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2004.03.31

■原書に挑戦(1)~ Lord of the Rings

まずは言わずとしれた、Lord of the Rings です。この本を原書でまとめて一気に読破した人はそれほどいらっしゃらないのではないかと思います。合本もありますが、分厚くなるので、右の欄に紹介している3冊を別々に読まれるのが良いと思います。その方が読書の達成感もありますからね。表紙は映画の第1作から存在しているものなので、Two Towersの表紙は映画の第2作の1シーン、Return of the Kingの表紙は映画の第3作の1シーンというわけではありません。少しそこが残念な所です。いずれ、改版時に表紙だけ変えるということも考えられます。

この本は第1作目のThe Fellowship of the Ringの最初の所がノリが悪くて、ここが辛い所ですが、そこを超えると一気にストーリを追いかけて読むことができます。また、1作目から読まなくても映画でストーリや登場人物を把握しているというのであれば、The Two TowersやReturn of the Kingから読み始めるという手もあります。すべてを最初から読まなくて良いという人はこの方が現実的です。原文のフィーリングを感じたいという方には、この読み方がお勧めです。

映画は原作に忠実に作られているので、2作目、3作目から読み始めることに何の問題もありません。私はこの3冊をすべて読みましたが、作者が言語学者だけあって、物語構成や言葉の使い方はしっかりとしている(偉そうですみません)と思います。最後に私がこの3冊の本を読んで得た「生きたボキャブラリ」を1つだけご紹介します。それは、第3作の最後の戦いの中で出てきます。standard を守るという表現が出てくるのです。辞書を引かない読み方をしている私としては、「標準」とか「規格」では話がおかしいので、ここだけ辞書を引いて見ました。そうすると、何と、standard には「軍旗」という意味があるのです。これでハタと納得しました。なるほど・・・。これでこの語彙は私の中で生きたボキャブラリとなりました。原書を読んでボキャブラリを増やしたいという人は、あまり欲張らずに本の中で出てくる本当の「キーワード」(物語のストーリの理解に不可欠なもの)を自分の生きたボキャブラリとして取り込んでいくのが、無理が無く、楽しく原書を読み進めていくコツでは無いかと思います。

3月 31, 2004 →J. R. R. Tolkien, ■原書に挑戦 | | コメント (2) | トラックバック (0)

▲CUBEe (英文版)を更新

CUBEe (英文版 CUBE ) を更新しました
[TITLE] Vienna meeting #1: Preparation

英文版とはいっても、この CUBE の翻訳版ではありません。内容も基本的に異なります。

ISOの国際会議に出席している際の顛末記とか旅行記も含めて、書いていく予定です。次回の会議が来月下旬にありますので、それに向けて、英文版の方で英語を使う感覚を取り戻していこうと考えています。

まずは、来月に開催予定のウィーン会議の準備の話から始めて、徐々に過去の話題に触れていくという、こちらのCUBEとは逆のパターンの展開とします。その中で、コンピュータの事、ユーザビリティの事、本の事、英語の事に言及していくつもりです。

3月 31, 2004 ■英語への挑戦 | | コメント (4) | トラックバック (0)

2004.03.30

■ 英語への挑戦(25)~クロスワードパズル

■ Word Play~ 華麗なる言葉の遊び(5/13)

(4) Anagrams

これは言わずと知れたアナグラムのことです。文字を並べ替えて違う単語にするもので、以前に Tea Break(2) で説明した Scrabble(スクラブル)は、このアナグラム能力が秀でていると夢中になれます。

[第 1 のパターン] 単純な並べ替え
Clue: When a male is mangled no wonder you have a feeling of sickness! (7)
Answer: MALAISE

"a male is" を "mangle" すると、答えが得られるというものです。これは比較的簡単なアナグラムです。

[第 2 のパターン] 言葉を連結して並べ替え
第 1 のパターンが進化すると、言葉を結びつけたもの( and や with で暗示します)を並べ替えてアナグラムとする形になります。

Clue: Bit of the plumbing that gives both pride and pain (9)
Answer: DRAINPIPE

これは "pride" と "pain" をつなげて順序を変えて、"plumbing" の世界で通用する言葉にしたものです。

[第 3 のパターン] 部分的にアナグラム
アナグラムが部分的に使われるパターンです。

Clue: Ride at medium pace and forget the least variety of Eng. Lit.! (10,5)
Answer: CANTERBURY TALES - CANTER/BURY TALES

"Ride at medium pace = CANTER で、"forget = BURY で、"least variety" が TALES に相当します。

[第 4 のパターン] ヒント付き
文字を取り除いたり置き換えたりするヒントが付いているものです。この例を 3 つ示します。

Clue: A pound perhaps with a substitute for love from Italy (6)
Answer: PADUAN

"perhaps" という言葉がアナグラムの存在を暗示していますので、アナグラム語は "a pound" となります。しかし、ここから少しひねっている所があります。それは "a substitute for love" の所で、love はテニスで o となり、ここは「o を a に置き換える」という意味になります。したがって、アナグラム語は "a paund" となります。これをイタリアから来た誰かに代えると、PADUAN という言葉が得られます。

Clue: Disorder makes one sell out - and left out too! (6)
Answer: TOUSEL

この場合には、"sell out" を "make one" としますが、答えの TOUSEL と比較すると、"l" が1つ多くなっています。従って、"left" の略語である "l" を取り除くという意味の "left out" を実行して、答えを導くことになります。

Clue: Pillar constructed to order with endlessly varied skill (7)
Answer: OBELISK - O.B.E/LISK

答えは、"Pillar" の中に隠されています。命令 "order" を実行することで "construct" できます。したがって、大英帝国の命令である、O.B.E (the Order of the British Empire) という言葉が出てきます。これに "endlessly varied skill" が付いていますので、"skill" の変化形を付ける訳ですが、"endlessly" ということから1つ "l" を取り去って、"skil" から LISK を導き出します。

[第 5 のパターン] 同義語
アナグラムそのものではなく、アナグラムの同義語が与えられるケース。これは以前のものより格段に難しくなります。

Clue: But is it material to prohibit a strange, intense dislike? (8)
Answer: BARATHEA - BAR/A/THEA

答えそのものは "material" から来ます。これは次のようにして構成されます。BAR ("prohibit") + A + THEA ("intense dislike")。ここで、 "intense dislike" は hate を意味し、これに "strange" というアナグラムのサインが出ていますので、THEA が導かれます。

[最も親切なパターン]

Clue: Spread with speed, sir (8)
Answer: DISPERSE

"Spread" という言葉が "speed, sir" という文字を並べ替えることを暗示しています("The Penguin Book of SUNDAY TIMES Crosswords"より翻訳引用あり)。

3月 30, 2004 ■英語への挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.03.29

■ フランス語への挑戦(2)~語感の取得

■ CD-ROM 辞書でブレイク

英語の語感を取得していれば、フランス語は簡単か?というとそうでもないですね。世の中には何カ国語もべらべらと言う人が良くいるように思いますが、ああいう人はどういう人なんだろうと思ってしまいます。とにかくボキャブラリが無いと、何も話もできないし、書くこともできない。英語は最近、相手の言うことがほぼ完璧に聞こえるようになったので、こちらの意思は何とかかろうじて伝えることはできます。なかなかスマートには行かないのですが・・・。所でフランス語は?と言うと、今までに完全に読み切った本はBeauvoirのTous Les Hommes Sont MortelsとAnne RiceのVampireシリーズのLe voleur de corpsの2冊だけです。

かくして、フランス語も英語と同じように、文法を気にせず、ひたすら本のストーリを追いかける読み方で、辞書をひきまくり、いつのまにかボキャブラリを増やそうという挑戦を始めています。挫折本は10冊以上あります。Alexandre DumasのLe Comte de Monte-Cristoはとても分厚く、通常は3分冊になっています。これは長い時間をかけて第1冊目を読み、2冊目を買いにいくと、あまりに時間が経ってしまったため、出版社が3分冊をリニューアルしてしまい、分冊の切れ目が変わってしまっていました。ということで、3分冊ではなく、1冊にまとまったハードカバーの本を買い直して(こっちの方が安かった)、最初から読み直している所です。さすがに1000ページを超えているので、かなり無茶な挑戦ですが、何度か読み直しているので、次第に読解力が上がってきているのを感じ取ることができます。そういう読み方もいいのかな?と思っている所です。

紙の辞書を使っていた間はなかなかペースが上がりませんでしたが、やっとCD-ROM辞書を手にいれました。Dictionnaire Cambridge Klett Compactという辞書です。
cover
French-EnglishとEnglish-Frenchがセットになっています。これをパソコンにいれて引き始めると快適で、今まで紙の辞書をめくっている間に読んでいる文章のコンテキストやフィーリングがどこかに行ってしまって、流れるように読むことができなかったのですが、キーボードで入力すると一瞬で対応する英語を引き出すことができます。これでフランス語を読む速度は格段に向上しました。意味が分かっているかどうかは別ですが(^o^;)。また、同じ単語を何十回と引いている自分に気付くことがありますが、そんなことは気にせず、ひたすら辞書を使います。何度引いても覚えられない、と落胆することはありません。そのうち何とかなります。私はそうやって、英語のボキャブラリを知らず知らずのうちに拡大してきました。ただし、これは一朝一夕には行きません。何年もかかります。それが嫌な方は別の方法を取る必要がありますが、私のような方法で身に付けたボキャブラリは生きています。自分で英文を書く時に、そのシチュエーションを想像すると、なぜかかなり適切な単語が頭の中に浮かんでくることがあります。

