました。放し飼いなのに番号付きというのは少し悲しいですね。
grand_canyon3

グランドキャニオンの絶景ポイントを2箇所バスで回り、ジャンボ機が発着でき、離着陸する飛行機数では全米でも有数の多さという Grand Canyon Airport に戻りました。戻る直前にレストランで昼食があり、しばし現実に戻る事ができます(ツアー料金に含まれていました)。帰りの飛行機の中からも下の写真のような荒涼とした風景が広がるのをず~っと見ていられます。
grand_canyon5

朝7時50分にホテルを出発し、再びホテルに戻ってくると、夕方の4時を過ぎていましたね。グランドキャニオンの South Rim を見て回るゆったりとしたツアーでとても充実した1日でした。

8月 16, 2005 ● ラスベガスへの出張(2005.7) | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(309)~ 日本人のステレオタイプ

Jeffrey Archer の "Sons of Fortune" です。

名前というものは覚えにくいというか、間違いやすいものです。Jeffrey Archer と Jeffery Deaver の First name の所を良く間違えそうになります。良く似ていますよね。

Nat が生徒会長に立候補して、その選挙結果の発表をする学生部長を形容する言葉として、日本人のような・・・という言葉を用いています。日本人のステレオタイプがどのように認識されているかが分かる言葉だと思います。

When eight o'clock had struck, every student was seated in his place. They rose dutifully when the dean of students entered the hall. Nat tried to read any sign of the result from the expression on his face, but even the Japanese would have been proud of Mr. Anderson's inscrutability.

日本人の表情が不可解である、という言い方は不可解です。日本人は相当、顔に出る人が多いように思いますが・・・。

8月 16, 2005 →Jeffrey Archer, ■原書に挑戦 | | コメント (2) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(308)~ 3文字の男?

Jeffrey Archer の "Sons of Fortune" です。

Jeffrey Archer を読むのは久しぶりです。"Kane and Abel"、"As the Crow Flies" を完読しています。双子として生まれたのですが、同じタイミングで生まれた子供が新生児室で死亡した際に、双子の1人は死亡した子供とすり替えられます。このため、双子の子供が別々の家の子供として成長していきます。

本来の双子の1人である Nathaniel Cartwright は、Taft 高校に進学し、あだ名は Natで、入学してすぐに Tom という生涯の親友ができます。一方、裕福な Davenport 家の乳母である Miss Nichol が取り替えて育て上げた Fletcher Andrew Davenport は、Fletcher と呼ばれ、Hotchkiss 高校に進学し、Nat と同じく、すぐに生涯の親友の Jimmy が出来ます。Hotchkiss 高校と Taft 高校は親善試合などを行うような関係の高校同士であり、2人は接近遭遇を繰り返していきます。同じ女の子を好きになるような事も発生します。

そして2人とも自分の高校の生徒会の会長に立候補して選挙戦を繰り広げます。Fletcher は勝利し、Nat は破れます。次のシーンは Fletcher と戦う対立候補についての話です。

  "So who do you think will be my main rival?"
  "Steve Rodgers," said Jimmy without hesitation.
  "Why Steve?"
  "He's a three-letter-man, so they'll try to run him as the popular jock up against austere academic. You know Kennedy against Stevenson."

thrée-lètter mán: {俗}同性愛者。gay または男の同性愛者を指す fag が3文字であることから。

8月 16, 2005 →Jeffrey Archer, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

● ラスベガスへの出張(9) グランドキャニオンツアー(1)

グランドキャニオンツアーに参加しましたので、その詳細を記録しておくことにします。

日本で発行されているガイドブックを見ると、いろんなツアーがあります。しかし、何も準備していかなかったので、現地で現地のツアーを探して、そこに参加するという事にチャレンジしました。

学会の参加者に尋ねてみると、既にグランドキャニオンに行ってきたと言う人もいて、どんなツアーかと尋ねてみました。その人が泊まっているホテルに置いてあったパンフレットに書いてあったツアーに参加したとの事。ホテルでピックアップしてくれて、ホテルに戻って来るまで8時間程度のツアーと言うことで、それに決めました。

