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2004.07.31

■原書に挑戦(27)~ second wind

もう1回続けて、Dan Brown の "The Da Vinci Code" です。話は中盤にさしかかり、Langdon は例によって、アクションに次ぐアクションで文字通り息をつく暇もないほど振り回され、1晩に何度も銃を突きつけられながら、Holy Grail (聖杯) に関するミステリを解決しなければ自分の命も危ういという状況におかれていますが、何とか一息 (second wind) つくことができます。しかし、すぐに次のアクションが待ちかまえているのは容易に推察がつきますが・・・。

As Langdon walked toward the front of the truck, he felt surprisingly alert. Staring into the barrel of yet another gun tonight had given him the second wind.

ここで、second wind をランダムハウス英語辞典で調べると、

【1】(運動をしている最中やそのあとなどで激しい動悸(どうき)が治まって)平静な呼吸を回復すること,呼吸の整復.

【2】(元気・気力の)盛り返し,回復:
get one's second wind 元気を回復する.

とあります。雰囲気は分かり、日本語に翻訳する際には役立ちますが、次の Longman Dictionary of Contemporary English(第4版)の説明の方が語感をうまく説明してくれます。

12 second wind
a new feeling of energy after you have been working or exercising very hard, and had thought you were too tired to continue
He got his second wind and ran on.

そうです。"a new feeling of energy" が吹き込まれる風(wind)を受けたのだということが分かります。熟語を熟語としてとらえるのではなく、語感から英語を理解していくようにすれば、しっかりと身に付くように思います。英英辞書はそういう使い方をするためのものなんですが、こういうようにうまく意味を理解できれば、使って良かったと思えますし、連想記憶的にしっかりと身に付く事も実感できます。

また、原文の中の "yet another gun" という使い方はすばらしいですね。こういう使い方はなかなかできないので、とても参考になります。

7月 31, 2004 ■原書に挑戦→Dan Brown |

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