ということで、英語だかフランス語だか分からない説明になりましたが、私の語感の習得方法を少しご紹介させて頂きました。

3月 29, 2004 ■フランス語への挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.03.28

■ 身の回りのユーザビリティ(1)~ゴミの分別

■ まじめな人は悩みます

JRの構内にある自動販売機横の回収ボックスの表示が不可解です。まじめに考えると、手が止まってしまい、捨てられなくなります。ユーザビリティ的に考えると、こういう迷う表示は良くないです。まずは、下の写真を見てください。

Box1.JPG

「空缶及びペットボトルの分別回収しています御協力下さい」と書いてあります。こう書いてあって、穴が2つ開いていると、まじめに考えてしまうと、分けていれないといけないと思います。しかし、どちらに何を入れればいいかの指示がないので困ってしまいます。中で1つにつながっていて、人が後から分別しているのだとすると、人手もかかるし、意味がないです。

同じ駅の中に少し違う表示の回収ボックスがあります。こちらの存在を知っているため、この上の写真はますます不可解となります。下の写真をご覧下さい。

Box2.JPG

これははっきりと、「あきカン専用」「ペットボトル専用」と分かれているので、分けて入れる必要があります。これなら迷うことはない、と思いそうですが、その下に書いてある言葉を読むと、「分別回収しています。空カンのみお捨てください」とあります。ペットボトルを持った私の手は止まりました。ペットボトル専用の投入口があるにもかかわらず、空カンのみ捨てろとはどういうことなんでしょう。さらに良く見ると、ペットボトルの方の「専用」の字が小さいのです。これは「専用性」の低さを示すのか?と深読みしてしまい、ますます分からなくなります。おそらくこの貼り付けてあるラベルのサイズが決まっていて、「専用」の字を大きく書けないのだろうという結論に達しました。

何と人騒がせな分別回収なんだろうと思いました。

3月 28, 2004 ■身の回りのユーザビリティ | | コメント (2) | トラックバック (0)

■ 現在進行形の英語(2)~TOEIC

■ 5月の受験申し込み

やはり、久しぶりに受けてみようかと思います。なぜか今回は「再受験割引特別申込書」が2通も来ました。年に1度または2度しか受けてないのにおかしいなぁと思いますが・・・1年間有効のものです。しかし、この5月の受験に有効な「再受験割引特別申込書」がこれとは別にもう1通来ています。封筒の色が違います(今回はグレーで前回のは黄色?、ピンク色の時もありました)が、割引率は同じですね。よく分かりません。

これもオンライン申し込み可能にしてくれると、そういう制度があるということもアピールできて、一挙両得ではないかと思います。

3月 28, 2004 ■現在進行形の英語 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.03.27

■ 現在進行形の英語(1)~この1年で読んだ本

■ 1年で12冊+読みかけ5冊+挫折本多数

数えてみましたが、予想通り、あまり読めていません。理由は簡単です。読む時間が取れないのですね。大体、通勤時間に少し読んでいる位で、良く考え直してみても1日あたり30~40分程度でしょうね。それに家では全く!!読まなくなっています。ココログばかり書いているせいでしょうか??

昨年の4月から読んだ英語の本を数えてみました。以下の12冊でした。

Nora Roberts "Heaven and Earth (Sisters Island Trilogy, #2)"
Robert Jordan "The Path of Daggers (Wheel of Time, #9)"
Stephen King "Dreamcatcher"
Jeffery Deaver "The Stone Monkey: A Lincoln Rhyme Novel"
Anne Rice "Memnoch the Devil (Vampire Chronicles)"
Nora Roberts "Face the Fire (Three Sisters Island Trilogy, #3)"
Ken Follett "Code to Zero"
J. K. Rowling "Harry Potter and the Prisoner of Azkaban (US), #3"
Dean Koontz "Strangers"
Dean Koontz "One Door Away From Heaven"
Dan Brown "Angels&Demons"
Dan Brown "Deception Point"

気に入った本の紹介はおいおいしていきます。

今、真剣に読んでいる本(挫折本ではないもの)は次の5冊です。

J. K. Rowling "Harry Potter and the Goblet of Fire (US), #4"
Dan Brown "Digital Fortress"
Robert Jordan "Crossroads of Twilight (Wheel of Time, #10)"
Ken Follet "The Pillars of the Earth"
Alexandre Dumas "Le Comte de Monte-Cristo" (これだけフランス語)

大体、シリーズもの、あるいは気に入った作家の本を続けて読んでいく傾向にあります。また、挫折本は10冊程あります。その他に買ったけど、手が付いていない本が10冊程。結果的には「たくさん買って少し読む」を実行していますね(^o^)。これが楽しんで読んでいける秘訣とでも言えるでしょうか。

3月 27, 2004 ■現在進行形の英語 | | コメント (2) | トラックバック (0)

2004.03.26

新幹線の定期を持って行かれました

今朝、新幹線の出口の所で自動改札を通るときに、3人ほど団子状態となりました。やばいと思ったのですが、定期を通してしまいました。自動改札を通過して自分の定期を取ろうとしたのですが、出てこないのです。そうです。前の人が持って行ってしまったのです。

そう言えば、私の前にいた人は自動改札を出てから、手元を見つめながら歩いて立ち去って行ったような・・・。2駅間の定期ですが、3か月で17万円するのです。冗談ではありません。「本人でないと払い戻しはできませんから」と駅員さんに言われ、同情の目で見て頂きました。数分待ちましたが、あきらめるしかない、仕方ないということで、名前とか書きに駅員室に行ってみたら、男の人がいて「私の切符が出てこなかった」と言っているのです。そして、私の定期を持っているのでした。ホッとしました。その人はJRとの連絡口から出るべきなのを間違えて新幹線から直接に外に出てしまって、切符を回収されてしまったので返して欲しいと事情を説明していました。緑色の切符がベージュの切符に変わる訳がないのに、どうしてもっと早く気が付かないのだろうと不思議に思いましたが、とりあえずやれやれでした。

3月 26, 2004 日記・コラム・つぶやき | | コメント (2) | トラックバック (0)

2004.03.25

英語版のサイトを作りました

まだ、何も書いていませんが、自宅のサーバー上に Movable Type を導入し、英語版のブログを立ち上げてみました。まだ、設定上おかしな所もありますが、実行してから対処を考えるという方針で開設してみました。

プロフィールのすぐ下の所にリンクを作りました。

英語の好きな方は英語でコメントを書いてもらってかまいません。日本語を使えるようにしていないので、そうするしかありませんが・・・私も下手なりに英語でコメントするよう努力します。英語は使わないと進歩しないと思いますので・・・。

3月 25, 2004 ■英語への挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.03.24

■ ライフスタイルの異端児たち(1)

■ エアーバッグ入りシートベルト

世の中、不思議なことがまかり通っているというか、不可解なこともありますね。そんな不思議なことはいくらなんでもライフスタイルにはならないだろう、ということで異端児扱いして疑問を投げかけるシリーズです。きちんと調べれば分かる内容もあるとは思いますが、まずは素直に一緒にびっくりしてみるのも楽しいと思います。

昨年10月に出張でカナディアンロッキーに行きました。カルガリーというオリンピックで有名な所です。まるで時期はずれなので何もないよとは言われていたのですが、会議の合間をぬって Lake Luise にも行きました。その写真が私のプロフィールの上にかかっている写真です。あまり人が撮らない場所から撮ったので、どこまでも突き抜けるような青い空と湖面の水の色とが同じように写っています。とにかく秋のカナダはすばらしいの一言で感動するような美しい景色の連続でした。

それで本題に戻って、何が不思議だったかというと、Vancouver から Calgary へ飛ぶ飛行機の中のことです。Air Canada を利用したのですが、私の利用した席はエコノミーの一番前の席でした。他の席がどうなっているかを確かめれば良かったのですが、夜も遅かったのであまりきょろきょろするのもどうかと思い、じっとしていました。問題は、シートでした。シートベルトがやけに太いのです。何でこんなに太いのだろうと思っていたら、パーサーの人がやってきて説明していきました。それはエアーバッグ入りだというのです。エアーバッグの入ったシートベルトなんて聞いたことがなかったので不思議に思いました。何がどうなるとエアーバッグ状態になり、エアーバッグが膨らんだ後はどうするのか?と色々と気になりましたが、他の人は誰も気にしている風ではないため、きょとんとしたまま黙っていました。カメラも持っていたのに撮影するのを忘れました。うっかりものですな。

世の中には不思議なものがあるもんだと思いました。しかし、私が知らないだけで、そんなものは当たり前なんでしょうか?

