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2005.03.31

■ 原書に挑戦(213)~ 帽子と共に進化?

"The Confessor" by Daniel Silva です。

Linux 分野で有名な RedHat の後継は、Fedora と言いますが、帽子シリーズなんですね。

He was greeted by the sight of Francesco Tiepolo and a priest in a clerical suit, flanking a small man in a long coat and a fedora hat.

ここで、He とは Gabriel の事で、この小説も大詰めに来て、お忍びの教皇(Pope)様を出迎える場面です。教皇様もかぶるという fedora であれば、単なる赤い帽子 (red hat) よりも進歩していると言えるでしょうか、言えないでしょうか。

3月 31, 2005 →Daniel Silva , ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.03.28

■ 英語への挑戦(31)~ 音楽療法

のんさんにモーツアルト療法について教えて頂いたので、早速実践してみました。すると思わぬ効果があったようです。その前に何を目標としたか・・・について簡単に書きます。

mozart1ビューティフル・クラシック

これは、頭が良くなる曲(2台のピアノのためのソナタ ニ長調K.448(375a)~第2楽章)というのが入っていて安いCDを選択。これを暫く聞いていましたが、曲数が少なく飽きてきたので、次のCDを追加。

mozart2モーツァルト療法

このタイトルは「モーツァルト療法 ~音の最先端セラピー ~1.もっと頭の良くなるモーツァルト ~脳にエネルギーを充電する音」ですね。これにも頭の良くなる曲(2台のピアノのためのソナタ ニ長調K.448~第1楽章)が入っていました。また、昔から大好きだった「交響曲第40番ト短調K.550~第1楽章」も入っていたので、ず~っと聞いていました。しかし、やはりCD2枚でも飽きてきたため、次の病気予防のCD3枚組を追加

mozart3最新・健康モーツァルト音楽

これは、以下のような症状を予防するというものです。

ディスク1:「PART:1 脳神経系疾患の予防 <パーキンソン病、難聴など>」
ディスク2:「PART:2 血液循環系疾患の予防 <高血圧、心筋梗塞、動脈硬化、脳梗塞など>」
ディスク3:「PART:3 免疫系疾患の予防 <がん、感染症、膠原病、アトピーなど>

本当かどうかは別にして、気休めになるからということで、この5枚のCDをすべて、iTunes でハードディスクにコピーして、すべてを選択すると、42曲、4.9時間演奏というロングランになります。これをず~っとバックグラウンドミュージックで聞いていました。さすがに1回聞くのに5時間かかると、飽きるのには暫く時間がかかりそうです。

これでどのような効果があったかというと・・・確かにどこかには書いてあったと思うのですが・・・英語が実にクリアに聞こえるようになったのです。

実感したのは昨日です。アメリカの大リーグの中継(録画)も始まったので、例のごとく英語だけにして聞いてみました。びっくりしたのは昨年までとはうってかわって、実にはっきり聞こえるのです。きれいに聞こえるようになったのは英語だけではありません。数日前から中国語も実にはっきりと聞き取る事ができるなぁと思っていました(意味は分かりませんが)。何年か前に「聴覚革命」を使って鍛えてあったので、相当に耳は良くなっていると思うのですが、更に磨きがかかった気がします。

モーツアルトの音楽は耳にも良いと実感できました。駄目もとでやってみても悪い事は何もないでしょう。いろんな事を試している方は、これも試して見てください。

3月 28, 2005 ■英語への挑戦 | | コメント (4) | トラックバック (0)

2005.03.27

■ 原書に挑戦(212)~ Dirk Pitt は登録商標?

Clive Cussler の Dirk Pitt シリーズを最近、読み直そうと思ったのですが、本箱を整理していて、昔読もうとして買っていた本があったのを見つけてしまいました。しまい込むと忘れてしまう悪い癖です。それで、出てきた本が以下の本です。これはすべて Dirk Pitt シリーズです。

Vixen 03
Deep Six
Pacific Vortex
Cyclops
Raise the Titanic!

なぜ、こんなにもまとめて買ったのか?覚えていない(^o^;)のですが、一番最後の本などはとても面白そうです。この際、まとめて一緒に読むことにします。そのうち、1冊ずつ「並列多読本」のリストに入れていきます。

これだけまとめて並べてみるとある事に気がつきました。Dirk Pitt の名称に、(R) やら、TM というマークが付いています。登録商標になっているんですね。本当に登録したのかどうかは知りませんが、当時(数年前)買った本の売り文句として、"90,000,000 Clive Cussler Novels in Print!" と書いてあるので、登録商標にしたくなっても無理はありませんね。

また、一緒に Robert Ludlum の "The Sigma Protocol" という本まで見つけてしまいました。700ページ近くあり読みがいがあるスパイ物です。これで今読んでいる本と併せると、半年位は不自由なく多読生活を過ごせそうですが・・・どんどん買い足していくでしょう、間違いなく。

3月 27, 2005 →Clive Cussler, →Robert Ludlum , ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(211)~ 分かりにくいビジネス

Clive Cussler の "The Mediterranean Caper" です。

Dirk Pitt の体力は本物なんでしょう。危機を脱出しますが、血まみれのぼろぼろ状態となってもまだユーモアを忘れない所が魅力とも言えます。次の所も傷の手当てをしてもらいながら、戦いの先頭に立っているシーンでお医者さんに話しかけています。

"Sorry, Doc," Pitt said without taking his eyes from the sky. "But there was no time for a formal office call. You better get below now. If my little battle tactic doesn't work, you're going to do a land office business in about ten minutes."

land office business: {米・カナダ話}(…での)急成長の[大はやりの,ぼろもうけの]商売
(西部の国有地管理事務所が民間に払い下げた土地に応募が殺到したことから)

formal office call とは、医者に診てもらいに行く事を指していて、そんな時間はない、と言っています。my little tactic というのは Pitt の作戦であり、これが失敗すると、味方にかなりの怪我人が出るので、医者は大忙しとなる、という意味ですね。しかし、land office business なんて急に言われても、それは何だ?と聞き返すしかないでしょう。

3月 27, 2005 →Clive Cussler, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.03.26

■ 原書に挑戦(210)~ 断層ではないfault

"The Confessor" by Daniel Silva です。

以前に「英語への挑戦(3)」で書いたように fault という簡単な単語には「断層」という意味があり、これに気がつかずにとんでもない誤訳を誘発したケースがありました。しかし、また少し違うニュアンスで使われているものを見つけました。

この話の冒頭で殺されてしまった Benjamin の性格について述べている所です。

I worked with Benjamin in the field. I know how he thought, how his mind worked. He was careful to a fault. He had backup plans for his backup plans.

