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2005.04.30

■ 原書に挑戦(260)~ コーヒーに医者が必要

Audrey Niffenegger の "The Time Traveller's Wife" です。

Clare だけではなく、友達の Gomez にも、タイムトラベラーであることを告白するシーンです。まずは腹ごしらえが肝心と、黙々と食べ続けます。Lance というのはお店のウェイターです。

He capitulates, and starts to eat his burger. Neither of us says a word until I've finished consuming my fruit. Lance brings me more coffee. I doctor it, stir it. Gomez is looking at me as though he wants to shake me.

doctor: 〈飲食物などに〉異物[薬物]を加える,(…を)混ぜる{with…}

ここの doctor it という所ですが、コーヒーに混ぜるんですから、砂糖とかクリームを入れてから、かきまぜる (stir it) のだと思います。こんな言い方もあるんですね。

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■ 原書に挑戦(259)~ 料理が全く駄目

Audrey Niffenegger の "The Time Traveller's Wife" です。

Clare の家には友達のカップルも来ています。全員で料理を作る事になりました。

Clare hands me a magazine clipping. It's a recipe for Chicken and Shiitake Risotto with Winter Squash and Pine Nut Dressing. It's from Gourmand, and there are about twenty ingredients. "Do you have all this stuff?"
Clare nods. "The shopping part I can do. It's the assembly that perplexes."

Clare は料理が大変苦手のようです。このため、食材のアッセンブリは分からないという理屈っぽい表現をしています。おっと、そんな事ではなく、しいたけリゾットというのが気になりました。Shiitake なんて英語になっているんですか?以前、テレビのクイズ番組で、20ほどのパネルの中から英語になっていない日本語を選べというものがあり、解答者が食材系は大体英語になっているんだ、とか何とかブツブツ言いながら選んでいました。

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2005.04.29

■ 原書に挑戦(258)~ 心臓がせり上がる

Audrey Niffenegger の "The Time Traveller's Wife" です。

Henry が実時間で Clare の家に行くシーンです。小さい頃から知っているとはいえ、それは未来の Henry がする事で、現在 28歳の Henry は Clare の事を良く知りません。このため、かなり緊張しているようです。

At 6:59 p.m. Central Standard time, I stand in my Sunday best in Clare's vestibule with my finger on her buzzer, fragrant yellow freesia and Australian Cabernet in my other arm, and my heart in my mouth.

よそ行きの服にフリージアの花、カベルネのワインを携えて、心臓は口の中にせり上がってきている状況で、Clare の家のブザーを押そうとしています。この my heart in my mouth の所ですね。こういう表現は実に良く出てきます。かなり一般的な表現なんでしょう。

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2005.04.28

■ 原書に挑戦(257)~ The Sigma Protocol 読了

"The Sigma Protocol" by Robert Ludlum です。

今回は並列多読というよりは、この本だけという感じに見えます。ず~っとフランス語の多読に挑戦していたため、英語の方は直列多読になってしまいました。

この話は話自体の面白さは言うまでもなく、英語として、自分が気になる表現が多数出てきて、なかなか得るものがありました。ここまで来ると、Robert Ludlum を読み尽くしてしまおうか?という勢いになっています。調べると、Robert Ludlum には、Covert One シリーズというものがあり、これがなかなか面白そうだと思えます。

Ludlum の作品には、Jason Bourne シリーズが後1冊残っているのですが・・・まだ、2作目の余韻が残っていて、続けて読むのはもったいない感じです。

語数と冊数をカウントアップします。これも概算になりますが、かなり語数が少ない所をカウントして 326語/ページでした。326語×650ページ = 211,900 なので、210,000語とカウントします。

ということで、

総冊数: 610 冊
総語数: 55,310,000 語

2005.1.5 からの累計
冊数: 10 冊
語数: 1,310,000 語

とします。

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■ 原書に挑戦(256)~ TDY とは?

"The Sigma Protocol" by Robert Ludlum です。

"As you know, I wasn't pleased by the TDY you arranged," he said, referring to the cross-departmental assignment of temporary duties.

TDY って何だろうと思って辞書を引きました。全く想像が付かなかったからです。Temporary DutY の略だそうです。それで原文をよく見直すと、ちゃんと原文の中で解説してくれています。良く読めば分かったのですが、TDY という変なものに注意を奪われて、原文の中で解読するという姿勢を忘れてしまっていました。

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■ 原書に挑戦(255)~ 悪徳警官ではない

"The Sigma Protocol" by Robert Ludlum です。

Their steaks arrived. Amazingly delicious, Anna thought. She was not much of a meat-eater, but this could convert her.

"meat-eater" には「賄賂を好む悪徳警官」などという意味もあり、Anna は役人ですが、ここは状況的に見て、単に「肉を食べるのが好きな人」程度の意味だと思います。また、"convert" の使い方も日本語的思考と合っています。

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■ 原書に挑戦(254)~ 8 歳の学生?

"The Sigma Protocol" by Robert Ludlum です。

I was a child--eight years old when the war broke out. A student at a shabby little provincial school, the Lycée Beaumont, in the city of Lyon.