申し込みは私が泊まったホテルのコンシェルジュでしました。そのパンフレットを見せただけで予約してくれて、朝の7時50分にホテルの裏に来たバスの係員に渡せということで、予約確認シート?をくれたのです。ラスベガスとグランドキャニオンとの間は飛行機(片道約1時間)で、現地はバスツアー、昼食付きで約 300ドルという豪華?なツアーです。同じ学会仲間もいろんなツアーで出かけるようで、全部バスで行くという人もいて、その人の話では、グランドキャニオンまで、バスで片道6時間!!と言うことでした。それはいくら何でもきついでしょう。

私は学会仲間と2人でツアーに参加しました。朝、ホテルの裏でバスを待っていたら、巨大なホテルのため、場所が良く分からず困ったのを始めとして、やたりに多数の観光バスが発着していて、どのバスなんだか分からず探すのに苦労しました。 置いていかれると困るので・・・。ようやくバスを探し当てて乗り込んだのですが・・・マイクロバスだとばかり思っていたら、普通の大型バスに我々2人だけでした。順にホテルを回っていき、参加者をピックアップしていきましたが、参加者は日本人の若者が多くて、これは日本人目当てのツアーなのか?と。

かなり長い間バスにゆられて着いたのが小さな空港。中に入れと言われたのですが、中に入ってどうすれば良いのか教えてくれなかったので、どうして良いか分からず回りをキョロキョロ。結局、チェックインカウンターのような所で名前を告げて、チェックイン処理を済ませてから、指示通りにして別のカウンターで料金を支払いました。

15名ほどの定員の小型飛行機に乗り込むと、席は何と一番前。コックピットにはドアはなく、手を伸ばせば機長さんに触れる事ができるほどの距離。計器類や操作方法まですべて見て取れる特上席でした。計器類の中で気になったのは、カーナビのような画面付きの操作パネルでした。今になって思うと、残念な事があります。それは、ある事を確かめるいいチャンスだったのに・・・というのは、飛行機の操縦桿を操作し、右に回すと飛行機は左に旋回するというものでした。船で右側の櫓を操作すると、左に回るので、方向舵を操作するとそういう動きになるとは感覚的に理解できるのですが、それじゃぁ車の運転とは逆になるので、本当なのか?確かめたく常々思っていたはずなのに・・・すっかり忘れていました。残念!!

8月 16, 2005 ● ラスベガスへの出張(2005.7) | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(307)~ ナイル川の上流に中国が・・・

Edward Rutherfurd の "London" 第7章の The Mayor (AD 1189) です。

Silversleeves 家は、今や Pentecost Silversleeves の時代です。実力者である William Longchamp に取り入って出世しようと考えています。第4章で出てきた Leofric の子孫にあたる Alderman Sampson Bull は、King Richard の兄弟にあたる John を擁立して、ロンドンを commune にすべく画策しています。Sampson Bull の息子である David Bull は、この両者の対立に巻き込まれてしまいます。この David に Sampson Bull の弟である Brother Michael が学問を教えている所です。

 "South of the Holy Land lies Egypt," he could correctly inform David, "from which Moses led the Jews across the desert. And by the mouth of the great River Nile lies the city of Babylon.' This was the name the medieval world gave to Cairo.
 "And if you travel up the Nile?" the boy eagerly asked.
"Then," the monk confidently told him, for he had read it in a book, "you come to the land of China."

聖地の南にエジプトがあるのは良く、ナイル川の入口にバビロン(今のカイロ)があるのも良いのですが、このナイル川をさかのぼって行くと、中国に到達するというのは、誰の教えなんでしょう・・・。遙か昔にアレクサンダー大王がインドまで到達しているというのに、中国までは分からなかったのでしょうか?

8月 16, 2005 →Edward Rutherfurd , ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.08.12

■ 正しい英語を書く(7)~ 括弧とピリオド

では、括弧とピリオドの位置関係はどうなるのでしょうか?これについては、次のような記述があります。

When a complete sentence is enclosed in parentheses or brackets, the terminal period for that sentence is placed within them. When elements within a sentence are enclosed in parentheses or brackets, the sentence punctuation is placed outside.