to a fault: {文語}(よい点について)欠点といえるほどに,極端に,あまりにも

用心深さも相当な物だったようです。このおかげで、彼が殺された本当の理由も判明するのです。こういう簡単な単語を軽視せず、しっかりと意味をくみ取れるようになろうとして、膨大な量の本を読み続けています。

3月 26, 2005 →Daniel Silva , ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(209)~ 1010個のなすべき事

"The BOURNE Supremacy" by Robert Ludlum です。

Marie は誘拐され、Jason Bourne は Marie を捜しに香港までやってきています。香港で必死になって手がかりを探そうとしますが、誘拐犯から接触され、自分の身の心配で精一杯の状況です。Marie は誘拐犯同士の離反を招く作戦を展開し、自ら脱出に成功します。その直前の文章です。1文を引用しようとしたら、やたらと長かったのですが、最後の方の表現に注目してください。

They had been in the university town less than three months, starting with the late summer session for David's preparations, and with all the wife of a new associate professor should do, or be, and finding the stores and the laundry and the bedding and the linens--the thousand and ten things a woman does to make a home--there simply had been no time to think about a doctor.

引っ越して来た場合に女性としてやらねばならない事が 1,010個あるという表現が気になりました。同じような表現に以前にもお目にかかったような気がします。きちんと記録しておけば良かったのですが・・・。1,010というのは 1,001でもないし、非常にたくさんの事がある場合の表現だと思うのですが、中途半端でなかなか面白いですね。こんな言い方を集めてみたいとも思います。

3月 26, 2005 →Robert Ludlum , ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(208)~ 秘密の会談

"The Confessor" by Daniel Silva です。

この話は Gabriel の仲間である Benjamin が殺されるシーンからスタートします。なぜ、Benjamin が殺されたのか、単に本を執筆していただけの彼がなぜ殺されなければならなかったのか?

One evening in March 1942, Mother Superior addressed us after our evening meal. She informed us that in three days' time, our convent was to be the site of an important meeting between Vatican authorities and a high-level delegation from Germany. The Convent of the Sacred Heart had been chosen because of its isolation and the beauty of its facilities.

北イタリアのひっそりとした修道院で行われた会談と Benjamin の死との間の関係を Gabriel は探っていきます。この話では Gabritl はあまりプロの暗殺者らしくないですね。ある男を追ってローマに来て、ホテルの自室で逆にその男に襲われなぐられ、縛り上げられ、あげくのはてにイタリア中の警察に指名手配され、顔写真までテレビに流れる始末。う~ん、これがあの伝説の Allon Gabriel なんだろうか・・・。

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2005.03.25

■ 原書に挑戦(207)~ とにかくでかい

多読をやられている皆さんが好んで読んでおられる本を横目で見ていて、ついに買ってしまいました。

"The Chronicles of NARNIA" by C. S. Lewis ですね。

The Magician's Nephew
The Lion, the Witch and the Wardrobe
The Horse nad His Boy
Prince Caspian
The Voyage of the Dawn Treader
The Silver Chair
The Last Battle

の7冊が1冊にまとまっていて、1,864円だったのです。今は2,689円のものしか表示されていませんが・・・。これがお買い得かな、と思って amazon のサイトを眺めていると次第に在庫が減ってきたのと、amazonの 2,000円のギフト券を入手したので、思い切って買ってしまいました。いつ読み始めるかは分かりませんが、右欄の「多読本」の中に入れておきました。、

本日、届いたのですが、一目見て、あまりのでかさに辟易しました。普通のサイズにして厚さを増してもらった方が扱いやすいのですが・・・。大きくて重くて場所を取るのはハードカバー並みです。

3月 25, 2005 →C. S. Lewis, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.03.23

■ 原書に挑戦(206)~ 「丘」の定義

Clive Cussler の "The Mediterranean Caper" です。

Pitt が海岸で Teri なる女性に出会い、冗談を交わしているシーンです。

"In California, where I come from, we call anything under three thousand feet of elevation hills." "You Yanks are always bragging." "It's a great American pastime."

どんな辞書を引いても、こんな「丘」の定義は出てきませんね。わがカリフォルニアでは・・・という所が「みそ」なんでしょうね。

3月 23, 2005 →Clive Cussler, ■原書に挑戦 | | コメント (2) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(205)~ Marie が誘拐された

"The BOURNE Supremacy" by Robert Ludlum です。

やっと話が動き出しました。記憶喪失の後遺症に悩まされ、paranoia の生活がず~っと続いて、このまま廃人になってしまうのでは?と思われたのですが、カンフル剤のような強力な効果がありました。妻 Marie が誘拐されてしまったのです。弱々しい David Webb は再び、Jason Bourne となりました。彼は妻の後を追って、中国に飛び立とうとして、飛行機でアメリカ国内を移動中です。

David retrieved his suitcase from the luggage belt and went outside for a taxi, annoyed that the cabs were not taking single fares but insisting on two or more passengers going in the same direction.

英会話番組の「空港で」というスキットに出てきそうな理想的なシーンです。あの荷物がぐるぐる回っている所は luggage belt と言うんですね。な~るほど。相乗りタクシーの表現も出てきていますね。相乗りではないのを single fare というんですね。ふ~ん。といった感じでなかなか良い題材となりました。

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2005.03.21

■ 原書に挑戦(204)~ 国際信号書

Clive Cussler の "The Mediterranean Caper" です。

これは Clive Cussler の多くの作品の中でも、Dirk Pitt Adventure シリーズと呼ばれるものに含まれる1冊です。Dirk Pitt という主人公は、NUMA (U.S. National Underwater and Marine Agency) で働く、元空軍少佐で、次のように記述されているように古き良き時代のヒーローです。

He is cool, courageous, and resourceful--a man of complete honor at all times and of absolute ruthlessness whenever necessary. With a taste for fast cars, beautiful women, and tequila on the rocks with lime, he lives as passionately as he works.

このシリーズは1970年前後に書かれている本が多いと思いますので、時代がかっている本だろう、と思っていましたが、何年か前に、この Dark Pitt シリーズの "Night Prove!" という本を読んで、あまりの面白さにすっかりとりこになってしまいました。何が面白いかと言いますと、時代設定は古くても、横溝正史のように人を引き込んでしまう仕掛けが随所に散りばめられている点ですね。例をあげると、まずありえない不思議な事件というか現象が起きて、それが徐々に解明されていく中で今まで明らかにされてこなかった興味深い歴史的事実が浮かび上がってきたりして、飽きる事がありません。

この本も1973年ごろの設定なのですが、いきなり、現代の米軍所有の空港に突然、第一次世界大戦でしか見たことがないようなドイツ軍の複葉機が飛来し、奇襲攻撃をかけてきます。このシリーズはSFではないので、過去からタイムスリップしてきた、とかいうような所には進まず、誰かの何らかの意図があって、こういう事件が起き、それが徐々に解明されていくという流れになると思います。

まずはその奇襲攻撃を受けた管制官の悲鳴から・・・。

"To all who can hear my voice. MAY DAY! MAY DAY! This is Brady Field. We are under attack by an unidentified aircraft. This is not a drill. I repeat, Brady Field is under attack..."