ここで不思議なのは、8歳なのに学生 (student) だと言っていることです。日本的思考で考えると、生徒 (pupil) ではないのかな?と思う所です。

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■ 原書に挑戦(253)~ 文法的に正しいのでしょうか?

"The Sigma Protocol" by Robert Ludlum です。

"You don't know me," Ostrow said, "but anyone who does knows I'm an avid enough bureaucrastic gameplayer to want to screw someone there I don't like. ..."

ここで着目したいのは、"does knows" の所です。これは何か強調するためのしかけなのか、単なるミスプリなのか?良く分からない所です。

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■ 原書に挑戦(252)~ 2人の女性の男?

"The Sigma Protocol" by Robert Ludlum です。

"Hartman's a security risk. A two-woman man, O.K.?" Anna recognized the agency slang--it referred to double agents.

特殊な世界のスラングのようです。意味が良く分かりませんが、two-woman man とは、ダブル エージェントの事らしいです。辞書にも載っていなくて、真実のほどは分かりません。

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■ 原書に挑戦(251)~ ありふれた

"The Sigma Protocol" by Robert Ludlum です。

"These things are a dime a dozen," Trevor continued in German.

a dime a dozen: {米話}(10セントで1ダースも買えるほど)いくらでもある,ありふれた

これは何も解説する必要はない位、「ありふれた」イディオムのようです。シンプルさが気に入りました。

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2005.04.26

■ 原書に挑戦(250)~ タバコの臭いがしみつく

"The Sigma Protocol" by Robert Ludlum です。

The bar was choked with foul cigarette smoke. Trevor could not tolerate it, hated the way his hair and clothes would stink afterward.

髪の毛や衣服にタバコの臭いがしみつくのが嫌だ、と言っています。こういう時はこういう表現をすれば良いということを理解しました。

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■ 原書に挑戦(249)~ パナソニックの電話

"The Sigma Protocol" by Robert Ludlum です。

On the desk was a green blotter pad, next to it a sleek black Panasonic telephone with modern gimmicks built in: conference, caller ID, interphone, speakerphone, digital answering machine.

なぜ、パナソニックの電話なんでしょうか? きっと、Robert Ludlum が好きなんでしょうね。同作家の "Bourne Identity" の映画を見た人は気が付いたかどうか分かりませんが、Jason Bourne が、パリの自宅に初めて戻って、自分の過去の行動を探ろうとしている時に、自宅の机の上に置いてあったのが、パナソニックの電話でした。受話器の背中に大きく、Panasonic と書いてありましたから見間違うはずがありません。

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■ 原書に挑戦(248)~ リサーチの手足?

"The Sigma Protocol" by Robert Ludlum です。

Or any company with a research arm in molecular biochemistry.

arm: (組織・機構の)部門

これは前後関係から間違えるはずもありませんが、バイオ関係なので、arm にしたのでしょうか? 面白い使い方だったので、挙げておきました。

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■ 原書に挑戦(247)~ カーペットの下に隠す

"The Sigma Protocol" by Robert Ludlum です。

"Too many American and British industries might have had to be seized for trading with the enemy, for collaboration. Better to sweep the problem under the carpet.

sweep …under the rug [or{英}carpet] {話}〈問題・困難などを〉隠す,伏せる,公にしない(conceal)

雰囲気はとても分かりやすいです。箒でサッサッと掃いてじゅうたんの下にゴミを隠すのは、アメリカのアニメで良く見たように思います。

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■ 原書に挑戦(246)~ 10年一昔なんですけど・・・


"The Sigma Protocol" by Robert Ludlum です。

He smiled. "I believe it's thirty-five years...Miriam, give or take a decade. But I still keep wanting to call you Professor Bateman."

give or take の対象が a decade では少し大ざっぱ過ぎるように思います。35+-10 ですから、45 or 25 年という事になり、あまりにもいい加減な気がします。でも英語としては何も間違えていないのでしょうから・・・う~ん。

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■ 原書に挑戦(245)~ 美容整形

"The Sigma Protocol" by Robert Ludlum です。

Consuela Prosperi had the unnaturally tight skin of a woman who has had too many face-lifts.

いわゆる美容整形ですね。引っ張って伸ばしてしわを取ると、肌に余裕がなくなり、tight skin になってしまうのでしょうね。

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■ 原書に挑戦(244)~ 派手なダブルの背広は保護色?

もう一度、"The Sigma Protocol" by Robert Ludlum です。

In Liechtenstein, the plumage of an international businessman--the Kiton double-breasted suit, the Hermès tie, and the Charvet shirt--was protective coloration, nothing more.

ここで、double-breasted suit はいわゆるダブルの背広です。リヒテンシュタインでは、国際的なビジネスマンが着ている派手なキトンのダブルの背広、エルメスのネクタイ、Charvet (どう発音するのか分かりません) のシャツはいわゆる保護色だと書いてあります。 派手な方が目立たないらしいです。

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■ 原書に挑戦(243)~ 背広の語源

"The Sigma Protocol" by Robert Ludlum です。

背広の語源ではないかと言われている Savile Row (サビル・ロウ-->セビロ) があまりに何度も出てくるので、紹介しておきます。

The old man was dressed, as he always was, in one of his besopke suits, tailored for him on Savile Row, London.