3月 24, 2004 ■ライフスタイルの異端児たち | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.03.23

■ フランス語への挑戦(1)~きっかけ

■ 大学時代~ 辞書引きが大変でした

大学で第二外国語を選択する際にフランス語を選択した理由は何だろうと考えると、将来的に役立つかも知れないという漠然とした気持ちからでした。外交官になる訳でもなし、今から考えると良く分かりませんが、ドイツ語を選ぶ人が多い中で、少し違うものを選択したいという気持ちもありました。英語もまともにできないのに無謀な気もしましたが、英国とフランスはその昔の中世時代に戦争状態にあり、言葉と文化が入り乱れた時代がありました。このため、お互いの言葉が影響を受け、英語の中にフランス語が、フランス語の中に英語が混じっています。この典型的な例として、良くあげられるのが、イギリスの公用語としてイギリスの支配者階級がフランス語を使用していた時代の名残りが言葉の中に見られることです。例えば、「牛」「豚」「羊」は生きている時は民衆が育てているため、英語の ox, swine, sheep を使いますが、支配者階級は食べるだけなので、beef, pork, mutton (これらはフランス語の boeuf, porc, mouton から来ているとのこと)が使われます。これを日本語で言えば、生きている時は「牛」なのに、食べるときに「牛肉」と言わず、別の言葉を使う事になりますから、歴史、文化的にはかなりいびつになっていると思われます。

フランス語はこのように英語に似ているから、日本語を介して学ぶよりも英語ベースで学んだ方が分かりやすいのでは、という単純な発想はこういう所から生まれました。辞書を使っていても仏和辞典はかなり使っていてかなり抵抗がありましたが、仏英-英仏辞典を使うとなかなかいい感じでした。そこで選んだのが Harper's の辞書です。これをかなり使いましたが、大学の教養時代にはそれほどというか、全く身に付かない状態で、終わってしまいました。言い換えると女性名詞と男性名詞がある文法に悩まされただけでなく、辞書を引くのにも時間がかかり、言葉としてフランスの文化を吸収できるようなレベルに達しなかった、とも言えます。

3月 23, 2004 ■フランス語への挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.03.22

■ 英語への挑戦(24)~クロスワードパズル

■ Word Play~ 華麗なる言葉の遊び(4/13)

(3) Inversions of words or parts of words

最終的な答えはいくつかに分割できることが分かってみると、クロスワードパズルの編集者の意図を見抜けるようになってきます。次の例を見てください。

Clue: I'm reversing to run at top speed, or is that literally wrong? (8)
Answer: MISPRINT - MI/SPRINT
 
"I'm reversing" の所から I'm をひっくり返して MI が導かれます。"to run at top speed" からは SPRINT が導かれて答えが出てきます。これが "literally wrong" というわけです。この例に類したものに対しては、Clue の中で、次のような言葉を探せば良い訳です。overturned, upset, return, going back, set back, climbing(縦のカギ), reverse.

この仕掛けとも言うべきものは、まだ素直な部類に入ります。以下のようなバリエーションを見ていくと、一筋縄では行かないものの、おもしろみが出てくると思います。

Clue: Opening your mouth and losing your head in the shelter (6)
Answer: AWING - (Y)AWING

"Opening your mouth" は yawning であり、この頭がなくなる(losing your head)と、AWING (shelter) となります。

Clue: He lost his head, then ran with long strides and escaped with the girl (6)
Answer: ELOPED - (H)E/LOPED

"He lost his head" は E を意味し、"ran with long strides" は lope の過去形で LOPED であり、これをつなげて、"escaped with the girl" を意味する ELOPED が導かれます。

Clue: Speaking acidly, as it were, when giving can back to unvigorous Richard (6)
Answer: NITRIC - NIT/RIC(HARD)

これは少し日本人的には分かりにくいですね。"can back" は can と同義語の tin をひっくり返して NIT を導き、"unvigorous Richard" は、Richard の中の vigorous な部分である hard を取り去って RIC を導き、"Speaking acidly" が答えの NITRIC となります。NIT の所はこれだけのヒントでは難しいですが、実際にはクロスワードパズルなので、縦横のカギがありますから、さらにヒントは得られるはずです。

Clue: Apportions great quantities to Alabama first (6)
Answer: ALLOTS - AL/LOTS

"great quantities" は LOTS を導き、"Alabama" は AL を導きます。そして "first" という言葉が Alabama に続いて出てくるので、AL が最初に来ることが推察されます。これで "apportion" を意味する ALLOTS が得られます。

clue の見つけ方としては、un-, headless, beheaded, doesn't start, doesn't begin のような言葉に注意すると良いと思われます。また、I leave, I omitted と来れば、"I" が省略される事を暗示しています("The Penguin Book of SUNDAY TIMES Crosswords"より翻訳引用あり)。

3月 22, 2004 ■英語への挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.03.21

■ 歴史と文化のかけら(4)

■ 中国への出張(3)

中国で利用したホテルは、「~飯店」となっていて、食べ物屋さんのように感じます。まともなホテルに泊まったので、欧米のホテルと全く同じレベルのサービスが受けられました。とても快適でした。トイレにまで電話が設置されている所もあり、これは中国人の文化なんだろうか?と考えさせられました。欧米ではあまり見かけないような・・・。同行した若者-コックピットを見たいと言った人です-は、元気そのもので、自転車で町を走ろうと言い出す始末。中国では無数の自転車が走り回っていたので、同じような顔をして走ってみました。実に爽快でしたね。その時感じた事は、中国人って、足が長い・・・ということでした。

天津では動物園に行ってみました。無数の人だかりが出来ている所を見てみると、ライオンとか象とかアフリカ系の動物の所でした。やはりそうなんでしょう。しかし中国と言えば大熊猫(パンダ)ですね。パンダを探しましたがなかなか見つからず、やっと見つけたのですが、だ~れも見ていない。パンダはのびのびと元気に遊び回っていました。そりゃそうですよね。中国人にはパンダなんて珍しくも何ともないのですから、興味もなさそうでした。ここのパンダは日本に来た見せ物のパンダと違い、幸せだなぁと思ったものです。じっくりとパンダを観察することができたのはやはり地の利ですね。

3月 21, 2004 ■歴史と文化のかけら | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.03.20

■ 歴史と文化のかけら(3)

■ 中国への出張(2)

ラーメンと天津丼が大好物の私は大いに中国出張を楽しみにしていました。しかし、現実は・・・。勉強不足だったのかも知れませんが、中国北部地方にはラーメンというものが存在していないらしいのです。上海とかにはあるようですが、北京、天津ではラーメンを食べることができませんでした。これにはがっくりきました。北京ダックは本場物を食べることができたのですが・・・それに天津丼というものも存在していない。南部地方の文化が北部に流通してこない中国の広さを感じることができました。中国が広いと言えば、平地がだだっ広く広がっているありさまは実に雄大です。万里の長城に向かっている時に気が付いたのですが、360度ぐるりと見渡しても山が一つも見えない時がありました。

すべて地平線のかなたにあるのです。これは初体験でした。日本にいる限り、そんなことは絶対にあり得ないからです。高校の地学の時間に習った知識によると(良くそんなことを覚えていると自分でも不思議)、大人の目線で見渡せる距離は平地で約11kmです(山があればもっと遠くまで見えます)。古代から中国に英雄、豪傑が輩出したのは、このような雄大な世界に生まれ育った事も関係しているのではないだろうか、と思った次第です。

万里の長城に行ってみて、また、いろんな事に気付きました。近くに行くに従い、よくもこんなものを作ったものだと感心しましたが、もっと近くに行くと長城は意外にも落書きだらけです。これも現代の中国文化の現れですね。長城の上の観光コースを歩いて見ると誰でも気付く発見がありました。最初はなだらかな登りなのですが、傾斜が急になるとよじ登らねばならないほど石と石の上下間隔が開いてきて、実に参りました。わざとこうしてあるのでしょう。

中国に出張が決まってから、付け焼き刃でNHKの中国語講座を見て、学習テープなどを買い込んで勉強しました。しかし、そんなことで簡単に話せるようになる訳でもなく、中国語のイントネーションに抵抗が無くなった程度でした。同行した同僚の1人が子供の頃に中国で育ったという事もあり、その人に頼りっきりの危なっかしい旅行でした。ただし、中国の偉い人達は欧米への留学帰りの人が多く、流ちょうな英語を話していて、その人達の話は何とか理解できました。しかし、一度、中国の地方都市の高官から歓迎会の招待を受けたことがあります。その宴会の間中、その高官は苦虫をかみつぶしたような顔をして不機嫌そうでした。全員が自己紹介をしていく中、私の番が来た時に、中国に来る前の付け焼き刃の中国語の勉強を思い出し、「私はXXです」という一言だけ中国語をしゃべりました。その瞬間です。その高官の態度ががらりと変わりました。苦虫をかみつぶした顔は、破顔一笑、満面に笑みをたたえ、にこにこして、私に向かって、乾杯(かんぺい:杯を飲み干す)をしてくれました。あっという間に宴会の雰囲気が明るいムードになり、私も自分で自分の言葉がこんなに影響するとはと驚きました。日中友好に少し貢献できたかなと思った瞬間でした。付け焼き刃の勉強も無駄ではなかったのです。