ここで、Brady Field というのはギリシャにある米軍基地の名前です。ここで気になった表現は2つあります。MAY DAY! と This is not a drill です。後の方はテストや演習ではない、という良くみかける表現です。久しぶりに見たので、載せておきました。そして問題なのは MAY DAY! の方です。

これはご存じの通り、emergency distress call として使われているもので、SOS と並んで有名なものです。これを調べて見ると、奥が深くてまだ調べ切れていません。インターネットで調べると、こういう言葉の起源を調べている人の多いこと、多いこと。一体、誰が最初に言い出して、どうやって正式に採用されて、どこに明記されているのかがまだはっきりしません。

分かったのは、May Day という言葉が、フランス語の m'aider (= help me) から来ていて発音が似ていると言うことと、国際信号書に明記されているということです。国際信号書の方を探しているのですが、まだ見つかっていません。これが International Code of Signal と呼ばれているものであることは分かりましたが、ネット上では、そのシグナルを表す「」ばかりが見つかります。この旗を見ていても面白いですね。不思議ではないのですが国際信号旗セットの販売もされているようです。

私は国際的な取り決めがどのような表現(英語表記)で記載されているのかに興味があります。引き続いて調べる事にします。

3月 21, 2005 →Clive Cussler, ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(203)~ 偽造、ねつ造

Edward Rutherfurd の "London" 第6章の The Saint (AD 1170) です。

第5章から100年近く経過し、Henri Silversleeves とその妻 Hilda (赤ひげ Barnikel の愛人も兼務)の孫が Silversleeves 家の長(おさ)となり、その子供の Pentecost Silversleeves が登場します。

この他には第4章で出てきた Leofric の子孫にあたる Alderman Sampson Bull も登場します。Bocton の土地を失ってから久しいのですが、今回、Flanders に Wool を売りに行き、一山もうけたらそのお金で Bocton を買い戻そうとしています。Wool を積んだ船が the Thames を下っていくと、魚を捕ろうとしているネットにひっかかり破損します。そのネットを張っていたのは、a red-haired fishmonger named Barnikel ということで、Barnikel の子孫らしい人も登場します。この Bull の弟の Michael は聖職者となり、a Benedictine monk at the great house of Westminster Abbey になり、Westminster Abbey に就職?します。ここに勤めるにあたり、poverty、chastity、obedience の3つの誓いをたてます。しかし、10年も勤めているうちに、Westminster Abbey の内情が分かり、poverty を守っていない事に我慢ができなくなります。

Michael に回ってきた仕事というのは、新しい文書に何やら細工をする作業でした。

"Age it," the monk had replied blandy. "You know, dust, oil, brine." He smiled. "It'll be old in no time."

埃、油、塩水を使って、新しい文書を古くする (aging) 作業です。

So they had forged them. And still a constant stream of documents came forth. In an age when such forgeries, especially in the Benedictine order, were common all over Europe, the English Abbey of Westminster was the undisputed master of the craft.

Westminster Abbey でこういう作業が行われ、しかも undisputed master of the craft だった、というショッキングな事実が分かりました。例えばどんなものを古くして売りさばいていたかというと・・・。

Charters of land grants, royal writs giving tax exemptions, even papal bulls -- some were so well done that they would not be detected for centuries. All attested the Abbey's rights and its almost incredible antiquity.

charter of land grant: 無償払い下げの勅許状
writ: 公式法律文書
papal bull: 教皇教書、大勅書

こんな文書を偽造していたんですね。こんな古い時代からこういう事が行われてきたとすると、今の時代にこれらの文書を見つけた時に、その信憑性を確かめるのは並大抵の事ではありません。その当時ですら分からなかったのですから。

3月 21, 2005 →Edward Rutherfurd , ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.03.18

■ 原書に挑戦(202)~ Jason Bourne の本名

"The BOURNE Supremacy" by Robert Ludlum です。

ネタばれになりそうなので、どうしようかと思ったのですが、映画とは全く話が違うだろうし、有る程度、書いていかないと、このシリーズの説明すらおぼつかなくなるので、なるべく本筋以外の説明になるように心がけていきます。しかし、名前位は明かさないと、話が進めづらいし・・・ということで、だんだんネタばれ状態になっていくかも知れません。嫌な方は、この本に関する項目をすっ飛ばしてください。

"His name is David Webb. He's currently an associate professor of Oriental Studies at a small university in Maine and married to the Canadian woman who literally guided him out of his labyrinth. Without her he would have been killed--but then without him she would have ended up a corpse in Zurich."

Jason Bourne の本名は David Webb です。前作で Carlos の追求を逃れるために、かの有名なアメリカの保護プログラムにより、別人として密かに暮らす毎日です。Marie とは結婚したようです。映画の方はどうなっているのか分かりませんが、映画と違う所は、超人的なスーパーヒーローではなく、Marie への依存度が非常に高い、実に人間的な暗殺者?なのです。本当に暗殺者なんだろうかという疑いさえ抱きます。やはり作られた偶像という感じの Jason Bourne になっています。Carlos を追い落とすための恐怖伝説が故意に作られたように思えます。

しかし、いつまでも平穏な生活が続いていては、この小説が成り立ちません。いかにして、再び動きだすかが見物です。

3月 18, 2005 →Robert Ludlum , ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

★ Geoloc ツール(その2)

3/18 現在、アクセスしている国とアクセス数は以下のようです。国名はフランス語。アクセス数はテストのために途中でリセットしてみたので、残りアクセス数189と足し合わせても500になりません。

Japon - - 158
Royaume Uni - - 12
Allemagne - - 3
Thailande - - 2
Etats Unis - - 2
Hong Kong - - 2
France - - 1
Mexique - - 1
Inde - - 1

とりあえず、この程度で、このサイトからゾンデを外します。残り189アクセス分しかないので、後は、英語サイトの方で、1ヶ月越えでフリー使用が継続されるかをテストしてみたいと思います。1ヶ月で500アクセスがリセットされるかどうかという所ですね。