[A Manual for Writers of Term Papers, Theses, and Dissertations (Sixth Edition)]

これは次の2つの事を言っています。

1. 文全体が括弧でくくられる場合は括弧の中に終端ピリオドを入れる
2. 文の一部が括弧でくくられる場合には、終端ピリオド等は外に出す。

最初の 1. に当たるものは、「正しい英語を書く(5)~ 一重と二重の引用符」の中の最初の引用文にあります。2. については、次の例文を見ると明快に分かります。

Myths have been accepted as literally true, then as allegorically true (by the Stoics), as confused history (by Euhemerus), as priestly lies (by the philosophers of the Enlightenment), and as imitative agricultural ritual mistaken for propositions (in the days of Frazer).

[A Manual for Writers of Term Papers, Theses, and Dissertations (Sixth Edition)]

8月 12, 2005 ■ 正しい英語を書く | | コメント (2) | トラックバック (0)

■ 正しい英語を書く(6)~ 疑問符、感嘆符、セミコロン等

このシリーズの (4) で書いたように、カンマとピリオドは特別な扱いですが、その他の疑問符、感嘆符、セミコロン等はどうなんだろうか?というのが関連した疑問として出てきました。これについては次のように書いてあります。

Colons, semicolons, question marks, and exclamation points. Unlike periods and commas, these all follow closing quotation marks unless a question mark or an exclamation point belongs within the quoted matter.

[The Chicago manual of style (15th edition)]

すなわち、疑問符や感嘆符が引用文に属するものでない限りは、閉じる引用符の後に来ると書いてあります。これを例で確認すると次のようになります。

1. Take, for example, the first line of "To a Skylark": "Hail to thee, blithe spirit!"
2. I was asked to state my "name and serial number"; I have no serial number.
3. Which of Shakespeare's character said, "All the world's a stage"?
4. "Where are you from?"
5. "Watch out!"

[The Chicago manual of style (15th edition)]

番号は説明の都合上、私が付けました(原文にはありません)。

1. 真ん中辺りのコロンは、To a Skylark とは関係ないので、外に出ています。
2. 真ん中辺りのセミコロンも 1. と同様の理由で外に出ています。
3. 最後の疑問符は、All the world's a stage とは関係なく Which と関係
4. 疑問符は Where に属するものなので引用符の中にあります。
5. この感嘆符も 4. と同じです。

8月 12, 2005 ■ 正しい英語を書く | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 正しい英語を書く(5)~ 一重と二重の引用符

カンマとピリオドの話を調べていて、気になった事がいくつかあります。まず、次の文章の最後の所にある、英国における引用符の使い分けに関する記述です。

This system, which requires extreme authorial precision and occasional decisions by the editor or typesetter, works best with single quotation marks. (The British tend to use double quotation marks only for quotations within quotations.)

[The Chicago manual of style (15th edition)]

これを読むと英国スタイルでは、一重引用符が主で、その中で更に引用する場合に二重引用符を使うように読めます。本当にそうなんでしょうか?

これはアメリカスタイルとは逆の使い方であるように思います。ちなみに The New York Times では次のように定めています。

quotation marks. Use double marks in news copy for direct quotation of speech or writing. A quotation within a quotation takes single marks: "I do not know the meaning of 'collegial,'" he said. "Please tell me."

[The New York Times Manual of Style and Usage]

だんだん英国スタイルがどういうものか?というイメージがぼやけてきました。

8月 12, 2005 ■ 正しい英語を書く | | コメント (2) | トラックバック (0)

2005.08.11

■ 原書に挑戦(306)~ Crossroads of Twilight 読了

Robert Jordan の "Crossroads of Twilight" (The Wheel of Time #10) です。

この本もテンポが遅く、読み終わるのに膨大な時間を要しました。話が少しも進まず、どうでもいい?ような記述が次々と出てくるし、相変わらず登場人物は増えに増えて、もう把握不能状態です。しかしながらメインの流れはしっかり把握できるようになっていて、The Wheel of Time シリーズに最初から出てきている Rand al'Thor、Perrin Aybara、Mat Cauthon の3人の若者が歴史を動かす焦点とも言うべき ta'veren として、交互に現れて話が展開(していないが)していきます。最後の方になって話が一気に進み、次はどうなるのだろうか?という期待を持たせて終わってくれたので、一安心です。