3月 20, 2004 ■歴史と文化のかけら | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.03.19

■ 英語への挑戦(23)~クロスワードパズル

■ Word Play~ 華麗なる言葉の遊び(3/13)

次は句読点などをわざと省いて、分かりにくくしているものです。

(2) Liberties with punctuation

前回の最後から2つ目のClue("Was still adopting an assumed attitude in revolutionary surroundings (7)")などは、Was still の後に句読点が付いていれば、まだ分かりやすいのですが、分かりやすくしてはパズルにならないということです。パズルとユーザビリティは両立しないですね。パズルは頭脳の回転を高め、ユーザビリティは静かな頭脳に訴えかけるものでしょうか。動的と静的の両極端だとすると、これらを交互に繰り返すと、頭の刺激にはいいかも知れませんね。

本題に戻って、
 Clue: A heavyweight goes to Alabama for an unusual kind of music (6)
 Answer: ATONAL - A/TON/AL
heavy weight とは TON の事であり、Alabama の略称が AL ですね。次の例は難しいです。
 Clue: Tom following Diana - indeed devoted! (9)
 Answer: DE(DICAT)ED
Diana は DI であり、この後に Tom(CAT) が続き、それら全体が in DEED となります。indeed と来れば、十中八九 de - ed という形になります。inside の場合には、side の中に含まれる形態になるということです。これは覚えておいて損はありません("The Penguin Book of SUNDAY TIMES Crosswords"より翻訳引用あり)。

3月 19, 2004 ■英語への挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.03.18

■ 英語への挑戦(22)~クロスワードパズル

■ Word Play~ 華麗なる言葉の遊び(2/13)

これからご紹介するクロスワードパズルは、一般に Cryptic Crossword と呼ばれるものです。

(1) Word divisions

この例として最もシンプルなものをまず示します。
Clue: Revolutionary innovation by a bird (8)
Answer: Redstart
まず、revolutionary の同義語が red で、innovation の同義語が start であり、さらに bird であると言っていますので、答えが redstart(ジョウビタキという鳥) となります。また、このカギが言葉の分割となっていることを示すのに、added to とか receiving という言葉が含まれている事があります。この例を示します。
 Clue: The embassy receives a sign from heaven: must be religious types! (12)
 Answer: MISSIONARIES
ここで、MISSION が embassy にあたり、ARIES が a sign from heaven であり、これらを結合して、MISSIONARIES となって、これと直接に結びつくのが、religious types です。

こういう直接的な語分割だけでなく、もっと複雑なものもあります。
 Clue: They don't attack delays without consequence (9)
 Answer: DEFENDERS
delays から同義語の DEFERS が導かれ、consequence が END を導き、この中間にある without は outside 的意味にとらえ、END の外側に DEFERS がある、すなわち、DEF(END)ERS という構造が見つかります。この without 的な使い方をする言葉(give-away words)としては、outside、inside、among、holding、surrounding、interrupting などがあります。このような例をいくつか示します。
 Clue: French noblemen among the offspring led astray (7)
 Answer: SEDUCED - SE(DUC)ED
 
 Clue: Attack the stupid creature who's holding one back (8)
 Answer: DENOUNCE - D(ENO)UNCE
この例では、ONE が逆転しています
 
 Clue: Was still adopting an assumed attitude in revolutionary surroundings (7)
 Answer: REPOSED - RE(POSE)D
 
 Clue: Famous naturalist and doctor interrupted by a triumph (6)
 Answer: DARWIN - D(A)R/WIN
これは少し難しいですね。DR - doctor が a により interrupt され、これに triumph を示す WIN がプラスされています("The Penguin Book of SUNDAY TIMES Crosswords"より翻訳引用)。

クロスワードパズルのカギもこういった見方をすると、まともには考えられなくなりますが、そこがまた、醍醐味と言えると思います。

3月 18, 2004 ■英語への挑戦 | | コメント (6) | トラックバック (0)

2004.03.17

■ 英語への挑戦(21)~クロスワードパズル

■ Word Play~ 華麗なる言葉の遊び(1/13)

英語を少しかじると、誰でもやって見たくなるのがクロスワードパズルです。日本語なら何とかなるのですが、英語のクロスワードパズルは難しいです。私も正直言って、英語のクロスワードパズルが解けるなんて口が裂けても言えません。こんなに英米文化に裏打ちされた遊びはないからです。クロスワードパズルが解けるようになりたい、というのが私を英語の勉強に駆り立てた強い動機の一つでした。

単に英語が出来ればクロスワードパズルが出来るというものではないようです。この世界には厳然とした技(テクニック)があり、それを知っていると知らないとでは、天と地の差があります。これには主に以下のようなものがあるようです。
 (1) Word divisions
 (2) Liberties with punctuation
 (3) Inversions of words or parts of words
 (4) Anagrams
 (5) "Contained-word" or hidden clues
 (6) "Sound-word" clues
 (7) Use of abbreviations
 (8) Disguise of verbs as nouns, nouns as verbs
 (9) Puns and double meanings
 (10) Overt or disguised references to literature, etc.
 (11) Special crossword conventions
 (12) Quotations
("The Penguin Book of SUNDAY TIMES Crosswords"より引用)
 
次回より、これらを1つずつ詳しく紹介していきます。英語が好きな人ならたまらないほど魅力的なテクニックです。これをお読み頂ければ、あっと言う間にクロスワードパズルの魅力に取り付かれる人と、とても付いていけないと言う人に二分されるかも知れません。しかし、言葉の遊びの世界を知るのは無駄にはならないと思います。是非とも、このようなテクニックを身に付けて英語のクロスワードパズルにチャレンジして頂ければと思います。

それでは次回以降をご期待ください。

3月 17, 2004 ■英語への挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.03.16

■ 歴史と文化のかけら(2)

■ 中国への出張(1)

天安門事件が起きる少し前に中国の天津に仕事で2回行きました。国内の人件費が高騰してきたため、中国の優秀な頭脳を活用できないかと考えた訳です。真夏の暑い時にでかけたのですが、その時、中国は気温38度に達したというニュースが流れていたのです。何とあんなに暑い所へ行くのか?と自嘲気味にぶつぶつ。しかし、行きの飛行機からすばらしい出来事がありました。成田を出発して暫くしたころに、同僚の元気の良い若者があろうことか、スチュワーデスさんにこう声をかけたのです。「コックピットを見せてもらえませんか?」今はそんな事を言おうと考える人などいませんね。これだけハイジャック事件が起きているのですから。しかし、その当時は・・・OKが出たのです。

コックピットの中は予想に反して、とても視界が悪く感じました。窓が狭く細長いのです。かなりの圧迫感があります。その時はおそるおそる見せてもらったので、あまり質問とかしなかったのですが、私の同僚は元気よく、いろいろと聞いていました。今ごろになって、疑問が湧いてきて、是非とも確かめたいことがあります。キムタクの月9ドラマをずっと見ていた時もそんな疑問は起きなかったのですが・・・。それは飛行機のハンドルではなく操縦桿の操作性についてです。人間工学の専門家の高名な工学博士によれば、飛行機の操縦桿を右に倒せば飛行機は左に曲がるというのです。そのようなリアクションがあれば、操縦桿の操作と眼前に展開する景色とは一致します。それが自然なんだとおっしゃるのです。しかし、車はハンドルを右にきれば、眼前には左方向にずれていく景色が急展開します。どちらかというとこれは危ない気がしてきます。そうです、飛行機の動作は車と反対だとおっしゃるのです。それを聞いて以来、本当なんだろうかという疑問がずっと頭から消えません。もし本当だったら、飛行機のパイロットが地上の車を運転するのは危険なんじゃないかと思います。私なら怖くて運転できません。

北京空港(Beijing)に到着して驚いたのは、電気があちこち消えている事でした。暗いのです。外の道を車で走ると、車の絶対数が少ないので、渋滞もなく快適なドライブが楽しめました。しかし、人も車に慣れていないため、道路を平気で人が横断していて危ない事極まりありませんでした。日本も昔はこうだったのだろうなぁと思ったものです。交差点の真ん中でお巡りさんが交通整理をしていました。何か懐かしい風景です。北京駅に行った時も、駅の構内で寝ているホームレスの数が半端ではありません。また、エスカレータに乗り慣れていない人が荷物か何かを挟んでしまい、ガクンと急停止することもありました。現在の日本では経験することのできないもので驚きました。何もかもが数十年前にタイムスリップしたような感覚に襲われました。きわめつけは北京駅の地下通路でした。何も明かりがなく、真っ暗なトンネルを歩いて行くのです。時々、地面に開いた穴に足を取られそうになって怖い思いをしました。天津までは列車で行きました。2等席と1等席は、それぞれ硬席、軟席と言ったと思います。その名前の通り、クッションの良いものが軟席で、木の椅子で硬いのが硬席でした。列車の中の風景で面白いと思ったのが、中国の皆さんがお茶セットを持参して乗っていらっしゃことです。蓋付きの細長い茶碗に茶葉をたくさん入れて持っていて、お湯を注いでお茶を飲んでいるのです。日本でもお客様にお茶をお出しする際には取り方のマナーがよく分からない蓋付きの茶碗が、中国では本当にポピュラーでした。日本人のお茶文化は、コーヒーに圧倒されつつあるような気がしています。時代の流れなんでしょうが、ここでも文化が「かけら」になっていきます・・・。