なお、この下の地図は、現時点のもののスクリーンショットに置き換えました。

3月 18, 2005 日記・コラム・つぶやき | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.03.16

★ Geoloc ツール

フランス語サイトにある訪問者がいる国のオンライン表示ツールです。これもあすとるさんがトライしているものです。フランス語で書かれている事が問題ではなく、無料サービスの範囲の記述があいまいで良く分かりません。500接続/日までは無料のように読めるのですが、会員となって、接続データや表示を見ると、トータルで500接続を超えると無料サービスが打ち切られるような印象があります。埋め込むスクリプトにコンソールとゾンデの2種類があります。このサービスの登録とコンソールの設置は、CUBE290's English Diaryサイトとしました。ゾンデという仕掛けもあるので、これを試しにここに入れてみます。これで500接続がどういう意味を持つのかを比較的短期間に調べる事ができると思います。

geoloc050318

3月 16, 2005 日記・コラム・つぶやき | | コメント (2) | トラックバック (0)

★ もうすぐ 22222 です

私はこういう数字のきれいな並びが好きですね。何か一区切りという気持ちになれます。新たな活力が沸いてくる気がします。

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2005.03.15

■ 原書に挑戦(201)~ 黒大理石?

もう一度、Edward Rutherfurd の "Sarum" の "The Barrow" の章です。

もうそろそろ、この章も終わりです。settler と hunter の両方の指導者となり、両者の融合を促進した Krona が死んだ際に、その後継者として育てられ、指名された Gwilloc は、Krona を埋葬した場所に、ボートをひっくり返したような形の大きな塚を建立します。これが barrow である事がやっと分かりました。後、残り数ページという所で、章の題名の意味が分かるというのは、何ともすっきりしないようなすっきりしたような変な感じです。

In Yorkshire to the north, the settlers found the lustrous stone called jet, which they used for making necklaces and ornaments.

jet: 黒大理石

これは、jet-black hair (漆黒の髪) というような表現で良く使われる jet の事ですね。単独で出てくると言うことはあまり無いと思いましたので、載せておきます。これで The Barrow の章は終わり、stone henge が出てくる次の章に進みますが、時間も 2,000 年進みます。

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■ 原書に挑戦(200)~ 生き写し

続いて、Edward Rutherfurd の "Sarum" の "The Barrow" の章です。

変わった表現が出てきました、というか、こんな表現をするのか?と思ってしまった瞬間でした。でも辞書にはちゃんと載っています。

"Let me go with them," he asked, "with my son," and he indicated the eldest of his sons, a young man who appeared to be a carbon copy of his father.

carbon copy: 生き写し

このシーンは、settler 達の連れてきた羊が次第に種として弱くなってきたため、ヨーロッパ本土に戻って、生きの良い羊を連れてきて、これと交配させようという計画を実行しようとした所、前章で出てきた hunter の Tep の子孫である Taku が一緒に行きたいと申し出る所です。

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2005.03.14

■ 原書に挑戦(199)~ 豊作

Edward Rutherfurd の "Sarum" の "The Barrow" の章です。

"The Barrow" の意味が分からないまま、この章も終わりに近づいてきました。barrow にはいくつか意味があります。普通に使われるのが「手押し車」で、それ以外には、「塚、山」、「去勢豚」、「羊の毛を刈る」などがあります。この章の話は、ヨーロッパ本土から移住してきた settler と、土着の hunter 達との出会いと共存や危機などを描いているだけに、何が barrow やらさっぱり分からない状態です。

The following summer there was a bumper harvest.

bumper harvest: 豊作

これは、2年続いた凶作を settler 達が信ずる太陽神の怒りと解釈する medicine man と呼ばれる薬師のような存在がクローズアップされたのをきっかけに settler と hunter の衝突が始まりますが、medicine man の予言通り、翌年は豊作となるというくだりです。

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2005.03.13

■ 原書に挑戦(198)~ Acts of God 読了

James Beauseigneur の "Acts of God" です。
(Book 3 of THE CHRIST CLONE TRILOGY)

この trilogy を読んでみて、う~んとうなってしまいました。最後の驚天動地の終わり方は何とも言えません。最終的に何がどうなったかは、やはり苦労して3冊を読み上げた人だけのものということで・・・。

語数と冊数をカウントアップします。これも概算になりますが、1ページに字がたくさん詰まっているページとそうでもないページがあり、250~300語/ページですね。少なく見積もって、約 250語×510ページ = 127,500 なので、120,000語とカウントします。

ということで、

総冊数: 606 冊
総語数: 54,760,000 語

2005.1.5 からの累計
冊数: 6 冊
語数: 760,000 語

とします。

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2005.03.12

■ 原書に挑戦(197)~ deprogram(改宗?)

James Beauseigneur の "Acts of God" です。
(Book 3 of THE CHRIST CLONE TRILOGY)

簡単な単語を否定する言葉が、これで2回続きます。しかも IT業界に関連する人間ならうち捨てておけない単語です。information と program ですからね。

キリストのクローン人間である Christopher Goodman の最も古く最も信頼できる友人である Hawthorn Decker は、イスカリオテのユダの再来であると知らされます。自分ではそんな馬鹿な話はない、と否定しますが、Decker は次第に追いつめられていきます。どんどん Christopher が信じられなくなっていくのです。Christopher が成人して、世の中に現れてから、以下のような災厄が起き続けている事も関係しているでしょうか。なぜ、このような大災厄を未然に防がないのか?なぜ聖書の予言通りに人類は痛めつけられないといけないのか?という疑問が Decker の頭の中から離れません。

インドとパキスタンの戦争と核爆発       420 million が死亡
最初のasteroidが地表すれすれを通過      175 million が死亡
二番目のasteroid飛来による津波、火山爆発等  206 million が死亡
これによるオゾン層破壊             50 million が死亡
三番目のアステロイド破片によるヒ素中毒     20 million が死亡
巨大な虫の飛来による産業活動停止       155 million が死亡
狂気の蔓延による無差別殺人          1500 million が死亡
水の変質、熱射、暗黒の世界等         510 million が死亡

これらを合計すると、この本の話で7年の間に実に30億人以上が死んでいるのです。Christopher を信じられなくなってきても仕方がないというものでしょうか。これを計算して気がついたのですが、ひょっとすると James Beauseigneur という作家は、今まで一番多くの人間を死に追いやった作家と言えるのではないのでしょうか? 30 億人ですよ!! いくら作り話とはいえ、こんな大量殺人?が許されるものなのでしょうか。

それはさておき、Petra という理想郷にいる KDP と Fundamentalist は、上記の狂気の大災厄の影響を何も受けていません。それはこの人たちが、人類の敵とされている神 Yahweh の手先と言われていて、上記大災厄をもたらしている張本人だからであるとして、Christopher は Petra に軍隊を送り込み、狂気の沙汰に終止符を打とうとしています。しかし、Decker は、これに異議を唱え、彼らと話し合えと言います。Decker は誘拐されて Petra に連れて行かれ、現実を見せられたのです。Decker は洗脳されたのでしょうか?それとも真実を見たのでしょうか?これに対して、Christopher が次のように反論します。

Don't you think I've tried? I've had the best cult deprogramming experts and psychiartists in the world working on this with some of the fundamentalists in prison.