ここで old man というのは、主人公の1人である Ben Hartman の父親の Max Hartman であり、ユダヤ人難民として戦後アメリカに渡って成功してきたという伝説を作った人です。しかし、この伝説は虚像であり、Max Hartman の実像が次第に分かってきて、これがこの小説の主題と強く関連しています。

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2005.04.23

★ 背景を変更

マルチリンガルサイトを英語ではない言語にちなむ背景にした関係で、こちらのものも変更します。今まで使っていた背景は、ウィーンの町のマクドナルドが何軒も見渡せる繁華街の真ん中にあった石碑のようなものに書かれていた文字でした。今回のものは、ニューオリンズに行った際にミシシッピ川のほとりにあるショッピングセンターのファーストフードショップから見えたミシシッピ川にちなむ看板の一部です。これなら間違いなく英語圏のものですから。

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★ メジャーリーグの 0-0-3

先ほど、アメリカの大リーグの野球中継を見ていました。状況表示方法が日本の野球放送と違います。すなわち、ストライクとボールとアウトの数の表示方法が、日本では、S、B、O (Strike, Ball, Out) の順序であるのに対して、米国では B、S、Oです。これは皆さんも良くご存じと思います。日本では打者に警告を与える意味でもう2ストライクだと強調して知らせているような感じを受けます。米国では、ボールの数が増えると打者に有利なので、打者にチャンスを知らせているように思います。どちらも打者の視点で表示していますが、とらえ方に相違があって、国民気質の違いというか、文化の違いを感じます。

大リーグの野球中継が始まった頃は、画面上の表示部分をわざわざ日本方式に上重ねで書き直していました。画面が不自然な感じだったので修正していることが分かりました。しかし、最近では何もせず、向こうの文化をそのまま受け入れて表示しています。

本日気になったのは、この話ではなく、3アウトになった場合の表示です。そんなものがあるんですね。日本では3アウトになった瞬間に表示が消えているように思います(違うかも知れませんが)。しかし、大リーグの野球中継では、3アウトになった瞬間に、B、S、O の部分が 0、0、3 と表示されます。何か面白いと思いました。

ついでに言えば、日本では3回の表、3回の裏というような表現をしています。しかし、米国では、3回だと、top、middle、bottom と3つに分かれています。middle は観客が歌をうたったりして楽しんでいる様子が写るので心が和みます。でも良く考えると、middle は top と bottom の間だけではなく、bottom と top の間にもあるので、これはどこに行ってしまったのだろうなんて考えながら野球中継を楽しんでいます。まあ、きっといつか分かる日が来るでしょう。

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2005.04.22

■ 原書に挑戦(242)~ エトセトラ(...)

もう一度、"The Sigma Protocol" by Robert Ludlum です。

How could I believe such slander? With all he'd been through, blah blah blah, how could I possibly believe such a lie!

この blah blah blah という表現も会話の中で良く出てきます。最初聞いた時は何の事か分からなかったのですが、聞いていると、同じような例が続く場合に、内容を言わずに blah blah blah と言っているように聞こえます。つまり、「・・・」の代わりのように思えます。これで使い方は正しいのでしょうか?

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■ 原書に挑戦(241)~ 零細企業

"The Sigma Protocol" by Robert Ludlum です。

Anyway, a whole cottage industry suddenly sprang up. Lawyers and other shysters who got the bright idea to take advantage of elderly Holocaust survivors who were trying track down their families' missing assets.

cottage industry: 零細企業,町工場

つい最近、Daniel Silva の The Confessors で、ドイツのナチのユダヤ人大虐殺 (Holocaust) の話を読んだばかりですが、この話もそちらにシフトしていくようです。不審死の老人の身元を調べていく内に、次第に Holocaust とのつながりが出てくるようです。

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2005.04.20

★ またまた移動

楽しくマルチリンガル by CUBE290」のサイトをココログに移しました。理由は goo の無料ブログの機能ではとても使いにくかったからです。ついでに、 仏語の多読なんてのも始めています。3冊ほど読んだ実績はあるのですが、この際、チャラにして、ゼロスタートします。

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2005.04.17

■ 原書に挑戦(240)~ カラスも整列

もう一度、"The Sigma Protocol" by Robert Ludlum です。

Across the town square from the cathedral was a seventeen-century manor house with crow-stepped gables marked with a small wooden sign identifying it as the Altes Gebäude, the Old Building, though it looked newer than most of the other buildings in town.

crow-step: いらか段:石積み破風の頂上につけた階段状の笠石(かさいし)の部分.

カラスとどういう関係があるのだろうと気になって、google でイメージ検索してみました。階段状にギザギザになった切妻ということで、カラスとは関係があるのかないのか良く分かりません。

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■ 原書に挑戦(239)~ ごった煮?

"The Sigma Protocol" by Robert Ludlum です。

He appeared to be in a seventeenth-century villages built upon much older ruins, its buildings a peculiar hodge-podge of architectural styles.