3月 16, 2004 ■歴史と文化のかけら | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.03.15

■ 歴史と文化のかけら(1)

■ Vancouver空港のエスカレータ--どちら側に立つべきか

世界中がインターネットで結ばれている現代では、国際的な距離感覚がまひしかかっています。画面の向こうにいる世界中の人とのコミュニケーションを円滑にするためには、インターネットにアクセスするツール、パソコンを利用するためのソフトウェアのインタフェースはどうあるべきか?という問いに対する答えを見つけるべきだと思っています。各国固有の歴史、文化を考慮した人間味のあるインタフェースとすべきか、歴史、文化色を排除した論理的な国際インタフェースとすべきか。今はどちらかというと後者よりですが、いずれは前者の人間味のあるインタフェースに急激にシフトしていくものと予測しています。私の未来予測は昔から良くあたっています。この話もいずれするとして、まずは、こういう歴史と文化にからむ話題のシリーズも始めてみたいと思います。

vancouver1.jpg

この写真の字は多分読めると思います。上半分が英語、下半分がフランス語で書かれています。場所は Vancouver 国際空港の出口の所にあるエスカレータの横です。歩く人は左側、立っている人は右側と書いてありますね。(関係があるかどうか分かりませんが)カナダは日本と反対で車は右側通行です。日本国内でもエスカレータを歩いて上る側は地域で異なるようなので、これが歴史、文化と関係あるかどうか怪しいのですが、違うのは、はっきりと、どうこうしろと指示している所です。ルールを決めて守っていくという姿勢が見えるように思いました。この看板でもう一つ面白いのは、英語で書くと1行で収まっている上の3行をフランス語にすると、それぞれ2行に増えてしまうということです。

3月 15, 2004 ■歴史と文化のかけら | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.03.14

■ 英語への挑戦(20)~amazon の密林

■ 現在編(1)~レビュアーランキング

あまり昔の事ばかり書いていて、なかなか現在にたどり着かないので、番外編?として、現在の話も少しずつ混ぜていきます。そのうちに混乱するかも知れませんが・・・

世界最大の本屋?amazonにはすっかり囲い込まれています。そうです、amazonで販売しているもののレビュアーになっているのです。元々、本しか販売していなかったはずですが、どんどん増えて、今では「ホーム&キッチン」まで登場しました。英語の勉強をするにしても、やはり何らかの動機付けが必要で、私はいろんなチャレンジをしてきています。この話は過去編も含めて、徐々に紹介していきます。今やっている動機付けの一つが、このレビュアーのランクアップです。

日本の amzaon.co.jp では約6万人弱のレビュアーがいます。私は1年前の4月からレビュアーを始めて、そこにレビューを載せたいためにまた、どんどん本を読むようになりました。これが動機付けですね。しかし、英語の本を読むのは仕事が忙しいとなかなか進まず、レビュアーのランクはちっとも上がらないので、ソフトウェアとかDVDとか手軽なもののレビューも載せ始めました。このおかげか皆様のvotingを頂いて、昨年の10月に「ベスト500レビュアー」となり、今では270位あたりをうろうろしています。

この勢いをさらなる動機付けに役立てようと、amazon.comのレビュアーにもなりました。しかし、本場は約65万人のレビュアーがいて、まだ9件のレビューしか載せていなくて、約130000位あたりに止まっています。あちらは見ている人も書いている人も多いため、ものによっては一気に数百票も入ることがあるようです。まだ、amazon.comではランクアップを狙う余裕はなく、自分が気に入った本をできるだけ詳しく説明して載せるようにしています。こういうチャレンジをしていると、いろんなものに興味が展開していくため、楽しみが増えます。amazonにはアクセスカウンターはありませんが、あるとすごいでしょうね。何百億というカウントでは済まないだろうと思います。なぜかといって、レビュアーになると、ものすごい勢いでアクセスしてしまいますからね。毎日何回アクセスしているだろうか・・・

3月 14, 2004 ■英語への挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.03.13

■ 英語への挑戦(19)~スーパートリビア

■ Tea Break(3)~ Never, Never Land

世界一周旅行をした際に買った本のことを思い出しました。今でも流行っている(?)「トリビアの泉」というテレビ番組がありますが、私が買った本は "Super Trivia" なんです。頭に "The Complete Unabridged" 後には "Encyclopedia" が付いている、破天荒に面白い本です(発行年は本当に古い 1977年!!)。サンフランシスコで買ったと思うのですが、内容はアメリカのテレビや映画や日常生活をテーマにしていて、アメリカ! という文化が全面に押し出されています。中には "Ultra-Man" なんて項目があり、日本のウルトラマンなんですが、早田隊員(だったですよね)が、なぜか Iyata になって登場しています。昔懐かしいスパイの 0011 ナポレオンソロのU.N.C.L.E(知っている人の方が少ない?)が何の略かも書いてあります。United Network Command for Law and Enforcement らしいです。そんな活動だったんですかね。

そんな中でとても意外だったのが、ピーターパンのネバーランドです。ディズニーがネバーランドと言ったからか、それが広まっています。しかし、元は Never, Never Land らしいです。よ~く考えてみると、ああいう実在しない世界だから Never Land なのではなく、Never ということはない (Never で二重否定)所で、何でも可能な世界という意味に解釈できます。ネバーネバーランドでは、ねばねばしてしまうので、ネバーランドと親しみ深い名前にしたのでしょうか。

3月 13, 2004 ■英語への挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.03.12

■ 英語への挑戦(18)~ドイツ人に英語で講義!!

■ ノンネイティブが使う英語は国際英語?

これは18年ほど前の事だったでしょうか。ドイツの会社を傘下に入れた私の会社では、ドイツ人技術者に我々の製品を教育する機会ができました。たった2時間ほどの講義でしたが、引き受けて欲しいと言う依頼が来たのです。準備期間は半年ほどありました。しかし、教える内容について、私は全く知識を持ち合わせておらず、その勉強から始めました。やがて、本番となって50人ほどを相手にした講義はできたものの、教育を受けている人はどういう気持ちだったのだろうと、今ごろになって私の方が不思議な気持ちになっています。見知らぬ国でへたな英語をしゃべるやつから教育を受けるなんて、どう考えてもうれしいとは思えませんからね。

その時、ドイツ側の責任者の方とお話しする機会がありました。お世辞だとは思いますが、私の英語は文法的に正確だと言っていました。その当時はお世辞であっても、うれしかったですね。でも今になってみると、私の机の上に置かれている "Grammatically Correct" という本を見ていると、文法的に正しいというのは非常にまれな事であり、主流ではないように思えてきます。なぜなら、ここ数年、ISO (International Organization for Standardization) の国際会議に出席する機会がありますが、ノンネイティブの欧州の人が書いてくる文書は文法的な誤りが散見し、私でも指摘できる位だからです。このため、会議中に ISO 規格の文章の修正を行う場面が多々あり、convenor の英国人の方は必ず、ネイティブの人の意見を求めています。そのような会議でいろんな国のなまりがある英語をず~っと聞いていると、それが自然であり、ネイティブの人は少数派となり、いずれは少し変化したノンネイティブ English が国際英語という位置付けになるのではないかという気がしてきます。

3月 12, 2004 ■英語への挑戦 | | コメント (2) | トラックバック (0)

2004.03.11

■ 英語への挑戦(17)~外国人の同僚

これも20年程前のことになりますが、私の職場に外国人がやってきました。少し年配の男性でした。私があまり英語をしゃべれないのと、仕事自体は一緒にしなかったので、それほど親しくなった訳ではないのですが、よく私に話しかけてくれたのです。このため、相づちを打つのはうまくなったですね。しかし、その人は異常な悪筆で、いろいろと書いて提案してくれるのですが、他の人はさっぱり読めないのです。私は豊富な読書量を誇るだけあって、単語力もあり、何よりも類推能力がありました。このため、前後関係や文章の構成から読めない文字が多少あっても解読!!することは簡単でした。この能力は他にも役立ち、アメリカから送られてくるファックスの解読役という仕事も仰せつかりました。20年ほど前のファックスはなぜあんなだったのか分かりませんが、とにかく行がぐちゃっとずれたりしてまるで暗号のようでした。下半分が切れたようになっている行もあり、なかなか骨が折れましたがちゃんと解読できました。