逮捕している fundamentalist 達に対して、自説を捨てるように説得したが、全く効果が無かったと言っています。どんどん Christopher は悪者になっていってしまうように思えてきました。誰が本当の悪人なんでしょうか?話は次第に最終段階へと突き進んでいきます。

3月 12, 2005 →James Beauseigneur , ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(196)~ disinformation(逆情報)

"The BOURNE Supremacy" by Robert Ludlum です。

いきなり香港での殺人劇から始まります。殺害現場には Jason Bourne という血文字が残されている、という幕開けです。この段階では Carlos の仕業のように思えますが・・・。この後、香港にいた後、英国 MI6 の Special Branch にいたという、Mr. Undersecretary (次官?) と呼ばれている人物 Edward McAllister が Colorado に連れてこられます。出迎えたのは、アメリカ人で Mr. Ambassador と呼ばれている政府高官の Raymond Havilland です。以下は McAllister の話の一部です。

The Special Branch's acceptance of me was based more on its own--disinformation, I think is the word, than any unique talents of mine.

disinformation: 偽情報、逆情報、情報工作

3月 12, 2005 →Robert Ludlum , ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(195)~ Taku と Krona 登場

Edward Rutherfurd の "Sarum" の "The Barrow" の章です。

前の章から3,500年後の世界で、紀元前 4,000 年頃の話です。The Neolithic Age (新石器時代) と呼ばれている時代です。ヨーロッパ本土では既に農耕民族と狩猟民族が衝突する世界が展開しています。しかし、イギリスは海で切り離されていたため、まで狩猟民族のみが支配する世界でした。そこへヨーロッパ本土から Krona の一団が移住してきます。一方、イギリスでは、前章に出てきた Tep の子孫の Taku が登場します。どうやらこの Taku と新しい文化をもたらす Krona 一族との出会いから、相互理解不足からの何度かの危機を乗り越えて共存共栄へと向かう話が展開されそうです(予想)。

3月 12, 2005 →Edward Rutherfurd , ■原書に挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.03.10

★ あすとるさんからの情報

自分の訪問した国を指定して世界地図を作成できるようです。試しにやってみました。



create your own visited country map

この地図こそ、まさしく英国製の世界地図ですね。

3月 10, 2005 日記・コラム・つぶやき | | コメント (2) | トラックバック (0)

■ 原書に挑戦(194)~ 鎮火させたい

Edward Rutherfurd の "London" 第5章の The Tower (AD 1078) です。

そろそろ第5章も大詰めです。赤ひげ Barnikel と武器製造業の Alfred と Osric が Tower に隠した秘密が役立つ時が来るのですが、その時にロンドンに大火が発生し、Tower のすぐ近くまで火が来ます。秘密の企みに気付いた Ralph Silversleeves はロンドン塔に急行しますが、火災のため、なかなか近づけません。以下で He とは Ralph の事です。

His progress had been delayed. Twice as he hastened across the western hill he had been forced to pause to direct people who were trying to contain the fire.

contain:〈災害・疫病などの広がりを〉防止[抑制]する

「原書に挑戦(107)~ ぐっとこらえる」の"Thief of Souls" by Ann Benson では、contain という見慣れた単語を「ぐっとこらえる」という意味で使っていました。しかし、ここでは火災を押さえ込むという意味で使っています。

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2005.03.09

■ 原書に挑戦(193)~ 洗濯物を包む紙とは?

"The Confessor" by Daniel Silva です。

これは Gabriel Allon シリーズの第3作目です。間違えて第2作、第1作の順で読んでしまったため、人物関係の再構築に少しとまどいがあります。世界でも数本の指に入るという類まれな才能を活かした絵画修復業を営むかたわらとんでもなく優秀な暗殺者でもある Allon は現在51歳です。子供と妻は第1作目で Tariq のリベンジにより車ごと吹き飛ばされてしまい、妻は生き残っていますが、生ける屍状態で、外界の刺激に何の反応も示さず、記憶も失われています。仕事の合間にそんな妻を時々見舞い続けている Allon の心中を推し量る事は難しいですね。

今回は大学で教鞭を取っていた Benjamin Stern という人が何らかの理由でテロリストに殺害されるのですが、誰がなぜ殺したのかを探るために Allon が動きます。何と Benjamin の弟に偽装して警察から事情を聞き、あくまで弟として振る舞っています。う~ん、大胆としか言いようがありません。Benjamin のアパートに入り、ベッドルームで暗殺のプロの鋭い目が光ります。

The bed was unmade, and on the cracked leather armchair was a stack of fresly laundered clothing, still bound in brown paper and string.

ここで気になったのは、洗濯屋に出した洗濯物が茶色の紙に入れられて紐で縛られていると書いてある点です。ここはイタリアのベニスなのですが、日本なら洗濯物はビニール袋に入れられて返ってくるのではないかと思います。他の国はどうだろう?というのが私の疑問点です。アメリカのホテルで一度洗濯に出した事があります。普通ならそんなもったいないことはしないのですが、その時は空港のターンテーブルから荷物が出てこなくて困った時でした。着替えが無くて困った上に洗って干して乾かす時間もなくて、仕方なく着替えを1セットだけ買って、着ていたものを洗濯に出して仕事に出かけたのでした。そのときはだだっ広い部屋の高級ホテルだったので、ちゃんと日本のようにビニール袋に入っていました。下着までもアイロンがかけられてビニール袋に入れられて返ってきたのには苦笑するしかなかったです。

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2005.03.08

■ 原書に挑戦(192)~ The BOURNE Identity 読了

"The BOURNE Identity" by Robert Ludlum です。

先ほど(原書に挑戦(191)~ 思わず笑ってしまいました)出てきた家の中で Carlos との死闘が行われます。引っ越し屋さんは Carlos の一味でした。この本に続編があることから分かるように、Jason は助かりますが、Carlos は逃げおおせてしまいます。まだ死闘は続くという事です。