これはこの本の冒頭でいきなり殺されそうになった、Ben Hartman が殺人容疑を逆にかけられて、何とか釈放してもらったのですが、更に車で移動中に、追跡され、また殺されそうになって、何とか逃げ延びてやってきた古い町の様子を書いています。ここで目についたのが、"hodge-podge" です。これは辞書を引くと分かるのですが「野菜や肉の入った濃いスープまたはシチュー」というような感じです。何が気になったかといいますと、一昨年の冬に出張でオランダに行った際に、ドイツ人やらカナダ人と一緒に入った店で出てきた料理の名前が hodge-podge でした。そのときは料理の説明を聞いても、そのものずばりのごった煮料理だったので、それに付けた特別な料理名だと思っていました。日本に戻ってから辞書を引いて一般的な単語だと分かりました。

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2005.04.16

■ 原書に挑戦(238)~ いろいろ考えさせられる本です

Audrey Niffenegger の "The Time Traveller's Wife" です。

この本は550ページにも及ぶ大作であり、まだ100ページ程度しか読んでいませんが、設定の秀逸さに圧倒されかかっています。主人公は Henry DeTamble という時間旅行者です。突然変異なのかどうか分かりませんが、同じような能力を持っている仲間を発見できず、時の流れをさまよいながら孤独にさいなまれています。しかし、時間旅行の能力が自分の妻となる女性 Clare の過去と大きく交差していて、Clare の子供時代に時間旅行者として姿を見せ、少しずつ成長していく様子を見守るだけでなく、成長していく Clare の心の中で次第に大きな存在となっていくのが、偶然なのか、必然なのか、はっきりしないまま、話が進んでいきます。

しかし、このように人の未来や運命が分かってしまって良いものなのでしょうか?変える事ができない未来からやってくる時間旅行者との会話の中で、自分の未来の姿を垣間見ながら、自分の運命を呪う事なく、あるがままに受け入れている Clare の心の中を推し量る事が次第に難しくなってきました。話がこのまま進んでいくのかどうかは分かりませんが、運命論的でかつロマンチックな話を紡いでいく Audrey Niffenegger の力量にお手上げの状況です。話をすべて読み尽くす前にこれだけ心を動かされたのも久しぶりです。間違いなく人に奨める事ができる一冊です。次の簡潔な書評がこの本の魅力の一端を語っています。

"An enchanting novel, beautifully crafted and as dazzlingly imaginative as it is dizzingly romantic."--Scott Turow

未来の自分が次第に分かってくる現実、時を超えた愛の存在、そして抗えない運命とをどのようにしてバランスを取って少女 Clare が次第に大人になっていくのか、ますますこの物語に引き込まれていくのを感じます。

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2005.04.14

■ 原書に挑戦(237)~ 耳をプレゼントするとは

Audrey Niffenegger の "The Time Traveller's Wife" です。

"So he cuts his ear off and gives it to his girl--hey, how'd you like that for a present, huh? An ear! Huh. So they put him in the loony bin..."

ここだけ読むと、何というグロテスクなシーンだろうと思ってしまいますね。耳を切り取って彼女にプレゼントする?そんなものいらないに決まっていますね。このシーンは、27歳のHenryが9歳のHenryにサバイバル術を教える必要があって、Henry 達がある男女の会話を聞いている所です。なぜ、サバイバル術が必要か?それは彼らがタイムトラベルをすると、裸になって世の中に現れるので、服を盗んだりスリを働いてお金を奪わないと、そもそも生きてゆけないからです。このシーンは美術館の中であり、ターゲットとする男女は、Vincent van Goph の絵の前で会話しています。もうこれでおわかりですね。

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★ 多言語関連を別ブログへ移動

このブログでいろいろと書いているとごちゃごちゃするので、英語以外の言語の話については、

多言語読書(よみかき)Multilingual-RW (Read/Write)--楽しくマルチリンガル by CUBE290

という別ブログにまとめます。読書(どくしょ)ではなく、読書(よみかき)としている所がミソでしょうか。本当に「書く」レベルに達するかは不明ですが、これも一つの挑戦ですね。昔は韓国語や中国語にもチャレンジしていた時代がありましたが、ここではそこまで広げず、とりあえず、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語への挑戦を試みたいと思います。あわせて、これに関連するハードウェア小物、ソフトウェア(翻訳ソフト等)、サービス(翻訳サービス等)の話などもまとめてみたいと思います。

私は何でも目標を大きくし、達成できなくてもその過程を楽しむと共に、最終目標は達成できないにせよ、かなりのレベルに達する事を目指しています。ということで、ほとんど無理ではないかと思われる、イタリア語とスペイン語まで目標に入れてしまいました。この2言語に関しては、全く何も知識はない状態です。まさにゼロからのスタートです。

この新しいブログの命名にあわせて、この「歴史と文化とライフスタイル」のサイトの名前も CUBE290 と明記しました(今までは単に CUBE だけでした)。

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2005.04.13

■ 原書に挑戦(236)~ 検針員

"The Sigma Protocol" by Robert Ludlum です。

"In detail. His habbits, where he went, any place he traveled. Any calls he might have placed or received. Any letters he got. Any restaurants you went to. Any repairmen or workers who might have come to the house--plumbers, telephone repairmen, carpet cleaners, meter readers. Anything you can think of."