例によって、語数と冊数をカウントアップします。平均的なページで 350語/ページでした。350語×822ページ = 287700 なので、少なめにして 280,000語とカウントします。

ということで、次のようになります。

総冊数: 617 冊
総語数: 56,264,000 語

2005.1.5 からの累計
冊数: 17 冊
語数: 2,264,000 語

8月 11, 2005 →Robert Jordan, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(305)~ Altered Carbon 読了

Richard Morgan の "Altered Carbon" です。

久しぶりに SF 用語が頻出する本を読みました。自分の記憶を他人の体に埋め込む事が日常的に行われている世界で、クローンを育てて記憶のバックアップも定期的に取る事ができる金持ちは、どうやっても実際には殺す事ができなず、このような人の事を meth と呼んでいます。自分の体を新しい体に交換する事を re-sleeve と呼んでいます。こういった特殊な用語が出てくる世界の主人公は Takeshi Kovacs という日本人で、天狗とか鬼子母神といった単語が出てくる奇妙な世界でもあります。

この本が評判が良いのは、恐らく独自の世界の構築に成功していて、独自の価値観をうまく作りだし、その価値観の破壊につながる主人公の行動が、完璧にも見える社会システムの「すき」を衝く小気味良さであることが功を奏しているのでしょう。

この本には第二作、第三作がありますので、引き続き読んでみる事にします。

例によって、語数と冊数をカウントアップします。平均的なページで 304語/ページでした。300語×534ページ = 160200 なので、160,000語とカウントします。

ということで、次のようになります。

総冊数: 616 冊
総語数: 55,984,000 語

2005.1.5 からの累計
冊数: 16 冊
語数: 1,984,000 語

8月 11, 2005 →Richard Morgan, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(304)~ Thief of Souls 読了

"Thief of Souls" by Ann Benson です。

この本ほど期待を裏切られた本はありません。なぜかといいますと、これは彼女の3作目ですが、この前の2冊は The Plague Tales、The Burning Road で、いずれも中世時代のストーリーと現代のストーリーとが交互に語られながら、過去の本や遺品等を介して過去の話が現代の世界に影響を与えるという、両者のつながりが強く感じられるストーリー仕立てになっていました。すなわち、黒死病(ペスト)が蔓延していた中世時代の生々しい「死」の世界と現代の「死」とが互いに影響を与え合うかのような錯覚に陥るという、すばらしい語り口でした。

この本も少年・少女の誘拐事件が中世の時代と現代とで交互に語られていき、いつ両者に共通点が見いだされ、どうつながっていくのか?と興味津々で読んでいきました。しかしながら、いつまで経っても両者は平行線のままであり、ついに最後のページに到達しても両者に接点は出てこなかったのです。扱っているテーマがテーマだけに子供を失った両親の悲しみといったテーマだけで話が進んでしまった感があります。どうして両者に接点を持たせなかったのかについては、良く分かりません。

著者の Web サイトである、www.annbenson.com は以前はアクセスできましたが、今はうまくアクセスできません。サーバー自体は存在しているようなので、一時的なものかとは思いますが・・・。Ann Benson は手芸のビーズ作家であり、この方面の本を多数出版していますので、Web サイトがなくなるということは考えにくいですね。

例によって、語数と冊数をカウントアップします。平均的なページで 320語/ページでした。300語×623ページ = 186900 なので、186,000語とカウントします。

ということで、次のようになります。

総冊数: 615 冊
総語数: 55,824,000 語

2005.1.5 からの累計
冊数: 15 冊
語数: 1,824,000 語

8月 11, 2005 →Ann Benson, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(303)~ どっちつかず

Robert Jordan の "Crossroads of Twilight" (The Wheel of Time #10) です。

Other dreams came, betwixt and between.

betwixt and between: {話}どっちつかずで,中途半端で;中間で;決心がつかないで,迷って

これは、珍しい表現だったので、取り上げて見ました。話し言葉では、まず使わないのではないでしょうか(想像だけですが)。

8月 11, 2005 →Robert Jordan, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.08.10

■ 正しい英語を書く(4)~ カンマとピリオド

人がしゃべった言葉などに付ける引用符(" ") がある場合のカンマとピリオドの使い方の話です。私はアメリカ流というか、アメリカのペーパーバックを読む事が多いので、次のような使い方に何も疑問を抱いていませんでした。

"That's all right," Vanadium said. "I bagged some at the scene."