この本と映画とは本当に違います。本の中では Jason は失った記憶を取り戻そうとして、苦悩し何度もブラックアウトして危地に陥ります。記憶を失った人間が自分はどんな人間であって、何をしていたのかを徐々に見つけていく過程の中で、自分が残忍な殺人鬼ではないか?と疑い続けねばならない所を Marie が理路整然とそうでは無い点を探して行きます。この二人のかけひきやらやりとりが物語に厚みを与えていると思います。

最後に本名も明かされ、過去の様子なども分かって来るのですが、映画の方ではそういう事がないまま、Bourne Supremacy に突入していきます。結局、原作とのずれが修正されないまま、映画の方は別路線を進んで行くのではないかと推測されます。そういう意味では、映画を見た人でももう一度、ゼロから楽しめる原作となっているのはなかなか嬉しい一面でもあります。

語数と冊数をカウントアップします。これも概算になりますが、1ページに字がたくさん詰まっていて、400語/ページ程度あります。少し少なめに見積もって、約 380語×535ページ = 203,300 なので、200,000語とカウントします。

ということで、

総冊数: 605 冊
総語数: 54,640,000 語

2005.1.5 からの累計
冊数: 5 冊
語数: 640,000 語

とします。

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■ 原書に挑戦(191)~ 思わず笑ってしまいました

もう一度、The BOURNE Identity" by Robert Ludlum です。

アメリカの諜報機関のスナイパー達が待ちかまえていて、しかも暗殺者 Carlos もどこからか銃で狙っているという Treadstone Seventy-First Street の秘密の家に、Jason が緊張して向かいます。その家の中には、Jason を完全に無罪放免とする機密文書が隠されているはずで、それを捜しに行くのです。その家の近くでまずタクシーから降りた時点で銃弾が飛んできて、誤ってタクシー運転手が殺されます。まさに手に汗を握るクライマックスシーンが始まると思ったその時です。その先を読んで思わず笑ってしまいました。

命を張って向かった秘密の隠れ家にいたのは、何と大きなトラックと引っ越し屋さん!!隠れ家の荷物を運び出しているのです。あわてたのは Jason ばかりではなく諜報機関の連中も、どうなっているのだと大騒ぎになります。邪魔な事、この上もありません。読み方を間違えると滑稽な感じがすると思います。変なたとえですが、たとえていうと、アメリカの西部史に残る保安官ワイアットアープとクラントン一家の決闘がOK牧場で行われたのですが、いざ決戦ということでOK牧場に乗り込んだら、OK牧場はまさに棚卸し作業の真っ最中で、牛を横一列に並べて牛の数を数えていた!!といった感じでしょうか。もうこの本も残り20ページ足らずなので、へたをすると緊張の糸が切れてしまいます。

しかし、Jason は、この混乱を巧みに利用し、運送屋の一員になりすまして家の中に潜り込もうとします。

Go up and see a guy named Dugan, he's the supervisor on the job. Tell him I said you could have it, but you'll have to sign for it. If he gives you static, tell him to go outside and call me; the phone's disconnected down there.

「向こうはDuganが仕切っているから、Duganにことわって入れてもらえ。ごちゃごちゃ言ったら、こっちに電話させな。」って所でしょうか。

static: 苦情、いざこざ

この static の意味は辞書を引かなくても分かりましたが、そんな意味もあるのか?という確認の意味で引いてみました。

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■ 原書に挑戦(190)~ どこが矛盾なのか?

"The BOURNE Identity" by Robert Ludlum です。

話も終盤になってきました。Jason Bourne という名前は仮の名前で本名ではないことも分かりました。Delta または Cain という暗号名で呼ばれていますが、Cain を育てたアメリカの諜報機関関係者は、記憶を失って動きがおかしい Jason (Cain) を見て、裏切ったと勘違いします。連絡はよこさないし、何億円という大金を勝手に持ちだしているし、Treadstone と呼ばれるコード名の場所に集まるアメリカのお偉方は次々と殺されていきます。トップシークレットを握った Jason が裏切って、関係者を次々と亡き者にしてお金を持って逃げていくと思うのも無理はありません。このややこしい誤解の中に、トップ暗殺者の Carlos をトップから引きずり下ろそうとしている Jason を Carlos が膨大な組織をあげて暗殺にかかります。まさに誰からも狙われているという状況の中で、Jason は記憶を取り戻しかけてはブラックアウト状態に陥り、気がつくと銃口が目の前にあるというような危なっかしい場面を切り抜けて逃げ回り続けます。しかし、ついに反撃に転じて、四面楚歌の中でニューヨークにある Treadstone Seventy-First Street 139 へ向かいます。朝早くそこに向かうタクシーの中から見た状況です。

Tempers flared as engines roared in place and cars launched forward only slam to sudden stops, inches away from bumpers in front. It was 8:45 in the morning, New York's rush hour traffic as usual a contradiction in terms.

ラッシュアワーなので混雑していてなかなか前進しない、と言っています。何が contradiction なのか分かりません。ラッシュアワーという言葉とは矛盾しませんが、rush という言葉の意味とは矛盾します。ダジャレ感覚でとらえると良いということなのでしょうか?

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2005.03.07

■ 原書に挑戦(189)~ この頃の寿命

Edward Rutherfurd の "London" 第5章の The Tower (AD 1078) です。

Osric は Alfred the armourer の妻の助けを借りて、Dorkes という女性と結婚することができました。順調に子供が生まれ、2人目は男の子だろうか?とにやけている所です。

A son. Osric was only in his twenties, but in those harsh times a labourer could not expect to live for very long. In the comfort of his house, a rich merchant might live to be old indeed. But Osric would probably be dead at forty. He had already lost three teeth.

この時代の一般的労働者の寿命は、酷使されていたため、40歳程度ではないかと言っています。おまけに歯が3本も抜けたと言っています。先ほど書いた、Edward Rutherfurd の "Sarum" の "Journey to Sarum" では、Hwll の妻の Akun は年を取ってきて、歯がどんどん抜けていったと書いています。同じ作者だからだとは思いますが、老齢の特徴として歯が抜けていく事を書こうとしているようです。

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■ 原書に挑戦(188)~ 最初の章が終わりました

Edward Rutherfurd の "Sarum" の "Journey to Sarum" です。

Hwll と Tep とが aurochs に挑んだ戦いはあっけない幕切れを迎えました。やはり敵は巨大すぎたようです。貧弱な槍では歯が立たなかったのです。この戦いを頂点として、この章も最後を迎えました。この次の章の "The Barrow" は 3,500年も先の話となります。まあ、この辺りは矢のように速く時間が過ぎていきます。そうしないとストーンヘンジも出てきようがありません。

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2005.03.06

■ 原書に挑戦(187)~ 巨大な野獣 aurochs とは?