この頃はあまり英語力を高めようという意欲もなく、適当に本を読んでいる時代でした。そのうち、TOEICを受けて衝撃を受けると、変わってくるのですが、それまではだいぶ前に書いた英会話クラスの卒業テストの成績があまりひどいものではなかっただけにあまり刺激がありませんでした。その卒業テストは、S、A、B、Cかなんかの成績分けがされたのですが、本来高くならないといけない会話力はBで、これはどうしようもありません。しかし、Readingの方は100点満点で98点という驚異的?な点数でもちろんSでした。英会話の授業(Readingの授業ではない)を受けたのに、これだけアンバランスな成績を取る人も珍しいようでした。それに少し変な安心(?を)してしまっていたという訳です。

3月 11, 2004 ■英語への挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

MTへのアップロードサイズ変更

MTを自宅サーバーに導入してテスト中です。ファイルのアップロードとダウンロードができるので、ファイルサーバーの代わりにしてみようかと思い、テストしてみましたが、何と、少し大きなファイルはアップグレードしてくれないではないですか。Web上を情報を求めて探し回りましたが見つかりません。探し方が悪いと思い、Googleで以下のように検索してみました。

「mt movable upload size change」 でピンポンでした

何のことはなく、mt.cfg を変更すればいいのですね。

# When uploading files through Movable Type's upload mechanism, a ceiling
# is put on the size of the files that can be uploaded to prevent
# denial-of-service attacks. By default this setting is 1000000 (1MB).
#
CGIMaxUpload 20000000
#

これで、20MBまでアップロードできるようになりました。DoSサービスの危険性をコメントで入れてくれていますが、私の自宅サーバーは1年前に FTP サーバーを公開したその日にハードディスクを埋め尽くされてあえなく死んでしまいました。見事に空きスペースが 0 になっていました。このため、セキュリティ関係の本を買い込んでいろいろと危険を排除する仕組みやLinuxの状態を通知するツールなどを組み込みました。この1年間は再起動もせずに無事稼働しています。上記MTも一応パスワードでガードしていますが、今後は分かりませんね。

とりあえずは自分の使いたいように使えそうで満足ですが、マシンのスピードと容量が少ないので、さらに強力なマシンへのリプレースも検討中です。今のマシンは古すぎるせいか、RedHat9をインストールする途中でエラーが置きます。RedHat8は問題ないのに・・・。

3月 11, 2004 ウェブログ・ココログ関連 | | コメント (2) | トラックバック (0)

2004.03.10

■ 英語への挑戦(16)~初めての海外出張

■ 初めての海外出張(6)~日本に帰国

私が乗る予定の飛行機が既に出発していた理由とは?当時、特定の航空会社に飛行機事故が頻発していて、その航空会社のチケットを持っていた私はとても不安でした。このため、アメリカに滞在中に航空会社を代えて変えてもらったことがありました。この時にミスが発生し、日時の間違ったチケットが発行されていたのです。私はそれをきちんと確認しなかったのでした。ただ、ビジネスクラスの切符であったため、すぐに再発行して頂くことができ、難を逃れました。

帰りのフライトはゆっくり寝て帰ろうかと思っていたのですが、隣の席にいたイギリス人と話し込んでしまい、とうとうそんな小さな願いは吹き飛んでしまいました。その時にイギリス人が "impulse buying" とか言っていたのを覚えています。英語でも同じような表現をするのだと不思議に感じたものです。あと、ロンドンから成田に戻る途中で給油のためにアラスカに降りた記憶があります。今ではそんなことはせずに反対方向からロシア上空を飛んでいると思いますが当時はそうだったようです。アラスカの空港の売店では、日系人風のおばさん達が働いていました。その人達は日本語で会話しているのですが、レジの事を指さして「ミシン」「ミシン」と言っていました。そう言えば、日本のミシンもマシンからなまった言葉だったように思います。その一言の中に日本人の移民の歴史を感じてしまいました。

長い旅になりましたが、いろんなことがあり、少しやせる思いもしましたがあまりやせなかった記憶があります。英語はさっぱり上達しなかったようですが、いろんな国の歴史と文化を垣間見ることができ、貴重な体験をすることができました。25年たってもしっかりと覚えているもので、いかに強烈な印象だったかを物語っています。この後、相当長い期間、海外出張はありませんでした。この次の海外出張は天安門事件発生直前の中国でした。これについては、また、後の方で書きます。これもエピソード満載の出張でした。どうしていつもこうなるんだろう・・・

3月 10, 2004 ■英語への挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.03.09

■ 英語への挑戦(15)~初めての海外出張

■ 初めての海外出張(5)~ロンドンでのトラブル

シャルルドゴール空港でロンドンへ向かうフライトを確認すると、飛行時間は1時間で時差が1時間あるため、出発時刻と到着時刻が同じです。これはなかなか面白いと思いました。ロンドンのヒースロー空港に着いて、両替をした時のことです。視界の隅に男が見えました。少し気にはなったのですが、両替手続きをしていると、突然にその男が私のトランクを持って走っていくのです。ええ~っ、泥棒かぁと思ってあわてて追いかけました。どこまでも逃げていくその男は駐車場に入り、自分の車のトランクに私のトランクを入れているではないですか。その男は不法タクシードライバーでした。どうせタクシーに乗らないといけないので、抵抗せずに乗っていくことにしました。まあ、運転途中の愛想の良いこと。着いてから要求された料金は法外なものでしたが支払いました。しかし、許せなかったのは、運転途中の会話の中で、私の英語は変だ(確か queer と言ったと思います)と言うのです。高いお金を払ったのだから、ヨイショしてくれても良さそうに思ったのですが・・・よっぽどひどい英語だったのでしょうか??

ロンドンで訪問先に出かけるのに Intercity125 に乗りました。なんとそれは125マイル/hourで走っているのです。そうですね、日本の新幹線並みです。向かい合わせのシートの真ん中に大きなテーブルがあり、なかなか快適だったのですが、降りる時に焦りました。車両間のドアは自動だったので、当然、外に出るドアも自動だと思ったのですが、駅に着いて止まっても開く気配がありません。後ろから来た人がやおら窓を下げて、手を外に出し、外からドアを開けているのを見て、なるほど、そうやって開けるのかと思いました。何ともちぐはぐな感じです。この時以来、イギリスには行っていないので、今はどうなのか知りませんが、イギリス人の事だから、今でもそのままかも知れないと思っています。パリの地下鉄は大きなボタンやラッチが付いていて中から開けることができました。オランダの電車は自動で開きます。外からしか開けられないというのはやはり伝統を重んじる国なんでしょうか。

Didcot という所まで行ったのですが、そこまでは1時間もかからなかったと思うのですが、随分と田舎に来た感じで、駅のホームを歩いていると、異様な視線を感じました。みんなが私の方を見ているのです。その見方は独特だったのでピンと来ました。日本人が外人を見るあの目つきです。イギリスに行けば私は外人です。とても珍しいものを見るような目つきは何とも言えない不思議なものでした。日本に来た外人はみんな、こういう風に感じているんだなぁと実感できました。駅の外に出てから訪問先に電話をかけました。何と、今日は休みで来ていない、と言うのです。何のために1か月も前からアポを取ったんだろうと思いました。行くところがないのでロンドンの市内に戻り、ぶらぶらと散策を楽しみました。次の日は再び飛行機に乗り、マンチェスターに向かいました。ここが最後の訪問地だったのです。ここは特に問題がなく、仕事を終えてロンドンのホテルに帰還。しかし、ホテルの自室の鏡に映った自分の顔をまじまじと見つめて「変な顔」とつぶやいてしまいました。暫くの間、自分の回りには東洋人など全くいなくて、西洋人の顔だけを見続けてきましたので、自分の顔が変に見えたのです。何とも順応性のある目だなぁ。

帰りのヒースロー空港で最後の大トラブル発生。これで日本に帰れると思い、チェックインしようとしたのですが、係員の人に言われました、「あなたの飛行機は昨日出発しました」と。あまりのショックに開いた口がふさがりませんでした。この続きはまた明日。

3月 9, 2004 ■英語への挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.03.08

■ 英語への挑戦(14)~初めての海外出張

■ 初めての海外出張(4)~パリで大トラブル2件発生

パリのホテルから歩いていける所にルーブルがありました。枯葉の舞い散るパリを満喫しながら、古い建物に目を奪われて感激に浸っていても、近くで日本人の若い女の子がキャッキャッ騒いでいて、ふと現実に戻ってしまいます。そんな風に歩いていたので心にすきがあったのでしょう。ルーブルの目の前に来た時です。カメラを堂々と下げて歩いていたのでフランス人の親切そうな人が声をかけてくれたか、身振りで示してくれたのか(もう細かくは覚えていませんが)、カメラを貸してくれれば撮ってあげます、という状況になりました。OKしたのがまずかったのです。今までどこに隠れていたのか分からないのですが、5~6人出てきて、一斉にポラロイドカメラで私の写真を撮り始めたではありませんか。制止するまもなく、撮られてしまいました。その後、私の回りを取り囲み、今撮った写真を出して、明らかにお金を要求している仕草をするのです。英語でいやだといっても聞こえないふりをしているようでした。