これは、ある老人が心臓発作で死んだ事になっているのですが、その死因に不審を抱いた、Sergeant Arsenault が Anna を伴って、残された Mrs. Mailhot の家に行って、色々と聞き出そうとしている所です。

この文章でアメリカの日常生活を垣間見る事ができます。まず、電話については、かける方が place、受ける方が receive です。そして、meter reader という表現は辞書を引くと、飛行機の副操縦士と出てきますが、いくらなんでもそんな事はないでしょう。
辞書を引くと、"Electricity, gas and water companies have sought many years for a way to read meters without visiting the customer's premises." というような表現もありますから、ここは素直に「検針員」のような人だと思います。

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2005.04.12

■ 原書に挑戦(235)~ 茶封筒?

"The Sigma Protocol" by Robert Ludlum です。

Slipped beneath the door of her room was a manila envelope.

風呂から上がってきた Anna は、部屋のドアの下から差し込まれている封筒に気付きます。この manila envelope というのは、この本の中でも実に良く出てきます。日本の茶封筒的なものだろうと思っていましたが、次第に気になってきて、google のイメージ検索をしてしまいました。日本の封筒よりは黄色ががった厚手の封筒の事だと思います。色は何種類かあるようですが、一般的には黄褐色のものが多いと思いました。アメリカから送られてくる郵便物にこの黄褐色の manila envelope が多いですね。

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2005.04.11

■ 原書に挑戦(234)~ お風呂にお湯をためる

"The Sigma Protocol" by Robert Ludlum です。

Anna returned to her room at the inn, poured a tiny screw-top bottle of white wine from the minibar into a plastic cup, downed it, and then ran a bath, making the water as hot as she could stand.

run a bath: 浴槽に湯[水]を入れる

Anna はホテルに戻ってきて、ぼ~っとしながら色々と考え事をしたいために熱い風呂を用意しています。お風呂を走らせるという表現ですが、英語的感覚からすると、run a bath という表現は、ぴったりとはまる、いかにも英語的な表現です。辞書を引かなくてもすんなりと分かりましたが、確認の意味で調べました。

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2005.04.10

■原書に挑戦(233)~ six hairs

Diana Wynne Jones "Castle in the air" です。

カーペットの売買で生計を立てている Abdullah の前に、ある日、うさん臭い商人がカーペットを買ってくれ、と言ってきます。値踏みすると、銅貨 3 枚 (3 copper coins) の値打ちのものだったのですが、これを金貨 500 枚 (500 gold coins) で買ってくれと言われて、Abdullah は唖然とします。これを値切りに値切って、金貨 210 枚で空飛ぶ絨緞を入手します。

しかし、勝手に飛んで行ったり、元の持ち主の所に知らない間に帰ってしまうと困るので、柱に縛り付けたり、色々と固定する方法を考えますが、最終的にはこの魔法の絨緞の上で寝ることにしました。そして目が覚めると、見知らぬ場所で美しいお姫様がいる美しい庭にいるではないですか・・・。

こんな出だしなので、どこが「ハウルの動く城」の続編なんでしょうか???

Then, as Abdullah put his hand rather indignantly to the six hairs on his upper lip, she asked, "Or have you got bare skin under your hat?"

男と言えば、自分の父親(お腹が出っ張っていて、つるっぱげ)しか見たことがないという、まさに箱入りのお姫様に、Abdullah は女の子だろうと決めつけられて、そうではないと一生懸命主張しますが・・・。こういうシーンで、男の上唇にある six haris とは何なのでしょう。色々と調べて見たのですがさっぱり分かりません。この six hairs という表現は、最近、他の本にも出てきました。どこだったかさっぱり思い出せません。google で検索した覚えがあるのでしっかり覚えているのですが・・・。

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■原書に挑戦(232)~ 拍手喝采

J. K. Rowling "Harry Potter Year 4: Harry Potter and the Goblet of Fire" (US版) です。

Mr. Weasley 一家と一緒に見に来た Quidditch World Cup で、Ireland--Bulgaria 戦を見ました。Bulgaria の選手が金の snitch を取ったのですが、あまりにも点差が開きすぎていたため、試合が終わり、Ireland の勝利となります。こういう状況で、 負けた Bulgaria 選手のために何かしようという提案が出ます。この状況では明らかなのですが、この 1 文だけを見ると何だか分からないでしょう。

"Let's have a really loud hand for the gallant losers--Bulgaria!"

でもここまで書いてあれば分かるかもしれません。

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■ 原書に挑戦(231)~ カナダ版 FBI

さらに "The Sigma Protocol" by Robert Ludlum です。

The Royal Canadian Mounted Police, Canada's equivalent of the FBI, was, despite its archaic name, a top-notch investigation agency.