Edward Rutherfurd の "Sarum" です。

Hwll と Tep は、あまりにもハンター仲間が少ないため、共存共栄ということで、仕方なく一緒に暮らしていましたが、ある事件が起きてから、Hwll は Tep を追い出してしまい、Tep は元の outcast の生活に逆戻りしました。Hwll はバイソンとかを狩りで仕留めていたのですが、ある時、aurochs を見つけて、これを仕留めようと興奮します。どんな動物なのか分からなかったのですが、次の記述を見ると、ちょっと気になってしまいました。

The auroch was the prince of the beasts: it resembled a black bull, but was about twice the size, standing over six feet high at the shoulder. From nose to tail it was about ten feet long and weighed many tons; although cumbersome, it was almost unstoppable once it began to charge.

これを読むと恐ろしく巨大であることが分かります。Hwll が興奮するのも無理はありません。aurochs という動物がどんな動物なのか全く知らなかったので調べてみました。あまりに巨大なため、動きが鈍く、そのために絶滅したようです。絶滅は1623年とも1627年とも言われています。この aurochs のすごい角を見てください。

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■ 原書に挑戦(186)~ 大聖堂を埋め尽くすほどの

"The BOURNE Identity" by Robert Ludlum です。

第1章から第9章までの Book 1 は、実にアクション満載で、それこそ息をつく暇がありませんでした。しかし、第10章から第22書までの Book 2 はほとんど動きがなく、Jason Borune と Marie St. Jacques が Jason の過去を思い出すために少しずつ行動を起こし、少し結果が出て、また行き詰まるという事を繰り返しています。なかなか真実にはたどり着かないうちに、アメリカの方の Jason の後ろ盾のような人物群が現れてきました。Jason は恐るべき若き暗殺者 Cain として恐れられている人物のようですが、Carlos という大物の暗殺者を追い落とすために作られた虚像である可能性を否定できません。

次の会話は Book 3 に入って、ついに姿を現した Carlos とその部下との会話の一部です。

"A score of possibilities. Illness, exhaustion, brought back for new training. Even to spread confusion to the enemy. The Monk had a cathedralful of tricks."

ここで、The Monk というのは、Cain を作り出したグループの一員である David Abbott のあだなです。何ともはや、cathedralful という造語が光っていますが、これはとても発音しにくいと思います。日本人の(手に負えないというのも変かなと思うので)口には負えない言葉ではないでしょうか。

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2005.03.05

■ 原書に挑戦(185)~ どうも似ている(改訂)

Daniel Silva の "The Confessor" です。

「原書に挑戦(184)~ どうも似ている」の2つの本の違いが分かりにくいので、写真を拡大できるようにしました。じっくりと違いを確かめてください。

なお、拡大写真のサイズが自動的にウィンドウサイズに変更されてしまう場合には、以下のようにしてください(Internet Explorer を使っている場合のみ有効)。

Internet Explorer の[ツール]にある [インターネットオプション]で、[詳細設定]タブをクリックし、その中にある「マルチメディア」の項目の中の「イメージを自動的にサイズ変更する」の前の□に付いているチェックマークを外します。

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■ 原書に挑戦(184)~ どうも似ている

この話は、再び Gabriel Allon が登場する話です。この本を見て思ったのは表紙に何やら見覚えがあるということでした。右側の欄に載せてありますが、並べた方が良く分かるので、まず、この The Confessor の表紙を下に示します。
confessor
The Confessor
↑写真をクリックすると拡大します。文字をクリックするとamazonに行きます。

これと似ている本は、かの有名なDan Brownの "Da Vinci Code"です。私が右の欄に掲載した写真はハードカバー版のもので、まだペーパーパック版が発売される前でした。私が実際に読んだものはペーパーバック版で、昨年の4月にウィーンに行く途中のフランクフルト空港で買ったものです。この本の写真を以下に載せます。
da_vince_code_new
The Da Vinci Code
↑写真をクリックすると拡大します。文字をクリックするとamazonに行きます。

見て分かる通り、非常に良く似ています。作家が異なるのですから、不思議な一致です。Da Vinci Codeの方は、Corgi Books、The Confessor の方は Signet Books です。出版社が違うので、偶然の一致ということは無いと思いますが、デザイナーが同じなのかも知れません。アーチ形の中にある小さな四角い窓まで一致しています。わずかに人の動きが違う位でしょうか。でも明らかに同じ場所?を示しているように思います。この場所がどこなのかをこれから The Confessor を読みながら推測していきたいと思います。

この本を読む前の単なる憶測としては、Da Vinci Code の主なシーンからすると、Louvre Museum か Westminster Abbey だと思います。Louvre は、入口まで行ったのですが、実際には中に入らなかったので分かりません。Westminster Abbey の回廊はこんな感じだったのかも知れません。写真撮影禁止だったので、素直に従いました。しかし、中庭から外に出て裏から写した写真が次のものです。こんな裏から写真を撮った人は誰もいないと思いますので貴重な写真かも知れません。あまりにも暗かったので、画像処理で少し明るくしてあります。
Westminste_outside

この写真を見ると、上記の本の表紙にあるようなアーチ形の曲線が建物に埋め込まれています。したがって、Westminster内部の回廊に同じようなアーチ形があったとしても不思議ではありません。決定的な証拠ではないので何とも言えませんが、Westminsterの暗い回廊を外側から眺めた記憶がないので、完全な憶測ですが、この可能性は高いです。ということで、The Confessor を読んでみて、Westminster Abbey が出てくれば、間違いないでしょう。Daniel Silva のこのシリーズはヨーロッパ中をあちこちと Gabriel Allon が動き回るので期待しています。章のタイトルから見ると、少なくともミュンヘン、スイス、ローマ、ベニス、ロンドン、フランスと動き回っていて、ローマがメインの舞台のようですが、読んでみないと何とも言えません。

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2005.03.02

■ 原書に挑戦(183)~ 神への祈り方の違い

Edward Rutherfurd の "Sarum" です。

この本には、Old Sarum 近辺の地図と、長い家系図が付いています。こういうビジュアルなものがあると、随分と分かりやすいですね。氷河時代の頃から話が始まります。イギリスのはるか北方のツンドラ地帯から暖かく食べ物に不自由しない土地を求めて、Hwll とその妻 Akun および2人の子供(男と女)の旅が始まります。ブリテン島がヨーロッパから切り離された直後の頃の話らしく、南へ南へと向かった Hwll の前に渡ることのできないドーバー海峡が現れ、呆然自失になりますが、西に向かい、Tep 一族と出会い、5本の川が出会う土地を教えてもらいます。そこが Old Sarum と呼ばれる地域でした。この北方の高台には Salisbury Plain が広がる肥沃な土地です。Hwll と Tep の家族はここに住み着きます。この頃のプリテン島の人口は全部で 5,000 人程度といいますから広大な大地にぽつりぽつりと人間が住んでいた事になります。