恐怖感は感じませんでしたが、お金を渡さないと何をされるか分からないので、仕方なくお金を支払いました。サッといなくなり、私の手に残ったのは私が写っている白黒のポラロイド写真です。ヨーロッパは一人旅だったもので、私が写っている写真はこれしかなく、記念にはなったのですが、高い授業料でした。

もう一つのトラブルは、パリからツールーズへ日帰りで往復した時でした。朝早く出発し、ツールーズまでエールフランスの国内便で飛びました。ツールーズの空港で訪問先にどうやって行けば良いかを空港の案内所の女性に尋ねました。英語で尋ねたので、露骨にいやな顔をされ、私の訪問先は空港のすぐそばだ、と教えられたのです。そうなのか?と思い、タクシーをつかまえて乗ったのですが、タクシーの運転手は親切で、陽気な運転でした。空港を出てからすぐだと聞いていたのですが、しばらく走った後、やおら高速道路に上がり、ガンガン飛ばし始めるではないですか。どこに連れて行かれるのかと思いましたが、空港の女性が適当な事を教えてくれたということが分かりました。やはり、コミュニケーションはお国の言葉をがんばって使わないとまずいなぁと実感させられた次第です。

ツールーズでの訪問相手はもちろんフランス人でしたが、英語で応対してくれました。お互いに母国語ではない親しみもあり、どうやって英語を勉強したのかとか聞いてみると、ラジオで勉強したとの事。その人は後に国際会議で日本にやってきて、私を呼び出して、パチンコがしたい、と言ってパチンコ店に入っていったのです。う~ん、日本の文化を満喫しているなぁと感心させられました。帰りは空港まで車で送ってくれましたが、フランス人の運転というのは短気の固まりのようなものですね。お国柄を感じさせられます。ツールーズの空港に着くと、何と飛行機が飛んでいません。何でも管制塔がストライキに入ったとの事。え~~っと絶句。ニュースとか新聞とか何もチェックできなかったので、この有様です。空港内でぼ~っと立っていると、時々、アナウンスが入ります。それがフランス語なのですが、最後に英語に切り替わりました。しかし、フランス語なまりの英語との切れ目が分からず、いつも肝心な事を聞き逃します。必死に聞いているのに分からないのです。こんなに情けない思いを何度もするのかと嘆きとぼやきが出るばかり。もうなりふりかまわず、英語をしゃべりそうなパイロットを捕まえて強引に事情を聞き出すという勇気ある?行動に出るしまつ。幸いなことにその日のうちにストライキは終わり、無事にパリに戻ることができましたが、ホテルに着くともう夜中でした。ヤレヤレ。

3月 8, 2004 ■英語への挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.03.07

■ 英語への挑戦(13)~初めての海外出張

■ 初めての海外出張(3)~大西洋を越えてパリの灯が・・・

ニューヨークからパリへは大西洋を越えて行く事になります。当初、出張を計画している時にニューヨークからパリに行くのにコンコルドが飛んでいるのに気付き、乗ってみたいと言ってみました。すると、自分で20万円を追加して出す気があればいいですよ、と言われたのです。25年前の20万円ですからとてもとてもということで一件落着。しかし、今となってはコンコルドには乗りたくても飛んでいないので乗れませんね。大西洋上空では特に変わったことはありませんでしたが、フライトが異常に混んでいて、うるさくて隣の人の声も聞き取れない状況でした。もっとも静かでも聞き取れなかったとは思いますが。このヒアリング能力の未成熟さのためにフランスに行ってからも大変な苦労をすることになります。

大学時代に第2外国語でフランス語を学んでいたこともあり、多少はフランス語を理解できるかなぁと思っていたのですが、無惨にもその淡い期待は打ち砕かれます。両替所に行って"Changer, s'il vous plait"と言っても理解してもらえなかったのです。情けなくて惨めな気持ちでした。仕方ないので英語をしゃべって見ましたが、当時のフランス人は英語を無視すると言われていたのですが、その通りで私の言う事を聞いてくれません。知らんぷりです。昔はそうで、今は違うのかというと、そんな風にも思えません。2か月前に再度パリを訪れましたが、帰りのシャルルドゴール空港で、職員に英語で質問したら、フランス語で答えが返ってきました。やはり英語は嫌いなんでしょうか。

3月 7, 2004 ■英語への挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.03.06

■ 英語への挑戦(12)~初めての海外出張

■ 初めての海外出張(2)~アメリカ西海岸-東海岸

サンフランシスコに何とか到着して、空港を出た所でさてこれからどうしたものかと思案していると、私の会社の米国駐在員の方が出迎えにきてくれていました。向こうから声をかけてくれたのです。これで暫く英語は使わないなぁと感じました。駐在員事務所がある場合の欠点は、日本人社会ができあがってしまうことで、英語力のアップにはなかなかつながらないとも言えます。とにかく異国の地の旅は始まったのです。アメリカは西海岸から順に内陸部を飛行機でジャンプしながら東海岸へと向かっていきました。一番最初に向かったのかの有名なスタンフォード大学です。アポを取ってある人の所に行ってみると、何と今日は休みで来ていないとのこと。トラブルの始まりです。連絡を取ってもらい、急遽、家から駆けつけてもらうことで何とか仕事は終えることができました。オリンピックで有名なソルトレークシティーにも行きましたが、Great Salt Lakeの回りを歩いているうちにいつしか、気が付くとモルモン教のお寺の中に入っているではありませんか。やばい、と思い、あわてず騒がず退散したのは言うまでもありません。

アメリカの国内線の飛行機の中では、たいした事ではなかったのですが、人種差別的な言動に見舞われるのを感じました。自分が黄色人種であることを意識させられたのです。事実は変えようがありませんから。デトロイトの町中では、あちこちの街角に立っている大きな黒人が不気味でした。ホテルからフロントに電話したり、チェックイン、チェックアウトなど、決まりきったパターンの英語では不便を感じませんでしたが、圧倒的な英語力のなさは一緒に行動してくれた駐在員の方に救われてばかりで、何とも頼りない旅でした。

ニューヨークまではトラブルもなく、そこで駐在員の方と別れて、1人となってヨーロッパに向かったのです。それからがトラブルの嵐でした。

3月 6, 2004 ■英語への挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.03.05

■ 英語への挑戦(11)~初めての海外出張

■ 初めての海外出張(1)~いきなりの世界一周

初めての海外出張は今から25年も前の事ですが、これがいきなりすごいことになりました。とある団体から派遣されて、データフローマシンの調査に1人で出かけることになったのです。ついでなのでデータフローマシンとは何かを少し説明します。こんな事を知っている人は世界でももう、そんなに多くないと思いますので。コンピュータの歴史を学んだ人はご存じと思いますが、現在のほぼすべてのコンピュータは、フォン ノイマンという人が発明した原理に基づいて作られているノイマン型コンピュータとして分類されます。CPU、メモリ、入出力装置などがバスでつながれているタイプのものですが、そういう分類に入らない、量子コンピュータ、ニューロコンピュータなどが非ノイマン型コンピュータとなります。その非ノイマン型コンピュータに分類されるもので、データがループを流れていき、処理すべきデータがそろった所で計算が行われ、結果が再びループに送出されて計算が進んでいくというデータフローマシンなるものの調査に向かった訳です。

その頃にはインターネットなんて便利なものが無かったので、図書館の文献を調べ、データフローマシンの研究者が世界のどこにいるかを調べ、英語で手紙を書いてアポを取り、回るルートを決めて、航空券やらホテルを予約しました。成田->アメリカ(サンフランシスコ->ソルトレークシティ->デトロイト->ピッツバーグ->ニューヨーク)->フランス(パリ<-->ツールーズ)->イギリス(ロンドン->ディドコット->マンチェスター->ロンドン)->成田を回る3週間の出張となりました。こういう回り方をして帰ってくると、Around the world tripとなり、世界一周料金というものを徴収されます。13枚もの航空券を渡されて、トランクを2つ転がして成田を後にしました。

ここまでは使った英語は、アポ取りの英文作成だけででした。それ以外は業者の方に頼みましたので特に電話で英語を話すということはありませんでした。今の時代なら、もっと話さずに済みますね。大体、e-mailで事足りますから。この英文レター作成のために本を買い、正しいレターの作成方法、封筒への宛名書きの方法などを学びました。また、FAXを外国へ送ったりもして、こういった実用的な知識も身に付けました。

3月 5, 2004 ■英語への挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

MTの導入への挑戦(4)~解決

文字化けしたブログ画面が出てきて、IEのプルダウンメニューから「表示」-「エンコード」でUTF-8を選択しないといけない件に関して、いろいろと調べていて、このココログから見つけられる記事の中にそれらしきものを見つけました。Apache が怪しいということでした。今までなぜ、そういう方向に考えなかったのか?と不思議でしたが、次のようにして解決しました。