カナダでアメリカのFBIに相当する組織は、RCMP と言うようです。知りませんでした。

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■ 原書に挑戦(230)~ うわべだけ

引き続き、"The Sigma Protocol" by Robert Ludlum です。

To every question, there's a surface answer and a deeper one. I'll give you the surface answer, because it's the only one I have.

美人で独身なんですが、少し年齢を重ねたために回りから煙たがられている調査員 Anna Navarro は、Ron Arsenault という人物から呼び出されます。ここは、Ron が Anna に向かって、なぜ Anna を呼び出したかなどの理由を話している所です。"surface answer" というような表現をするようですね。この辺りは日本語的発想で通じるようです。

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■ 原書に挑戦(229)~ 艦長から更に昇進するための資質とは

Clive Cussler の "The Pacific Vortex" です。

潜水艦の艦長としての資質や昇進条件が述べられている箇所がありました。

Dupree's skills and talent were well-known among submariners, but personality, influence, and a flair for public relations were the necessary ingredients for advancement in the Navy. Since Dupree possessed none of these traits, hehad recently been passed over for promotion.

pass over for promotion: (通常受身で) 昇進を見送る

Dupree とは、初のオール コンピュータ設計の原子力潜水艦 Starbuck の船長の Commander Felix Dupree です。知識や経験だけでなく、人物、影響力、社交性なども資質として問われるようです。

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■ 原書に挑戦(228)~ 酔いつぶれさせる

もう一度 "The Sigma Protocol" by Robert Ludlum です。

次の表現は普通の言葉を使っているのですが、何となく意味ありげなので、特別な意味があるんだろうと思って調べてしまいました。

Jimmy, who'd glamorously lived off-campus, smoked unfiltered cigarettes that would have choked an ordinary mortal, and could drink anybody under the table, even Ben, who had something of a reputation in that regard.

drink a person under the table: 人を酔いつぶれさせる

この話は Ben Hartman というリッチなビジネスマンがスイスに遊びにやってきて、Jimmy Cavanaugh という大学時代の友人に十数年ぶりに偶然に出会うというシーンから始まります。この文中の Jimmy と Ben がそうです。お互いに笑って握手しようとしたら、Jimmy が突然にサイレンサー付きの銃を取り出して Ben を殺そうとするという、あり得ないシチュエーションが発生します。おまけに、逃げまどう Ben の背後から銃弾が容赦なく襲いかかり、ホテル前から地下の商店街に逃げ込んで走り回る間に、無関係な人が何人も殺された上に、格闘してもみあううちに、Ben は正当防衛なんですが Jimmy を射殺してしまいます。しかし、警察が来て事情聴取と現場検証をするのですが、Jimmy の死体も通行人の死体も一切合切消えてしまい・・・という Ludlum らしい?幕開けとなります。

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■ 原書に挑戦(227)~ ちょっと見かけない表現

"The Sigma Protocol" by Robert Ludlum です。

あまり見かける事がない形容詞を発見しました。会話の中で使って理解されるのかどうか・・・分かりません。

A middle-aged man wearing a blazer with an odd purple hue, a tad too stylish for Zurich.

少し、とかちょっと、という意味を持つ tad なんですが、微妙な表現をする時に使えそうです。

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★ 23456 アクセスを通過!!

おかげさまで、23456 というきれいな数字を通過しました。次は 30000 ですね。最近、書き込み量が落ちているので、アクセス数も減少していますので、30000 を通過するのは夏から秋になると思います。

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■ 原書に挑戦(226)~ 次は The Sigma Protocol です

"The Sigma Protocol" by Robert Ludlum です。

Robert Ludlum の Jason Bourne シリーズから少し離れて、先日、部屋の中に埋もれていた本を引っ張り出してきて先にこちらを読む事にしました。

ついでに、右の欄の本の画像を実際に読んでいる本の画像にしました。 Sarum と Castle in the Air の本が amazon に表示されているものだったのですが、実際に手元に届いた本の画像をスキャンしてアップしました。かなりイメージが変わっています。特に Castle in the Air はアラビアンナイトかアラジンの本だと勘違いしそうな表紙になっています。

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■ 原書に挑戦(225)~ The BOURNE Supremacy 読了

"The BOURNE Supremacy" by Robert Ludlum です。

話は香港と中国本土の両方で展開されましたが、かなり予想外の展開でした。中国語の勉強をしているような所もありましたが、映画とどれ位、違った話になっているのか?とかなり気になります。そこで、第1作目の The Bourne Identity の DVD をもう一度見ました。話はかなりずれていますが、Treadstone という言葉が出てきていて、そういうものの存在をにおわせている所と、一緒に逃げた女性の名前が Marie である所が共通している事を再発見しました。そうすると多分、この THe BOURNE Supremacy の映画も Marie が誘拐され、Marie を取り戻すべく Jason Bourne が大活躍するという話になっているのでしょう。第1作の映画の方も暗い感じは払拭されて、アクション映画になっていましたので、第2作の映画の方も恐らくそんな感じでしょうね。