Hwll と Tep が狩りをする前に月に祈りながら、これから起こるであろう(起きて欲しい)狩りの光景をシミュレーションします。1人が獲物役となり、1人がハンターとなり、狩りをしていく様子がドラマチックに展開されます。それは見ている子供達に狩りの方法を教えるという教育的な側面もあったようです。狩りの前夜にこのようにして月に望みを伝えておき、翌日はその通りに狩りをして獲物を得るということになります。このシーンを読んでいて不思議に思ったのが、Jean M. Auel の "The Clan of the Cave Bear" に出てくる黒海北部辺りに住むネアンデルタール人の狩りの儀式です。これは狩りをした後に神に祈りながら、どのようにして狩りを行ったかを再現する再現シュミレーションであり、見ている子供達は興奮しながらハンターになることを夢見るという設定です。

狩りの前に祈ってシミュレーションするか、狩りの後に感謝の意味も込めてシュミレーションするかというのは大きな違いがあります。住んでいる地域や環境の違いからこのような違いが発生したものと思われますが、これを文化の違いと言えるかどうか分かりませんが、極めて興味深い違いです。

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2005.03.01

■ 原書に挑戦(182)~ 絨毯の上で怒られる?

James Beauseigneur の "Acts of God" です。
(Book 3 of THE CHRIST CLONE TRILOGY)

話はどのように展開するのかと思っていたら、何と、Christopher Goodman は、人類の輝ける未来を現実のものとするため、不死をもたらす可能性がある自分の血液をクローン技術で大量生産し、人々に分け与え始めます。これは強制的ではなく、communion という形で受け入れてもらおうとします。しかし、これを良く思わない人も多数いて、診療所で配布しようとしている所を爆破して回るという暴挙に出ます。これも大体落ち着いて、自らの意思で Christopher の血液を受け継いで不死になりたいと思う人が一巡した頃に、Christopher が Hawthorne Decker に尋ねます。なぜ、communion を受けないのか?と。その時の Christopher の言葉です。

"I don't want this to sound like ... well, like I'm calling you on the carpet. I hope that I would never be so presumptuous; you know how I feel about you. It's just that, well, I don't understand."

on the carpet: {話}(叱責(しっせき)のために)呼びつけられて,召喚されて;譴責(けんせき)されて:

ふかふかとした絨毯の上に呼び出されても怒られるという雰囲気から外れていて、何となくピンときません。

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■ 原書に挑戦(181)~ 多読本3冊追加

気に入った作家の本を追加しました。主に続き物になるのですが・・。

(1)Edward Rutherfurd "Sarum"

これはこの作家の最初のベストセラー本でイギリスの悠久の歴史を描いています。1344ページもあり、分厚さは5.5cmもあります。Rutherfurd は、この本の次にロシアの歴史を描いた Russka を書き、この後に今読んでいる London を書き、続いて The Forest という小説を書きました。ということで、ここまで来れば、この作家を味わい尽くすしかないでしょうね。

(2) Diana Wynne Jones "Castle in the Air"

言わずと知れた、Howl's Moving Castle の続編です。最後の方にちゃんと、Sophie や Calcifer も顔を出すようです。

(3) Daniel Silva "The Confessor"

Gabriel Allon が登場する第3作目だと思います(あまり自信はありませんが、amazon で売っている本を探すとこうなります)。この後に "A Death in Vienna" が続きます。

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■ 原書に挑戦(180)~ 経済学博士

"The BOURNE Identity" by Robert Ludlum です。

映画とあまりにもストーリーの展開と登場人物が異なります。何度も言いますが、全く別の話を読んでいるようで、新鮮な感覚で読み進む事ができます。Bourne が記憶を失ったまま、手がかりを求めてスイスの銀行に行く所までは同じですが、映画ではそこの貸金庫の中に、多数の偽造パスポートと手頃な金額のお金を見つけ、それを持ち出して町を歩いていると、追われ始め、大使館に逃げ込んで、そこから逃げ出すのにヨーロッパを放浪する癖のある女子大生風の女性にパリまで車で連れて行ってもらうというかなり穏やかな始まりです。しかし、本のストーリー展開はスイスの銀行に行ってから突然にアクションに次ぐアクションの展開となります。銀行で偽造パスポートなどは発見せず、自分の口座に何億円という現金が預金されている事を知る事から始まり、追っ手の追求を逃れてホテルに戻ってからホテル内で会議に参加するためにきていた経済学博士の女性を人質にして無理矢理ホテルから脱出しようとします。不自然なほどに強引です。

映画では Matt Damon はスーパーマンのように強くたくましくCIAと互角に渡り合えて、相手を翻弄するぐらいなので、ほとんどけがもしないのですが、本の中では情けない位に撃たれてけがをして、おまけに昔の傷が痛んで動けなくなってしまいます。経済学博士の Marie St. Jacques を強引に連れ回してチューリッヒから脱出しようとしますが、全くうまく行かず、Bourne が撃たれてけがをして気を失いかけている間に Marie は逃げだし、警察官と勘違いして Bourne の敵を連れてきてしまいます。Bourne の敵は Bourne を本拠地に連れていこうとし、Marie を顔を見られたという理由で殺そうとします。Marie は結局、Bourne に命を助けられ、満身創痍で意識を失った Bourne を医者に診せるだけでなく自らの意思で Bourne の世話をし始めます。

She had lived in Calgary with her parents and two brothers until she was eighteeen, when she went to McGill University in Montreal and the beginnings of a life she had never contemplated.

農家の生まれの Marie はカルガリーにいたということです。私は2年前にカルガリーに行き、オリンピックの跡地なども見ましたが、町の中心部は恐ろしいほど近代的な建物が並んでいて、都会そのものです。カルガリーなど何もないよ、と言われていったのですが、泊まったホテルには日本人の団体客がいました。日本人はどこにでもいるんですね。バンフという観光地には、日本人の店員しかいない土産物屋もありました。ルイーズ湖のほとりのホテル(私のプロフィールの中にある写真は、このルイーズ湖で撮影したものです)の売店には日本人の店員がいました。

この Bourne Identity の話は展開が早いので、ついつい引き込まれて、一気に140ページほど読んでしまいました。

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