/etc/httpd/conf/httpd.conf を編集
  #
  AddDefaultCharset Off
  #
/etc/rc.d/init.d/httpd reload を実行

たった、これだけで解決しました。ヒントはブログ仲間から頂いたものですので、ここに感謝の意を表させて頂きます。ありがとうございました。これですっきりしました。後は自分の好きなようにいろんなブログを立ち上げて行きます。

3月 5, 2004 ウェブログ・ココログ関連 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.03.04

■ 英語への挑戦(10)

■ ヒアリングへの挑戦(1)~二カ国語放送を聞く

今では当たり前のように二カ国語放送をテレビで聞くことができるようになりましたが、この二カ国語放送が始まった当時は、画期的と感じたものでした。ただ、ニュースを英語音声に切り替えると、日本人のしゃべりと同期しておらず、とても違和感がありました。日本語のアナウンスに英語のアナウンスが追い付かず、最後の方はとんでもない早口になっていた記憶があります。映画の二カ国語放送は、とても興味深いものがありました。吹き替えではなく、生の英語を聞くことが出来るからです。古い時代のアメリカ映画の発音はとてもクリアで聞きやすいものですが、時代が現代に近づくに連れて、はっきりしない発音になっていくように感じられます。

二カ国語放送でヒアリングの練習は相当な時間をかけました。慣れるには古い時代のアメリカ映画か、イギリス映画、あるいはスラングが比較的少ないSFのようなアメリカ映画が適しているように思います。米語と英語の発音の違いは気になり出すときりがありませんが、最初の頃はそんな違いなどが気になる以前の問題で、何をしゃべっているのかをつかみ取る練習の方が大事なように思いました。習うより慣れろですね。これは学習の目安があまりありませんが、私の場合には浴びるようにとにかく聞き続ける事に終始しました。時にはテープに録音して車の中に持ち込んで運転しながら聞いたりしました。電車の中とか飛行機の中は回りがうるさいので、他人に迷惑をかけない範囲で聞いていると、よく聞き取れません。その方が聞き取りの練習にはなるような気もしますが・・・。

3月 4, 2004 ■英語への挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

MTの導入への挑戦(3)~やっと動きました

MT+RedHat8+MySQL 環境が自宅のLinuxサーバー上でやっと稼働し始めました。まだ、UTF-8でうまく表示できない問題は残っていますが、徐々に解決していくことにします。やれやれ。

MySQL の利用は、「ウェブログ入門」の最後の方に買いてある内容通り進めていきました。しかし、最後の mt-load.cgi の実行で、「Connection error: Access denied for user: 'mt@localhost' to database 'mt'」のエラーがどうしても消えず、悩みました。最後にえいっとばかり、「mysql> grant all privileges on *.* to mt@localhost」というコマンドを打ち込むと、なぜかうまく行きました。う~む。

文字化けしたブログ画面が出てきて、IEのプルダウンメニューから「表示」-「エンコード」でUTF-8を選択しないといけない件に関して情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら、お教えください。宜しくお願いします。

3月 4, 2004 ウェブログ・ココログ関連 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.03.03

■ 英語への挑戦(9)

■ Tea Break (2) ~ Scrabble: 英単語力を発揮できるゲーム

ボードゲームの1種で、7個の駒を持ち、その駒の組み合わせで単語を作り、15X15の升目に縦、横、斜めに並べていくことができます。既に置かれている駒につなげることや、間に既存の駒を挟むこともでき、駒自体が持っている点数(A:1点、F:4点、Z:10点等)の合計と、升目の属性(そこに置かれた駒の点数を2倍(double letter score)、3倍とする、そこに置かれる単語の点数を2倍、3倍(triple word score)とする)による点数とを組み合わせて、劇的な高得点を狙う楽しみがあります。単語力があるほど、容易に高い点数を狙うことができ、楽しさも増えます。2~4人でプレイできますので、このゲームには何かしら特別の魅力があり、参加者で楽しい一時が過ごせます。

ルール等については、http://www.toride.com/~yamazaki/scrabbleなどに詳しく書かれています。このボードゲームはパソコン用のゲームにもなっているので、手軽に遊ぶことができますが、Windows XPなどに対応したものがあるかどうかは分かりません。私も探しています。ご存じの方がいらっしゃったら、教えて頂ければ幸いです。

このゲームを本格的に始めると、クロスワード用の辞書などが欲しくなると思います。この世界にはまると、ADやUSAなどの短い略語や、文字を並べ替えるanagramを追求するようになり、site という文字が、sit、tie、ties、it、set、its、ie、es、is といった単語に見えるようになってきます。

3月 3, 2004 ■英語への挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.03.02

■ 英語への挑戦(8)~英会話クラスへの参加

■ 新たなる刺激~英会話クラスへの参加

社内で開催される英会話クラスの募集がありました。通常は1年半かけて週2回のペースで授業を行い、半年毎の進級試験に合格して、順に進級していくスタイルでした。ふっと思ったのが1年半は長い、でした。目に付いたのが短期集中コースでした。これなら半年で終わるのです。これはいいと思い、申し込みました。集中的にやれば、それだけ効果があると思ったのでした。ただ、スケジュールはかなりきついものでした。終業後の夜に行われるのですが、月、火、木、金の週4回あり、隔週で土曜日もあるというコースで、始めてみると、なかなかヘビーでした。入ってみて失敗だとすぐに分かりました。通常のクラスですと、成績別に振り分けられていて、バランスが取れていて、授業もスムースに進むのですが、この短期集中クラスというのは、急に海外に転勤となり、どうしても短期で英語をマスターしないといけない人も混じっていて、できる人とできない人の差が極端にありました。先生もこれにはあきれて困っていました。

社外の英会話スクールには通ったことはありませんが、ネイティブスピーカーの英語の授業は、喉の構造というか、英語の発音方法を教えてもらっても、それなりにもっともらしくて、そういうものなのか!と頭では理解できました。その意味では大変、役にたった訳ですが、半年もヘビーな授業を続けてみて、聞き取り力や会話力が向上したかというと、そうでもなく、頭の中で考える英語から脱皮することができませんでした。つまり、体で覚えるような英語教育ではなかったということになります。いずれにしても、これで会社からの英語サポートとは暫く縁がなくなりました。何年か後になって、英語の重要性が更に高まり、ディベートやらTOEIC対策コースのようなものが出来てきましたが、その頃には受講資格がなくなっていました(独力ではるか上に行ってしまった、という意味です)。これから、どうやってTOEIC 900点の高い壁を超える事ができたか、という本論に入っていきますが、その前に一休みします。

3月 2, 2004 ■英語への挑戦 | | コメント (6) | トラックバック (0)

2004.03.01

MTの導入への挑戦(2)

今日は、ず~っと日本語化に挑戦し、とても簡単に解決しました。あまりにお粗末なので、書くのがはばかられます。それよりも昨日は本の通りにやっただけで、どうも根本的にディレクトリ構造や参照構造を理解できていないようなので、もう一度再作成しました。というか、二度も作成し直しました。ただ、今の所、画面がどうしてもUTF-8コードで表示されません。IEのプルダウンメニューからエンコードしてやれば表示できますが、デフォルトでUTF-8表示できないとおかしいですね。もう少し悩んでみます。うまく行かない事がないと内容の理解が深まりませんから、これはこれでいいのかも知れないと考えています。

3月 1, 2004 ウェブログ・ココログ関連 | | コメント (0) | トラックバック (0)

■ 英語への挑戦(7)~会社員になって

■ 新たなる衝撃~会社で必要とされる英語力とは?

IT系の会社に入社しました。当然、英語の仕様書やらマニュアルは、どんどん渡されました。乱読と速読を活かして対処しようと思いましたが、そうは問屋がおろさない、ということに気が付きました。仕様書やマニュアルというものは、ほとんど冗長性がなく、読み流すものではないのです。これが分かって愕然としましたが、幸いな事に読解力はあります。単語も分野が違うだけで、少し単語に慣れればどうということはありませんでした。しかし、何かリズムが合いませんでした。技術系文書を読むという事の難しさに直面しましたが、別に英語ばかりで仕事をしていた訳でもないので、特に問題があるということもありませんでした。この生ぬるい環境が私の英語力の発展にブレーキをかける結果になりました。

会社に入ってから暫くした頃、「英語への挑戦(2)~大学生時代」の最後の所で書いた、Perry Rhodanシリーズの英訳を担当したアメリカ人が来日するので、講演会があるから、参加しませんかというはがきが下宿に届きました。はがきをくれた日本人の名前を見て、SF界の有名人だったので驚きましたが、ともかく行って見ることにしました。講演会だったので、そのアメリカ人の講演もあり、その人を囲んだパネル討論会のようなものもありました。そこに行って私が受けた衝撃はすさまじいものでした。「しゃべっている事が聞き取れない」「みんなが笑っているのに何がおかしいのか分からない」という自分の相当のレベルの低さに恥じ入りました。その日から、英語を聞き取る勉強をスタートさせたのは言うまでもありません。

3月 1, 2004 ■英語への挑戦 | | コメント (0) | トラックバック (0)