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2004.07.03

■原書に挑戦(15)~ シャツと文化?

Fache's zeal for technology had hurt him very much both professionally and personally. Fache was rumored to have invested his entire savings in the technology craze a few years back and lost his shirt. And Fache is a man who only wears the finest shirts.

これも Dan Brown の "The Da Vinci Code" の中の1節です。この節の直前に、Fache はアメリカの大物?の Robert Langdon を逮捕して名前をあげ、年金をもらって優雅に暮らしたいと考えているという節があります。ここの所では、フランスの警察官の Fache がお金を必要としている理由が説明されています。すなわち、Fache は、数年前からテクノロジに魅了されて、貯めたお金をつぎ込んでしまい、大損をした (lose one's shirt) と書いてあります。そして、Fache は最高級のシャツしか着ない人だとも書いてあります。

ここがどうおもしろいかといいますと、まず、"professionally" と "personally" が対を成していてリズムが良さそうだということと、シャツに関する表現が2種類出てきていて、これも対を成しているだけでなく、ユーモアたっぷりである所でしょうか。後、気になるのが、シャツへのこだわりといいましょうか、文化的な背景ですね。シャツは欧米文化でどういう位置づけなんだろう?という点が気になります。いずれ、誰かに聞いてはっきりさせたい所です。

こういうように、ふと感じたおもしろさを共有していきたいと思います。

7月 3, 2004 ■原書に挑戦→Dan Brown |

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コメント

その箇所は邦訳版ではシャツのシャの字もでてこず、
「何よりも贅沢を好む男」となっていました。
やっぱり原書で読まないと伝わってこない部分が多い
のですね。

投稿: | 2004/07/03 23:17:14

しまじろうさん、コメントありがとうございます。

出版されている邦訳と比較されると、ひやり、としますが、原作にあるように、シャツがキーワードとなって、作者がしゃれている所のニュアンスは何とかして訳出して欲しいものです。

たとえば、雰囲気的には「シャツも残らないほど身ぐるみはがされる大損をしてしまった。最高級のシャツしか着ない男の屈辱や知るべし」みたいに訳したいのですが、前後関係からあまりシャツにこだわると、訳が分からなく恐れもあります。バランス良く、しかも原作者のこだわりを大切にしたいものです。

投稿: CUBE290 | 2004/07/03 23:29:02

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