Ludlum の作品というか、Jason Bourne シリーズが後1冊残っているのですが・・・これは少し間を空けて読む事にします。

語数と冊数をカウントアップします。これも概算になりますが、比較的語数が少ない所をカウントして 336語/ページでした。そうですね、かなり字が詰まっています。少なく見積もって、約 300語×646ページ = 193,800 なので、190,000語とカウントします。

ということで、

総冊数: 609 冊
総語数: 55,100,000 語

2005.1.5 からの累計
冊数: 9 冊
語数: 1,100,000 語

とします。3ヶ月と少しで 100万語をクリアしました。

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2005.04.08

■ 原書に挑戦(224)~ 北風のしわざ

もう一度 "The BOURNE Supremacy" by Robert Ludlum です。

Sheng Chou Yang would be alerted to the secret war against him and his countermoves could be disastrous, but Lin Wenzu did not intend to fail. If failure was written on the northern winds, nothing else would matter, least of all his life.

Sheng Chou Yang は、この本では中国高官の悪玉です。Lin Wenzu は英国で訓練された MI6 の一員で、失敗が許されない立場にいます。ここで気になる表現は、"If failure was written on the northern winds" の所です。「失敗という文字が北風に刻まれると」と訳すと何の事か分かりませんが、失敗が明らかになると、というような意味だろうとは想像されます。failure に冠詞が何も付いていない所も気がかりですが、私が持っている辞書では説得力がある明確な答えが得られていません。文学的な表現なのかも知れません。このあたりに詳しい人がいらっしゃれば教えて頂けると助かります。

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■ 原書に挑戦(223)~ 天安門広場

"The BOURNE Supremacy" by Robert Ludlum です。

A dozen of the world's great stadiums, all dwarfing Rome's Colosseum, could be placed within Tian An Men Square and not exhaust the acreage; people in the hundreds of thousands can wander about the open areas and still leave room for hundreds of thousands more.

ローマのコロシアムも真っ青になるようなだだっ広いスタジアムがいくつあっても、天安門広場に収まってしまい、なおかつ膨大な数の人民が押し寄せても余裕しゃくしゃくです。要するに中国の天安門広場は広いと言いたいのです。天安門事件が起きる前の中国に出張で行き、実際に天安門広場で撮った写真なんかが残っています。人もたくさんいて銃を持った兵士もうろうろしているし、広場の広さに見とれている余裕はなかったですね。

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2005.04.03

■ 原書に挑戦(222)~ カルガリーのキリスト

"The BOURNE Supremacy" by Robert Ludlum です。

Marie は香港の米国領事館にいる友達の Catherine と出会い、助けを求めます。Catherine が知り合いのホテルマンに更に助けを求めたシーンを見て、Marie がしゃべっている内容です。

Marie laughed quietly as their eyes locked. "Dear dear Catherine. The man's in love with you."
"Christ in Calgary, I don't need this!"

カナダの Calgary にキリストが現れたら大変な騒ぎでしょう。2年前に Calgary に行きましたが、スキーシーズンでも無かったのですが、秋のすばらしい季節だったため、私が泊まったホテルには日本人観光客がたくさんいました。でもやはり Calgary そのものはビジネス地区であり、それほど見るべき所は多くないといった感じでした。

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■ 原書に挑戦(221)~ The Confessor 読了

"The Confessor" by Daniel Silva です。

Gabriel Allon は今回もかなり痛めつけられます。この話も、第二次世界大戦のユダヤ人大虐殺の裏話などが出てきました。この時代の事実ではないにせよ、法王庁とユダヤ人との関係など、微妙な話が出てきましたので、少しずつ歴史的背景が頭に入ってきました。特にヨーロッパの人との付き合いが多いので、暗い過去や暗い歴史があったということを踏まえておき、とんでもない軽はずみな発言をしてひんしゅくを買わないようにしたいと考えています。

語数と冊数をカウントアップします。これも概算になりますが、比較的語数が少ない所をカウントして 284語/ページでした。少なく見積もって、約 260語×387ページ = 100,620 なので、思い切って減らして 90,000語とカウントします。特に語数を増やす方向では考えず、実際に近い数字にしていきたいと思います。

ということで、

総冊数: 608 冊
総語数: 54,910,000 語

2005.1.5 からの累計
冊数: 8 冊
語数: 910,000 語

とします。

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■ 原書に挑戦(220)~ Dirk Pitt 初登場作品

Clive Cussler の "The Pacific Vortex" です。

買い貯めてあった、Dirk Pitt シリーズの中から、次に選んだ本がこれです。しかし、FOREWORD を読んで分かった事が・・・。

Not that it really matters, but this is the first Dirk Pitt story.

ヒーローを作ろうとして、シークレットエージェントでも警察官でも探偵でもないヒーローを模索したとあります。また、最初の話なので、あまり込み入ったストーリーにはなっていない、という謙遜の言葉もこの後に出てきています。しかし、最後の言葉からはかなりの入れ込みようを見て取れると思います。

May it be looked upon as a few hours of entertainment and, perhaps, even a historic artifact of sorts.