[From The CORNER Of His EYE, Dean Koontz]

Vanadium は警官で、殺人現場で証拠品を袋に保存するシーンです。

すなわち、カンマとピリオドが引用符の中に取り込まれているスタイルです。これがアメリカでは正しいスタイルですね。しかし、かなりの数の日本人が次のように書いていて、私はこれを単なる間違いだろうと、ず~っと思っていました。

"That's all right", Vanadium said. "I bagged some at the scene".

しかし、最近になってふと気付いたのですが、英国スタイルの英文を書くことが義務づけられている ISO の文書ではカンマとピリオドを引用符の外に出しています。でもよ~く調べると、これは必ずしも完全には徹底されていません(単なる編集ミスだろうと思われます)。やはり「慣れ」は恐ろしいものです・・・が・・・英国スタイル (British style) なるものが存在する訳なのです。

ということで、気になるので少し調べてみました。

Periods and commas. Periods and commas precede closing quotation marks, whether double or single. This is a traditional style, in use well before the first edition of this manual (1906).

[The Chicago manual of style (15th edition)]

ということで、一重か二重かにはかかわらず、閉じる引用符の前にピリオドやカンマを置くのが、アメリカの伝統的スタイルだということが分かりました。しかし、この文章の後に次のような文章が続いています。

As nicely expressed in William Strunk Jr. and E. B. White's Elements of Style, "Typographical usage dictates that the comma be inside the [quotation] marks, though logically it often seems not to belong there" (bibliog. 1.1, P. 36). The same goes for the period.

[The Chicago manual of style (15th edition)]

カンマやピリオドは引用符の中に入れる事にはなっているが、論理的に考えるとその位置にあるのはおかしい、というようなニュアンスも読み取れます。

それで、肝心の英国スタイルですが、これについても同じ本の中で、次のように書かれています。

Alternate system. According to what is sometimes called the British style (set forth in The Oxford Guide to style [the successor to Hart's Rules; see bibliog. 1.1]), a style also followed in other English-speaking countries, only those punctuation points that appeared in the original material should be included within the quotation marks; all others follow the closing quotation marks.

[The Chicago manual of style (15th edition)]

これを読むと、英国スタイル(英国その他の英語を話す国々で使用)では、引用原文内以外のすべての場合で、ピリオドとカンマだけでなくセミコロンなども「閉じる方の引用符 (closing quotation mark)」の右側に出る事が分かります。

この英国スタイルでは、オリジナル資料(原文)については、これを尊重する姿勢を見せていますが、アメリカの場合にはどうか?という事が気になります。すなわち、アメリカ人が英国スタイルの文章を引用する場合にはどうするのだろうか?と言うことですね。これについては、アメリカ人が書いた "A Manual for Writers of Term Papers, Theses, and Dissertations (Sixth Edition)"の中に次のような記述があります。

In American usage, a final comma or period always precedes a closing quotation mark, whether it is part of the quoted matter or not.

[A Manual for Writers of Term Papers, Theses, and Dissertations (Sixth Edition)]

引用かどうかに関わらず、すべてアメリカ流で処理してしまうと書いてありますね。

手元にある本は、ほとんど米国で印刷されたものばかりで、純粋に英国の本というものがあまり無く、実情については詳しく分かりませんが、少なくとも最近の Penguin Books を見るとアメリカスタイルになっていました。英国の現在の状況というか傾向を知りたいものです。

8月 10, 2005 ■ 正しい英語を書く | | コメント (2) | トラックバック (0)

2005.08.07

★ 3冊同時フィニッシュを目指して

ラスベガスから帰国後、本職が忙しくて目が回るようでしたが、少し落ち着いてきました。原書に挑戦の方は少しご無沙汰気味ですが、今、並行して読んでいる本のうち、3冊を同時に読み終わるべく調整しながら読んでいます。3冊合計で約2000ページとなります。間違いなく今週中には読み終わると思います。

8月 7, 2005 日記・コラム・つぶやき | | コメント (0) | トラックバック (0)