数多くの冒険がこれからスタートしていくのです。

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■ 原書に挑戦(219)~ 油と水

もう一度、"The BOURNE Supremacy" by Robert Ludlum です。

The incongruous sight of casual Western businessmen carrying attaché cases and tennis rackets unnerved Jason because of the stark contrast to the uniformed guards, standing about rigidly. Oil and water were apparently compatible.

水と油ではなくて、油と水のようですが、compatible と言いますから、共存できるという意味ですね。つまり混じり合わないということで、日本的な考え方と合っていると思われます。でも語順には気を付ける必要がありそうです。

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■ 原書に挑戦(218)~ 冠詞は難しい?

"The BOURNE Supremacy" by Robert Ludlum です。

Jason Bourne は誘拐された妻の行方を追いますが、自分の偽物を捕まえろという指示を受け、妻を助けるために、自分の偽物 (imposter) を探しています。

Someone who ia a no one, who is hired himself.

"no one" にまで、冠詞が付いています。この感覚はしっかりと学ばないと、正しい英文が書けない・・・。

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■ 原書に挑戦(217)~ The Mediterranean Caper 読了

Clive Cussler の "The Mediterranean Caper" です。

Dirk Pitt シリーズの読むべき順序がさっぱり分かりませんが、特に順番は問題ないような気がします。読みたい所から読んでいってみます。

この物語は第二次大戦のナチの生き残りのような軍人が出てきます。話としては古いのですが、あふれるようなユーモアと驚くべき展開に飽きる事がありません。Dirk Pitt はスーパーヒーローかと思いましたが、結構痛めつけられて、満身創痍となるようなので、割と現実的な味付けがされていると思います。

語数と冊数をカウントアップします。これも概算になりますが、平均して約 300語/ページですね。少なく見積もって、約 270語×248ページ = 66,960 なので、60,000語とカウントします。

ということで、

総冊数: 607 冊
総語数: 54,820,000 語

2005.1.5 からの累計
冊数: 7 冊
語数: 820,000 語

とします。

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■ 原書に挑戦(216)~ ジャックと豆の木

Clive Cussler の "The Mediterranean Caper" です。

Dirk Pitt は全くしっぽを出さない密輸団の謎を暴こうとしています。麻薬捜査官達が何年かかって調べても全くボロを出さないという船に単身乗り込んだ Dirk Pitt は意外な事実に気づきます。

Pitt grabbed the chain, looking up at the seemingly endless links that vanished into the darkness, and felt like Jack climbing the beanstalk.

以前、人間が出てくる(アニメではない)「ジャックと豆の木」を見た事がありますが、漫画にしろ、何にしろ、豆の木という言い方は非常に控えめだなぁと思っていました。天界につながる道ですから、単なる「木」ではありません。「豆の茎」というのが正しいのかも知れません。

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2005.04.02

■ 原書に挑戦(215)~ 誤植?

Clive Cussler の "The Mediterranean Caper" です。

文意を取りにくい所があります。恐らく誤植ではないかと思いますが・・・。

Dirk Pitt は山の上にある円形劇場 (amphitheater) からコースを外れて、地下のトンネルに通じる入口を発見し、そこへの穴をふさいでいたゲートのバーをずらして地下トンネルに入り、戻ってきた所をこのツアーガイド風の役人につかまってしまいます。

You were nowhere to be found. Then I spied the broken bar in the gate ... no great feat I assure you; I know ever stone and crack on the site.

単なるツアーガイドだと思っていた男が実はとんでもない男だったのです。その男が Dirk Pitt に向かってしゃべっているシーンです。少しでも変化や異常があると見つけられると豪語しています。問題は、"ever" という言葉です。たぶん、"every" の間違いではないかと思います。

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■ 原書に挑戦(214)~ ドッグイアー

"The Confessor" by Daniel Silva です。

本のブックマーク代わりに本の端を折ると dogear になりますが、この言葉が実際の文中に出てきましたので紹介しておきます。

Next to the bed was a small chest. Lange wearily pulled open the drawers. He found underpants, balled black socks, and dog-eared breviary.

breviary は辞書を引くと、聖務日課書という訳が付いていますが、実際にどのようなものなのかはっきり分かりません。ホテルの部屋の中のシーンなので、なおさら分かりにくいですが、Lange というこれまた伝説的なスイスの暗殺者(という設定)が聖職者に化けて、ローマ法王を暗殺しようとして(この記事はタイミングが悪いですね)、変装するための小道具が置いてある部屋に入って、用意されている品々を調べている所です。従って、聖職者が使いそうなものが置いてあっても不思議ではない場面です。

所で全く関係ない話ですが、Webの画面で出てくる「アイコン」は icon と書きます。これは目が見える人向けのものですが、目が見えずに音しか聞こえない人のためのアイコンの事を、earcon (イアコン) と言います。あまり聞き慣れない言葉だと思いますが、昨年の6月に、JIS X 8341-3 というJIS規格が制定され、アクセシビリティに関して、かなり関心が高まっているので、イアコンという言葉を覚えておいても損はないでしょう。別にアイコンは eyecon では無いのですが、語呂合わせなのかも知れません。ドッグイアーが出てきたので連想してしまいました。

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